ネット起業で大失敗!借金地獄に陥った主婦のその後‼失敗体験談4選
こんにちは、管理人の凛です。
今回は「ネット起業での失敗体験談」をテーマにお話ししたいと思います。
働き方改革が進んでいる中、誰でもネットを使って起業出来るようになりました。誰でもというのはもちろん、主婦も当てはまります。
しかし主婦に限らずしっかりとした起業の知識や、ノウハウを身に付けていないと借金まみれになってしまう可能性があるのです。
そこで今回は、ネット起業で大失敗をし、借金地獄に陥った主婦の体験談を紹介します。
またそこから脱却する為にオススメの潜在意識の活用方法も併せて紹介。
ネット起業をこれから始めようと考えている人や、現在借金に苦しんでいる人は必見です。
友人に誘われネット起業に挑戦!思わぬ落とし穴にはまった主婦R.Eさんの体験談
30代の主婦R.Eさんは夫と6歳の息子と暮らしていたごく普通の主婦でした。夫の収入も安定しており、なに不自由ない生活を送っていました。
しかし、そんな彼女にある転機が訪れます。それは息子が小学生に上がったと同時に行なった引っ越しです。
今まで住んでいた地域を離れた引っ越しであった為、R.Eさんにとっては新たな交友関係を作る事が必要でした。
「まったく知らない土地に、知らない人。まそして引っ越しで減ってしまった我が家の総資産。
私にとって新しい引っ越し先での生活は不安だらけでした…。ただ、そんな日々を過ごすうちにあるご近所さんと出会ったんです。」
そのご近所さんはR.Eさんと同い年で、また家族構成も同じだった為2人はすぐに仲良くなれたそうです。
「私達だけじゃなくて子供も同級生だったので、お互いの悩みも共有出来たんです。
いつしかお互いの貯蓄の話や引っ越し資金の話までするようになっていたんですよね。」と話すR.Eさん。
ご近所さんもR.Eさんと同じように引っ越し後のお金の工面に苦労していた事もあり、R.Eさんは彼女にノウハウを学びたいと決めたのです。
「今思えば、彼女からノウハウを学ぼうとしたこの時期が借金地獄への入り口だったのかなと…。でもなんとかしたかったんです。」
紹介されたのは、当時“簡単に稼げる”と評判のネット起業でした。
彼女はこのネット起業で、パートで働くよりも多くの成功報酬を手に入れる事が出来たと話していたそうです。また彼女の心を後押ししたのは“自宅にいても出来る”という点でした。
自宅で楽に稼げるというのは、新しい生活をはじめたR.Eさんにとってはとても魅力的であったと話します。
「子供はまだ手がかかる時期でしたし、なにより私は新しい生活に慣れるまで時間がかかる方の人間だったのでどこかに事務所を借りたり、面倒な事はあまりしたくなかったんです。
ただ、今考えると自宅で出来るネット起業で稼げるなんてうまい話はなかったんです。」
R.Eさんが始めたネット起業は、アフィリエイト専門のブログを立ち上げ色々な商品を宣伝するというジャンルでした。
友人からはアフィリエイト成功のノウハウとして実体験やレビューを書く事が大事と教わっていた為、様々な商材を買うようになったそうです。
「最初は比較的安い商材から始めていたので、収益と支出のバランスはとれていたんです。ただ友人は、もっと稼ぐなら高い商材で勝負するのが大事とも言っていたんですよね。
私はそんな彼女の言葉を鵜呑みにしてしまって高い商材に手を出してしまったんです…。」
高い商材は身近な生活機器にとどまらず、空気清浄機等の大型機器にも手を出すようになってしまったR.Eさん。
それに反してブログで得られる広告収入はほとんど増えない日々が続いたそうです。
しかし、アフィリエイトを薦めた友人からは「そんな簡単に結果は出ない」と言われてしまう始末。結果として、彼女の手許には高い商材と、大きな借金、さらに商材に見合う収入が得られないブログだけが残ってしまいました。
「なんで高い商材をすすめられた時に、断れなかったんだろうと後悔しています。お金を稼ぐのに簡単な事なんてないんだなと学びましたね…。」
せどりで大儲けを狙った主婦がみた借金地獄と在庫地獄 N.Nさんの体験談
せどりとは転売の事を指し、その差額で収益を得る事が出来るネット起業です。そんな存在をN.Nさんが知ったのは4年前だったそうです。
「その当時、せどりはそこまでメジャーなものではなかったので、色々なサイトを見ても儲かると書かれていたんですよね。
ただ、儲かるには高い商品を買って高く売るという方法が一番と書かれているのにはちょっと違和感がありました。それでも儲かる話の方に魅力を感じてしまって最初から高い商品を購入したんです。」
