《潜在意識》人間関係を良くするアファメーションのやり方と例文21選!
こんにちは、管理人の凛です。
良い出会いが欲しい。
学校での友達関係に悩んでいる。
職場の人間関係をもっと良いものにしたい。
みんなから好かれる魅力ある人間になりたい。
自身の価値を上げて、誰からも信頼し頼られる存在になりたい。
一度でもそう思ったことがある人も、多いのではないでしょうか。
もしあなたがこれまで以上に「人間関係を良くしたい」とか「人から好かれる価値のある人間になりたい」と望まれているのであれば、今回ご紹介する人間関係を良くするアファメーションが効果的です。
アファメーション(Affirmation)を直訳すると、肯定・断言・宣言といった意味になり、自身の願いや望みをプラス思考な言葉を用いて何度も繰り返し唱えることによって、潜在意識に刻み込んで願いを実現化させるといったものになります。アファメーションを効果的に活かすことで、あなたの持つ可能性や変わりたいと思う現状を大きく変えてくれるでしょう。
しかしアファメーションのやり方を間違えてしまうと、効果を感じることが出来ないどころか、「自分は何をしてもダメなんだ。変わることなんて不可能なんだ」と、マイナス思考な自分自身を更に強めてしまうことにも繋がるのです。
そこで今回は、人間関係が良くなるアファメーションのやり方を、例文を交えてご紹介していきたいと思います。
アファメーションを上手く活用し、理想通りの現実を手に入れて下さい。
アファメーションとは?
アファメーションとは、こうなりたいと思い描く理想通りの自分になるための言葉を作ることで、「自己暗示」や「自己説得」や「自己宣言」とも言われています。
つまり、こうなりたいと思う自分自身に見合った文章を作り、それを何度も繰り返し唱えたり、目で見たり、耳で聞いたりすることによって、潜在意識に植え付けてプラス思考な思い込みを刻むことです。
「私は何でも出来る」とか、「私には決断する力がある」とか、「私は絶対にゴールに辿り着ける」などといった思い込みの言葉を潜在意識に植え付けて、理想通りの自分になるための方法と言えます。
モチベーションを上げたいとき、気持ちを落ち着けたいとき、困難やピンチを乗り越えたいときに、意識を切り替えるのに役に立ちますし、アファメーションを繰り返し唱えることによって、無意識の内に問題を解決するための考えや行動を自然ととるといった効果が期待出来るのです。
アファメーションの影響による効果
アファメーションを繰り返し唱えることで生まれた思い込みは、人間の脳内と心の中に大きな影響を与えます。理想とする自分になるための考えや行動、インスピレーションなどを、自然と操れるほどの力を持つことだって可能となるのです。
ここで、アファメーションによる影響と効果について2つご紹介していきます。
1.必要なデータを収集出来る
「私は何でも出来る」といったようなアファメーションを毎日唱え続けることで、目標を達成するためのチャンスやタイミングを自然と感じ取ることができ、それに伴う必要なデータを脳が敏感に感じ取ります。
これは人間関係を良くするアファメーションにおいても同じことで、「私は良い人間関係に恵まれている」と断言した言葉を交えると、自然と良い人間関係に恵まれるための思考や行動を自らとるようになるのです。
2.自身の働きや能力に影響を与える
お医者さんが出す薬に有効な成分が入っていなかったとしても、「これは良く効く薬だ」と言われて出されると病気が治るといった、「プラシーボ効果」というものを耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか。
「この薬は良く効く」とか「私にも効果がある」とか「これを飲めば病気が治る」という思い込みが完成すれば、本当に良くなるというものです。
他にも、目隠しをした状態で「今から手のひらに熱した針を押し付けます」といってペンの先を手のひらに当てると、当てた箇所が赤く腫れるといった実験や、「これを塗ると痒くなります」と言われて普通の水道水を塗られると、そこが本当に痒くなるといった実験の結果も出ているそうです。
要するにこれらは、人の思い込みによって影響を与えていると言えます。
「私は素晴らしい人達と出会う」とか、「人間関係を良くする方法が必ず見つかる」などといった思い込みを植え付けることが出来れば、それを現実化するために必要な働きや能力を発揮出来るでしょう。
アファメーションの言葉を作る上での基本
アファメーションは、なんでもかんでも口にすればいいというものではありません。効果があるものもあれば、全く効果を実感出来ないものもあるのです。
アファメーションの文章の中にマイナスな言葉が入っていると効果がなくなってしまいますし、現在進行形の言葉を使ったり自分を肯定してあげるなど、その他にも注意すべき点があります。
願いを叶えるための遠回りをしないためにも、有効的な言葉を交えてアファメーションの内容を作ることが必要不可欠となるのです。
