【ローズクォーツ】意味や効果、浄化方法や見分け方解説!
こんにちは、管理人の凛です。
今回は、ローズクォーツというパワーストーン(天然石)の意味や効果、浄化方法、見分け方などについて解説します。
可愛らしい桜のようなピンク色を持つことから、特に若い女性に人気のあるローズクォーツ。
愛を育み、内面的な美を輝かせてくれるアフロディーテの石だと言われています。
恋愛成就のパワーストーンと言えば、真っ先にローズクォーツの名を挙げる人も多いほど、有名な石です。
ファッションアクセサリーとしても高い人気を誇っており、女性芸能人などがローズクォーツのブレスレットをされているのを良く目にします。
恋愛成就のお守りとして持つも良し、オシャレとして身に着けるも良しのローズクォーツが持つ意味や効果について、早速ご紹介していきますね。
【ローズクォーツとは】
ローズクォーツはその名の通り、ピンク色の水晶のことです。不透明なものは石英と呼ばれ、内部に含まれているアルミニウムや酸化チタンの結晶によって、ピンク色に発色します。
基本的にはマッシブと言われる塊状のものが、ペグマタイトの中から産出されており、他の石英とは違って塊状のものはよく見かけますが、結晶となると世界中でも限られた場所でしか産出されず、物凄く希少です。完全に透明なローズクォーツもこれまた珍しくて、ほとんどがクラック(ヒビ)や曇りが入っています。
可憐で美しい見た目を持つことから多くの女性達が身に着けていて、人気は衰えることを知りません。
結晶のものは希少ですが、ローズクォーツ自体は数ある水晶(クォーツ)の中では比較的値段が安く、そうした点も多くのファンを抱えている要素なのでしょう。
「愛と美の象徴」と言われている石で、女性としての美を内側から輝かせてくれる石です。
また、ローズ(薔薇)の故郷と言われている愛と美の星「ヴィーナス(金星)」を象徴する石でもあり、愛を得意とするパワーストーンの中でも代表的な存在となります。
ステキな出会いが欲しい人や、ステキな恋愛や結婚がしたい人が身に着けると効果的で、アクセサリーとして身に着けているだけで持つ者の魅力を最大限に引き出してくれるでしょう。
社会人として忙しい毎日を送っている人、生活にゆとりがなくて慌ただしく過ごしている人、ファッションやメイクといったオシャレにかけている時間がない人、恋愛したいけれど自分に自信が持てない人にも、是非身に着けて頂きたいパワーストーンです。
【ローズクォーツの意味】
愛と美の象徴と言われているように、ローズクォーツには愛情と優美といった意味があります。
愛と美の女神アフロディーテのエネルギーを持つとされ、特に女性としての魅力や恋愛運をアップさせてくれる意味合いを強く持つ石です。
色が濃いものや薄いもの、透明度の高いものや不透明なものなど、同じローズクォーツとは言っても多少の違いがあります。中でも色が濃くて不透明な「石英」と呼ばれているものは、恋愛成就に強い効果があるとされていて、色が薄くて透明度の高い「紅水晶」と呼ばれているものは、恋愛によってキズついた心を癒してくれるそうです。
出会いから結婚まで、愛に関するサポートを惜しむことなく行ってくれるパワーストーンでもあります。
【ローズクォーツの効果】
ローズクォーツの持つ効果として真っ先に挙げられるのが、恋愛に関してです。
自分に自信が持てない人に自信と勇気を与え、女子力をアップさせて内面から美しく優しく魅力溢れる女性になれるようにサポートしてくれます。
癒しの効果も持っているため、恋愛で過去に負ってしまった心のキズや、恋愛によるトラウマから解放してくれるパワーストーンでもあるのです。
また恋愛のみならず、例えば幼い頃に母親の愛情を知らずに育った人などに、「自分は誰からも愛されていない」といった過去のトラウマを忘却させた上で、相手を許せる強い心を与えてくれます。ときに人は、誰かを許すことに勇気が必要な場合もあるでしょう。許したからと言って、心のキズが完全に消えない場合もありますよね。
そうした過去をキレイに洗い流して、前に進めるように力を与えてくれるのです。
ローズクォーツが持つ効果は大きくまとめて、『愛』一択と言っても過言ではありません。恋愛・家族愛・姉妹愛・友愛・人類愛など、あらゆる愛に作用して持つ者が幸せになれるようにサポートしてくれます。
上記で愛一択と記載しましたが、美容にも効果があるようで、みずみずしさと若々しさを与え、肌にハリを取り戻させてシワを失くす効果があるとも言われています。
しかしこれもアンチエイジングや美肌効果によって持つ者の魅力が磨かれ、自分に自信が持てるようになって恋愛に対して積極的になれることから、結果『愛』に繋がります。
ローズクォーツを身に着けているだけで優しい気持ちになれたり、穏やかな心で人と接することが出来るため、人間関係の改善にも繋がるはずです。
