シングルマザーは自業自得?世間の評価に負けない力を潜在意識で手に入れよう!
こんにちは、管理人の凛です。
今回はシングルマザーが潜在意識を使って幸福を掴む方法をテーマにお話したいと思います。
女性の社会進出や男女平等社会の推進に伴い、日本での離婚率は以前に比べて増加傾向にあり、シングルマザーも珍しい存在ではなくなりつつあります。
しかし、一方でシングルマザーに対する風当たりは依然として強く、世間から「自業自得」などと心ない言葉を投げかけられる人も少なくありません。
批判の声が高まると、どんなに気丈な方でも落ち込みやすくなりますが、お母さんが幸せを感じていなければ、子供も本当の意味で幸せになる事はできません。世間からの不当な評価を覆して母子共に幸せを手に入れられるよう、潜在意識を使う重要性や活用方法について知っておきましょう。
風当たりの強いシングルマザーだからこそ潜在意識の活用は効果的
潜在意識は全ての人の中に存在しますが、特にシングルマザーの方に潜在意識の活用をお勧めするのは、世間の冷たい風当たりに負けないようにするためです。
シングルマザーの方は世間の心ない評価によって、「(悪い意味の)自業自得」「子供がかわいそう」「恋愛は育児放棄」などといった負のイメージを刷り込まれています。
そのため、シングルマザーとして頑張っていこうと思っても、潜在意識に刷り込まれている「シングルマザーで苦労するのは自業自得」「シングルマザーになったら子供はかわいそう」「シングルマザーの恋愛は育児放棄」といった概念が邪魔をして、なかなか幸福を掴み取れなくなってしまうのです。
その結果、「やっぱりシングルマザーだから…」と自己嫌悪に陥ってしまうのですが、うまくいかないのはシングルマザーだからではなく、自らの潜在意識がストップを掛けているためです。
逆に言うと、潜在意識に刷り込まれたシングルマザーに対する負のイメージを書き換える事が出来れば、お金・仕事・恋愛において、世間の評価を吹き飛ばすような幸せや成功を思いのまま手に入れられるようになります。
シングルマザーが幸せを手に入れるための潜在意識の活用法3選
潜在意識を書き換えて、自分の希望や願いの実現を目指す事を「引き寄せ」といいます。引き寄せに成功すれば、潜在意識と顕在意識が一致し、何の障害もなく目標に向かって邁進する事ができます。ただ、潜在意識は長年掛けて刷り込まれてきたものですし、普段は自覚する事すら出来ないので、一朝一夕で書き換えるのは困難です。
しかし、潜在意識を書き換える方法=引き寄せの法則自体はシンプルなので、今日からでも早速実践できます。
ここでは、シングルマザーの方が世間の不当な評価に負けない力を手に入れるための潜在意識活用法を3つまとめました。
日常生活に小さな変化を取り入れホメオスタシスを解除する
生物は自身に危険が及ばないよう、常に安定した環境下にいる事を潜在意識で望んでいます。そのため、今までの安定した生活から逸脱した行動を取ろうとすると強い拒絶反応が起こり、なかなか変化を受け入れようとしません。
このように一定の状態を維持しようとする機能を「ホメオスタシス」といい、潜在意識を書き換える上で大きな障害となります。そのため、まずはホメオスタシスの機能を解除しなければなりませんが、変化が大きいほど潜在意識の拒絶反応も強くなってしまいます。
そこで実践したいのが、毎日の生活に小さな変化を取り入れる事です。例えば、毎日朝6時半に起床しているのなら30分早い6時に起き出してみる。また、通勤中、いつもの駅から乗らずに一駅分歩いて次の駅から電車に乗る、といった事が挙げられます。
一つ一つは些細な事ですが、このような変化を毎日取り入れていると、自分の身に起こる変化への抵抗力が薄れ、潜在意識の書き換えに対する拒絶反応も少なくなっていきます。
実現したい事を繰り返し書き留める
潜在意識には普段コンタクトする事が出来ないため、ただ「子供と幸せな生活を送りたい」「いい人と巡り会って再婚したい」と念じても、顕在意識レベルで止まってしまいます。
願いや希望を潜在意識に刷り込ませるためには、たった一回念じるのではなく、何度も繰り返して習慣化する事が大切です。
