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【霊の種類】地縛霊・浮遊霊・動物霊・生霊や怨霊、人に憑依する霊を解説

浮遊霊

こんにちは、管理人の凛です。

原因不明の不調が長引いたり、突然人格や性格が変わってしまったりした人は、霊に憑依されている可能性があります。

人に取り憑いて悪影響を及ぼす霊の事を一般的に悪霊と呼びますが、一言に悪霊と言っても様々な種類があり、それぞれに特徴が異なります。

憑依された霊によって現れる霊障や症状に大きな違いがありますので、原因不明の不調が長引く場合は霊の種類やそれぞれの症状と照らし合わせて、自分が憑依されていないかどうかチェックしてみる事をオススメします。

今回は人に憑依する霊の種類とそれぞれの特徴をまとめました。

目次

霊感がなくても要注意!「憑依」の意味と恐ろしさ

憑依

憑依とは、霊が人に乗り移る事です。日本では憑霊、神降ろし、神懸かり、神宿り、憑き物等様々な呼び名がありますが、中でも悪い霊に憑依された状態は悪霊憑き、狐憑き等と呼ばれたりします。

悪霊に憑依されると、その人の行動や感情、思考等の一部または全てが支配されてしまい、自分の意識とは裏腹の言動を取るようになります。完全に意識が乗っ取られてしまうと本人はどうする事も出来ませんので、周囲の助けを借りる事になります。

ただ、悪霊もいきなり人に憑依するわけではありません。霊と人の間にも相性があり、波長が合わなかったり、人間の方に霊を跳ね返す力があったりした場合は、周囲をつきまとうだけで最終的に離れていく事もあります。

つきまといの段階では、視界に変な物が映る、周囲で物をたたく音が聞こえる等、いわゆるポルターガイスト現象が身の回りで起こり始めます。霊感が強い人はこの段階で悪霊のつきまといに気づきますが、そうでない人は自分の周囲に霊がいる事を感じ取る事は出来ません。

こちらから見えていなくても、霊からは対象者がはっきり見えているので、霊感があってもなくても条件が揃えば憑依される可能性は十分あります。

実際に憑依されると自分の心身に霊障が起こり始めますが、霊の種類によって症状や度合いが異なるので、どんな霊がどのような霊障を引き起こすのか正しく理解しておく事が大切です。

浮遊霊から悪魔まで!人に憑依する霊の種類とその特徴

地縛霊

霊には様々な種類がありますが、ここでは特に人に憑依して障害を起こす霊についてまとめました。

悪意のある霊には注意が必要な浮遊霊

浮遊霊とは、成仏せずにこの世を漂い続けている霊の事です。

亡くなった人が霊化した場合、最も多いのが浮遊霊になるケースですが、その理由は様々です。本人が亡くなった事を自覚していなかったり、遺された人の強い想いによって霊を現世に引き留めてしまったりする事もあります。

浮遊霊が人に憑依するパターンは大きく分けて2つあります。

1つは成仏させてもらいたくて人を頼る場合です。このケースでは霊を成仏させてくれそうな人、つまり霊感の強い人が憑依される事が多いのが特徴です。霊障は比較的軽く、場合によってはセルフ除霊でも浄化する事が出来ます。

2つ目は自分が亡くなった事に対して恨みや未練を抱いており、生きている人間に同じ思いをさせてやろうと憑依するパターンです。こちらは最初から人間に害をなす事を目的としている為、霊障も強く、憑依する対象も霊感の有無を問いません。

