Googleも採用!マインドフルネスの効果で人生が激変した体験談2選!
こんにちは、管理人の凛です。
今回はマインドフルネスを実践した事で人生が激変したというシングルマザー2人の体験談をテーマにお話ししたいと思います。
1人で仕事や家事、子育てをこなさなくてはならないシングルマザーは、常に時間に追われていますし、心身共に疲弊してしまう事も多くあります。
頑張っているのに思うように事が進まず、悩んだり限界を感じたりしているシングルマザーも多いのではないでしょうか。かつては私もそんな1人でした。
そんな悩みを丸ごと解決出来る方法として近年注目を集めているのがマインドフルネスです。
もとは仏教の概念に基づいた瞑想に由来するものですが、2000年代にアメリカで東洋の思想を実践する事がブームになった際、自己啓発の手段の1つとして脚光を浴びるようになりました。
今では世界的な大手企業であるGoogleが社員のスキル向上の為にマインドフルネスを採用するほど知名度が向上し、その効果の高さに注目が集まっています。
今回は実際にマインドフルネスを実践する事で潜在意識が好転し、人生が変わったというシングルマザーの体験談を2つご紹介します。
仕事も子育ても不安しかなかった人生が激変!安定した地位と穏やかな生活を手に入れられたS.Tさん
5歳の息子さんを抱えながら正社員としてバリバリ働き、プライベートも充実しているシングルマザーのS.Tさん。
心穏やかに暮らしている今の彼女は幸せそのものですが、実は去年までは仕事にも子育てにも自信が持てず、何をやっても上手くいかないという挫折の日々を送っていました。
「子供が小学校に上がるまでは家でゆっくり子育てをしたいと思っていたので専業主婦だったのですが、息子が1歳の時に夫が突然家出をして、そのまま帰らなくなりました。原因は不倫で、相手の家に転がり込んだようです。とにかく離婚するまでに時間も体力も気力も使い、やっと別れられた時には貯金も尽きかけていたので、慌てて職探しをしました」
ところが職探しにあまり時間を掛けていられなかったSさんは、結局派遣社員として働く事に。
「正社員と比べて立場が不安定だし、貯金もない状態で、毎日毎日『仕事がなくなったらどうしよう』『学費を貯められないかもしれない』と不安ばかり感じていましたそのせいか注意力が散漫になって、仕事でもミスを連発しましたね」
「くたくたになって家に帰ると、今度はたまった家事と子供の相手をしなければいけません。特に子供は慣れない保育所生活でストレスが溜まっていたんでしょう。仕事を始める前よりわがままになって、私も疲れからついカッとなって怒鳴ってしまう事が何度かありました。泣き疲れて眠ってしまった息子の顔を見て、何度自己嫌悪に陥ったか分かりません」
心身ともに疲れ切って追い詰められていたSさんは、このままだとどうにかなってしまうと思い、すがるような気持ちでネットを検索。
そこで見つけたのがGoogleが実施しているというマインドフルネス瞑想だったのだそうです。
「Googleみたいな最先端の企業が瞑想だなんてあまりにミスマッチな気がして。それで気になって調べてみたら、ストレスの解消や仕事の能率アップに役立つという事だったので、今の私にぴったりなんじゃないかと思いました。やり方も簡単だし、何よりお金がかからないのは大きかったですね」
それから出来るだけ毎日、マインドフルネスの瞑想を行うようにしたSさん。
「マインドフルネスはいつやってもいいという事でしたが、私の場合、朝は準備で忙しいし、昼は仕事で時間が取れないので、子供が寝静まった夜に実践する事にしました。最初は『これでいいのかな?』と不安でしたが、続けるうちにだんだん感覚をつかめるようになってきて、気づいたら眠ってしまう事も。そういう時は決まって朝スッキリ目覚められました」
体調が良くなると、自然と気持ちが上向きになり、仕事のモチベーションもアップ。つまらないミスもしなくなり、驚くほどスムーズに仕事をこなせるようになりました。
「体調や気持ちの上昇もありますけど、やっぱり一番大きかったのは『今』を意識する習慣がついた事。余計な事を考えずに、今目の前の事だけに集中していたら、不思議とミスをしなくなりました」
「それまでは『またミスしたらどうしよう』と、まだ起こってもいない事にびくびくし過ぎて、自分で失敗を招き寄せていたような気がします。マインドフルネスを調べていた時に潜在意識の事も知る機会があったのですが、ネガティブな意識が刷り込まれているとまるで自分が望んだかのようにミスや失敗を重ねてしまうのだそうです。私も毎日後ろ向きな事ばかり考えていたので、知らないうちにネガティブな意識が刷り込まれていたのかもしれません」
マインドフルネスで潜在意識が好転し親子関係が良好に!
