【九星占術講座】開運! 九星占術の基礎知識まとめ解説!
こんにちは、管理人の凛です。
今回は、九星占術の基礎知識をまとめ、解説します。
九星占術は、数多くある占いの一種です。
一般的に占いといえば、自分の運勢や性格などを当てる行いですが、九星占術はそれだけにとどまらないのが特徴だと言えるでしょう。
もちろん、自分の運勢や性格などを知ることもできますが、九星占術は旅行や買い物、引っ越し、転職など、日常生活を送る中での行動によって、自分の運勢を好転させることも可能なのです。
このように、九星占術は一般的な占いとは異なる特徴を持っていますので、あまり馴染みがないという方も多いかもしれません。
しかし、九星占術を知り、そして有効に活用することができれば、他の占いでは変えることができなかった未来を変えることもできるでしょう。
変えたい未来、変えたくない未来を取捨選択できるようになれば、思いのままに人生を歩むことも不可能ではありません。
この記事では、九星占術の基礎知識をわかりやすくまとめ、簡単に解説していきますので、ぜひ目を通して、九星占術の世界に触れてみてください。
【1】九星占術の基礎や特徴
九星占術は占いの一種とはいっても、世の中にはタロット占いや西洋占星術、姓名判断など、数多くの占いが存在していますので、そのひとつに過ぎないと思ってしまう人も多いかもしれません。
しかし、九星占術は中国4000年の歴史が生み出し、育んだ由緒ある占いです。
九星占術以外の占いは、自分の性格や運勢の傾向を調べることしかできませんので、その結果を受け入れるしかありませんが、九星占術であれば、自分の性格や運勢の傾向を知ったうえで、その人にとっての各タイミングにおける吉方位を調べて、その吉方位に向かって動くことで、運命に働きかけることができます。
つまり、九星占術は、占いの結果で「運勢が悪い」「運勢が凶に傾く」と出ても、自分が行動を起こすことによって、その運命を変えて危機を回避したり、トラブルを回避したりすることができるのです。
それは、他の占いにはない特徴なので、九星占術は他の占いに比べて人気が高いと言えます。
昨今の日本は医療体制の充実などによって、世界でもトップレベルの長寿国となっていますので、「人生100年」と言われるくらいに長い人生を生きていかなければいけません。長い人生を生きるわけですから、自分の行動によって未来や運勢を変えることができるなら、その手段を使わない理由はありませんよね。
九星占術をうまく活用して、そのときどきの吉方位に動いたり、吉方位で買い物や外食、旅行などの行動を起こすことで、これまでは運に恵まれなかった人でも、運勢が飛躍的に向上する可能性が極めて高まります。
また、普段から九星占術の吉方位を意識して、どんな時でもそのときどきの吉方位を選ぶ習慣をつけておけば、次第に良い運勢を味方につけることができるようになり、幸運や良い出会いを引き寄せることができたり、災難やトラブルを避けることができたりするようになるでしょう。
しかし、あくまでも九星占術にもとづいた吉方位でなければ意味がありません。我流や独自の方位の取り方だと、間違って凶の方位に動いてしまうリスクもありますし、凶の方位に動いてしまったら、大惨事を招いてしまう可能性もあります。
それほどに、方位の力は強力なものなので、吉方位を意識して動く時は、信頼できる著者が出している九星占術の本を読むか、信頼できる占い師に相談をするのがベストでしょう。
【2】自分の本命星を知る3つの方法
九星占術をうまく活用し、吉方位によって運勢を好転させていくためには、自分の本命星を知ることが第一歩です。
本命星とは、生年月日から導き出すことができる9つのパターンの星のことですが、宇宙に無数にある星のことではなく、その人の運命を定めるエネルギーのようなものだと思って頂ければ問題ないでしょう。
9つのパターンの星の中で、自分の本命星が何なのかを知ることが、九星占術のスタート地点です。
