【正しい除霊の方法と知識】浄霊との違い、知って置くべき注意点

こんにちは、管理人の凛です。

除霊・浄霊という言葉は誰でも一度は聞いたことがあるでしょう。しかし、その実態はどのようなものでしょうか？
悪霊に取り憑かれると嫌な運気が回ってきて、色々なことが上手くいかなくなります。そのため、皆さんも悪霊に取り憑かれたら、除霊しなければならないという認識をお持ちでしょう。
しかし、無理やり除霊すると逆効果になってしまうのです。

悪霊に取り憑かれた時のために、除霊・浄霊について理解を深め、正しく対処できるようにしましょう。

除霊は引き剥がし、浄霊は成仏させる

除霊と浄霊は別物です。しかし、何がどう違うか理解できている人は少ないのではないでしょうか。
除霊というのは身体に取り憑いた悪霊を引き剥がす行為のことを指します。浄霊というのは悪霊を引き剥がすだけでなく、その悪霊を成仏させる段階までを指します。

除霊が必要なのは体調や精神に影響が出る時

人に取り憑く霊は様々なものがあります。守護霊や浮遊霊、地縛霊などです。

霊というものは必ずしも悪さをするわけではありません。

守護霊のように自分を守ってくれる霊を取り払ってはいけませんが、浮遊霊や地縛霊、不成仏霊はあなたの生活に悪影響を及ぼす可能性があるため、取り払ったほうがいいでしょう。原因不明の体調不良や何をやってもうまくいかない時はもしかしたら悪霊が関係しているかもしれません。
自分の日頃の行いを思い返し、原因が自分の行動や環境に無く、外的な力によって自分ばかりが酷い目に遭っているようならば悪霊の影響を疑いましょう。

除霊での注意点は霊のブーメラン性質

あまり知られていないことなのですが、除霊にはブーメランのような現象が起こります。
除霊をしただけでは、悪霊が再び取り憑いてくるということです。

悪霊が取り憑きやすいのは、基本的に自分と波長が合っており、精神の弱った身体です。相性のいい身体にはずっと取り憑き続けるのが悪霊の基本的な特徴です。そのため、除霊をする際にもそう簡単に離れようとはしません。除霊というのは悪霊を身体から引き剥がすだけの行為なので、その悪霊はこの世に存在し続け、相性のいい身体を再び探し始めます。すると結局はもともと取り憑いていた人の身体へと戻ってくるのです。

より除霊が恐ろしいと感じることは、再び取り憑いた悪霊は霊障が強くなっているということです。
霊障には重い病気や精神病を患ったり、短命、良縁に恵まれないなどの現象があります。

除霊を行う霊能者の中には、患者の身体に物理的な刺激を与えることで無理やり霊を追い出そうとする人もいます。そのような霊能者に出会った場合には注意が必要です。なぜなら、悪霊の特質をよく理解しておらず、悪霊を無理やり引き剥がすことへのリスクを考えていない可能性があるからです。

そのため、悪霊を身体から追い出そうとする際には除霊ではなく浄霊を行うことがポイントです。浄霊のプログラムは悪霊を成仏させるまでになります。悪霊が成仏すれば、同一人物に再び取り憑くこともなく、安心して生活を送ることができます。除霊をして目の前にある「苦」を一時的に回避するのではなく、浄霊をして長い期間霊に取り憑かれることなく暮らせることが大切です。

悪霊の気持ちを理解しても同情しないことが大切

霊と向き合う時に大切にしてほしいことは気持ちの持ち方です。悪霊は相性がいい人の身体に取り憑きますが、基本的な特徴として精神力の弱い人に取り憑こうとする傾向にあります。そのため、気持ちの弱い人が心霊スポットに近寄ると悪霊を連れて帰ってきてしまうことが多々あります。

大切なのは悪霊の気持ちを理解しながらも同情をしないことです。その悪霊をどのように成仏させるか、どうすれば成仏してくれるのかということを知るために、悪霊の気持ちを理解する必要はあります。
同情してはいけないのも悪霊の特徴と言えるでしょう。上記の通り、悪霊は精神の弱い人に取り憑きたがります。同情してくれる優しい人間ほど都合のいい対象は他にいません。格好の獲物です。

