会社や職場の人間関係がうまく行かない人の特徴5つと改善する方法!
こんにちは、管理人の凛です。
今回は会社の人間関係がうまく行かない人の特徴や人間関係の改善方法をテーマにお話したいと思います。
会社での人間関係がうまく行かない人には、幾つかの特徴があります。人の事を信じられていない事もありますし、自分を許せない心に苦しんでいる事もあります。
ここでは5つの特徴について説明しますが、該当したからといって落ち込んだり自分を責めたりする必要はありません。人間関係の改善方法についても代表的な5つの方法をご紹介しますので、是非、参考にしてみて下さい。
職場の人間関係がうまく行かない人の5つの特徴
まずは職場の人間関係がうまく行かない人の特徴を5つご紹介します。自分が特徴に当てはまったからといって気にする必要はありませんが、潜在意識のワークは、実践するようにして下さい。できそうなワークを少しずつでもやっていくと、人間関係が徐々に改善していきます。
自分以外の他人を信用する事が出来ない
人間関係がうまく行かない人の中に、他人を信じられないという人は多くいます。他人に近付き過ぎると騙されたり、危害を加えられたりする気がする、という人もいます。
他人が信用出来ない理由は、例えば、過去に信用していた人に裏切られた経験があるとか、両親が離婚をしてどちらかが自分の前からいなくなったなどの経験によります。また、学校で虐めを受けた経験から、人を信じられないと思ってしまう事もあります。
他人を信用するには、まず自分を信用して、その上で他人を信用するというように潜在意識の書き換えをします。実際に潜在意識のワークをやってみると分かりますが、人を信用出来ない事がいかに苦しい状態だったかが分かるようになります。
自分を許す事が出来ていない
人は、仕事や受験などで何か大きな失敗をすると、理想と現実のギャップに気付き、理想を達成できなかった不甲斐なさから「自分が許せない」と考える事があります。また、理不尽さを感じたり、高圧的な態度の両親に育てられたりした時も、徐々に自分に非があるのではと思い込んでしまいます。
一方、理不尽な仕打ちをしてきた人に怒りの矛先を向ける人もいます。
これは職場においても起こり得る事です。例えば、自分には落ち度がないトラブルが発生したとしても、クライアントから理不尽に叱責される事があります。この際、至らなかった自分に憤りを感じる事もありますし、理不尽な叱責をしてくる相手に怒りの矛先を向ける事もあります。
ですが、いずれの場合も怒りに苛まれて苦しむのは自分です。
まずは、許すという所に大きな学びがあると思って下さい。そして、許す事が出来た時に初めて、職場の人間関係が少しずつ良くなっていきます。
考え方がネガティブで自分や人の意見を否定する
ネガティブな考え方には、幾つかのタイプがあります。自分について「あれが出来ない」「これがダメなんだ」と言うタイプと、人の意見をことごとく否定するタイプの人がいます。
自分について過小評価するネガティブなタイプは、人間関係の相手を疲れさせてしまいます。せっかく褒められても「いや、そんな事はない」と否定しますし、「自分はダメだ」というような発言は相手を困らせるだけだからです。
また、人の発言を否定するタイプのネガティブな人は、相手から恨みを買います。喋る言葉に毒がありますので、周囲の人が自然と離れていってしまいます。
根本的な原因を探って対処していく必要があるでしょう。
我が強すぎて自分の意見を人に押し付けようとする
強い人間には魅力がありますが、我が強い人間は嫌われます。魅力を感じる強い人間とは、人の為に勇気を出す事が出来る人や、勇敢にチャレンジを続けているような人の事です。
これに対して、我が強い人というのは、自分の意見を人に押し付けようとしているだけの人です。自分の事しか考えていませんので、周囲の人は、相手にするのを面倒に感じてしまいます。
我が強い人は、正しいか正しくないかだけで判断しようとします。職場のような多くの人が集まる場所では、善悪ではなく、魅力ある考え方の人に人が集まります。逆に、我の強い人でも「魅力」に強く拘るようにすれば、周囲の人から一目置かれる存在になれるでしょう。
自己評価がとても低い
自己評価が低い人は、自分の評価が低いんだという現実を引き寄せる人です。同僚から馬鹿にされたり笑われたりして、評価が低い事を再認識させられる事もあるため、職場では非常に損をしてしまいます。
