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【必読!】呪い殺すおまじないを試そうとしている人が知るべき4つの注意点!!

木に五寸釘で打ち込まれたわら人形

こんにちは、管理人の凛です。

最近、「上司のパワハラに耐えられないので、呪い殺してやりたい」「モラハラ夫に死んでもらいたい」などの御相談が多く、多くの方々の悩みや苦しみに胸を痛めています。

ネットを調べると、「呪殺」つまり、人を呪いで殺す方法は幾つもヒットしますが、試してみるのは少し待って下さい。今回は、呪い殺すおまじないを試そうとする人に知って頂きたい注意点を詳しく紹介します。

目次

呪いで殺せるのは霊的な存在ではなく物質的な肉体だけ

幽霊

おまじないに関心を寄せる皆さんならお分かりでしょうが、人間は魂や霊魂と言われる霊的な存在が物質的な肉体を纏っていると考えられます。物質的な肉体は加齢や病気や怪我によって衰えたり破壊されたりして、いずれは無くなります。これが一般に言われている「死」です。

呪いで殺せるのも物質的な肉体だけです。憎い対象がこの世からいなくなれば清々するかもしれませんが、人間の本質が霊的な存在と考えるならば、肉体的な死では完全に抹殺されるわけではありません。

「非業の死」を遂げた魂は供養されないと縁者や知人の元に現れる事がある

憎い相手に「非業の死を遂げてほしい」と望む方が多いのは事実です。「姑には畳の上で死んでほしくない」とか、「憎い上司が海外出張。どうせなら飛行機事故で非業の死を遂げてほしい」とのおまじないを望まれる相談者様は多いものです。

「非業の死」というのは「この世で経験すべき業因全てを果たさずに亡くなる死に方」の事で、この世での学びが終わらない内に肉体的な命を断たれる事。例えて言うなら、単位が足りなくて卒業できないようなものです。

この世を卒業できなかった魂は、誰かが供養をしないと、自力で「あの世」に行けません。ですから、身近な縁者である配偶者を訪れたり、会社の部下に無茶振りをして「供養をしろ」と命じに来たりするかもしれません。

死期を早めて「自然死」させると呪いが無意味になる

徐々に衰弱させて「自然死」のように死期を早める呪殺の方法もあります。姑や配偶者を甲斐甲斐しく看病することで、誰からも疑われる事なく、かえって感謝までされて呪い殺すことが可能です。そのため、財産問題が絡んでいる相談者様からのお尋ねが多いケースでもあります。

この方法なら、呪いの当事者に霊魂が供養を頼みに来ることは無いでしょうが、相手の霊魂はあの世に行き、霊魂修行のステージがワンランクアップしてしまいます。

「呪い返し」は人を呪えば必ず訪れる天からのエネルギー返し

よく、「人を呪わば穴二つ」と言いますよね。これは、人を呪う時には、相手の分と自分の分の墓穴を二つ掘ってから始めるように、という意味です。これはいわゆる「呪い返し」の事です。

呪殺の場合、古代の法律では証拠があれば死罪になる事もありましたが、現代の法律では、「相手に藁人形を送りつけた」等で脅迫罪に問われる程度です。相手に知られず、こっそり呪えば、少しも罪に問われる事はありません。

しかし、人を呪い殺すことは道徳的に褒められた事ではありませんから、倫理的に「罰が当たる」戒めのようにこの言葉は受け取られています。

しかし、「呪い返し」という現象は、道徳的な問題以前に大宇宙のエネルギーバランスが崩れることが原因です。呪い殺した場合は、天が特に望んでいない命を「押し付ける」ことになるので、天からはそれと同じ分のエネルギーがこの世に返却されます。これが「呪い返し」です。

例えば、昔は自然災害や土木事業の安全を願って「人柱」を立てました。災害や事故を未然に防ぐためには人間何人分かの命が必要だったのです。これもエネルギーの相殺と考えれば納得がいきます。

「呪い返し」はどんな形で来るか分かりませんが、必ず来ます。それは間違いありません。

呪殺を行うための準備は困難で実行すると体力も消耗する

夜の神社

時折、自分はあの世も信じないし、呪い返しも信じない、という相談者様もいらっしゃいます。また、全てを覚悟の上で、とにかく法律に抵触しない範囲で、どんな手段を使っても殺したいと思い詰めている方も稀にいらっしゃいます。