「大変そうですね。ただ私は助けられません。」と自分には助ける力がないこと、取り憑いてほしくないという意思表示をはっきりとすることで、悪霊は近寄ってこなくなります。精神的なコミュニケーションを取りつつも、それに依存しすぎないようにしなければなりません。

霊障を弱めるためにセルフ除霊を行うことも

自分での除霊いわゆる「セルフ除霊」というものが存在します。
この方法はオススメしません。セルフで除霊したところでほとんど効果がないでしょう。

除霊というのは超人的な能力がなければできません。除霊を行うことができるのは、祈祷をしっかりと理解した人と神様くらいのものです。そのため、厳しい言い方になりますが、セルフ除霊は気休めでしかなく、時間の無駄です。
しかし、悪霊が取り憑く力を少し弱めておきたい場合には、実施してもいいかもしれません。

部屋の雰囲気を変える

悪霊に取り憑かれやすい人は精神のバランスを崩していたり、マイナスのエネルギーが大きいということが分かってもらえたかと思います。しかし、精神のバランスが取れていない人は、私生活のバランスが取れていない可能性もあります。
部屋の雰囲気を変えるというのは、自分でできる霊障を弱める行為です。

部屋というのは人が日頃から生活する重要な空間です。そのため、運気やエネルギーが大きく関係してきます。部屋の空気が滞れば、悪い運がその場に滞ることになります。一日の初めに窓を開け、外の空気を取り込むだけでも、あなたを取り巻く運気は変わってきます。
部屋を掃除するのもかなり効果的です。部屋の運気を滞らせる要因になるのは、部屋の中のものでもあります。大切に使っているもの、思い入れのあるものはあなたの正のオーラが移っているため、捨てる必要はありませんが、使っていないものや不要なものは捨てましょう。

使われていないもの、必要のないものは、長い間、外からの刺激を受けていないため、負のオーラを抱え込んでいる可能性があります。
負のオーラは、悪霊の力を増幅させます。浄霊を行う前に、身の回りでできる霊障を弱める行為を行っておくと、運気も回り始め、浄霊もスムーズにできるでしょう。

神社にお参りに行く

神社にお参りに行くというのは霊障を弱めることに効果的です。神様の力が直接宿る神社に行き、霊障を弱めてもらえるようにお願いしましょう。
参拝は基本的に午前中に行いましょう。太陽が昇って間もない時間に参拝することがベストと言われています。神社には多くの参拝者が訪れます。様々な念が入り混じり、神社に漂う念は常軌を逸したものとなります。その力は神社でなければ対応できない程のものです。

多くの念が溜まる前に、清らかな状態で参拝することが願いを成就させる秘訣です。また、参拝する時にはできるだけ正装で行きましょう。正装でないとしてもサンダルやハイヒール、ジャージなどで神社を訪れることはNGです。
また、夜に参拝に行くことは避けて下さい。日が落ちると神社の結界は弱まります。そのため、邪念や悪しきものが周辺を徘徊し始めます。

また、行きたい神社がパッと思い浮かんだ場合には、すぐに行くようにしましょう。神社に呼ばれるということはよくある事象です。神様による救済だと思って下さい。

少しレベルの高いセルフ除霊

霊能者に浄霊を行ってもらう前に、効果的に霊障を弱めるために、少しレベルの高いセルフ除霊を行ってみてはいかがでしょうか。

滝行でサイキックゲートをすっきりさせる

サイキックゲートという体の部分を知っていますか？首の後ろの部分をサイキックゲートと呼び、第5チャクラの裏側に当たる部分です。サイキックゲートは邪気の出入り口と言われているため、この部分が弱いと悪霊に取り憑かれることもあります。逆に言えば、この部分をキレイに浄化すれば、邪気を取り払えたり、霊障を弱めることができるのです。

滝行は、もともと神道や密教などの過酷な修行の1つとして行われてきましたが、近年では一般人でも滝行体験ができるため、多くの人から人気を集めています。
滝行には、煩悩を取り払い、精神力を高める効果があります。滝によるダメージは想像を絶するものです。そのため、滝行を行った多くの人は耐えることに必死だと言います。そのため、何かを考えることのない「無の時間」を確保することができます。この時間が煩悩を取り払ってくれるのです。
滝行ではサイキックゲートに滝の水が当たります。そのため、邪気が取り払われるとも言われています。少しでも自分の力で霊障を弱めたいのであれば、滝行をオススメします。精神力の強化などで悪霊に対する心構えもしっかりと持てるようになるはずです。

