不安を取り除く!5分で不安を消す気持ちが楽になる言葉&名言12選!
こんにちは、管理人の凛です。
今回は不安を無くして気持ちを楽にする言葉・名言をテーマにお話したいと思います。
誰でも不安になる事はあるものですが、不安な感情をいつまでも引きずっていると、潜在意識の働きで、再び不安になる現象を引き寄せてしまいます。その為、いち早く元の精神状態に戻るようにする事が大切です。
ここでは、そんな時に役立つ、不安になった心を楽にする為の12の言葉・名言を紹介しています。デール・カーネギー氏と堀江貴文さん、斉藤一人さん、ジョセフ・マーフィー氏らによる、心に響く名言です。潜在意識の観点からの解説もしていますので、是非参考にしてみて下さい。
デール・カーネギー氏の潜在意識に作用する言葉・名言3選
デール・カーネギー氏は、アメリカ・ミズーリ州生まれで、人間関係の先覚者として世界的に有名な方です。「道は開ける」や「人を動かす」等の世界的名著もあるので、既に知っている方も多いでしょう。私達が感じる不安というものに対して、デール・カーネギー氏は、幾つかの名言により不安への対処法を提案してくれています。
「気にする必要もなく、忘れてもよい小事で心を乱してはならない。小事に拘るには人生はあまりにも短い」
デール・カーネギー氏は、この言葉で3つの事を教えてくれています。
まず、「小事で心を乱してはならない」とあるように、自分の心は自分で守りなさいという事です。潜在意識的にも、自分が心の管理者であるという認識は、心を客観的に捉えているという意味で、不安に負けにくい精神的な態度だと言えます。
また、デール・カーネギー氏は、忘れるだけで済んでしまう不安もあるという事を教えてくれています。例えば、老後の生活に対する不安については、その事を心配しているよりも、目の前の仕事に集中する方が賢明といえるでしょう。今この瞬間に集中してしっかりと貯金をしておけば、不安でいるよりも良い老後が送れるはずです。
そして、つまらない事で悩むのは、時間がもったいないという事も伝えてくれています。80年~100年の人生は、長いようであっという間に終わってしまうもの。不安になっている暇があるなら、夢や目標に向かって突き進む方が質の良い人生になるでしょう。
「快活に考えて行動すれば自然に愉快になる」
デール・カーネギー氏のこの言葉は、潜在意識による引き寄せの本質を突いたものだと言えます。潜在意識による引き寄せは、「過去のイメージや情動に応じた未来が到来する」というのが基本です。不安で心配になっていると、もう一度、心配したくなるような現象を呼び込んでしまいます。
心配性の人は、不安になると、また不安になるような事を呼び寄せるといった負のスパイラルに入ってしまっている人です。このネガティブな連鎖を止めるには、「自信がある振り」をすれば良いのです。自信がある振りをしていると、良い現象を呼び込み、いつの間にか不安の連鎖から解放されます。
不安になった時こそ自信がある振りをして、ネガティブな現象を引き寄せないようにしましょう。
「やるべき事がない人間だけが、悩み、憎むのだ」
不安になったり悩む人は「暇だから悩む」のだ、と聞いた事がある方もいるでしょう。デール・カーネギー氏も、これと同じ事を言っています。
不安になるという事は、未来に起きるかもしれない悪い現象を妄想する事です。仕事や家事、育児等で忙しくしている人は、確かにそのような妄想をする暇もないと言えます。意識がどうしても未来に向いてしまう時は、掃除や仕事等何でも良いので忙しくするというのも1つの手です。
デール・カーネギー氏は、この言葉で「不安や悩みは悪い事だ」という事も教えてくれています。悩むのは仕方がないという姿勢ではなく、主体的に解決しようという考えの方が強く生きられるでしょう。
不安になりがちだという方は、マインドフルネス瞑想を習慣にするのもお勧めです。マインドフルネスは意識を「今この瞬間」に向けるトレーニングなので、習慣にすると不安になりにくい心に鍛えていく事が出来ます。
潜在意識に働きかける堀江貴文さんの名言3選
引用元:Wikipedia 堀江貴文
日本を代表する実業家・堀江貴文さんは、ライブドアの元代表取締役であり、現在ではインターステラテクノロジズ社でロケットの開発を行っている方です。堀江貴文さんのような突き抜けた成功をされている方は、不安という感情に対して非常にアグレッシブな捉え方をしています。
「私は、不安というのは考えた時点で負けだと思っている。『将来が不安でたまらない』と考える事によるメリットって何がある?」