逆に、自己評価が高い人は、「やっぱり私って出来るんだ!」と思うような事が続きます。
自己評価は、エフィカシーと自尊心の2つから成り立っています。エフィカシーは、自分の能力についての自己評価であり、自尊心は、そのままの自分の存在を認めている心です。この2つを潜在意識のワークで上げていけば、人間関係の問題だけでなく、仕事のミスやトラブルなども少なくなっていきます。
人間関係がうまく行かないのは潜在意識にある思い込みが原因!5つの改善方法をチェック
職場の人間関係が思い通りに行かないのは、潜在意識にある「思い込み」が原因である事がほとんどです。最も多い思い込みは、「自分は人付き合いが苦手だ」とか「自分は内向的な人間だ」というものです。人によっては、生まれつき内向的な人間だと思うかもしれませんが、赤ちゃんの頃からおどおどしている人はいません。
本来の私達は、力強く逞しい存在だった筈です。それが、人生の様々な経験をする中で自信を失ってきてしまっているだけです。自信をなくしたりする原因は、何らかのネガティブな体験をした事にあります。つまり、潜在意識を活用して過去の記憶を癒してあげれば、本来の力が漲った存在になれるという事です。
潜在意識にある思い込みを解消すれば、職場の人間関係は必ず改善できます。期待しながら下記のワークを試してみて下さい。
ポジティブな気持ちになれる言霊をひたすら唱えるワーク(単語法)
潜在意識のワークに、言霊をひたすら唱えていく方法(単語法)があります。これは小林正観さんや斉藤一人さんが推奨しているやり方です。
方法は簡単で、例えば運が悪いと感じた時は「ついてる」と何度も声に出して唱えます。唱える言葉は、ポジティブな気持ちになれる言葉なら何でも大丈夫です。「ありがとう」「嬉しい」「楽しい」など、味わいたい感情を単語にして唱えると良いでしょう。
この潜在意識ワークのメリットは、心の葛藤が起きない事です。アファメーションのように「私は、良好な人間関係が築けています」と言った時に「そんな事ない!」と無意識で反応しないという意味です。
逆にデメリットは、どんぴしゃで潜在意識にメッセージを送れない事です。未来を具体的にイメージできている時はアファメーション、そうでない時は、この言霊の方法を選ぶのがやりやすいと思います。
なりたい未来のイメージを短い文にまとめて読み上げるアファメーション
アファメーションは、なりたい未来を具体的にイメージして、その情景を短い文にまとめて、それを読みあげる事で潜在意識を書き換える方法です。
例えば、職場での人間関係の問題を解決したい時は、「解決したらどうなるのか」を最初にイメージします。皆で楽しくランチに出掛けているとすると、「職場の同僚とランチを楽しんでいます」となります。
ポイントは、出来るだけ未来の情景を具体的にイメージする事です。「ランチを楽しんでいます」よりも「中華料理店でランチコースをいただいています」とか「お弁当を買って△△公園で皆で食べています」の方が具体的で臨場感があります。
また、アファメーションの文を読み上げるタイミングは、出来るだけ寝る前や起きた直後の意識がボーッとした状態の時がおすすめです。昼間の意識がはっきりしている時よりも潜在意識に入り易く、アファメーションの効果が大きくなるからです。
アファメーションのデメリットは文を考えるのが難しいという点ですが、最初は短い文章で「私は、自分を許します」「人を信じます」などと唱えるのでも大丈夫です。もし、長い文章を作るのであれば、完成後に定期的な修正をして、より臨場感が高まるようにしていくのがお勧めです。
15回連続で書くのがポイント!紙に願望を書きだす断言法
断言法は、紙に願望を書きだす潜在意識のワークです。例えば、職場の人間関係を良くしたい時は、「職場の同僚と楽しく仕事の打ち合わせをしました」などと紙に書きます。ポイントは、1日1回で良いので、15回連続して紙に願望を書く事です。また、「~しました」というように、願望が叶った状態を文にします。
継続する日数は、とくに決まりはありません。1週間~10日程継続してみて、潜在意識が書き変わったと思ったら、断言する内容を変更する事もできます。
なお、断言法は、叶わない夢は無いといわれる程、強烈に潜在意識に作用します。職場の人間関係の改善のような小さな目標でも良いですが、普通では達成し得ないような壮大な夢を紙に書き出すのもお勧めです。