その本命星を導き出す主な方法を3つご紹介しますので、お好みの方法で自分の本命星を確認してみてください。
ただし、一点だけ重要なことがあります。
それは、「誕生日が1月1日から2月3日(立春の前の日)までの方は、前年の本命星」となるということです。
例を挙げると、昭和60年8月14日生まれの人は「六白金星」、昭和60年1月29日生まれの人は「七赤金星」となります。1月29日生まれは立春よりも前の誕生日のため、前年である昭和59年の本命星の七赤金星となるのです。
その重要な一点を踏まえたうえで、お好みの方法で自分の本命星を確認してみましょう。
(1)早見表で本命星を調べる
早見表を見て、自分の生まれた年を探せば、一瞬で自分の本命星を調べることができます。
ただし、誕生日が1月1日から2月3日までの方は、前の年の本命星となりますので、その点に注意して、自分の本命星を探してみましょう。
・「九紫火星」・・・昭和21年、昭和30年、昭和39年、昭和48年、昭和57年、平成3年、平成12年、平成21年
・「八白土星」・・・昭和22年、昭和31年、昭和40年、昭和49年、昭和58年、平成4年、平成13年、平成22年
・「七赤金星」・・・昭和23年、昭和32年、昭和41年、昭和50年、昭和59年、平成5年、平成14年、平成23年
・「六白金星」・・・昭和24年、昭和33年、昭和42年、昭和51年、昭和60年、平成6年、平成15年、平成24年
・「五黄土星」・・・昭和25年、昭和34年、昭和43年、昭和52年、昭和61年、平成7年、平成16年、平成25年
・「四緑土星」・・・昭和26年、昭和35年、昭和44年、昭和53年、昭和62年、平成8年、平成17年、平成26年
・「三碧木星」・・・昭和27年、昭和36年、昭和45年、昭和54年、昭和63年、平成9年、平成18年、平成27年
・「二黒土星」・・・昭和28年、昭和37年、昭和46年、昭和55年、平成元年、平成10年、平成19年、平成28年
・「一白水星」・・・昭和29年、昭和38年、昭和47年、昭和56年、平成2年、平成11年、平成20年、平成29年
以上が、簡易的な早見表なので、誕生日が1月1日から2月3日でない方は自分の生まれた年を、誕生日が1月1日から2月3日の方は自分の生まれた年の前年を探せば、ご自身の本命星を導き出すことができます。
(2)計算式を用いて本命星を調べる
早見表が手元にあれば、早見表を見る方が早いかもしれませんが、早見表が手元にない時もあるでしょう。
その場合は、計算式を用いれば本命星を導き出すことができます。
その計算式をご紹介しますので、頭に入れておきましょう。
・手順1・・・まず、自分の生まれた年の西暦をそれぞれ4つの数字に分ける。
・手順2・・・4つの数字に分けた西暦を足し算する。足した数字が10以上になる場合は、10の位の数字と1の位の数字を足して、一桁の数字にする。
・手順3・・・11から、手順2で導き出した数字を引き算する。
以上の手順を踏めば、自分の本命星を導き出すことができます。
手順だけでは分かりにくいという方は、いくつか例を挙げておきますので、そちらを参考にしてみてください。
・例1・・・1985年生まれ
1+9+8+5=23(西暦のそれぞれの数字を4つに分けて足し算する。)
2+3=5(足し算した数字が23で10以上の数字となるため、10の位の2と、1の位の3を足す。)
11-5=6(11から、上記の5を引き算する。)
導き出された数字が6なので、1985年生まれの本命星は「六白金星」ということになります。
・例2・・・2001年生まれ
2+0+0+1=3(西暦のそれぞれの数字を4つに分けて足し算する。)
11-3=8(足し算した数字が3で、10以下のため、11からその数字を引き算する。)
導き出された数字が8なので、2001年生まれの本命星は「八白土星」ということになります。
なお、注意点ですが、誕生日が1月1日から2月3日生まれの方は、「計算式で導き出された数字に1を足す」、もしくは「自分の生まれた年の前年の西暦で計算を行う」という方法を用いてください。そうすれば、正しい本命星を導き出すことができます。
