【あの世の世界は存在する】あの世からのメッセージを受けた3人の体験談!
こんにちは、管理人の凜です。
私達は亡くなったらそれで全てが終わりではありません。「あの世」とも表現される別の世界へ旅立ちます。そして、あの世にいる亡くなった方や守護霊のような存在は、この世を生きる皆さんにメッセージを送ってくれる事もあります。
そのメッセージは、目に見える物、匂い、音、虫の知らせなど、その時々で形を変え、様々な感覚に訴えています。何故か心に残る言葉、ふと目にしたチラシ、心地良い風、美しい蝶、虹のきらめき…
あらゆる方法でメッセージは届きます。
日頃からあの世の存在を信じ、波動を高めておく事で、あの世からのメッセージを逃す事なくキャッチ出来るようになります。
今回はあの世からメッセージを受けた3人の体験談をご紹介します。あの世の世界が存在する事を確信出来る貴重なお話です。
亡き妻が息子の結婚式の日にメッセージを送ってくれたのを体験した50代男性S.Tさん
S.Tさんは43歳の時に2歳年下の最愛の奥様Mさんを亡くされました。当時一人息子のKくんはまだ10歳でした。
「妻は思いやりがあって我慢強い性格でした。小さな工場を営む私は、妻に贅沢もさせてやれませんでしたが、文句も言わず息子や私の世話をして満足しているような優しい人でした」
「具合が悪くなっても我慢していたんでしょうね。大した事ないから、って。病院に行った時には癌が全身に転移していて、手の施しようがない状態でした」
「妻は亡くなるまで、病床でも家族の心配ばかりしていました。『病気になってごめんね』って何度も言っていました。助けてやれないこっちが謝らなきゃいけないのに…」
S.Tさんは死の数日前、Mさんとある約束をします。それは、亡くなっても魂は一人息子のKくんを見守っている、という約束です。
「正直、私は魂なんて半信半疑でした。でもそれでMの気持ちが楽になるなら、魂ってものが存在する前提で話をしようと思いました。そこで、私は妻にお願いしたんです。『じゃあ、見守っている事が分かるようなメッセージを送ってよ。方法は任せるから』妻はゆっくり考えた後に、『Kの結婚式の日には周りの事に良く注意していてね』と言いました」
その会話を最後に、Mさんはあまり話をする事ができなくなり、数日後に息を引き取りました。
「亡くなってから一周忌まではあまり記憶にありません。喪失感が大き過ぎて何も感じられなかったのかもしれません。息子もまだまだ親が必要な年齢だった事もあり、寂しい思いをさせないように毎日必死で過ごしていたと思います」
一人息子のK君の結婚式の日に亡き奥様からのメッセージが届いた
Aさんは一人息子のK君を男手ひとつで育て上げました。
「Kは勉強の方はアレだけど、中高は野球部のキャプテンをして、友達思いのイイ男に育ったと思います。父親だけで育てるのは大変だったけれど、近所の人も何かと気にかけて助けてくれました」
「結婚相手を連れてきた時には、嬉しかったですね。結婚を機に私の工場に転職して、将来は後を継いでくれる事になりました。これで親としての務めを何とか果たせたと安心しました」
「亡くなった妻との結婚式の日の約束は忘れていませんでした。もしもメッセージが分からなくても、きっと妻は近くに来てくれていると思っていました」
そんなS.Tさんに、亡き奥様からのメッセージは届きました!