堀江貴文さんは、不安という感情は「考えた時点で負け」であり、「考える事に意味がない」と教えています。何か目標や夢に向かって進む時は、不安という感情が、夢に向かう原動力を失わせる事を非常によく理解されているのでしょう。
私達は、なかなか堀江貴文さんのような強い心にはなれないかもしれませんが、少なくとも「不安は夢を遠ざける感情」だという事は肝に銘じておくべきでしょう。不安で仕方がなくて悩み続けた結果、人生が良くなるといった事は、潜在意識的に考えても起こるわけがないからです。
「失敗した時の事なんかよりも成功する為にどうするかを考えなくてはいけない」
堀江貴文さんのこの言葉からは、不安にならない為には失敗した時の事を考えるのではなく、「成功する為にどうすれば良いか」に意識を向けるべきだという事が学べます。
人間の脳は、同時に2つ以上の事を考えられないと言われています。夢に対して不安と希望の両方を感じる事があるなら、「希望」の方を見るようにし、「どのように行動するべきか」を徹底して考えるべきでしょう。
脳に対して強い気持ちで質問をすると、その回答を閃きで得られる事がよくあります。失敗して最悪な状況について考えられれば、それがイメージとして強固なものとなりますが、「成功する為には?」と問いかければ、行動のヒントに気付きやすくなります。どちらを選ぶかは明白です。不安ではなく、成功する為の行動に意識を向ける事を、教えてくれている名言です。
「暇だから不安という余計な事を考えてしまう。そんな無駄な事を考える余裕を自分に対して与えない為に私はのんびりする事なんて基本的にはない」
堀江貴文さんも、「暇」が不安の原因であり、その解決方法は「忙しくする事」だと言っています。
潜在意識の観点から考えると、忙しくするという行為は、ネガティブな感情からの解放を意味します。不安で仕方がないという状態では常に潜在意識にネガティブな情報を送り続ける事になりますが、忙しくしていれば意識が今に向きますので、自然に思考がネガティブから解放されます。
また、自分に対して少し負荷の高い課題を与え、達成した時には清々しい達成感を味わえます。家事や仕事等何でも良いので、不安になった時には忙しくしてみましょう。普段から少し忙しい状態を保っていれば、心が不安に傾く事も減ってくるはずです。
斉藤一人さんの潜在意識に響く名言と言葉3選
引用元:Facebook 斉藤一人
斉藤一人さんは、日本一のお金持ちとして有名です。健康食品を扱う会社を経営して、何度も「納税額日本一」を達成している事の他、事業家としてだけでなく、潜在意識等の精神論に詳しい事でも非常に知られています。
日本一の事業家となった斉藤一人さんは、不安に対して言葉のエネルギーを利用した対処法を教えてくれています。
「やってやれない事はない。やらずに出来る訳がない」
この斉藤一人さんの名言は、とても有名です。この言葉は、不安を解消して気持ちを楽にするだけでなく、豊かになる為の言葉でもあります。
斉藤一人さんは、この言葉を最低でも1,000回は唱えるようにしなさいと教えています。言葉が人間の潜在意識に浸透するには、繰り返し同じ言葉を唱える事が効果的だからです。この言葉を繰り返し唱えていると、行動する事が大切だと分かり、人間の無限の可能性について感覚で理解出来ます。
斉藤一人さんは、お釈迦様の教えのように、「不安は無くならないもの」であり、不安に囚われない事が大切だと教えています。不安でも前に進み、行動する事が重要なのです。
この言葉を何度も唱えていると、言葉のエネルギーを感じられます。是非、何度も唱えてみて下さい。
「私と私に関わる人全てが豊かで健康で美しくなります。何とかなる。何とかなる。何とかなる」
この言葉は、「朝の祈り」として毎朝3回唱える事を斉藤一人さんが勧めています。この言葉を唱えると、不安を解消させる2つの効果を感じられます。
まず、「私と私に関わる人全てが豊かで健康で美しくなります」は、「慈悲の瞑想」と呼ばれるものののように、自分と自分以外の全ての人の幸せを願う言葉です。人間が不安になるのは、自分の事だけを考えている時です。他人の幸せをも願っていると、抽象思考が出来るようになり、そもそも不安になる事が少なくなります。
また、「何とかなる」を繰り返し唱えていると、本当に何とかなるような気になってきます。潜在意識レベルで何とかなるような気がしてくると、何とかなる現実が引き寄せられます。この言葉には、不安な気持ちを癒すだけでなく、不安になりにくい心を育て、否定的な未来を寄せ付けないパワーがあります。
「人間は恥をかきながら向上するものです。知らない事は人に聞く。人に素直に聞く事の出来る人は、早く成長出来ます」
