MENU

【タロットカード】小アルカナ56種類のカード一覧の絵柄や意味を解説!!

タロットカード

こんにちは、管理人の凛です。

占いによく用いられるタロットカードは78枚で1組ですが、このうち大アルカナ22枚を除いた残り56枚を小アルカナといいます。

小アルカナは棒(杖)、剣、聖杯、硬貨(護符)という4つの組(スート)に分かれており、さらに各スートは1~10までの数字を示す数札と、王子・騎士・女王・王という4人の人物を示す人物札で構成されています。一説にはトランプの原型とも言われていますが、タロット占いは56枚の小アルカナ一枚一枚に意味があり、大アルカナと合わせた78枚または小アルカナのみで運勢を占える事が特徴です。

今回はタロットカードの大多数を占める小アルカナ56枚の絵柄と意味についてご説明します。

目次

棒(杖)のスートの絵柄と意味

棒(杖)のスートの絵柄

棒(杖)は四大元素の「火」を象徴するスートで、棍棒に火を点ける事で力を発揮出来ます。その為、棒のスートは全体的に「情熱」「活力」「直感」等の意味があり、自らの力を持って人や社会に対して力を奮います。

棒のエースの絵柄と意味

雲から突き出た右手が、若葉の芽吹いた棒を手にしている様子が描かれたカードです。

正位置では興味を持った事に対し、直感に従って積極的に動く事を吉とします。

一方、逆位置では物事に対して消極的で、良いスタートを切れない事を暗示しています。

棒の2の絵柄と意味

右手に地球儀、左手に棒を持った青年と、壁に固定された棒が描かれています。

正位置では将来の展望やステップアップ、昇進等の意味がありますが、逆位置では為らいや未来への不安等を示しています。

棒の3の絵柄と意味

丘の上に立つ青年の眼下には海が広がり、右手には大海を渡る船が見えます。

正位置では視野の広がりや権力の獲得、発展、海外等の意味を持ち、逆位置では視野狭窄や発展への障害等を表しています。

棒の4の絵柄と意味

4本の棒に飾りをつけて作られた門の向こうに、歓迎する人々が見えます。

正位置では安定や調和、喜び、落ち着き、祝福といった意味を持ち、逆位置では居心地の悪さや違和感を覚えている事を表しています。

棒の5の絵柄と意味

青空の下、5人の若者がそれぞれ棒を握って訓練にいそしむ姿が描かれています。

正位置では本音での語り合いや切磋琢磨、葛藤等の意味があり、逆位置では感情論、まとまりがない、混乱等を示します。

棒の6の絵柄と意味

棒5で競い合った仲間とともに、頭に勝利の象徴である月桂冠を載せた青年が白い馬にまたがって凱旋する様子が描かれています。

正位置では勝利や成功、周囲からの援助、友情等を示しており、逆位置では劣等感や周囲との比較、その他大勢等の意味を持ちます。

棒の7の絵柄と意味

崖っぷちに立たされた青年が、たった一人で崖下からの攻撃に応戦している様子が描かれたカードです。

正位置では頑張り時、がむしゃら、一人勝ち等の意味を表しています。

逆位置の場合、不利、物事に追われる、対応が困難といった意味を持ちます。

棒の8の絵柄と意味

8本の棒が左から右へ平行に伸びている様子と、右方向に蛇行して流れる川が描かれています。

正位置では流れに任せる、急展開等の意味を持ち、逆位置では停滞、結果待ち等の意味があります。

棒の9の絵柄と意味

垂直に立てられた8本の棒を背景に、頭に包帯を巻いた青年が1本の棒を抱えながら不安そうに立ち尽くしている様子が描かれています。

正位置では受け身、警戒、満身創痍等の意味を持ち、逆位置では逆境、体調不良、意固地等を示しています。

棒の10の絵柄と意味

10本の棒を担いだ青年が、遠方にある街まで辛そうに歩いている姿が描かれています。

正位置では重荷や疲労困憊、限界等を示しており、逆位置では手放す、挫折、取捨選択等の意味を表しています。

棒の王子の絵柄と意味

棒を掲げた若き王子が理想と情熱を胸に旅立つ様子が描かれています。

正位置では前向き、好奇心、野心等の意味があり、逆位置ではわがままや自分勝手、夢見がちになる事を示しています。

棒の騎士の絵柄と意味

甲冑を身に纏い、右手に棒を持った騎士が、馬にまたがって駆け出す様子が描かれています。

正位置では情熱と行動力のバランスが取れており、ポジティブな結末に到達出来る事を表していますが、逆位置では暴走や空回り等と解釈されます。

棒の女王の絵柄と意味