「結婚式の朝、家を出ようとすると、何も手を触れていないのにオルゴールが鳴り出したんです。それは、息子が生まれた記念に妻が買ったオルゴールで、もう何年も鳴らさずにただ玄関に置いてあった物です」
「『Mが来ているんだ』とすぐに分かりました。オルゴールが鳴っている間、これまでも、大事な時にはいつも妻はそばにいてくれたのを確信しました」
「私はオルゴールをそっと手に取るとカバンに収め、息子の結婚式に向かいました」
オルゴールを鳴らすなどの方法で亡き人がメッセージを送る事がある
S.Tさんの奥様は「オルゴールを鳴らす」という方法で自分の存在をSさんに知らせたようですね。「そばにいるよ。あの世でも見守っているよ」というメッセージです。
他にも亡くなった方がそっと存在を知らせている時があります。
- 告別式で飾られた花の花びらが何もしていないのにハラハラと散った
- 49日の帰り道に蝶がやって来て周囲を囲むように飛んでから去って行った
- 故人が好きだった香水の香りがした
そんな時には亡くなった方があなたのそばに戻って来ています。あの世からのメッセージに思いを馳せてみて下さい。何を伝えようとしているのか、きっと分かるはずです。
子供の高熱が祖父からの危険を知らせるメッセージだったと知った30代女性C.Oさんの体験談
一見良くない出来事が、実はあの世からのメッセージだったりする事もあります。
私達を危険から守るためにあえて良くない出来事を引き起こして知らせてくれている場合もあるのです。30代の主婦C.Oさんもそんな体験をした1人です。
C.Oさんの娘さんのEちゃんは、3歳頃から夏になると頻繁に高熱を出すようになりました。そのため、海水浴やプールは控えていたそうです。
これが、実はEちゃんを守るために、あの世からC.Oさんのお祖父様がメッセージを送ってくれていたのだと後に分かります。
「Eは3歳頃から、特に持病もないのに、夏になると高熱を出すようになりました。病院で検査もしましたが、特に問題も見つからなかったため、夏の暑さに弱い体質なのかな?と思っていました。夏休みはあまり遊べず、海水浴やプールのようなレジャーを経験しないまま数年を過ごしました」
Eちゃんは、海や川、プールなど、特に水場に行く計画の前には必ず発熱したため、泳ぎや水遊びをする事なく夏を過ごすようになったそうです。
「可愛そうでしたが、成長すれば丈夫になるかもしれないから、と思っていました。でも、七五三の時にお参りに行ったお寺で、お坊さんから驚くような事実を知らされる事になりました」
「七五三は神社かお寺か迷ったのですが、なんとなく心を惹かれたお寺があってそちらにお世話になる事にしました。Eが頻繁に出す高熱の事も気になっていたので、仏様に助けていいただきたい気持ちもありました」
Eちゃんを水に引き込もうとする子供の霊から祖父が守ってくれていた
C.Oさん達が訪れたお寺には、ある霊格の高いお坊さんがいて、Eちゃんを見るなり、C.Oさんご家族を別室に案内してくれたそうです。別室でお坊さんは思いも寄らない事実を告げました。
「別室に案内していただいた時には『何故だろう?』と不思議でしたが、まさかああいう話になるとは思いませんでした。お坊さんは、Eの周囲をじっと見ながら言いました。『お祖父様らしき方の霊がEさんを心配しています』『おそらくC.Oさんのお祖父様ですね。C.Oさんに知らせたい事があるようです』」
「突然祖父の話が出て、私は驚きました。祖父は生前私の事を可愛がってくれて、私達はとても仲良しだったからです。それからお坊さんは見えている霊の特徴を話してくれました。『ふくよかな方でお腹を気にしているようですね。これ以上太りたくないと言っています』私は思わず吹き出してしまいました。祖父は太っていてひょうきんな人だったからです。お坊さんの言っている事は本当だ、と感じました」
それからお坊さんが話してくれたのは、Eちゃんには水難事故で亡くなった幼い女の子の霊が憑いている、という事でした。
「『この女の子は、遠縁ですがEちゃんと血縁があるようですね』『何かのきっかけで、Eちゃんを気に入って付いてきてしまったようです。一緒に遊びたいと思っているようですよ』」
そこでC.Oさんは思い出しました。Eちゃんが3歳の頃、法事で遠縁の親戚の家を訪れました。広い和室のある家で、Eちゃんは1人でお昼寝をさせてもらったのですが、目覚めた後「女の子と遊んだ」と言っていました。とても古い家で、昔、庭の池に落ちて亡くなった子がいる、と聞いた事があります。
「私はお坊さんに思い当たる話をしました。『遠縁に、昔、池に落ちて亡くなった子がいます。確かに、その家を訪れた後からEが夏場に高熱を出すようになりました』」
「お坊さんはじっとEの後ろを見てから言いました。『分かりました。この女の子の霊はEちゃんがとても好きなようです。悪気はないのですが、水の中に引き込んでずっと一緒にいたいと思っているようです』『このまま水場に近付くと、女の子の霊はEちゃんを引き込んでしまうでしょうね』『C.Oさんのお祖父様はあの世から心配して、Eちゃんが水場に近付かないように高熱を出させて知らせてくれていたんですよ』『ずっと、お祖父様が守ってくれていたようですね』」