こうした厄介な浮遊霊に取り憑かれて意識を乗っ取られてしまうと、浮遊霊によって同じ結末を辿るよう誘導されてしまうおそれがあるので要注意です。

特定の場所に縛られている地縛霊

現世であればあちこち移動する事が出来る浮遊霊とは異なり、地縛霊はその名の通り、特定の地に縛られています。

亡くなった時に強い恨みを抱いた場合に発生しやすく、殺人事件の現場や処刑場、あるいはこの世に未練を残して自殺した場所等には地縛霊がいる事が多々あります。

地縛霊のいる土地は心霊スポットとなるケースが多く、肝試しに行って地縛霊に憑依されてしまう人もいるのですが、その土地に行かなければ安全という訳でもありません。

地縛霊は非常に強い負のエネルギーを持っている為、その土地を映した映像や写真等を通じて憑依される事もあります。

近年はインターネットの普及により、意図せずに地縛霊スポットの画像や動画を目にしてしまう機会が増えているので、地縛霊の憑依には十分注意しなければなりません。

なお、恨みや未練の強い地縛霊に取り憑かれると、人格に大きな変化をもたらす、躁鬱(そううつ)状態になる、重い病に罹る等、重度の霊障に悩まされるおそれがあります。地縛霊の除霊は力のある霊能者や祈祷師でなければ難しいので、信頼出来る能力者に頼る事をオススメします。

悪霊ではなく背後霊になるケースもある動物霊

動物霊

動物霊とは、亡くなった動物の霊魂が何らかの理由で現世にさまよっている状態の事です。

動物であれば種類を問わず動物霊になる可能性がありますが、人に憑依するのは狐や蛇が多く、特に前者は古来より「狐憑き」と呼ばれています。浮遊霊や地縛霊のような人間の霊は単体のみで憑依しますが、動物霊の場合は同じ種類の霊が集合体となり、人霊と合体して取り憑くケースもあるようです。

動物は一般的に人より知能が劣る為、低級霊として扱われる事がほとんどですが、生前に人と深く関わっていた動物は高度な知識を持った霊体となり、守護霊として現世に留まってくれる場合があります。

最も多いのはペットとして飼っていた犬や猫が守護霊となって買い主を守るパターンで、悪い物や災いから人間を保護してくれます。

一方、虐待や殺処分等によって亡くなった動物は同じような霊同士で集まり、怨霊となって人に取り憑く事がままあります。動物霊に憑依されると、突然動物的な行動を取ったり、会話が支離滅裂になったりと、日常生活の中で奇行が目立ち始めます。

顔つきや目つきが鋭くなったり、体臭が強くなったりするのも動物霊に憑依された人の特徴で、重症化すると人間離れした動きを見せる事もあります。初期の状態では肩や足腰がだるくなったり、重くなったりするだけなので疲労と間違われやすいのですが、日常生活に支障を来す前にきちんと除霊する事が大切です。

執着する相手を執拗に攻撃する生霊・怨霊

生霊とは、文字通り、生きている人間の念が霊化した物で、人の恨み辛みが集合化した怨霊の一種に数えられます。

霊=亡くなった人の霊魂というイメージが強いですが、生きている人間が特定の人に対して強く執着している場合、その想いが対象者に取り憑いてしまう事があります。

かの有名な源氏物語では、六条御息所が生霊となり、愛する光源氏の寵愛を受ける女性を取り殺す様子が描かれていますが、それほど生きている人間の情念は強く、憑依された人間に深刻な害を及ぼします。

ところが肝心の情念を飛ばしている本人は無自覚である事が多く、放っておいても生霊が離れていく事はありません。それどころか、情念を飛ばしている人間が生きている分、中途半端にお祓いをしても再び憑依される場合があります。

生霊に憑依されると、頭痛や首肩・背中の痛み、落ち着きがなくそわそわする等、心身の両方に様々な症状が現れ始めます。中には自殺願望が芽生えるケースもありますので、生霊に取り憑かれたらお祓いや除霊で根本原因を取り除く必要があります。

孫子の代まで祟る因縁霊

因縁霊とは、ご先祖様の言動によって恨みを抱いたまま亡くなった人の霊魂の事です。

例えば過去にご先祖様が誰かに対して悪行を働き、それが原因である人が殺害または自害されたとします。その人はご先祖様を強烈に恨みながら亡くなっていったので、怨念はとても深く、当事者だけでなくその子孫の代まで大きな影響を及ぼします。