右手に棒、左手にひまわりを持った女王が玉座に座している様子が描かれています。

正位置では育成や世話、リーダーシップ等の意味がありますが、逆位置ではお節介、傲慢と解釈されます。

棒の王の絵柄と意味

右手に棒を持ち、頭に冠を載いた王が、左前方を真っ直ぐに見据えている様子が描かれています。

正位置では野心やリーダーシップ、影響力、プライド等の意味があり、逆位置では独裁的、強引、我が強い等の意味を表しています。

聖杯のスートの絵柄と意味

聖杯のスートの絵柄

四大元素の「水」の象徴である聖杯は、人の感情や愛情、共感、センス等を表すスートです。また、水なので「流れ」「変化」「融合」等の意味も持ち合わせています。

聖杯のエースの絵柄と意味

雲から出た右手の上に聖杯があり、絶えず大地に水を注いでいる様子が描かれています。

正位置では穏やかな未来や愛の始まり、心のうるおい等を示しており、逆位置では不誠実、無関心、情に流される等の意味を持ちます。

聖杯の2の絵柄と意味

熱い心を象徴する赤い羽根のもと、二人の男女が聖杯を交換する様子が描かれています。

正位置では共感、恋、意見の一致等の意味を持ちますが、逆位置ではすれ違い、意思の不達、同情といった解釈が行われます。

聖杯の3の絵柄と意味

3人の女性がそれぞれ聖杯を高く掲げ、楽しそうに交流している姿が描かれています。

正位置では飲み会、イベント、祝杯といった華やかな意味を持ちますが、逆位置ではその場限り、上辺、三角関係等を示唆しています。

聖杯の4の絵柄と意味

3つの聖杯を前に座り込んでいる青年が、雲から出た聖杯をじっと見るだけで微動だにしていない様子が描かれています。

正位置では不満、腰が重い、マンネリ、変化を待つ等の意味があり、逆位置ではひらめき、気づき、始動、可能性といった意味を表しています。

聖杯の5の絵柄と意味

地面に転がる3つの聖杯と、直立している2つの聖杯の間で、黒いローブを身に纏った人がうなだれています。

正位置では絶望、失望、喪失感、裏切り等を示しており、逆位置では現状の受け入れ、課題の克服、可能性への気づき等を表しています。

聖杯の6の絵柄と意味

思い出や過去の象徴である子供が二人描かれており、その手には白い花をかざった聖杯が握られています。

正位置では過去の思い出、記憶、故郷等と解釈され、逆位置では現実逃避、ホームシック、成長等の意味があります。

聖杯の7の絵柄と意味

青年の目の前に、蛇や月桂樹、城、宝石等色々な物を入れた7つの聖杯が並べられています。

正位置では優柔不断、迷い、夢見心地、可能性の模索等を意味しますが、逆位置では夢から覚める、現状の把握、地に足がつくといった解釈が行われます。

聖杯の8の絵柄と意味

積み重ねた7つの聖杯を背に、次なる目標に向かって歩み出す青年の姿が描かれています。

正位置では何かを手放す、潮時、清算等を示しており、逆位置では未練、情が移るといった意味を表します。

聖杯の9の絵柄と意味

並んだ8つの聖杯を背に、満足そうに微笑んでいる商人の姿が描かれています。

正位置では優越感、喜び、自信、幸運の訪れ等を意味し、逆位置ではうぬぼれ、自己満足、宝の持ち腐れ等を示唆しています。

聖杯の10の絵柄と意味

空に架かる虹の中に10の聖杯が並んだ様子を、一組の家族が楽しそうに眺めています。

正位置では理想や固い絆、家庭の幸福、幸せの共有等の意味を持ちますが、逆位置では見せかけ、家庭不和、バラバラの心等を暗示しています。

聖杯の王子の絵柄と意味

海を背景に、魚が顔を出している聖杯を右手に持つ王子の姿が描かれています。

正位置では思いやり、優しさ、素直、純粋等を表しますが、逆位置では依存、寂しさ、不安等の意味を持ちます。

聖杯の騎士の絵柄と意味

白馬に乗った騎士が聖杯を手に、ゆっくりと進んでいる様子が描かれています。

正位置では新たな取り組みや異性からの告白、プロポーズ等の意味があり、逆位置では不安定、浮気等を示唆しています。

聖杯の女王の絵柄と意味

海辺の玉座に座った女王が、聖杯を見つめている姿が描かれています。

正位置では感性の発達や豊かな情緒、控え目な愛情等を示しており、逆位置では八方美人、閉鎖的、感情的になる事を暗示しています。

聖杯の王の絵柄と意味

右手に聖杯を持つ王が、海に囲まれた玉座に座り、前方を見据えている様子が描かれています。