例えば私達は朝起きたら顔を洗い、出かける時には玄関の鍵を閉めますが、これらの行動は半ば無意識に行っているもので、いちいち「顔が汚れているから洗わなければいけない」「泥棒が入るかもしれないから鍵を閉めなければならない」と意識する事はありません。
それはこれらの行動が習慣化によって潜在意識に刷り込まれているからです。
この法則を応用し、なりたい自分や達成したい事を紙に10~20回くらい連続で書き込んでみましょう。ただ念じるのではなく、紙などに書いて視覚から情報を得られるようにするのがポイントです。何度も書き、読んでいる内に潜在意識になりたい自分や達成したい目標が少しずつ刷り込まれていきます。
そして、願いや目標を書く時は必ず主語を「私」にしましょう。潜在意識には自分と他人という概念がないので、主語を入れないと誰がそう願っているのかわからなくなってしまいます。
また、願い事や目標は必ず現在形で、かつ決定事項のように書きます。例えば、「私は子供を大学まで進学させる」という書き方をして下さい。現時点では「大学に行かせるだけのお金はない」という思いが潜在意識に根付いていても、根気よく続けていけば潜在意識の書き換えが行われ、気づけば「大学に行かせるなんて無理」という考えすら湧いてこなくなります。
なお、願いを叶えるための具体的な方法まで書く必要はありません。潜在意識が書き換えられれば、これまでの経験などを元に、潜在意識が願いを叶えるためのステップを生み出してくれます。
音楽やアロマで顕在意識が出にくい状態を作る
潜在意識の書き換えを行おうとすると、しばしば理性を持つ顕在意識が邪魔してくる事があります。
例えば職場で気になる男性と恋愛関係になる事を望んでいるとしましょう。しかし、いざ引き寄せの法則を実践しようと思った時、「バツイチ子持ちのシングルマザーに振り向いてくれるわけがない」などと理性が冷静に分析してしまい、書き換えにストップを掛けてしまいます。
これは「恋愛関係になりたい」と願う一方、「振られて傷つきたくない」という保身の感情が湧き上がるためです。
潜在意識の書き換えを行う際、顕在意識はしばしば邪魔な存在となりますので、なるべく表層の意識が出てこない状態を作るようにしましょう。具体的には、心が落ち着く音楽を聴いたり、リラックス出来るアロマの香りを漂わせたりすると心の声に対して素直になる事ができます。
「自業自得」「子供が可哀想」などシングルマザーに向けられる批判とその真実
母子家庭への偏見や差別は少なくなってきましたが、残念ながらシングルマザーに対してまだまだ否定的な意見を持っている人もいます。インターネットを利用したり、テレビを見ていたりすると意識しなくても批判を目にする事がありますし、中には面と向かって否定的な発言をされた方もいるかもしれません。
シングルマザーの方は仕事から家事、子育てまで一人きりで奮闘しているので心身共に疲れ切っている人が多くいますが、心が弱っていると他人の悪意に対する抵抗力も低下し、「自分が悪いのではないか」と思い込むようになります。しかし、シングルマザーに対する批判のほとんどは、実態を知らない人間からの無責任な発言によるものです。
ここからは、そんな批判の声の一部と、それに対する考え方をご紹介します。潜在意識にあるネガティブな思い込みを取り払うための参考にしてみて下さい。
「自業自得」には「良い事をしたら良い事が返ってくる」という意味もある
シングルマザー批判の内、最も多いのが「離婚したのは自業自得」という言葉です。死別を除き、シングルマザーになるには自分の意思で離婚という道を選ばなくてはなりません。そのため、シングルマザーで苦労していても「自分が選んだ道なのだから自業自得でしょう」と批判される事がよくあります。
離婚の原因は人それぞれですが、中には夫の不倫やDV、モラハラなど、妻側には責任のない事で別れに至った夫婦も少なくありません。しかし、批判する人達にとって細かい理由は関係なく、「そんな男を夫に選んだ方が悪い」と非難される事すらあります。
そんな時は「自業自得」という言葉の意味を今一度考えてみましょう。