そこまで恨みが煮詰まっている場合は、お話を伺う限りお相手の方も相当の悪業を積んだ方の場合が多く、相談者様にとっては「呪殺」しか方法が無いのかもしれません。

しかし、呪殺には次のような多大な労力がかかるものです。

呪殺のおまじないに必要なものは入手困難

丑の刻参りに必要な「藁人形」が通販サイトで手軽に入手できると話題になっていますが、本当の丑の刻参りに使用するには「呪う本人が手作りする」ことが不可欠です。

中国の古い文献や日本の一番古い法律養老律令にも記載がある「蠱術」という古典的な呪殺法がありますが、この呪殺法に必要な「100匹の毒虫」を集めて素焼きの壺に入れるのは至難の業でしょう。

呪殺や黒魔術に必要な道具は合法的手段では入手不可能な場合も多く(赤ん坊の死体など)、一般の人が手に入れるのはほぼ不可能と言えましょう。

また、白雪姫の継母の魔女が毒物を仕込むために煮えたぎる大釜を混ぜている場面がおなじみですが、呪殺に必要な素材は「仕込み」に時間がかかる事も多いのが特徴です。

呪殺のおまじないを実行するには時間も体力も必要で制限もある

よく知られている「丑の刻参り」は満願の日まで、7日間、夜間に一定の時間を呪いの儀式に充てなければなりませんが、呪術の儀式前には精進潔斎して身を清める準備をするのが普通です。内容が高度で深刻なものになればなるほど準備期間も長くなる傾向があり、呪いを執行する人は厳しい生活を求められます。例えば、断食。女性の場合、生理期間中は行えない等の制約があるケースも。

また、呪いを開始したら、原則として途中でストップすることは出来ないので、会社に休暇を取り、家族にも見られないような人里離れた場所に籠もる必要がある場合もあります。

このように、呪殺のおまじないを素人が実行するには、かなり無理があると言えましょう。

憎悪度を測りどこまでが自分で出来るボーダーラインか見極める

憎しみ

ここまで読んで下さって、「憎い相手を呪い殺すのは無理」とがっかりしないで下さい。本気で貴方がそれを望むのであれば、方法が無いというわけでもありません。

ただ、呪いのおまじないをすることが一種のカタルシスとなり、「すっきりする」と実感するタイプの人が一定数存在するとも言われています。そのため、安全な範囲での「おまじない」を実践すると、それだけで悩みが軽減するかもしれません。

ここで検討すべきなのは、憎悪の本気度でしょう。以下に憎悪の尺度とおまじないや呪殺の対応について表にまとめてみました。

本気度の尺度 自分で出来る? 注意点
1:酷い目に遭えばよい おまじないでも可能 悪用厳禁
2:眼の前から消えてほしい おまじないでも可能 時間がかかる
3:死ぬほど苦しめばよい 不可・プロに依頼 法的手段や医療機関の受診も併せて行う
4:肉体的に死んでしまえばよい 不可・プロに依頼
5:霊肉共に抹殺したい 不可・プロに依頼

憎悪度1:酷い目に遭えばよい

例えば、パワハラ上司が財布を落とした、奥さんに逃げられた、と聞けば溜飲が下がりますね。この程度で済むなら憎悪度1で、自分でのおまじないも可能です。ただし、いじめ目的などでの悪用は厳禁です。

憎悪度2: 眼の前から消えてほしい

例えば、モラハラ夫や、嫌味なママ友などは離婚したり、引っ越したりすれば自分の目の前から消えて清々します。この程度で済むなら憎悪度2で、自分でのおまじないも可能です。ただ、自分でする場合は効果が出るのに多少時間がかかる場合があります。

憎悪度3以上は危険なため自分で行わずプロに相談する

憎悪度3以上の場合、大変危険ですから自分で行うのは止めましょう。

それでも行動せずにはいられない場合は、プロに依頼するしかありません。プロの呪いの代行業者なら、「肉体死」した相手の不成仏霊を寄せ付けない結界の張り方も伝授の上、それぞれのご相談者様のご要望を伺った上で呪いの執行を行ってくれます。「呪い返し」の心配も無く、難しい準備も大変な手間も必要ないので、素人の方には安心な方法かと思います。

ただ、同時に貴方自身が相当に追い詰められた心理状態と察せられますから、ご自身が心療内科などを受診することが必要な場合もあります。また、呪いよりも法的手段に訴えた方が効果的な場合もあります。

是非、各専門家に相談する事をお勧めします。

まとめ

人を憎んだり呪ったりすることは、人間として普通の感情です。貴方をそんな気持ちにさせる相手に責任がある場合も多い事でしょう。

しかし、憎悪の感情や呪う気持ちは自分ばかりでなく周りも巻き込んで負のエネルギーを生み続けますので、出来るだけ早く解消するに越した事はありません。

生産的な方法としては、憎悪の対象に拘らず、自分を高める方向に目を向けるのがお勧めですが、どうしても気持ちが収まらない場合は自己判断せずに、魔術代行屋さんなどのプロに悩みを相談してみるのが良いでしょう。

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