(3)計算してくれるサイトを利用して本命星を調べる
手元に早見表がない、そして計算も得意ではないという方は、計算してくれるサイトを利用すれば、本命星を導き出すことができます。
パソコンもしくはスマートフォンからアクセスして、自分の生年月日を入力するだけなので、インターネット環境さえ整っていれば誰でも本命星を導き出せる簡単な方法です。
CASIOが運営するホームページ「生活や実務に役立つ高精度計算サイト」(https://keisan.casio.jp/)のサイト内に、「九星盤計算」(https://keisan.casio.jp/has10/SpecExec.cgi?id=system/2006/1207304031)というページがありますので、そちらを活用してみてください。
出先などで、他人の本命星を調べる時にも役に立ちますので、ブックマークしておいても良いかもしれません。
【3】九星の主な活用方法
9つのパターンがある本命星ですが、この本命星を活用することによって、簡易的ではありますが、2つのことを知ることができます。
1つ目は、「性格を調べる」ということができます。
本命星自体には、吉凶の概念はありませんが、その人の性格や行動に大きな影響を及ぼすと言われています。
つまり、自分もしくは他人の本命星を知り、その本命星がどのような性格の特徴をしているのかや、どのような行動傾向にあるのかを知れば、自ずと自分もしくは他人の性格や行動パターンの癖などが分かってくるのです。
また、掘り下げていけば、その人の恋愛傾向や結婚のタイミングや傾向、適職なども知ることができるでしょう。
2つ目は、「相性を調べる」ということができます。
自分に本命星があるように、他人にも本命星があります。
つまり、本命星の相性を紐解いていけば、人と人との相性を調べることができるのです。
九星、つまり本命星を基本にして読み解く相性は、それぞれの五行をもとにして読み解くとされていますが、多少、難解な部分もありますので、占い師や信頼できる著書やホームページなどを参照すると良いかもしれません。
≪性格を調べる≫
性格を調べる時は、9つのパターンがある本命星のそれぞれの特徴を読み解けば知ることができます。
以下に、九星の性格の特徴を簡潔にまとめておきますので、参考にしてみてください。
(1)一白水星
一白水星が宿しているエネルギーは「水」です。水をエネルギーに宿しているので、形を変えつつ、さまざまな場所に馴染むことができる、柔軟性の高いタイプが多いと言えるでしょう。努力家で頭が良いことが長所ですが、繊細で悩み事を抱えやすいという短所もあります。また、恋愛気質な人が多いことも特徴だと言えるでしょう。
(2)二黒土星
二黒土星が宿しているエネルギーは「土」です。土の中でも黒く、泥のような土をエネルギーに宿しているので、地味で目立たないタイプが多いと言えるでしょう。ただし、地味で目立たないながらも、コツコツと地道に作業を続けることができるタイプが多いので、大器晩成することも多いと言えます。また、保守的な人が多いため、無難な恋愛を好む人が多いことも特徴です。
(3)三碧木星
三碧木星が宿しているエネルギーは「木」です。木の中でもまっすぐ空高く伸びている大きな木のエネルギーを宿しているので、明るく、華やかなタイプが多いと言えるでしょう。賑やかな雰囲気を好む傾向にあるため、一人よりも大勢で過ごす時間を大切にしながら、華やかな人生を送る人が多いと言えます。ただし、晩年にかけて運気は下がっていきます。
(4)四緑木星
四緑木星が宿しているエネルギーは「木」です。風になびく木のエネルギーを宿しているので、ひょうひょうとしているタイプが多いと言えるでしょう。コミュニケーション能力に優れていて、どんな人とでも気軽に仲良くなることができることが長所ですが、話が長く、回りくどくなるという短所もあります。また、場合によっては周りに流されてしまい、優柔不断になってしまうこともあるでしょう。