そもそも自業自得とは仏教用語の一つで、本来は「自ら行った善悪の行為により、本人がその報いを受ける事」という意味を持ちます。巷では悪い行いに対して悪い事が返ってくるという意味で使われるケースが多いので負のイメージが定着していますが、実際には「良い事を行った時に、良い事が返ってくる」という意味も持ち合わせています。
もし「自業自得」という批判を受けたら、「間違っていない選択をしたのだから、きっと良い事が返ってくる」とポジティブに受け取りましょう。
実際に母子で幸せな生活を掴み取れば、自分の選択は間違っていなかった事の証明にもなります。
離婚よりも親の不仲を見せられる方が子供にとって悪影響となる
日本では「子育ては両親が揃って行うもの」というイメージが定着しているため、シングルマザーになると「子供がかわいそう」と言われる事があります。
お母さんは子供の幸せを第一に考えますので、当然離婚が子供に及ぼす影響について何度も熟慮を重ねたはずです。その上で離婚という結論に至ったとしても、「子供を犠牲にしてしまった」という罪悪感を抱いている方は多いため、周囲の批判を心から否定できず、苦しんでいるケースも多々見られます。
確かに離婚が子供に与える影響は少なくありませんが、シングルマザーになる事が必ずしも悪影響を及ぼすわけではありません。
子供の精神発達を検討したある調査では、親の仲が良いグループと悪いグループとの間では、後者の方が自分自身の未来に関するネガティブな期待=絶望感を表す得点の平均値が大きい事が確認されたそうです。
また、親が離婚したグループと親の仲が悪いグループの間でも、やはり後者の方が得点の平均値が高かったのだそうです。
つまり親の不仲を目の当たりにする事は、片親になる事よりも子供にとって悪影響を及ぼす事なのです。
大切なのは両親揃っている事ではなく、子供の発育に良い環境であるかどうかです。シングルマザーになる事によって親の不仲を子供に見せなくて済むようになり、母子共に笑顔で生活できているのなら、「子供がかわいそう」などという批判は的外れと言えるでしょう。
シングルマザーの恋愛=育児放棄ではない
シングルマザーが恋愛しようとすると、「子供より男性を取るのか」「育児放棄ではないか」といった批判が飛び交います。もちろん実際にそんな事実はなく、シングルマザーのほとんどは子供の事を最優先に考えていますし、ステップファミリーとして幸せな生活を送っている家庭も沢山あります。
しかし一方で、世の中には、シングルマザーの交際相手による子供への虐待といった悲しいニュースが溢れているのも事実です。そしてメディアで大々的に報道されるのは圧倒的に後者の方なので、シングルマザーの恋愛=悪という概念が定着してしまっているのです。そのため、シングルマザーの中には世間の目を気にして堂々と恋愛出来ない人も少なくありません。
しかし、ある報告によると、離婚後5年以内に再婚した女性は、離婚時に20歳代だった場合は3割以上、30代前半なら約3割、30代後半なら約2割に及んでいます。特に30代の再婚率については、初婚の女性の婚姻率と大差がなく、希有な例ではない事が伺えます。
もちろんシングルマザーの方は、子供がいますから恋愛や再婚に慎重にならざるを得ない部分もあるでしょう。しかし、自身にとっても子供にとっても最善の選択であると確信出来るのなら、世間の批判を覆す幸せな恋愛・再婚が実現出来るはずです。
まとめ
「我慢する事が美徳」とされる日本では、子供がいるのに離婚をしたシングルマザーに対する風当たりが強く、不当な評価を下されてしまいがちです。周囲の悪意にさらされ続けると心身が疲弊してしまいますし、無意識の内に「シングルマザーはダメな人間」という概念が刷り込まれてしまい、何をやっても上手くいかない負のスパイラルに陥りがちです。
そんな時は潜在意識の書き換えを行い、夢を現実にする力を手に入れましょう。長年掛けて培われた潜在意識を書き換えるのは簡単な事ではありませんが、毎日小さな変化を取り入れたり、願いを繰り返し書き留める習慣を付けたりすれば、徐々に潜在意識が願いや希望と一致してきます。
意識の9割を占める潜在意識のパワーを駆使すれば、世間の不当な評価を吹き飛ばす程の力で自分と子供の幸せを掴み取る事が出来るはずです。