チャネリングとは？チャネリングの正しいやり方と注意点、意味などを解説

こんにちは、管理人の凛です。

通常目で見ることの出来ない高次元・超次元の存在とコンタクトを取ることを「チャネリング」といい、スピリチュアルの分野において大変有名な手法のひとつです。

スピリチュアルに興味がある人なら一度は見聞したことがある「チャネリング」、しかし、具体的にどんなことが出来、どんなことが行われるのかを知っている人は少ないのではないでしょうか？

そこで今回は、チャネリングとは何かということ、そして正しいやり方と注意点などを詳しくご紹介します！

チャネリングは高次元の存在とコンタクトを取るスキル

チャネリングとは、人間が存在している三次元を超え、神様や天使、悪魔、死者、宇宙人といった、高次元や超次元の存在やハイヤーセルフ（※1）やアセンデットマスター（※2）などの意識体や霊位・エネルギー体とコンタクトを取る手法のことです。

神霊や精霊、死者との交信を行うシャーマニズムと同等ものであり、日本における青森県恐山のイタコの口寄せや、沖縄のユタの霊媒もチャネリングにあたります。

そして、このような神憑きや死者との交信だけに留まらず、宇宙人やハイヤーセルフ、果ては宇宙意識など、さまざまな高次元の存在・超越した意識体とのコンタクトを可能にするのがチャネリングなのです。

※1.自分自身の中に同居している高次の自分。真我。
※2.天界から私達をサポートする高尚な魂をもった人物。キリストやブッダなど。

チャネリングは誰にでもできる？

チャネリングを行う人のことを「チャネラー」と呼び、高い水準（本当に見たいもの、知りたいものにダイレクトに更新できる力）を持つチャネラーになるには、ある程度の才能や霊的能力・特別なパワーが必要です。
じかしだからと言って、チャネリングは選ばれた人間のみが使える能力というわけではありません。

大地の神々や精霊たちと対話し、自然と寄り添いながら生きていた太古のころより、チャネリングは全ての人に秘められた潜在的な能力の一つ。トレーニング次第でその能力は目を覚まし、高次元の存在・意識体とコンタクトを取ることが可能になります。

また、一度チャネリングに成功すると、次はより明確にメッセージを受け取れるようになり、チャネリング体験を重ねていくうちに、その精度はどんどん上がっていくでしょう。

チャネリングを正しく行うための4ステップ

それでは、チャネリングの正しい方法をご紹介します。

チャネリングは正しい手順で行うことが、そして訓練を重ねることで身に付ける感覚が重要です。まずは次の3つの手順に従ってチャネリングを実践してみましょう。

1人きりの静かな部屋で行う

はじめに、チャネリングを行う場所を確保します。
チャネリングには高い集中が必要です。1人きりになれて、できるだけ静かな場所を選びましょう。途中で誰かが入ってこないような所（時間帯）を選ぶのも大切です。
時計や加湿器など少しでも音を発するものも排除しておきましょう。

部屋が決まったら、まずは部屋の中を隈なく掃除し、窓を開けるなどして換気を行います。ゴミやホコリを取り除き、風通りを良くすることで部屋を浄化し、高次元の存在・意識体が降りやすいようにするためです。
プロのチャネラーになると、専用の部屋を用意し、掃除や換気だけでなく、浄化作用のあるソルトランプやパワーストーンなどを使って、常に部屋の浄化を心がけているそうです。

チャネリングをしている最中は、さまざまなエネルギーが部屋中に飛び交います。
体内にプラスの波動を取り入れやすい環境を作るため、テレビ・ラジオ・パソコン・スマホ（携帯電話）など、電磁波を発するものも部屋に置いてはいけません。

身を清める

部屋を整えたら次は自分自身の身を浄めましょう。髪の毛や体を丹念に洗ったあと、塩を入れた湯船にゆっくりと浸かります。
お風呂から上がったあとは髪の毛をしっかり乾かし、清潔な衣服に着替えてください。

身体をリラックスさせ雑念を払う

いよいよチャネリングに入ります。
緊張や雑念があるとチャネリングは成功しません。身体をリラックスさせ、緊張感を解きほぐしましょう。
瞑想効果を高めるヨガの「蓮華のポーズ」を取り入れると体に安定感を与え、集中力も高まりますよ。

背筋を伸ばし、まずは深呼吸。
鼻から大きく空気を吸い込み、お腹の底からゆっくりと、時間をかけて息を吐き出します。これを身体がリラックスし、穏やかな気持になるまで何度も繰り返します。

身体がリラックスしてきたら、今度は心の中の雑念を取り払いましょう。日々の悩みやストレス、エゴを完全に捨て去り、心の中空っぽの状態にしなければチャネリングには成功しません。
この行程こそがチャネリング最大の難関であり、成功におけるキーポイントです。初めは上手くいかないと思いますが、根気よく訓練を続けていきましょう。

メッセージを受信する

雑念を取り払うことに成功したら、自我を開放します。そして、高次元からのメッセージを受け取れるよう心をオープンにするのです。
この時点で、意識を保つことが出来る人は限られており、殆どの人はトランス状態に入っていることでしょう。

トランス状態でチャネリングを行うことを「アンコンシャス・チャネリング」と言い、チャネラーは意識のない状態（夢うつつのような、ぼーっとした状態）で高次元とコンタクトします。

チャネリング中の記憶は全くないため、自動筆記（自分の意識とは無関係に、何かにとり憑かれたように文字や絵を書き出すこと）、あるいは口寄せを第三者に記述してもらうことでメッセージを受け取ります。

ちなみに、意識がはっきりした状態でチャネリングをすることを「コンシャス・チャネリング」と言います。
自分が求める高次元の存在とより高度なコンタクトが可能で、チャネリングの最中に見聞きしたことを全て記憶に残すことが出来ます。

チャネリングの注意点

最近ではチャネリングを教えてくれるセミナーやスクールが数多く存在しますが、お金儲けだけが目的の教室や団体が数多く存在し、良い講師に出会える可能性はあまり高くありません。
また、自分の気と相性の悪い講師に師事を受けると、いくら訓練しても上手くいかない…といったことも。
講師について勉強したい場合は、十分に情報収集をしてから選びましょう。

チャネリングは独学でのマスターも可能ですが、事前にしっかりと訓練を行い、正しい方法で行うことが重要です。
高次元な存在・意識体に少しでも疑念がある人、または精神疾患など心理的に不安のある人、エゴの強い人はチャネルングに向いていません。
また、「何故チャネリングをするのか」「チャネリングによって何を得たいのか」、明確な目的がない人は、軽はずみに手を出してはいません。
軽はずみな気持ちで初めたチャネリングのほとんどは成功しませんが、まれに低俗な霊や悪魔のメッセージを受け取ってしまう場合があります。

まとめ

以上、チャネリングの正しい方法や注意点をご紹介しました。
訓練を重ねることで感性を研ぎ澄ませ、心の雑念を取り払い、大いなる存在、または自分の中に埋もれた潜在意識との交信を実現させてください。あなたの人生を明るくするヒントを与えてくれるはずです。