40代でも潜在意識を活用し転職や起業に成功した女性2人の体験談!
こんにちは、管理人の凛です。
今回は潜在意識を活用して転職や起業に成功した40代女性の体験談についてお話ししたいと思います。
40代女性の就業率は平成に入ってから右肩上がりに増加しており、平成27年度には76%を超えています。しかし一方で、雇用者の内訳を見ると、女性は40歳を境に正社員よりパートやアルバイトの割合が高くなっています。
パート・アルバイトになると収入が下がってしまうので転職を考える方も多いようですが、年齢制限があるので難しいのが実状です。しかし、40代女性の中には潜在意識を上手く活用し、見事転職や起業に成功している人もいます。
どのようにして今の地位を獲得したのか、実際の体験談を紹介していきましょう。
潜在意識の書き換えで資格なし&プランクありの専業主婦T.Oさんが一発で正社員に復職した体験談
現在46歳のT.Oさんは、2年前までずっと専業主婦でした。
「独身時代は事務員として働いていましたが、結婚すると同時に寿退社しました。今時古いのですが、その会社では女性は結婚したら退社するのが当たり前だったので…。私自身も子供が欲しかったので、特に不満もなく専業主婦として家に入る事にしました」
その後、二人のお子さんを授かり、しばらくは育児に専念する日々が続きます。
「子供が小学生に上がると働き始めるお母さんも多かったのですが、下の子の体が弱くてしょっちゅう病院に行っていたので、働きに出るのは難しかったんです。夫もムリに働けとは言って来なかったので、子供がある程度大きくなるまでは専業主婦を続けていました」
下のお子さんが中学生になり、体も丈夫になって来た所で、Tさんは初めて働きに出る事を考え始めます。
「家のローンも残っているし、子供達の学費もかさんで来るので、そろそろ働き始めようかと思って。事務の経験があるので、早速事務の仕事を探し始めました」
ところが求人情報誌やネットで検索してみても、なかなか良い求人が見つからなかったそうです。
「求職活動を始めたのはちょうど40歳の時だったんですが、まず年齢で引っかかってしまって…。事務なのに30歳まで、35歳までと言う条件を設けている会社が多い事に気付かされました。正社員での採用を望んでいたので余計に選択肢が狭まっていたのでしょうが、改めて40代からの求職活動は難しいのだと思い知らされました」
それでも「年齢不問」の求人を探して何度か履歴書を送ったり、面接に行ったりしたそうですが、採用には至りません。
「書類選考で落とされるのがほとんどで、たまに面接までこぎ着けても、後日『残念ながら…』と言う不採用の通知が来ます。事務職の競争率が高いのはもちろんですが、年齢と、これと言ったスキルがないのが痛かったですね」
「一応事務職の経験はありますが、私が働いていたのは20年くらい前の事で、当時はPCのスキルは必要ありませんでした。ところが今はPC操作は出来て当たり前。かつての経験は役に立たないも同然だったんです」
何度応募してもことごとく撃沈してしまうTさん。次第に自信をなくし、ついには自分の存在意義さえ疑うようになってしまいます。
「これまで子育て中心でやって来たので、下の子が中学生になってほとんど家にいなくなると、一気に自由な時間が増えました。以前は早く自由な時間が欲しいと思っていましたが、いざ時間を手にすると、今度はそれを持て余してしまって…。子供の手が離れてきた上に、社会にも必要とされず、私は何の為に存在しているんだろう…と悩むようになりました」
アファメーションで自分を好きになったら本当にやりたい事が見つかった
求職活動を通してすっかり自信を喪失してしまったTさん。それでも何とか仕事を始めなければと思い、求職活動に必要なアピール方法や面接の心得等を調べている内に、潜在意識について知る機会があったそうです。
「あるネットの記事でしたが、自分に自信がない人は無意識の内に『自分が採用される訳がない』『どうせまた落ちる』と思い込んでいて、悪い結果を自分で引き寄せてしまうんだそうです。確かに何度も断られている内に、私の中にもどうせ…と言う気持ちがありました」
「もともと資格もないし、年齢も40歳を超えていて、しかもブランクがある。思えば最初から社会に出る事に対して引け目を感じていた所があったんだと思います」
そこでTさんは潜在意識を書き換えるアファメーションのやり方を調べ、すぐに実行しました。
「試したのは断言法と瞑想です。失った自信を取り戻して、求職活動が少しでも有利になればと思って。自分の事も嫌いになりかけていたので、このままでは社会復帰どころかプライベートにも支障が出ると思ったのも理由の一つです」