「あの人最近何だか雰囲気が良くなった」とか、「きちんと人の気持ちを考えてくれる優しい人」とか、「あの人と一緒にいるとこっちまで幸せな気持ちになってくる」など、他者から見た印象も大きく変わってくると言います。
仮に人間関係で何かしらの問題や争いが生じたとしても、それを円満に解決するためのヒントが得られて、対人トラブルから回避出来る術も身に付くでしょう。
ローズクォーツが持つ効果として、身体の疲労を緩和する・過去のトラウマを消し去る・心のキズを癒す・恋愛成就・自己愛・優しさと思いやりの心を強める・自己肯定・他者を愛するエネルギーの向上・内分泌系の働きを活発にする。などが挙げられます。
【ローズクォーツの石言葉】
ローズクォーツの石言葉には、「優しさ」・「愛」・「美」・「母性」といったものがあります。
このローズクォーツは、ギリシャ神話に出てくるアフロディーテの石と言われているのですが、アフロディーテもまたローズクォーツと同じように、「愛と美の女神」と言われているのです。
このように女神をイメージさせるローズクォーツは、女性性を強く持つ石となります。
意味や効果はもちろん、見た目にも優しくて暖かくて柔らかい印象を与えるローズクォーツですから、身に着けているだけで全てを許し包み込まれるような母性を感じさせてくれるはずです。
石言葉を見ても分かるように、ローズクォーツはまさに女性が持つべき石と言っても良いでしょう。
【ローズクォーツの主要原産地】
マダガスカルで産出されているローズクォーツの中には、星の形に光るものがあり、これは「スターローズクォーツ」と呼ばれるものです。
産出地によって異なるのですが、濃いピンク色から薄いピンク色や、透明感のあるものや不透明なものがあります。
【ローズクォーツと相性の良い石】
■告白する際の強い味方
ローズクォーツ×カーネリアン
この組み合わせは、持つ者に勇気を与えて積極性を高めてくれます。
ローズクォーツが恋愛運をアップさせ、カーネリアンが目標を達成させるための力を与えてくれますので、好きな人に告白するときなど、身に着けているだけで自信がついて自然と勇気が出てくるはずです。
■恋愛のトラウマを消し去る
ローズクォーツ×ラリマー
ラリマーは高いヒーリング能力を持つ石なので、ローズクォーツと組み合わせることによって恋愛でキズついた心を癒し、トラウマを消し去ってくれるといった効果が期待出来ます。
過去の恋愛が原因で恋に臆病になっている、忘れたいのに忘れられない人がいる、キズつくのが怖くて人を好きになれないと思っている人にこそ、是非試して頂きたい組み合わせです。
■悪縁を跳ね除けて良縁を呼び込む
ローズクォーツ×オブシディアン
オブシディアンが悪縁を跳ね除けてくれて、ローズクォーツが恋愛運をアップさせて良縁を呼び込んでくれる組み合わせとなります。
持つ者にとってマイナスとなる縁を遠ざけ、プラスとなるステキな出会いを引き寄せてくれるため、新しい出会いが欲しい人や、付き合う人は毎回ロクでもない人ばかりだと仰る方は、ローズクォーツとオブシディアンを組み合わせて身に着けてみて下さい。
目先の幸せだけではなく、将来のことを含めて持つ者が幸せになれるような素晴らしい出会いが期待出来るでしょう。
【ローズクォーツと相性の悪い石】
・クンツァイト
クンツァイトは、見返りを求めず聖母マリアのように相手を思い、相手を許し、相手の全てを受け入れる…そんな愛を司るパワーストーンです。
ローズクォーツも愛と美を象徴する石となるのですが、この二つを組み合わせてしまうと互いの効果が反発し合ってしまいます。
愛が強くなりすぎるが故に愛情に対する依存心が強まり、行き過ぎた行動に出てしまう可能性があるのです。
そして相手に重たいと思わせてしまったり、最悪の場合はストーカーだと勘違いされてしまったり、素直に愛情を受け止めてもらうことが出来ない恐れがあります。
なのでローズクォーツとクンツァイトを組み合わせて持つ際は、注意が必要です。
また、大切なのは石同士の相性だけではありません。持つ者と石との相性を知ることも、パワーストーンの効果を得るために重要となってきます。
実際にローズクォーツを手にしてみたときに、何かイヤなものを感じ取ったり、不快感や違和感を覚えたり、気分や体調が悪くなった場合は、あなたとローズクォーツとの相性が悪いのかも知れません。
相性の悪いパワーストーンを身に着けていると、効果を得られないだけならまだしも、悪いものを寄せ付けたり不運が続いたりと、持つ者にとって良くないことばかり起きてしまうこともあります。
ですから相性が悪い場合は購入するのを止めたり、既にお持ちの方であれば手放すことを視野に入れるなどして、上手くパワーストーンと付き合っていく必要があるのです。
【ローズクォーツの浄化とお手入れ方法】