仕事でミスをしなくなったのも喜ばしい事ですが、Sさんにとって息子さんと良い関係を築けるようになったのが何より嬉しいと言います。
「仕事でミスがなくなって残業が少なくなった分、ゆとりができて子供との時間をしっかり確保出来るようになりました。以前は子供の相手をしている時も『早く寝かせないと明日がきついな』『こんな生活してて将来この子を大学まで行かせられるかな』と先の不安ばかり考えていて、つい子供の相手もおざなりになっていました」
「今思えば、子供もそれでストレスが溜まっていたんだと思います。先の事を考えず、今子供と話している事に集中するようにしたら、子供も満足してわがままを言わなくなりました。これまで手こずっていた事もすんなりやってくれるようになって…。早く、早くとせかしていたのが逆に遠回りになっていたのだと気づかされましたね」
堅実な仕事ぶりが高く評価されて、Sさんはやがて正社員として雇われる事に。
今までより責任は大きくなりましたが、今でも実行しているマインドフルネスによる潜在意識への働きかけによって、仕事と家事・育児のバランスは良い状態をキープできているそうです。
「マインドフルネスを試すようになって、いかにこれまでの自分が過去や未来にとらわれていたのか気づかされました。『今』に集中出来るようになったら、仕事も育児も上手く行くようになって、自然とネガティブな気持ちが消えていきましたね。ピンチになっても『今』に目を向けていれば何とかなる!と考えられるようになったのは、潜在意識が良い方に書き換えられた証拠なのだと思っています」
「〜すべき」という考えをリセットしてうつを回避!気楽に生きられるようになったA.Kさん
独身時代、バリバリのキャリアウーマンだったA.Kさん。良い大学を出て、大手企業に就職し、自分のキャリアをコツコツ積み上げていました。
「元々完璧主義者で、何事もしっかり計画を立てた上で実行に移すタイプ。『自分がルール』みたいな所もあって、お気楽タイプだった元夫とは対照的でした。最初は自分にない物を持つ彼に惹かれたけれど、家庭を持ったのにギャンブルや携帯ゲームに明け暮れる夫を許す事ができず、娘が2歳の時に離婚しました」
自分にはキャリアがあるから1人でも子供を育てていけると思ったAさん。ところが現実はそう上手く行かず、子育てに振り回される毎日が続いたのだそう。
「私にとっては良い夫でなくても、娘にとっては遊んでくれる大好きなパパだったので、いきなりいなくなってそのストレスもあったんでしょう。急にイヤイヤがひどくなって、毎日のリズムが大きく崩れ始めました。完璧主義の私は何事もきちんとしていないと気が済まないので、言う事を聞かない娘とは毎日バトルでしたね」
1人で家事も育児もこなさなくてはいけないというプレッシャーもあり、Aさんの体にはだんだんストレスや疲労が溜まっていったと言います。
「今振り返ってみると、本当に余裕がなかったと思います。常にイライラしているから仕事でもささいな事でミスをしたり、まわりの人間に八つ当たりしてしまったり。最初はシングルで大変だろうとみんな気遣ってくれていましたが、私の態度が悪かったばかりに、だんだん人間関係も悪化していきました」
「それでも私は自分に非があるとは思っていませんでした。これまで沢山の仕事をこなしてきて会社の業績を上げてきたという自負があったので、私が大変な時にどうして誰も理解してくれないの?と反発する気持ちさえ持っていましたね」
子育ても上手く行かず、せっかく築いてきたキャリアさえ失いかけたAさんは不眠症気味になり、心療内科にかかる事に。
そこで告げられたのは「神経症になりかかっている」という医師からの言葉でした。
「つまりノイローゼです。まさか自分が…という気持ちでした。後から知りましたが、完璧主義の人ほどノイローゼになりやすい傾向にあるそうです。でも私はそんな症状に負ける自分が許せなくて、さらに悪循環に陥ってしまいました」
マインドフルネスを続けてわかった周囲の気遣いと娘の気持ち
自暴自棄になりかけていたAさんですが、そんな時、友人から教えてもらったのがマインドフルネスでした。
「あんまり私がカリカリしているので、見かねた両親が1日子供を預かってくれる事になって、久しぶりに友達と飲みに行く事になりました。学生時代からの友人だったので私の性格も知っていたし、お酒を飲んでいた事もあって、つい日頃の不満やうっぷんを愚痴ってしまったんです」
「そうしたら、大学時代に心理学を専攻していた友人が『マインドフルネスやってみたら』と勧めてきたんです。最初はスピリチュアルなイメージだったし、子持ちなのに『今』を意識して生きるなんて刹那的な生き方は出来ない!って思ったんですが、友人が『マインドフルネスを誤解してる。とにかく調べて試してみて』と強く言うので、彼女の顔を立てるつもりで帰宅してからくわしく調べてみました」