正位置では芸術や感性の高まり、面倒見の良さ、溢れる愛情等を示しますが、逆位置では流されやすい性質、不倫、浮気、気持ちの不安定さ等を表しています。

剣のスートの絵柄と意味

剣のスートの絵柄

剣が表す四大元素「風」は知性や思考、信念、決意等の象徴とされています。感情より思案や効率を重視する傾向は、吉と出る時もあれば凶と出る時もあります。

剣のエースの絵柄と意味

雲から出た右手が握る剣の先に、平和の象徴であるオリーブと未来の勝利を表すヤシの葉をつけた王冠が載っています。

正位置では強い意思、集中力、勝利、戦略等を意味しており、逆位置では残虐、険しい道、意思のぶれ等を表しています。

剣の2の絵柄と意味

海を背後に、目隠しをした人が二本の剣をクロスさせて構えている様子が描かれています。

正位置では冷静、静観、内観、外からの動きを待つ等の意味を持ち、逆位置では動揺、苛立ち、心の乱れ等を示しています。

剣の3の絵柄と意味

雨が降りしきる中、心(ハート)に3本の剣が突き刺さっている様子が描かれています。

正位置では失恋、傷心、悲しみ、苦しみ等の意味があり、逆位置では深い傷、自傷、悲しみからの解放といった意味を持ちます。

剣の4の絵柄と意味

剣を傍らに置き、青年が静かに眠ってる様子が描かれています。

正位置では一時の休息、眠り、思考停止、病気等と解釈されますが、逆位置では目覚めの時、活動の再開等を暗示しています。

剣の5の絵柄と意味

3本の剣を手にした青年が、剣を置いて去って行く二人の男性を見てあざ笑っている様子が描かれています。

正位置では勝ち組、策略の成功、無情等を意味しており、逆位置では人間不信、負け組、強欲、自己中心的といった事を表しています。

剣の6の絵柄と意味

船頭と母子を乗せた船が対岸を目指しています。手前の水面は揺れていますが、奥は穏やかに凪いでいます。

正位置では新たな旅立ち、不安の中での前進、シングルマザー等を示唆しており、逆位置では困難な場所での停滞、協力者の必要等を意味しています。

剣の7の絵柄と意味

後ろの様子を気にしながらも、5本の剣を手にキャンプから逃げ出す男性が描かれています。

正位置では狡賢い、盗み、逃亡、機転、思考と言動の不一致等を示しており、逆位置では詰めの甘さ、暴露、素直等の意味を持ちます。

剣の8の絵柄と意味

目隠しされ、ぼろ布で全身を縛られた女性が、8本の剣に取り囲まれた状態で立ち尽くす様子が描かれています。

正位置では動けない、思い込み、八方ふさがり、犠牲といった意味があり、逆位置の場合は思い込みからの解放、女性の社会進出、現実の直視等と解釈されます。

剣の9の絵柄と意味

光が差し込まない暗闇の中、ベッドに起き上がった青年が顔を覆っている様子が描かれています。

正位置では不眠、悩み、鬱、被害妄想等を意味しており、逆位置では絶望からの脱却、恵みへの気づき等と解釈されます。

剣の10の絵柄と意味

闇夜の下、10本の剣に突き刺されて横たわっている人の姿が描かれています。

正位置では終焉、自己否定、後悔、リセット等の意味があり、逆位置では希望、苦しみからの解放、不運の克服といった解釈が行われます。

剣の王子の絵柄と意味

両手で剣を持った王子が、体を右に向けつつ、顔を左に向けている様子が描かれています。

正位置では修練や勉強、向上心等の意味を持ちますが、逆位置では不安や苛立ち、心身の不一致を示唆しています。

剣の騎士の絵柄と意味

右手に剣を掲げた騎士が、白馬にまたがって颯爽と走っている様子が描かれています。

正位置ではスピードや行動力、使命感等を表しており、逆位置では焦り、強引、自信喪失等の意味を持ちます。

剣の女王の絵柄と意味

右手に持つ剣を真っ直ぐに掲げつつ、左手で優しく人を迎える女王の姿が描かれています。

正位置では冷静、解決、知性等を意味しますが、逆位置では孤立、残酷、批判、攻撃的等の意味を表します。

剣の王の絵柄と意味

冷静さの象徴である青の衣服を身に纏った王が、剣を片手に玉座に座っている様子が描かれています。

正位置では知的、冷静、指導力、洞察等の意味を持つ一方、逆位置では冷酷、独裁、無感情、極端等を表します。

硬貨(護符)のスートの絵柄と意味

硬貨(護符)のスートの絵柄

硬貨(護符)は四大元素の「土」の象徴で、地に足がついた状態を意味する事から、安定・お金・経験・実績・利益等を表す傾向にあります。水に比べて動きがないぶん、長い時間や過程を必要とする場合が多いようです。

