虚空蔵菩薩真言（マントラ）のご利益や意味・唱え方【運気アップに効果絶大！】

こんにちは、管理人の凛です。

一日一万回マントラを唱え、それを100日間続けたらあなたの望みが全て叶いますと言われたら、唱えてみたいと思いますか？

この一日一万回100日間マントラを唱える修行を、「虚空蔵菩薩求聞持法（こくうぞうぐもんじほう）」と言い、これを達成するとあらゆる経典を記憶して忘れなくなる、無限の記憶力を得られるといいます。

誰にでもできる修行ではないのですが、弘法大師空海はこの求聞持法を達成した人物として有名です。

この法を会得すると、絶大な記憶力を得るだけでなく、知恵や暗記力、そこから導かれる無尽蔵な富、諸願成就など、全ての願望が叶うご利益があるのです。

虚空蔵菩薩マントラの絶大なご利益を得るメカニズム

ここでは虚空蔵菩薩のマントラを唱えることによって、富や諸願成就のご利益に繋がる理由について説明していきます。

虚空蔵菩薩マントラは虚空蔵に繋がるための呪文

虚空蔵菩薩のマントラは「ノウボウ　アキャシャ　ギャラバヤ　オン　アリキャ　マリ　ボリ　ソワカ」です。

このマントラの意味を直訳すると、「虚空蔵菩薩に繋がれば、無限の叡智と無尽蔵の富が得られるので、心から祈ります。」ということになります。

虚空蔵菩薩の虚空蔵とは、宇宙のように広大な宇宙意識の集合体のことで、無限の知恵だけでなく、人類の転生、人生の記録が全て収められた貯蔵庫のようなものです。

虚空蔵菩薩は、その貯蔵庫から個人の願いに沿った知恵を取り出して人々に授けたとされています。

虚空蔵菩薩に繋がるということは、虚空蔵につながるアクセス権が与えられるということ。

虚空蔵に繋がることができれば、知恵や叡智だけでなく、人類や世界の未知の記録を知ることができるので、どんな願いにも対応できる最適なインスピレーションが得られるということになるのです。

虚空蔵とはアカシックレコード

アカシックレコードとは何かご存知ですか。

アカシックレコードとは、宇宙意識の集合体と呼ばれ、宇宙創生以来、存在するすべての地域や国、社会、地球全体や、全人類の意識すべて、輪廻転生の一部始終や過去世から未来に至る全てを記憶している膨大な情報の宝庫となるものです。

その内容は単なる記録に留まらず、その個人がどんな人生だったか、どんな感情を持ち、どんな考えだったのかまでビジュアル化され、全てを記録しているのです。

実はアカシックレコードの語源は虚空蔵菩薩からきています。

アカーシャというのはサンスクリット語で「虚空」という意味で、空海はこの虚空の空間に入ることができると言われており、「虚空蔵」＝アカシックレコードから無限の叡智と知恵、そこから導かれる無尽蔵の富を手にすることができると示唆しています。

虚空蔵菩薩求聞持法を達成するとアカシックレコードにアクセス可能

つまり「虚空」を宇宙、「虚空蔵」をアカシックレコードと考えれば分かりやすくなります。

空海など、マントラを唱えることによって、虚空蔵菩薩求聞持法を会得した人は、宇宙の巨大なデータバンクであるアカシックレコードへのアクセス権が与えられるのです。

そこから、世界や人類の過去生から未来まで無尽蔵な情報が得られれば、それは個人の記憶力というよりは、その都度、宇宙のインターネットにアクセスするようなものです。

これを空海は絶大な記憶力を得たと表現したのかもしれません。

ノストラダムスの予言者もアカシックレコードを元にリーディング

虚空蔵に繋がるアクセス権を得ているのは、何も空海だけではありません。

俗に言う予言者などは、アカシックレコードに繋がる能力を持っている人々だということができます。

「ノストラダムスの大予言」で有名なノストラダムスは、アカシックレコードにアクセスして、人類の危機などをリーディングしていたと言われています。

またノストラダムスのエピソードの中には、個人の未来を見通せていたものが多く存在しています。

例えば、未来のローマ法王がまだ修道士だった頃、その修道士の前でノストラダムスが跪いて頭を垂れたことで周りの失笑を買ったのですが、後にその修道士は、ノストラダムスの死後20年経ったころに、ローマ法王に即位したという逸話も残されています。

これはアカシックレコードには時空がないことを示唆しています。過去や未来や現在も時間差なく、同時に見えるため、ノストラダムスには、一介の修道士が未来のローマ法王だと瞬時に分かったのでしょう。

また、ホリスティック医学の治療家でもあったエドガー・ケイシーも、アカシックレコードにアクセスして、治療方法を示していたことで有名です。

エドガー・ケイシーは、催眠状態に入ることによって、患者の潜在意識に入り込んで身体の状態を把握する一方で、患者の名前と住所さえわかれば、アカシックレコードの前世をリーディングし、どんな質問に対しても、解決方法を示すことができたと言います。

ケイシー自身は経済的事情により高い教育を受けた人ではないのですが、依頼内容が医学や科学技術、経済などの専門的な分野であったとしても、なんでも答えることができたといいます。

虚空蔵菩薩求聞持法におけるマントラの唱え方

アカシックレコードにアクセスできるのは、空海のように虚空蔵菩薩求聞持法修行をした人や、超能力者だけの特別の能力ではありません。

本来なら誰でもつながることができる能力なのですが、最初から出来ないと考えがちですよね。

ここでは空海が修行した虚空蔵菩薩求聞持法をもとに虚空蔵菩薩のマントラの唱え方をご紹介します。

空海が修行した一日1万回、100日間など大きな目標を掲げるよりも、自分のできる範囲で一定期間、毎日続ける方が効果は期待できます。

①求聞持法の最後の日を、日食か月食の日に設定する

②食事をコントロールする
空海は求聞持法の期間の食事を菜食にし、一日1食にするなどしていたのですが、特に何を食べても構いません。

③瞑想する
マントラを唱える前は呼吸法などを取り入れ、瞑想するなどリラックス状態を保つようにします。

④虚空蔵菩薩をビジュアル化する
マントラを唱える間、虚空蔵菩薩の像や、虚空蔵菩薩像が描かれた曼荼羅を傍らに置いて頭の中で映像化する。映像化が難しければ宇宙をイメージしてください。
自分の意識が自分を離れ、大気圏を超え無重力の宇宙に到達する様をイメージするのです。

⑤マントラを唱える
特に回数を意識する必要はないのですが、必ず声に出して唱えてください。唱えると同時にご自分の意識が身体から離れて、上にのぼっていくイメージを意識してください。

⑥求聞持法の最後の日に牛蘇（ぎゅうそ）と呼ばれる牛乳を煮詰めて作ったチーズやバターのようなものを飲む
空海の修行時には修行が厳しいので栄養補給という意味もあったのかもしれませんが、現代ではあまり必要ないかもしれませんね。

まとめ

以上、今回は虚空蔵菩薩マントラのご利益や意味・唱え方をご紹介してきました。

虚空蔵菩薩マントラを唱えることによってアカシックレコードに繋がることができれば、悩みも激減するかもしれませんね。虚空蔵菩薩マントラを唱えてアカシックレコードのリーディングにチャレンジしてみてください。

また、これまでにも沢山の真言（マントラ）をご紹介してきましたが、マントラはおまじないと同じでその人との相性があります。あまり相性が良くない真言もあれば、相性が良い真言も必ずあるはずです。なのでまずは一つに決めず様々な真言（マントラ）を試して自分にあった真言（マントラ）を見つけて下さいね。