しかし、せどりは買った商品よりも高い値段で売れないと収益が発生しないビジネス。高い値段で買ってもらうには「なかなか手に入らない商品」や「値段が上がってでも欲しいと思われている商品」を狙う必要があったのです。
ただN.Nさんにはそれらを見抜く能力や情報を集める術がありませんでした。
「最初はドライヤー等の電化製品や在庫として残して置けるものを購入していました。ただ別に私から購入しなくても同じ商品を安く買える所があったので、私の購入した商品は全く売れませんでした…。」
それからもN.Nさんは、色々な商品を購入し高値で売却しようと試みるものの、ことごとく売れない日々が続いたそうです。
「売れないと在庫がどんどん増えていくんです。在庫が増えてくると不安や焦りもつのってきてしまって、どうにかしてもっと売ろうと思って別の商品を買ってしまうんですよね。いま考えれば早い段階でネット起業を続けるのなんかやめればよかったと思います。」
数か月後、倉庫に残った商品を夫からと咎められてしまいネット起業成功の夢は失敗に終わりました。もちろん残ったのは山のような在庫とそれを買う為に組んだ借金のみ。
「夫に全てを話した時、どうして自分は夫の稼ぎを頼りにやりくりしていこうと思わなかったのか、もっとまともな仕事を探さなかったのか悔しさが込み上げてきたのを覚えています。あの時に使ったお金がいま、手元に会ったらと考えるとやるせないですよね…。」
自分も稼ぎを持って自立したい!ネット起業の落とし穴にはまったE.Oさんの体験談
ハンドメイドの商品を自分のサイトや、フリーマーケットサイトを使って売るビジネスがいま流行りを見せていますが、そんなネットビジネスにも借金地獄を経験した主婦がいたのです。
その方はE.Oさん。40代の主婦で、趣味は手芸やアクセサリー作りでした。
彼女は自分でアクセサリーや指輪等を作り、それをコレクションとして部屋に飾る事がとても好きな方だったのです。
「とにかく完成した作品を想像するのが楽しかったんです。特にアクセサリーや指輪は自分のオリジナルを作れるわけですから、人とかぶらなくて済みますよね。私の趣味を知らない友人が時々、私の指輪を見て『これはどこの指輪なの?』と聞いてくる時が一番の快感でした。」
そんなネット起業とは無縁のように思えるE.Oさんがなぜ借金地獄に陥ってしまったのでしょうか。
最大の理由は、近年騒がれている年金問題だったそうです。
「世の中自分で稼がないとやっていけないという言葉をテレビで聞いた時に焦りました。かといって自分になにが出来るかというと、手芸やアクセサリー作りしかないなと…。」
そこで友人に相談した所、ネットで自分の作品を売ってみるのはどうだろう?というアドバイスをもらったのです。
彼女は自分の作品が世に出て、色々な人が付けている風景を想像してワクワクしたそうです。
「もちろん、そんなにうまくいくと思っていませんでしたよ?ただ、手芸やアクセサリー作りに関しては下手くそだとは思わなかったですし、夫に迷惑をかけなければいいかなと思って始めました。」
最初は、自身のサイトを作らずネットオークションやフリーマーケットアプリ等を活用し、細々と収益を上げていったE.Oさん。
評判も良く、違う商品を買ってくれるリピーターさんやアプリ内の人気オーダーにも名を連ねるようになったそうなのです。
「まさか自分の作品がここまで人気になるとは思いませんでした。意外だったんですけど、どうせならもっと売って自分で稼ぎを確立させたいと思ったんですよね。今思えば、ここが失敗の分岐点だったと感じます。」
そこそこの収益を上げていたE.Oさんに舞い込んできたのは、大手の企業からのハンドメイド企画に関する話でした。内容としては自社のサイトで専門デザイナーとして作品を売ってほしいというものだったそうです。
「もちろん、二つ返事でOKだしましたよ。主婦の私でも知ってる企業さんだったのですぐに、作品作りに取り掛かりました。」
企業側からは、質と数のバランスは必ず取ってほしいとの事だった為、E.Oさんはハンドメイドに使う材料も高級なものに変更したそうです。中には1つ1万円もする材料もありました。
「夫は単身赴任で家にいない時期だったので、暇な時間はずっとハンドメイドに集中出来ました。ただ、用意する作品の数がかなり多かったので、休めなかったのが苦痛でしたけど。」
ようやく、企業側からのノルマを達成したE.Oさんでしたが、いくら待っても企業側からの連絡はありませんでした。貰った名刺に電話をかけても繋がらず、企業のフリーダイヤルにそのままかけてみた所、驚くべき事が判明したのです。