この斉藤一人さんの言葉は、何度も唱えるものではありません。人間の本質について教えてくれているものです。
まず、「人間は恥をかきながら向上するもの」とあります。これを当たり前の事だと思うかもしれませんが、多くの人は、恥をかく事に不安を感じます。いつの間にか失敗する事に恐怖を感じてしまうのは、完璧主義になっているからです。この言葉は、完璧主義だと苦しくなる事を教えてくれています。
また、困った時は人に頼っても良いという事も教えてくれています。人生の困難に直面した時に頑なな態度になってしまうと、不安の感情に押しつぶされそうになるでしょう。しかし、人に相談が出来たら、呆気なく問題が解決してしまう事があるのも事実です。
斉藤一人さんの教えの通り、困った事が起きたら、人に相談をして早く問題を解決し、自分自身を成長させるのが良いと思います。
潜在意識に効果的なジョセフ・マーフィー氏の名言3選
ジョセフ・マーフィー氏は、アイルランド出身の牧師で、潜在意識を活用した成功法則を広めた事で非常に有名です。「眠りながら成功する」等、ロングセラーとなっている著書が多数あります。ジョセフ・マーフィー氏は敬虔なクリスチャンですが、潜在意識の中に無限の知性とも呼べる神的な存在があると教えています。
「不安や心配は、現実に起きていない事の為にクヨクヨと考えている状態です。それは、あなたの生命力を消耗させるだけで、何の得にもならない」
ジョセフ・マーフィー氏は、不安や心配という感情について、生命力を消耗させるだけのものでメリットは何も無いと教えています。
人間の命を肉体に繋ぎとめておくものは、神経系統であるという考えがありますが、不安で神経が過敏になっている状態は、極端ですが「命が脅かされている状態」と言われる事もあります。不安にはこれ程のデメリットがあり、メリットは何も無いという事をジョセフ・マーフィー氏は教えてくれているのです。
また、「現実に起きていない事の為に」とあるように、不安を感じる状態では、まだ何も困った事は起きていません。未来の為に対処出来る事があればすれば良いだけで、その上で困った事が起きたら、その時に対処すれば良いという事を教えてくれています。
「あなたが何かを望み、その望みの実現を心から信じる時、潜在意識はあなたが思いもかけぬ方法でそれを現実にもたらしてくれるはずです」
潜在意識の中にある無限の知性には、私達の想像を遥かに超える力があります。不安がある時こそ、望む未来をありありとイメージして、潜在意識に良い結果の情報を送り込むべきです。そうすれば、不安が現実になる事もなく、期待通りの結果が手に入るとジョセフ・マーフィー氏は教えています。
ただし、潜在意識は、閃きやチャンスとなる現象で望みを叶える手伝いをしてくれるものです。最後は、あなたが行動する事によって期待する現実を手に入れる事になります。ジョセフ・マーフィー氏の言葉では行動する事について触れられていませんが、最終的には、行動して結果を手に入れる事になる、という点は頭に入れておきたい所です。
「常に他人の富を喜ぶという事に特別の気を配って下さい」
お金に関する不安がある時は、「他人の豊かさを喜ぶ」という事が大切だという教えです。
私達は、他人の豊さに関心を持てなかったり、妬む心が持ってしまったりします。潜在意識の観点からは、他人の豊かさへの妬みは、潜在意識が「豊かになる事を許さない」という情報に書き換わっている事を意味します。
潜在意識は、繰り返しの思考によっても書き換えが出来ます。常に他人の富や成功を喜んでいれば、妬む心が仮にあったとしても、やがて「豊かになる事を許す」という情報に書き変わります。
もし、他人の豊かさを妬む心に気付いた時は、上で紹介した斉藤一人さんの「朝の祈り」を繰り返し唱えたり、慈悲の瞑想等をするのがお勧めです。妬む心は人生を苦しいものにしてしまうので、潜在意識のワーク等をして必ず乗り越えるようにしましょう。
まとめ
不安を取り除く!5分で不安をなくす気持ちが楽になる言葉&名言12選!
今回は、デール・カーネギー氏と堀江貴文さん、斉藤一人さん、ジョセフ・マーフィー氏の言葉・名言をご紹介しました。偉人の言葉を1つずつ詳しく見ていくと、不安という感情に対する向き合い方、捉え方に共通している点がある事に気が付きます。特に不安は人生において邪魔にしかならず、不安でいる事に意味がない事を強調している言葉が目立ちます。
誰でも不安になる事はありますが、そのまま放置するのではなく、その都度不安を解消させていく事が大切です。気に入った言葉があったらメモをしておき、自分を励ます座右の銘として持っておくと良いでしょう。