「そうしたら確かに私のイメージとは違っていたし、海外の大手企業も採用していると知って、それなら効果も期待出来るのかなと。この時はまだ半信半疑でしたが、自宅で出来るから子供がいても問題ないし、損はないかなと思ったんです」
それから1日15分、毎晩寝る前にマインドフルネスを実践するようになったAさん。
「半信半疑で始めたものの、元々の性格のおかげで1日15分はやると決めたら毎日実践するようになりました。最初はアラームをかけて意識して始めるようにしていましたが、途中からは習慣になって、アラームなしでも自然と瞑想を始めるようになりましたね」
マインドフルネスを行うのが日課になって1ヶ月ほど経った頃、仕事と育児の両方に変化が現れ始めました。
「『今』起こっている事を客観視出来るようになったら、それまでイライラしたり、カッとなったりしていた事も冷静に見つめられるようになりました。自分の仕事には自信がありましたけど、いかにマイルールで動いていたか、どれだけ周囲の人に助けられていたのか、改めて気づかされました。」
「誰かに助けてもらうなんて恥ずかしい事だと思っていたけど、実際は既に色々な人のサポートを受けていたんですね。八つ当たりをしなくなって、代わりに素直に感謝の気持ちを伝えるようになったら、職場の人間関係も改善されました」
一方、自分の子育てを客観視出来るようになった事で、娘さんとの接し方も良い方向に向かってきました。
「私は常に先の計画まで立てていて、次はこうしなきゃ、その次はあれをしなきゃいけないと、『〜すべき』という意識にとらわれていました。自分1人ならともかく、娘は私とは別の人間なんですから、思い通りに動いてくれるわけないんですよね。娘がイヤイヤしたら、何をどうしたいのか冷静に聞いて、自分の概念を押しつけないようにしました」
「もちろん娘のわがままを全部聞くという事ではありません。だめな事はだめと言います。でもマイルールに執着しなくなったら問題点の洗い出しがスムーズに行くようになって、かえって娘の扱いに手を焼かなくなりました。こうすべきという意識が気づかない内に自分と娘を縛り付けていたんだと思います」
潜在意識の書き換えによって新たな出会いと元夫への気持ちにも変化が…
Aさんは仕事や子育てが上手く行くようになった今でも、マインドフルネスを習慣として続けているのだそう。
「もう以前のようにはならない自信はありますが、マインドフルネスを行うのが日課になってしまったし、やめる理由も特にないので。1日疲れて帰ってきても、寝る前にマインドフルネスをすると頭の中がリセットされて、新しい1日を始められるような気がします。モヤモヤや疲れを次の日に持ち越さないからかもしれません」
そしてつい最近になって新たな出会いがあったそう。
「取引先の人なんですけど、私が困っている時にサポートしてくれたんです。以前の私なら誰かの手を患わせてしまった事で自己嫌悪に陥って、そそくさと逃げてきたと思うんですけど、マインドフルネスのおかげで手伝ってもらえた事にとても感謝できて。素直にありがとうってお礼を言ったら、それをきっかけに少し仲良くなりました。」
「もちろん子育て真っ最中で再婚は考えていませんけど、昔の私ならそもそもこんな出会いすらなかったでしょう」
それと同時に、元夫への気持ちにも変化が現れてきたのだとか。
「それまでは一方的に元夫が悪いと決めつけていました。もちろんギャンブルや携帯ゲームにハマって家庭をないがしろにした事は今でも良くないと思っています。でも私の方も自分の理想の夫像を無意識に押しつけていた気がします。だから彼もギャンブルやゲームに逃げてしまったのかも…」
Aさんは最後に昔の自分を振り返り、マインドフルネスを教えてくれた友人に感謝していました。
「今になって、友人が『マインドフルネスを誤解している』と言った意味が分かりました。今さえ良ければいいという刹那的な意識ではなく、『今』で最善を尽くせば、その積み重ねの先に良い未来が訪れるんです」
「シングルになってからまだ見ぬ未来に怯えていたけど、今は毎日を大事に生きていれば必ず幸せが待っていると思えるようになりました」
まとめ
以上、マインドフルネスによって人生を変えたシングルマザーの体験談をご紹介しました。
今回紹介した2人の方は、どちらもマインドフルネスの実践によって潜在意識の書き換えに成功し、良い生活を送れるようになりました。
潜在意識には知らないうちに「~すべき」「どうせ~だろう」といった意識が刷り込まれています。その概念をマインドフルネスによって客観的に分析する事で、ネガティブな意識が払拭され、ポジティブな意識への書き換えが行われます。
マインドフルネスは1日数分で続けられる手軽な方法なので、今の生活に不安や悩みを抱えている方は今日から早速実践してみてはいかがでしょうか。