なんと、ハンドメイド企画は数か月前に没企画となったという事でした。その事がE.Oさんには伝えられていなかったのです。
「もう作ってしまった作品だけでも売ってほしいと交渉したのですが、契約書には途中で企画倒れする可能性がある事や。その際の責任は負えないとまで書かれているといわれてしまい、収益は0でした。」
フリーマーケットアプリやオークションで売りに出しても、売れる事はありませんでした。ましてや「良い材料を使っているからといっても高すぎる」や「ちょっと売れたからといって背伸びしすぎたのでは?」等のコメントの方が多かったようです。
彼女はその後すぐにハンドメイドのネット起業を断念し、趣味としてまた作品を作っています。
「材料にかかったお金は莫大でした。総額では200万以上はかかっているはず。それらを収益で賄おうと思っていたんです。でも無理でした…。」
セミナーをきっかけに色々なネット起業に手を出してしまった主婦の失敗談
T.Nさんがネット起業にハマったのは、友人から薦められた起業家のネット起業成功セミナーがきっかけでした。
セミナーでは色々な起業家が成功へのポイントやノウハウを教えてくれたそうです。
「友人が言うには、このセミナーで講演してくれる起業家講師の言うとおりにネット起業を行なえば間違いなく成功するとの事でした。確かに講師の言っている事はかなり説得力があり、私も聞いているうちに成功出来るような気がしたんですよね。」
どの講師も言っていた共通の内容は『色々なネット起業を行う事』と話すT.Nさん。講師たちの言う通りに彼女はせどり、情報提供販売、アフィリエイト等、思いつく限りのネットビジネスを行ない始めました。
「起業家講師たちの言う分には、全てのネットビジネスを同時に行うと最初は支出が収益を上回ってしまうとの事でした。ただそれは後にもらう事が出来る大きな収益への掛け金だと言われたんです。また、掛けた金額大きければ大きいほど、リターンはでかくなるとまで言っていたんです。確かにノーリスクで稼げる仕事なんてない事はわかっていたので、すんなり納得しちゃいましたけど。」
T.Nさんはまずせどりとアフィリエイトを始め、情報提供販売は勉強で知識を固めてからと決めたそうです。
T.Nさんはまず売れそうな商品や人気の製品でかつ手に入りにくいものを狙って購入し、値段を吊り上げ販売しました。しかし、いつまでたっても自分の収益にはならなかったのです。
「アフィリエイトの記事も自分のブログページを作って公開したのですが、実際に見てもらえたのは1日に数件程度でした…。最初は我慢だと自分に言い聞かせていたものの、市半年以上経ったころになると、成果の出ない日々にうんざりしてきてしまったんです。」
気づいたころには、大量に売れ残った高額製品の在庫と、アフィリエイトの記事を作るのに借りたサーバーの管理費やその他もろもろの諸経費だったと話すT.Nさん。
売却出来たものはほぼ0に等しく、ただ大きな借金を作っただけという結果に終わってしまったのです。
「夫に話すのが怖かったですね。内緒でやっていて、商売が軌道に乗ったら言おうと思っていたので…。当然打ち明けた時は叱られましたし、二度とやらないという誓約書まで書かされました。ただこれくらいで済んでよかったのかなとも思っています。普通だったら離婚に発展してもいいレベルでしょうし…。いまは借金を返す事で精一杯です。」
高額の商品を大量に購入した事、売るまでに時間がかかってしまった事もあり半年以上在庫として残ってしまった商品は、過去の商品と化してしまいました。
リサイクルショップに売リに出しても、大したお金にはならなかったそうです。いまは夫と二人で借金を返す日々が続いているとの事でした。
借金地獄から抜け出す為に必要なのは「潜在意識の活用」
借金地獄から抜け出す為に必要なのは、お金と借金を返せるという潜在意識の活用の2つでしょう。
特に、潜在意識を自身の中に刷り込ませる事は重要です。膨らんだ借金を見れば誰でも「無理なのではないか」と潜在的に思うものではあります。
しかし、そこで無理だと考えてしまう潜在的な部分を「借金は返せる」という意識に変える事で、借金返済に必要な正しい行動を取る事が可能になるのです。潜在意識を良い方向へ書き換える事は、一朝一夕で可能になるのは難しいでしょう。
しかし、変えられる部分から変えていく事で必ず借金地獄からは抜け出せるはずです。是非活用してみて下さい。