ではどのような言葉を使ってアファメーションを唱えればいいのか、例文を交えてご紹介していきましょう。
1.一人称からはじまるアファメーションにする
「私は」・「僕は」・「自分は」など、自身を指す一人称からはじまる文章が効果的です。
もちろん、必ず一人称からはじめなければ効果が無いというわけではありません。「人から好かれるほどの魅力がある」だけでなく、「私は人から好かれるほどの魅力がある」と付け加えるだけで潜在意識に擦り込みやすくなり、人から好かれるあなたになるために、現実を変えようと潜在意識が働いてくれるのです。
こうした部分を意識して、あなたに合ったアファメーションの文章を考えてみて下さい。
2.ポジティブな言葉を使ったアファメーションにする
あなたが理想とするもの、手にしたいもの、引き寄せたいと思っているものを、ポジティブな言葉を文章に交えて唱えましょう。
「人間関係に恵まれていない自分」じゃなくて、「人間関係に恵まれている自分」といった文章を作成することです。
例文
□「私は常に、温かい人達に恵まれています」
□「私のやりたいことに、いつも心から協力してくれる人達がいます」
□「私は大切な人が大切にするものを、同じように大切にします」
□「私は周りの人達を大切にし、周りも私のことをとても大切にしてくれます」
□「私は大切な人達が笑顔になることを、心より嬉しく思っています」
例文でも分かるように、実際にそうでなかったとしても、そうだと断言して言い切ってしまうことがポイントとなります。
「私は人間関係に恵まれていないから、良い出会いが欲しい」とか、「私は最悪な人間関係から抜け出したい」というアファメーションを唱えてしまうと、「人間関係に恵まれていないあなた」や、「最悪な人間関係のあなた」を引き寄せてしまうことにもなるのです。
同じ意味でも、「私は素晴らしい人間関係に恵まれる」とか、「私は最高の人間関係を築いている」といったプラス思考の言葉のみを入れる方が、効果的と言えます。
3.現在進行形で起こっているようなアファメーションにする
脳というのは現実に起きていることとそうでないこととの区別が付かないと言われています。
なのでアファメーションを唱えるときは、現在進行形で起こっているかのような文章にするのが効果的です。
例文
□「私は周りの人達と良好な関係で、毎日とても充実しています」
□「私はいつも幸せで、その幸せを多くの人達に分け与えることが出来ています」
□「私はいつどこで誰といても穏やかな気持ちになれて、人といることが幸せです」
□「私は良い人間関係に恵まれ、笑顔の絶えない日々を送っています」
実際には毎日人間関係で悩まされていたとしても、「私は幸せだ」とか「私は毎日充実している」といった言葉を使ってアファメーションを唱え、潜在意識に擦り込むことが大切です。
「~になりたい」ではなく、「~になっている」という感じで、既にそうした状況に置かれているかのような言葉にしましょう。
4.自身を肯定してあげる言葉を使ったアファメーションにする
自身を肯定して褒めてあげる言葉はもちろん、自身が身に付けたいスキルの向上にも役立つアファメーションです。
例文
□「私はいつも、たくさんの人に喜びを与えています」
□「私は人から好かれる魅力が、日に日に増しています」
□「私の発言はいつも尊重され、いつも意見を受け入れてもらえます」
□「私は人の話をしっかりと聞いて、理解する力があります」
□「私は人に希望と安らぎを与える人間です」
□「私にはユーモアがあり、人を褒めることが得意です」
これはアファメーションの文章を考える上で、最も重要なポイントであり、最も難しいポイントでもあると言えます。
自分自身を褒めるのが恥ずかしいと思う人、自分を褒めることに慣れていない人、自分を肯定する方法が分からない人が非常に多いからです。
しかし「私なんて」とか、「どうせ」とか、「無理だ」などといった否定的な気持ちがあると、潜在意識は「出来ない」といったマイナスの部分を取り込んでしまうため、どれだけアファメーションを毎日唱え続けても結果には結び付いてくれません。
「魅力のある人間になりたい」、「人から好かれる人間になりたい」など、自身が身に付けたい能力を向上させるためにも、既に自分はこういう力を持っているんだといった言葉を交え、アファメーションの文章を作ってみて下さい。
5.スポットを自分に当てて、他者と比較しないアファメーションにする
あなたの願いは、あなた個人のものです。例えるならば、「私は〇〇さんよりも人間関係に恵まれている」とか、「私は〇〇さんよりも友達が多い」など、他者にスポットを当てたところでアファメーションは本来の力を発揮してくれません。
ですから誰かを基準にして考えると、思うような結果を得ることが出来ないのです。誰かと比べるのではなく、あくまでスポットを当てるのはあなた自身にした上で、アファメーションの文章を作ってみましょう。