紙に願望を書きだす事には、昔から非常に効果があるといわれています。パソコンやスマホで願望を書く事もできますが、できれば紙に手書きで書くようにして下さい。専用のノートを購入する時は、少し高価なノートや、デザインが気に入ったものを選ぶようにして下さい。ノートやペンなどに拘れば拘る程、高い効果を期待できます。
ハワイに伝わる潜在意識の癒しのための技法 ホ・オポノポノ
ホ・オポノポノは、言霊やアファメーションに近いやり方の潜在意識ワークです。
例えば、職場の人間関係に問題がある場合なら、最初に自分の脳に向かって「どの記憶が職場の人間関係の問題を起こしているのだろう?」と問いかけます。その後、「ありがとう。愛してます。御免なさい。許して下さい」という言葉をひたすら繰り返し唱えていきます。
ホ・オポノポノは、ハワイの伝統的な潜在意識の癒しの為の技法です。病気や人間関係などに問題が生じた時に、過去世からの記憶(カルマ)が原因になっていると考えて、それを癒す為に「ありがとう。愛してます。御免なさい。許して下さい」を繰り返し唱えるのです。
ポイントは、最初の「どの記憶が問題を引き起こしているのか?」と語りかける時に、強い意志で答えを引き出そうとする事です。そして、「ありがとう」などと唱えていく時は、リラックスした状態で何も考えずにいる事です。この強く念じる事とリラックスした状態を順番にする事で、閃きという形で答えが分かる事があります。
自分が過去のどんな記憶に問題があるのか分からない時に、是非やってみて下さい。
夜寝る前と朝起きた後に行う鏡を使った自己暗示
鏡を使った自己暗示は、中村天風さんが推奨しているやり方です。やり方はとても簡単で、夜寝る前に鏡に向かって「あなたは、△△になる!」と宣言して、朝起きたら「あなたは、△△になった!」と断言します。これを繰り返す事で、あなたがなりたい未来に潜在意識を書き換える事ができます。
鏡を使うと、意識が変性意識状態になりやすいといわれています。
変性意識状態は、寝る前や朝起きた直後のボーッとした状態に近いもので、潜在意識が書き換え易いタイミングですが、意図的に変性意識に入るにはコツが要ります。
しかし、鏡に向かって話しかけるだけなら、誰でも簡単に変性意識状態に入る事ができ、アファメーションの効果を高められます。また、視覚と聴覚を使ってアファメーションをしている状態になるので、五感に訴えかけられる方法でもあります。
宣言する内容は何でも構いませんが、人から言われたら嬉しい事から選んで下さい。鏡の中にいる自分が励ましてくれる感覚になり、楽しみながら自己暗示を実践出来るでしょう。
また、鏡に向かって宣言した時に無意識の抵抗を感じた時は、「~しつつある」というような現在進行形の文でやってみて下さい。
潜在意識の書き換えでは過去の記憶を癒すための書き換えを優先的に行う
アファメーションなどで潜在意識に「私は、職場の人間と楽しく仕事をしている」と入れたとしても、潜在意識にある別の情報により意味が無くなるという事があります。
例えば、あなたが過去に虐めにあった事があり、人間不信になっているとします。この場合、「人を信じない」とか「人を許さない」という情報で潜在意識が書き換えられている事になります。この状態で「楽しく仕事をしている」と潜在意識を書き換えようとしても、書き換えに失敗するか、相反する情報で意味を成さなくなってしまいます。
最も優先すべきなのは、職場の人間関係がうまく行くという書き換えをするのではなく、過去の記憶を癒す為に「自分を許します」とか「人を信じます」という情報に書き換える事にあります。
根本的な部分で自分や他人を信じられていなければ、人間関係の改善は困難です。自分が覚えている記憶の最も古い時まで遡り、全ての体験や経験を思い出しても心が痛まないようにするという事を優先しましょう。
まとめ
潜在意識のワークを行えば、職場の人間関係の問題なら簡単に解決できます。まずは、解決出来ないとか、解決するのが難しいという思い込みを外して、潜在意識の力を信じて下さい。
今がとても辛い状況で、潜在意識の力をどうしても信じられない時は、「何とかなる」を1,000回だけ唱えてみて下さい。言っているうちに「何とかなりそうだ」という気になり、心が変化している事に気が付くはずです。信じられるようになったら、後はワークを実践するのみです。是非、やってみましょう。