(5)五黄土星
五黄土星が宿しているエネルギーは「土」です。エネルギー自体は、9つあるエネルギーのパターンの中で最強のエネルギーをしています。肝が据わっていて、行動力があるため、自然とグループのリーダーになることが多いでしょう。ただし、一度怒ると怖く、容赦がない一面も持ち合わせています。
(6)六白金星
六白金星が宿しているエネルギーは「金」です。権力志向が強いタイプが多いと言えるでしょう。ただし、権力志向が強いながらも、組織や集団のために役に立つことを好む傾向にもありますので、組織や集団を支える力に長けている人が多いのが特徴です。欠点は、上から目線の言動が多いことと、他人の感情に鈍感なことです。
(7)七赤金星
七赤金星が宿しているエネルギーは「金」です。金のエネルギーを宿しているため、華やかで愛嬌があるタイプが多いと言えるでしょう。非常におしゃべりな一面も持っています。明るい一面は長所ですが、詰めが甘く、人間関係やビジネス関連で苦労をしやすいという欠点もあります。
(8)八白土星
八白土星が宿しているエネルギーは「土」です。土の中でも岩のように固くなった土のエネルギーを宿しているので、頑固で強情なタイプが多いと言えるでしょう。頑固な性格をしているため、周りとうまく折り合いをつけることを苦手とする人が多いですが、一度築き上げた信頼を裏切ることがないという良い一面も持っています。
(9)九紫火星
九紫火星が宿しているエネルギーは「火」です。火のエネルギーを宿しているので、燃え移る火のように気持ちの移り変わりが激しいタイプが多いと言えるでしょう。ただし、頭脳明晰で、美男美女が多く、芸術的なセンスにも長けている才能に溢れた人が多いことが特徴です。
≪相性を調べる≫
相性を調べる時は、九星の関係性や、それぞれの星がどのような働きかけをするのかを知る必要があります。
以下に、九星がつかさどる五行と、それぞれの間にはどのような働きかけがあるのかをまとめておきますが、理解が難しい場合は素直に占い師を頼るのが良いでしょう。
・一白水星・・・水
・二黒土星・・・土
・三碧木星・・・木
・四緑木星・・・木
・五黄土星・・・土
・六白金星・・・金
・七赤金星・・・金
・八白土星・・・土
・九紫火星・・・火
上記が、九星がつかさどる五行となっています。
・木生火(もくしょうか)・・・木の摩擦によって火が生じて燃える。
・火生土(かしょうど)・・・火が燃え尽きることによって灰が土に返る。
・土生金(どしょうきん)・・・土が固まることによって金属が生まれる。
・金生水(きんしょうすい)・・・金属が冷えることによって表面に水が生じる。
・水生木(すいしょうもく)・・・水は木を育てる。
・木剋土(もっこくど)・・・木が根っこを張ることによって土から養分を奪う。
・土剋水(どこくすい)・・・土が水を吸い取る。
・水剋火(すいこくか)・・・水によって火は消える。
・火剋金(かこくきん)・・・火によって金属は溶ける。
・金剋木(きんこくもく)・・・金属の刃で木は切り倒される。
以上が、それぞれの間にどのような働きかけがあるのかをまとめたものですが、基本的には上5つが良い働きかけで、下5つが悪い働きかけだと思って頂ければ問題ありません。
つまり、上5つの相性が良くて、下5つの相性が悪いということになります。
【まとめ】
今回は、九星占術の基礎知識をまとめ、解説しました。
九星占術は、数多くある占いの中でも人気が高く、信ぴょう性もあります。
占いで出た結果をもとに、今後の運勢を変えるための行動に移すことができたり、より良い未来を掴むための行動に移すことができたりするのは、九星占術ならではだと言えるでしょう。
解説した内容は、九星占術の基礎の部分にあたる知識のみなので、もっと掘り下げていけば難解なことも多くあるかもしれませんが、少しでも興味を持ったなら、今後の自分の人生をより良いものにするためにも、九星占術の世界に触れ、上手に活用してみてください。