硬貨のエースの絵柄と意味

白い百合やバラのアーチが見える大地の上で、雲から出た右手が硬貨をつかんでいる様子が描かれています。

正位置ではチャンスの到来、手堅いスタート、結果、物質やお金の獲得等を意味しており、逆位置では基盤の弱さ、無駄遣い、損失等を表しています。

硬貨の2の絵柄と意味

大道芸人が無限大(∞)の形に繋いだ金貨を操っている様子が描かれています。

正位置ではバランス、気晴らし、気軽、変化等の意味を持ち、逆位置では金銭問題、不摂生、不均衡等を表しています。

硬貨の3の絵柄と意味

司祭と信者、職人が集まり、力を合わせて建物を建てようとしている様子が描かれています。

正位置では共同作業、連携、計画、契約、学習等の意味を示しており、逆位置では能力不足、平凡、計画の頓挫、協調性のなさを表しています。

硬貨の4の絵柄と意味

頭と足元、そして腕の中にそれぞれ硬貨を抱え込んでいる男性が描かれています。

正位置では金銭への執着、貯金、保守的等の意味があり、逆位置では浪費、強欲、不動等と解釈されます。

硬貨の5の絵柄と意味

ケガをした男性とぼろを着た女性が、助けを求めて歩きさまよっている様子が描かれています。

正位置では貧困、厳しい現実、信頼関係の強化等を表しており、逆位置では助けの必要性、経済の改善等と解釈されます。

硬貨の6の絵柄と意味

天秤を手にした商人が、貧しい人達に硬貨を分け与えている様子が描かれています。

正位置では対価、取引、適切な対応、平等等を表しており、逆位置では自分本位、けち、欲望、不公平といった意味があります。

硬貨の7の絵柄と意味

桑を持った農夫が、成長した作物(硬貨)を見て考え込んでいる様子が描かれています。

正位置では利益への欲求、現状への不満、成長への期待等の意味があり、逆位置では改善点の発見、過保護、諦め等を表しています。

硬貨の8の絵柄と意味

職人が一人きりでコツコツと硬貨を造り上げている様子が描かれています。

正位置では修練の積み重ね、根気、製造等を示唆しており、逆位置ではマンネリ、挫折、手抜き、虚栄心等の意味を表しています。

硬貨の9の絵柄と意味

豊かな実りを背景に、女性が鳥と戯れている様子が描かれています。

正位置では経済的な援助や安定、玉の輿等を示しており、逆位置では傲慢、依存、不貞、不誠実等の意味を持ちます。

硬貨の10の絵柄と意味

老人、夫婦、子供の三世代家族が豪華な屋敷の入口で楽しそうにしている様子が描かれています。

正位置では家庭円満、団結、繁栄、相続等を表していますが、逆位置になると家庭内トラブルや財産問題、束縛といった意味になります。

硬貨の王子の絵柄と意味

若き王子が希望に満ちたまなざしで、両手に掲げた硬貨を見つめている様子が描かれています。

正位置では初心、向学心、学生、努力家、堅実等の意味がありますが、逆位置では怠け者、楽天的、非現実的といった意味を表しています。

硬貨の騎士の絵柄と意味

手に硬貨を持った騎士が、馬にまたがった状態で前方を見据えている様子が描かれています。

正位置では報酬、結果、堅実な歩み等を表しており、逆位置では過剰な損得勘定、頑固、深刻、惰性等を意味します。

硬貨の女王の絵柄と意味

硬貨を手にした女王が、バラに囲まれた玉座に座っている様子が描かれています。

正位置の場合、経済的な安定や物・人の育成、成熟した生活の保護等を意味しますが、逆位置では失望、閉鎖、退屈等を表しています。

硬貨の王の絵柄と意味

成功と権力の象徴である王が、豪華な衣装を身に纏い、硬貨を手にして玉座に座っている様子が描かれています。

正位置では経済的な成功や安定、合理主義、発展等を示しますが、逆位置では地位やお金の喪失、プライド、傲慢、打算的といった意味があります。

まとめ

今回は小アルカナ56枚の絵柄と意味についてご紹介しました。

同じ番号でもスートによって一つひとつ意味が異なりますので、タロット占いをする時は意味の取り違えや正位置・逆位置ごとの見方に注意しましょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次