しかし、滝行は危険と隣り合わせになります。冷水に対するショックや滝の水圧による骨折、石や木片などの落下物によるケガも起きかねません。滝行を行う場合には、必ず専門家の指導の下、行うようにして下さい。

守り本尊に救いを求める

人には生まれ年の干支によって、守り本尊が決まっています。守り本尊にはそれぞれ真言という言葉が存在します。真言を唱えると、あなたを災いや苦しみから救ってくれるとされており、除霊・浄霊の効果もあるのです。
干支によって守ってくれている仏様が異なります。

• • 子年生まれ

1960年、1972年、1984年、1996年、2008年は子年です。子年の守護仏は千手観音菩薩です。ご利益としては全ての人間の願い事を見てくれるというものです。
真言には「オン」「バ」「ザラ」「ダ」「ラマ」「キリーク」「ソワカ」があります。

• • 丑・寅年生まれ

1961年、1973年、1985年、1997年、2009年は丑年です。
1962年、1974年、1986年、1998年、2010年が寅年です。
この2つの年の守護仏は虚空蔵菩薩で、記憶力や無限のご利益を授けてくれます。
真言は「オン」「バ」「ザラ」「アラ」「タンノー」「タラーク」「ソワカ」です。

• • 卯年生まれ

1963年、1975年、1987年、1999年、2011年は卯年です。
守護仏は文殊菩薩で、この仏には学業の功徳が顕著に現れるというご利益があります。
真言には「オン」「ア」「ラ」「ハ」「シャノー」があります。

• • 辰年・巳年生まれ

1964年、1976年、1988年、2000年、2012年は辰年です。
1965年、1977年、1989年、2001年、2013年が巳年です。
これらの守護仏は普賢菩薩で、悟りの境地に連れていってくれるというご利益があります。
真言は「オン」「サンマ」「カ」「サト」「バン」です。

• • 午年生まれ

1966年、1978年、1990年、2002年、2014年は午年です。
午年の守護仏は勢至菩薩です。滅罪、悪霊退散などのご利益があり、滅罪のご利益は最も優れていると言われています。
真言は「オン」「サンザン」「ザンサク」「ソワカ」です。

• • 未・申年生まれ

1955年、1967年、1979年、1991年、2003年、2015年は未年です。
1956年、1968年、1980年、1992年、2004年、2016年が申年です。
守護仏は大日如来で、偉大な知恵と慈悲の力があるため、あらゆる災難をはねのけ、明るい道を照らしてくれるご利益があります。
真言は「オン」「バ」「ザラ」「ダ」「ト」「バン」です。

• • 酉年生まれ

1957年、1969年、1981年、1993年、2005年、2017年は酉年です。
守護仏は不動明王であり、煩悩や障害を焼き払ってくれるご利益があります。また、願い事をすることがよくないと言われていますが、天部・明王・菩薩という位の仏は、如来と違ってまだ悟りを開いていないため、修行の一環として人々の願いを聞いてくれると言われています。
真言は「ナウ」「マク」「サ」「マンダ」「バ」「ザラ」「ダン」「カン」です。

• • 戌・亥年生まれ

1958年、1970年、1982年、1994年、2006年、2018年は戌年です。
1959年、1971年、1983年、1995年、2007年が亥年です。
守護仏は阿弥陀如来です。この仏を信じて、その名を唱えていれば、死後極楽浄土に生まれると言われています。上記の通り、如来は悟りを開いた状態であるため願いを直接聞いてくれることはないので、注意して下さい。
真言は「オン」「ア」「ミリ」「タ」「テイ」「ゼイ」「カ」「ラ」「ウン」です。

守り本尊の真言を唱えるだけでなく、守り本尊が祀られている神社に参拝に行くことでより霊障を弱める効果が発揮されます。

 

まとめ

除霊と浄霊の違いはその行為の後に大きく関わってきます。またセルフ除霊もあくまでも気休めでしかありません。セルフ除霊を行ったうえで、霊能者に除霊・浄霊をしてもらうと効果が高まります。悪霊に対する認識や精神力などを今一度学んで浄霊を行ってもらうといいでしょう。

YouTube動画でも私のアシスタントが除霊と浄霊の違いについて解説していますので良ければご覧になってみてください。