「最初は『やらないよりマシかな?』と言う程度だったんですが、毎日続けていく内に、日常生活の些細な事で自分を褒められるようになりました。そうすると不思議と自信がついてきて、『私だってやれば出来る。きっと必要としてくれる所があるはず!』と思えるようになって来たんです」
そうして自信がついた後、改めて求職活動をスタートしたら、なんと最初の一社目で採用が決まります。
「アファメーションを始める前はあれほど不採用が続いたのに…とびっくりしました。待遇が良かったのでかなり多数の応募があり、私より若くてPCスキルのある人も沢山いたようなので、資格もなく、ブランクもある40代の私が採用されたのは奇跡のような物だと夫にも言われました」
「でも私は他の応募者に比べて自分が引け目を感じる事はないと思っていたし、資格やキャリアはないけど、自分のアピールポイントを面接の時に話してきました。PCに関してはスクールに通い始めたので、その点を説明したりして」
「以前なら『どうせだめだ』と言う気持ちから面接の時もしどろもどろになりがちでしたが、不思議と『私は必ずここに採用される』と確信していたので、最初から最後まで堂々とした態度でいられましたよ」
あれから4年経ち、Tさんは当時採用してもらった会社で今でもバリバリ働き続けています。
「社長や上司にも気に入ってもらえて、お給料もアップしました。同僚とも仲良くやっていますよ。アファメーションは今でも続けていて、そのおかげで人間関係も上手くやって行けているのだと思います。今は毎日が充実していて楽しいですよ」
Tさんは自分が特別な資格を持っていない事。社会から離れてブランクがあった事。そして40代と言う年齢によって自分を無意識の内に過小評価していました。
しかし、潜在意識を書き換える事によって自分に自信を取り戻した結果、見事求職活動で成功を納めます。
Tさんのように、自分に何らかのコンプレックスがあって求職活動に失敗ばかりしていると言う方は、潜在意識を書き換える事から始めてみてはいかがでしょうか。
パート主婦が趣味を活かして開業!潜在意識を活用したら人生が変わったN.Kさんの体験談
現在44歳のN.Kさんは3年前まで近場のスーパーで働くパート主婦でした。
「特に資格もなく、特技もない私が出来るのはパートかアルバイトくらいだなと最初から思っていました。職場もただ『家から近いから』と言う理由で選んだくらいです。自分がやりたい事ではなく、自分でもやれるような仕事を選んだ訳ですね。もちろん時給は安かったけど、それも仕方ないかなと思っていました」
当時は特に自分の状況に不満を感じていなかったと言うNさん。
ところがそんな矢先、ちょっとした転機が訪れます。
「学生時代の同窓会に参加したんですけど、その中に一人、すごくお洒落できれいになっていた友達がいたんです。学生時代はどちらかと言うと目立たない、大人しい子だった印象があったのに…。びっくりして何をしているのか聞いたら、自分でエステサロンを立ち上げて経営していると言う話でした」
「自分とは違う人生を生きている人だなあと思って聞いていたんですが、『私も2年前までパートしてたのよ』と言っていてびっくり!しかもスーパーのお総菜コーナーのパートさんだったそうで、私とほぼ同じ仕事をしていたんです」
スーパーのパートとエステサロンの経営者がどうしても結びつかず、混乱してしまったNさん。思わずどうしてエステサロンを経営する事になったのか、その経緯を聞いてみたそうです。
「彼女も子供の手がある程度離れてからしばらくスーパーのパートをやっていたそうなのですが、40歳を目前にして、ふと『このままずっとパートで終わっちゃうのかな』と思ったとの事。そのスーパーは60歳くらいまで働けて、希望者はさらに延長してもらえる制度があったそうで、自分が望めばあと20年以上はそこで働けます。普通なら『それまで安泰だな』と思う所ですが、彼女は逆に20年先の事まで見えてしまって、このままでは後悔すると考えたそうです」
「そこで以前から興味のあった美容系の仕事に就きたいと思ったそうですが、アラフォーと言う年齢が邪魔してなかなか雇ってもらえる所はありません。それならいっそ、自分でお店を作ってしまえばいい!と思ったそうで…。その発想力とエネルギッシュさにただただ驚かされました」
「何より衝撃を受けたのは、彼女の変わりようでした。最初はエステサロンを経営し始めたから変わったのかなと思ったのですが、話を聞いているとそれ以前から行動力に溢れた性格をしていたみたいで。もしかしたら私が知らないだけで、彼女は元々そういう人だったのかなと思いました」
ところが彼女は笑って「学生の頃は自分から何かしようと思わなかったし、そんな行動力もなかった」と言ったそうです。