自宅の池に落ちて死んだ女の子の霊は、まだ幼くて自分が死んだ事が分からないため、ずっとこの世に留まっていたようです。たまたま家を訪れたEちゃんを気に入り、水の中に引き込んでずっと一緒に遊んでいたいと思ったのでしょう。
幼い子の霊に悪気はないのですが、気に入られた方は命を落とす危険があります。このままEちゃんが水場に近付くと引き込まれてしまうため、お祖父様はEちゃんに高熱を出させて危険を知らせてくれていたのですね。
「私はお坊さんの言葉を聞きながら、涙をポロポロとこぼしてしまいました。祖父は私が小さい頃、『困った事があったらお祖父ちゃんに言いなさい。何があってもお祖父ちゃんが守ってあげるから!』と言っていたのを思い出しました。ひょうきんで冗談ばかり言っているような祖父でしたが、本当に守ってくれていたなんて。それも亡くなった後まで!」
こうしてC.Oさんはお祖父様が一生懸命メッセージを送ってくれていた事を知りました。このお坊さんは浄霊も出来る方だったため、水難事故で亡くなった女の子の霊はお坊さんの手で無事にあの世に送ってあげる事ができました。
「それから夏になってもEが高熱を出す事はなくなりました。謎の高熱を出す、なんて一見良くない出来事のようですが、実は私達を守ってくれる祖父からのメッセージだったんですね」
良くない出来事でもあの世からの愛あるメッセージかもしれない
ご紹介したように、むしろ不幸や災難だと思える事柄が、実はあの世からの愛に満ちたメッセージの場合もあります。Dさんのお祖父様はEちゃんに高熱を出させる事で危険を知らせてくれていました。このような体験談は他にも寄せられています。
例えば、下記のような事柄です。
- 子供の目が突然充血して治らなくなったが、医者に行ってみたら別の大きな病気が発見されて治療が間に合った。
- 出掛ける時に道で転んで怪我をして家に戻ったら、鍵をかけ忘れていた事が分かった。
- 突然の腹痛で予定していた電車に乗れなかったが、もし乗っていたら事故に巻き込まれていた事が分かった。
- 購入予定の土地が急に別の人に売れてしまったが、良くない因縁のある土地だという事が後から分かった。
その時には痛い思いや不快な思いをしても、実はその出来事のおかげで災難を避ける事ができた、という経験を持つ方は多いと思います。そんな時には、貴方を愛する人があの世から危険を知らせるメッセージを送ってくれたのかもしれません。
15年前に亡くなった祖父が夢に現れて祖母の危篤を教えてくれた30代男性S.Kさんの体験談
古くから、「虫の知らせ」という言葉がありますが、今回紹介するS.Kさんの体験がまさにそれです。
「私は地元を離れて都内で1人暮らしをしていて、なかなか仕事が忙しくて帰省できず、気づけば故郷を離れて4年帰っていませんでした。祖母が高齢のうえ入院して長いので、いつかは帰ろうとは思っていましたが…」
「ちょうどお盆の頃、その年も仕事が詰まっていて、『今年も帰れない』と実家に暮らす兄に電話を入れました。その電話から何日かして、15年前に亡くなった祖父が夢に現れたんです」
聞けば、S.Kさんのご両親は共働きという事で、子供の頃は祖父母に面倒を見てもらっていたそうです。
「自分がおじいちゃんっ子という事もありましたし、何より夢で逢えたのが嬉しくて、『おじいちゃんがお墓参りに来い』と言っているのかなと思い、会社には無理を言って、その日のうちに帰省しました」
入院中の祖母の最後の姿に立ち会えた
「帰省して真っ先にお墓参りを済ませ、その足で祖母の入院先へお見舞いに向かいました。祖母は4年も会っていなかったせいかすっかり痩せ細っていましたが、子供の頃に見せてくれていた優しい笑顔で出迎えてくれて、『これからは頻繁に顔を出してあげよう』と思い、地元を後にしました」
再び都内で仕事に追われる日々を迎えようとしていたS.Kさんの所にお兄さんから電話が来たのは、帰省から翌日の事でした。
「夜に兄から電話が来て、祖母が亡くなった事を告げられました。『昨日会った時には、まだ元気だったのに…』と愕然としましたが、話に聞くと、しばらく前から医師から先が長くない事を告げられていたようです。そんな事を知らない私が、たまたま、祖母の最期の姿に立ち会えたのも、祖父が夢に出てきてくれたからかなぁと思います。あれがなかったら、きっと帰省はしないままでしたし、祖父が、祖母の最期を教えてくれたんだと思います」
大切な人の最期を伝えにあの世からのメッセージが届く事がある
S.Kさんのように、近しい人が亡くなる際に、何かが身の回りで起こる事があり、これが「虫の知らせ」です。S.Kさんのケースでは、15年も前に亡くなった祖父が、夢に現れ祖母の死を教えてくれました。
このように、あの世からのメッセージは、自分の大切な人が亡くなる時に届く事があるのです。
まとめ
あの世の世界は確かに存在します。亡くなった方はあの世からも貴方を見守り、愛を注いでくれているのです。
普段から波動を高い状態に保ち、あの世の存在に意識を向けていれば、大切なメッセージを受け取る事が出来るはずです。それは音や匂いや光の時もあれば、良くない出来事に隠されている事もあります。
愛する人は、例えこの世を去っても、貴方の人生を助けようとしてくれています。気が付かずに逃してしまう事のないよう、感性を研ぎ澄ませてあの世からのメッセージを受け取りましょう。