昔話によく出てくる「末代まで祟ってやる」という怨念の言葉は、因縁霊によって孫子の代まで霊障を起こしてやるという意味でもあるのです。

実際には全ての子孫に霊障が起こるケースは少ないのですが、年数を経れば怨念が和らぐという訳でもなく、それまで何ともなかった家系にある時から突然不幸が舞い込んだりする事もあります。十代、二十代とかなり前まで遡るケースもありますので、祖父母や曾祖父母の時代に恨みを買わなかったからと言って安心出来ないのが厄介な所です。

因縁霊の影響を受けると、難病に冒される、結婚が破談になる、事業に失敗する等大きな不幸に見舞われやすくなります。どんな霊障が起こるかは、ご先祖様が働いた悪行の内容に左右される為、一概にこれと言い切る事は出来ません。

なお、因縁霊は先祖代々受け継がれてきている物なので、兄弟姉妹や子供がいる場合はそちらでも似たような霊障が発生します。長年に亘って影響を及ぼす因縁霊を断つには高度な霊能者に除霊してもらう必要があるでしょう。

浮気性の人は危険!色情霊

色情霊

色情霊とは、性的な事に対して強い未練や思いを抱いて死んでいった人の霊の事です。

例えば叶わない恋に悩んだまま亡くなった人や、手痛い失恋をして自害した人等は色情霊になりやすいと言われています。

色情霊になった人は死んでもなお性的な事に対する欲望が残っているので、波長の合う人に憑依し、思いを見たそうとします。具体的には、浮気を繰り返したり、性欲のコントロールが利かなくなったり、すぐ感情的になったりするケースが多いようです。

色情霊の影響で身を持ち崩すと人生や日常生活に支障を来す事もあるので、以前に比べて性的な衝動が突然強くなったり、コントロール出来なくなったりした時は、色情霊の憑依を疑って何らかの対処を行った方が良いでしょう。

流産や死産の末に生まれる水子霊

水子霊は流産や死産で胎児のまま亡くなった子や、生まれてすぐに死亡した幼子の霊です。

日本では流産や死産、堕胎等によって赤子が亡くなった場合、幼子の霊が成仏出来るよう、水子供養を行うのが習わしです。その為、水子霊に憑依される事はあまりないのですが、まれに成仏出来ず、この世をさまよう水子霊も存在します。

水子霊は自我が芽生える前の幼子の霊なので、誰かに対する恨みや辛みがなく、憑依して祟る事はほぼありません。ただ、成仏出来ない苦しみから、誰かに助けて欲しくて取り憑くケースがあるようです。

水子霊に憑かれると、腰痛や腹痛、冷え性等の症状が起こりやすくなる他、身近に子供がいる場合、夜泣きやむずかりが強くなる事もあります。浮遊霊の一種なので霊障はそれほど強くありませんが、子供に影響が及ぶと原因不明の症状が出て育児に悩みを抱える事になるのできちんと水子供養を行いましょう。

高度な知能を持つ悪魔

悪魔は怪物の一種と思われがちですが、実際は別次元から現れる霊の一種とも言われています。

他の霊に比べて知能が高い為、多くの手下を引き連れて行動したり、動物霊の振りをして霊能者や祈祷師を欺いたりする事もあります。悪魔が起こす霊障も強い物が多く、取り憑いた人からエネルギーを奪い取って身動き出来ない状態にする等、重い症状に悩まされがちです。

また、悪魔に憑かれた人は犯罪に走りやすい傾向にあり、後に事件を起こした原因についても「わからない」と供述する人も多くいます。悪魔は能力者を騙す事もあるので除霊するのは困難を極めます。能力や実績のある霊能者に依頼して徹底的に祓ってもらう他ないでしょう。

まとめ

人に憑依する霊には様々な種類があり、取り憑かれた時の症状や度合いにも違いがあります。

中には疲労やストレスと誤解するケースもありますが、霊障は薬を服用したり安静にしたりしても取り除けない為、速やかに除霊や浄霊を行う事が大切です。

軽い物であれば自分で除霊する事も可能ですが、自分で自分の意思をコントロール出来なくなった場合は霊能者や祈祷師に頼りましょう。

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