色の付いたクォーツは変色しやすいため、日光浴による浄化方法はあまりオススメ出来ません。保管の際も、直射日光の当たる場所へ置いておかないようにしましょう。
■月光浴による浄化方法。
月の光が当たる窓際などにローズクォーツを置いて、一晩そのままにしておくだけのカンタンな方法です。
月自体が強力なエネルギーを持っており、中でも満月の夜、または新月~満月の間の夜は浄化に最適だと言われています。
しかし月さえ出ていればいつでも行える方法なので、可能な限り毎晩行って下さい。
■ホワイトセージによる浄化方法。
ホワイトセージに火をつけたら、煙の中へ何度かローズクォーツをくぐらせます。
同じ場所ばかりに煙を当てるのではなく、ローズクォーツ全体に煙が行き渡るようにくぐらせましょう。
天然ハーブを乾燥させて作られたホワイトセージは、部屋全体の浄化も同時に行ってくれるのでオススメですよ。
【ローズクォーツの偽物との見分け方】
ローズクォーツは数あるクォーツの中でも、比較的安い値段で手に入れることが出来るため、時間と手間をかけて偽物を作り出したところで、あまり需要がありません。ですから偽物が多く出回っているということは、ないと言っても良いでしょう。
しかし、鮮やかなピンク色のものが人気ということもあってか、染色したものが流通しているケースもあり、この場合はクォーツに染色するためにヒビ(クラック)を入れる必要があります。キズ一つないツルツルしたものに色を付けても直ぐに落ちてしまい、反対にキズのついたものに色を付けるとキズの部分だけ色が濃くなったりしますよね。謂わば凹凸をつけて染色しやすくしているのです。
なので、あまりにも鮮やかなピンク色を持つローズクォーツを見かけたら、まずはヒビが入っているかどうかを確認してみましょう。ヒビの部分だけ色が浮いて見えるなら、まず染色された偽物のローズクォーツだと疑って下さい。
また、ガラス玉を加工して作られた偽物は、不自然なほど透明感があって派手なピンク色をしています。透明感が際立っていて、尚且つ不自然に目立つピンク色のローズクォーツを見かけた場合も、偽物だと思って良いでしょう。本物のローズクォーツを目にしたことがある人であれば、ガラス玉で作られた偽物は直ぐに見分けが付くはずです。
クォーツの中でもローズクォーツの値段は比較的安いとお伝えしましたが、大きなものになれば当然値段も上がってきます。置物に加工されたものや、大きな塊にも関わらず相場とかなりかけ離れているようなものも、偽物の可能性が高いので注意して下さい。
中国では巧妙な手口で偽物を作り出すところもありますし、実際にローズクォーツを見たことがない人や、パワーストーン初心者の方からすれば、見分けるのが難しいかも知れません。
一概にローズクォーツとは言っても、濃いピンク色や薄いピンク色、透明感のあるものや不透明なものまで種類が色々とありますので、「聞いていたローズクォーツと少し違う気がする」と思っても、偽物だと決めつけてしまうのは待った方が良いかも知れません。
自分自身で判断するのが難しい場合は、やはりプロの目で確かめてもらうためにも鑑定に出すのが一番だと言えるでしょう。
【ローズクォーツの伝説、石物語や言い伝え】
ローズクォーツは非常に美しい薔薇色やピンク色を持つことから、和名は「薔薇石英」・「紅石英」と言います。
日本では透明度が高ければ「水晶」、透明度が低ければ「石英」と認識されているため、透明度の高いローズクォーツを「紅水晶」と呼ぶこともあるそうです。
愛と美の石と呼ばれているローズクォーツは、同じく愛と美の女神であるアフロディーテに捧げられたローズ(薔薇)から、この名が付けられたと言います。
エジプトや古代ローマでは、ローズクォーツを美しさの秘薬として使用していたというお話もあり、カメオなどの装飾品でも利用され、制約のもとに一途な愛を貫いた人には、「激愛の戦士」という称号と共にプレゼントされていた時代もあったようです。
まとめ
今回は、特に若い女性から人気の高いローズクォーツについて、ご紹介させて頂きました。
可愛らしくて愛らしい見た目を持ちながら、どこか高貴な雰囲気を感じさせるローズクォーツ。
アクセサリーとして身に着けていれば女性らしさを演出出来て、世界中から愛されているパワーストーンとなります。
外見だけでなく内面的な美しさを輝かせてくれる他、恋愛成就のお守りとしても効果が高いので、片想い中の人や恋愛運をアップさせたい人にこそ、是非オススメしたいです。
過去に負った心のキズを癒し、トラウマをキレイに洗い流してポジティブさを与えてくれるわけですから、長い間人気が衰えずに今も尚人々から愛されているのにもうなずけます。
人気のパワーストーンなので既にお持ちの方も多いかも知れないですが、まだお持ちでない方はこれを機に、ご購入を検討されてみてはいかがでしょうか。