「実は彼女が変わったのは、つい最近の事なんだそうです。パート先の人間関係に悩んでいた時に、何とか解決する方法はないかと検索していて、アファメーションを知ったと言っていました。最初はうさんくさいと思っていたけれど、内気な自分に出来そうな事はこれくらいしかなさそうだと思って、ダメ元で試してみたのがきっかけだったそうです」
「そうしたら、1ヶ月経った頃から意識が変わってきて、悩んでいた人間関係の問題も無事解決したそうです。ところがそれだけに留まらず、『自分にはもっとやりたい事があるのではないか』と考え始めたそうで、それが40歳前の起業に繋がったと言っていました」
自分と同い年でありながら、イキイキとした生活を送っているお友達に衝撃を受けたNさん。同窓会から帰宅してすぐに「アファメーション」と言う言葉を検索し、潜在意識の書き換えについて学びました。
自分の可能性に気付いたら、自分が好きな事、やりたい事に気付けた
潜在意識について知ったNさんは、翌日から早速アファメーションを試してみる事にしました。
「自分では特に現状を不満だと思った事はなかったんですが、地味だった友人がキラキラした人生を送っているのを目の当たりにして、『自分もあんな人になりたい』と感じたんです。彼女の変貌を知っていなかったら、潜在意識の事を知っても効果を疑って試してみようとは思わなかったでしょう。身近な人の変わり様を知ったからこそ、潜在意識の凄さを信じてみようと言う気になったんです」
それからNさんは紙に自分の夢や希望を繰り返し書く「断言法」を開始します。
「字を書くのは元々好きだったので苦にはなりませんでした。毎日書いて声に出して読んでいると、何となくその気になって来るんです。そうすると確かに彼女が言っていたように、今のまま終わりたくないって気持ちが湧いて来ました。何かやりたい、と言うか自分には出来る!って言う気持ちが湧いて来たのは初めてだったと思います」
そんな時、Nさんの人生を決めるきっかけになった出来事がありました。
「スーパーの中にパン屋さんが入っているんですけど、スタッフさんが急病で人手が足りなくなってヘルプに行く事になったんです。実際に調理はしませんでしたが、元々パン作りに興味があったので、間近でパンを作る工程を見られるのはとっても楽しくて。ヘルプが終わった後、配置換えを申し出てパン担当にしてもらいました」
「それからしばらくパン屋さんで働いていましたが、日に日に自分でもパンを作ってみたい!と言う気持ちが強くなって、2年後には自分でお店を開く事になりました。もちろん大きなお店じゃなくて、自宅の一部を改装した小さな販売店ですけど、周辺にパン専門店がなかった事もあって、開店してからすぐに常連さんが付いてくれました」
現在は店頭販売だけでなく、近場の人を対象にネット予約でのお届けも行っているそうです。
「3年前まではパートで満足していて、まさか自分がお店を構える事になるなんて思ってもみませんでした。もちろん自分で材料の調達から仕込み、パン焼き、販売まで色々やらなければいけないので、忙しさはパートで働いていた時の比ではありませんけど、その分、当時より何倍も充実した生活を送っています」
「今は3年以内を目途に、小さなお店を構える事を目標にしています。以前の私ならそんな大それた事は考えもしなかったでしょう。でも今の私は必ずやり遂げられると言う自信があります。あの時、私を変えるきっかけを与えてくれた彼女には感謝しています」
自分には資格や特技がなく、出来る事は限られていると考えていたNさん。
実はそうした思い込みのほとんどは潜在意識に植え付けられたネガティブな意識に由来しています。
潜在意識を書き換えれば、「出来ない」「ムリだ」と言う否定的な思い込みが払拭され、「自分には出来る」「自分なら可能だ」と言う肯定的な意識が刷り込まれるようになります。
自らの思い込みによって行動が制限されていたNさんですが、潜在意識を書き換えた今、夢や願望はどんどん叶っていく事でしょう。
まとめ
今回は潜在意識を上手く活用し、転職や起業に成功した40代女性二人の体験談を紹介しました。
お二人とも転職や起業をする前は自分に自信を持てずにいましたが、アファメーションを行う事で自分の可能性や能力を信じられるようになり、ついには現実にも大きな変化をもたらしました。
多くの人は成功している人を見て「自分にはムリ」と思ってしまいがちですが、実際は実力や才能がないのではなく、自らに制限を掛けてしまっているネガティブな潜在意識に原因があります。
アファメーションを習慣にして少しずつ潜在意識をポジティブな物に書き換えれば、自分の思い描いた夢や理想を現実にする事が出来るでしょう。