例文
□「私はどんな相手だろうと、優しい心で接することが出来ます」
□「私は相手の意見を尊重出来ます」
□「私は人を許し、どんな相手にも親切に出来ます」
□「私は自身の間違いを受け入れ、直ぐに謝罪します」
□「私は誰かと比べることはなく、全ての人に関心があります」
□「私は周りの人達が楽しそうにしているだけで、笑顔が溢れてきます」
6.理想通りの自分になれたときの感情を交えたアファメーションにする
あなたが理想とする自分になれたときの感情を文章に入れることで、毎日繰り返し唱えるアファメーションに感情を乗せやすく、潜在意識に擦り込みやすくなります。
「私は大好きな友達に囲まれて物凄く幸せです」といった感じで、理想通りの自分になれた後のことをイメージして、文章を考えてみて下さい。
アファメーションの内容を誰かに話すのはNG
願い事は誰かに話すと叶わないという説もあれば、人に話すと叶いやすいといった説の両方があります。
しかしアファメーションにおいて言えることは、例え気心許した家族や親友や友達であっても、誰かに話すのはNGだということ。
例えるならば、あなたの願いに否定的な人やマイナス思考な意見を発してくる人、ネガティブな発言が多い人に話してしまった場合、そうしたマイナスな部分があなたの潜在意識に埋め込まれてしまうため、アファメーションを行う上ではデメリットでしかありません。
仮に家族や親友や友達があなたのことを思って言ってくれた言葉だったとしても、ネガティブな発言が含まれている以上は、潜在意識に良くない影響を及ぼす以外ないのです。
そのため、アファメーションの内容は誰にも話さないのが一番と言えます。
アファメーションを継続的に唱えて理想を引き寄せる
理想を現実へと変えるコツは、アファメーションを『継続的』に唱えることと『強く』唱えることにあります。
毎日の日課のようにアファメーションを取り入れ、何度も継続的に唱え続けることによって、理想とする現実を引き寄せてくれるのです。
「1000回のアファメーション」という言葉があるように、何度も繰り返してアファメーションを唱えることで、潜在意識に根強く植え付けられて理想通りの結果を得ることが出来ます。
「そうなった自分」をイメージして唱えることが大切ですが、はじめの内はただ唱えるだけでも構いません。日々の日課として唱えている内に、次第にあなた自身の思考が変わっていき、気持ちまで向上していくはずです。
言葉には言霊(ことだま)が宿っているとされ、その言霊を実感する意味でも是非、毎日の日課としてアファメーションを取り入れて下さい。
大きな声で唱える必要はありませんので、自分だけが聞こえるような音量で、外出中や移動中の電車や車の中、トイレの中やお風呂の中など、アファメーションを唱えること自体を習慣化させることを意識してみましょう。
アファメーションの実践方法
・『声に出して唱える』
最も定番と言える方法です。あなたが決めたアファメーションを、実際に声に出して囁く、呟く、叫ぶといった方法。
・『紙に書く』
ただ一度だけアファメーションを紙に書くのではなく、声に出して唱えるときと同様、何度も紙に書いて文字にする方法です。
アファメーション専用のノートなどを作っても良いですし、一日に何個書いても構いません。
・『目に見える場所に貼っておく』
紙に書くのと同じですが、こちらは書いたアファメーションを常に目に見える場所に貼っておく方法です。
人間は目にしたものを認識するたび、自然と脳に刻み込みます。無意識に目に入ってくる場所に貼っておくことがポイントですので、自分の部屋のドアなどに貼り付けておくと良いでしょう。
・『耳で聴く』
これは先に紹介した、声に出して唱えることを録音し、毎日繰り返し耳で聴く方法です。
気持ちがマイナス思考なときよりも、リラックスして落ち着いた気持ちのときに聴くと尚、効果的と言えます。
この方法は「自己催眠」にもなるため、寝る前などに行うと更に効果が上がるでしょう。
おわりに
今回は、人間関係を良くするアファメーションのやり方と例文をご紹介させて頂きました。
アファメーションとは、あなたが理想とする目標を文章にし、言葉にしたり耳で聞いたり目で見たりして、潜在意識に思い込みを植え付けるものです。
潜在意識に植え付けることが出来れば、自然と理想通りの自分になるために必要なデータや思考や行動が身に付いてきます。
最初は慣れないかも知れないですが、何度も唱えている内に慣れてくるはずですので、忘れず唱えるようにして下さい。
長すぎる文章、ネガティブな文章、他者と比較するような文章を避けて、あなたなりの言葉でアファメーションを作成してみましょう。
今回ご紹介した例文の中に、あなたがコレだ!と思うものがあればそのままあなたのものにしてしまっても構わないですし、自身で上手くアレンジして活用しても構いません。
お話したポイントを捉えて毎日繰り返し唱えていれば、潜在意識は理想通りの現実に変えようと動いてくれるでしょう。