平行世界へ行った人達が語るパラレルワールド体験談4選!
こんにちは、管理人の凛です。
私達が今いる世界と並行して存在する別の世界、パラレルワールド。ラジオの周波数を合わせるように、自分自身のチャンネルをぴったり合わせられたなら、このパラレルワールドを垣間見ることも可能といわれています。
今回は、読者の方の許可を得て、実際にパラレルワールドへ行った方々の体験談を、4つご紹介します。
①事故をきっかけにパラレルワールドに行った学生さんの体験談
【Oさん:男性 医学部学生 20歳(体験当時18歳)】
凛さん、はじめまして。
大学で医療を学んでいる学生のOと申します。
僕の体験を知ってもらいたいと思いメールします。
2年前、当時18歳だった僕は、予備校の夏期講習に行くために母の車に乗りこみました。いつもは電車で通うのですが、その日は母の仕事が休みだったことと、前日に熱を出してまだ本調子じゃなかったこともあって、母に送ってもらうことになりました。
物凄く暑い日だった上に、教材の入ったカバンは重いので、正直ラッキーと思ったのを覚えています。電車だったら英単語を覚える時間だけれど、その日は車なので、母にブルーノマーズを流してもらって目を閉じました。だんだん車内のエアコンも効いてきて快適だったのと、病み上がりだったせいもあって、僕はそのまま眠ってしまいました。
その後、何かすごい衝撃があったのだけど、詳しくは覚えていません。ただ、鐘をガンガン鳴らすような、トランペットを滅茶苦茶に吹き鳴らすような、とにかく大きな音がする真っ白な空間に吹き飛ばされていく感覚がしました。
気が付くと、僕は自宅の部屋にいました。母がボンヤリと僕の机に座っています。部屋は出かけた時のままのようだけれど、何か違和感がありました。母に声をかけたかったけれど、声が出なくて、夢の中にいるみたいでした。
僕はすごく喉が渇いていて、水を飲むためにキッチンに行こうとしましたが、リビングを見て、様子が違うのに気が付きました。母が大事にしている旅の思い出なんかを飾っている棚に僕の写真が大きく飾られていて、さらに菊だとか仏壇に飾りそうな花が供えてあるじゃないですか。
「これってヤバいパターンじゃね?」
僕は、自分が死んだんじゃないかととても怖くなりました。
すぐに僕はカーポートに車の確認に行きました。車はありません。
「あー、事故で死んだのかも。臨死体験とかマジありえないんですけど」
出ない声でブツブツつぶやきながら僕は玄関先に座り込みました。
僕の輝かしい将来をどうしてくれる、と恨めしく空を眺めました。その時、入道雲が目に入りました。季節が変わっていないようなので、まだ死んで間もないのかもしれません。僕は入道雲を見上げて念じました。
「車に乗るな。電車で行け。車に乗るな。電車で行け。」
そして、あるはずの未来を生きられるなら、輝かしい未来はもういいから、人のために尽くすことを神様とかそういうものに誓いました。
あとはとにかく喉が渇いて、意識が遠のいていきました。
気が付くと、僕は予備校に行く電車に乗っていました。イヤホンからはいつも通り英単語が流れています。
「助かった」
僕はカバンから水を出してがぶがぶ飲みました。その後はすごい吐き気がして、結局その日は予備校には行けず、駅で休ませてもらって家に帰りました。もちろん、電車で。
その後、僕は難関の国立大学医学部に奇跡的に合格し、今は人に尽くす将来のために頑張っています。
もしかしたら、18で終わった人生があって、僕はそれを見たんじゃないかと思っています。
凛さんなら信じてくれるかと思い、メールしました。
【管理人:凛より】
こんにちは。はじめまして。
体験談を読ませていただきましたが、Oさんは、まさにパラレルワールドに行かれたのだと思いますよ!
鐘やトランペットのような大きな音が聞こえたようですが、時空を超える時には、大きな騒音を聞くことがあるようです。音も周波数であることと関係しているかもしれませんね。
もしかしたら、もう一つの世界のOさんが、何かを伝えるために意識を交換して見せてくれたのではないでしょうか。
これからの人生を人のために尽くされるとのこと、管理人も応援しています。
お身体にお気を付けて、将来のご活躍をお祈り申し上げます。
②ヨガでパラレルワールドに行った女性の体験談
【Sさん:女性 主婦 38歳】
凛さんこんにちは。初めまして。
凛さんのサイトが大好きでいつも拝見しております。
先日、とても不思議な体験をしたのですが、あまり周囲の人に話せる内容ではないため、凛さんに聞いて頂きたいと思いメールいたします。
私は今、主人の転勤でアジアのとても暑い国に暮らしています。街路樹にマンゴーが実り、毎日1回は激しいスコールが降るような場所です。
私はヨガが趣味で、週に3回、インド人の先生のいる教室に通っています。先生はとても美しく賢い先生で、英語や中国語など、たくさんの言語を自由に話せるため、レッスンに通う生徒さんの国籍も様々です。
さて、その日もものすごく暑い日だったのですが、たまたま他の生徒さんがお休みで、先生とマンツーマンのレッスンでした。いつものように、アロマの香りのする部屋でスピリチュアルな音楽を聴きながら、先生の美しい姿をお手本にポーズをとっていたのですが、いつもより精神が集中して、瞑想が深まるのを感じました。それはまるで、宇宙空間で自分が1本の蓮の花になって浮かんでいるような感覚です。
ふと目を開けると、私は目の前に透明な海が広がるビーチを歩いていました。裸足で白砂を踏みしめて歩くのですが、足の裏が熱くてヤケドしそうです。すると5歳ぐらいの小さな女の子がサンダルを持ってきて、私の足に履かせてくれました。リゾート用の赤いワンピースを着たその子は、ぷくぷくしたほっぺに軽くウェーブした長い髪が特徴のかわいらしい女の子でした。
私達は海から離れて、ホテルのような大きな建物のほうへ歩いて行きました。道すがら、女の子がプルメリアの花をたくさん拾って私に見せてくれました。「光の花だよ」と言っていたと思います。
建物のテラスには朝食が用意されていたので、私達はテーブルからパンを取り、また海へ戻りました。遠浅の海に入って行ってパン屑をまくと、黄色や青の小さな熱帯魚がたくさん寄ってきて、なんだかとても楽しくて、女の子と二人でたくさん笑ったのを思い出します。
「ああ、世界はなんて美しいんだろう」そんな感動が満ちていました。
そのうちに女の子が沖へ沖へとどんどん歩いて行くので、危ないと思い追いかけたのですが、急に深みにはまり、私の身体は海の底へ沈んでいきました。そのままどんどん沈んでいきかけたのですが、上の方で男性らしき声が「上がれ!」と叫んでいるので、私は身体に力をいれて上へ上へと必死で手をかきました。
気が付くと、ヨガの先生がいつも鳴らすシルバーのベルの音が響き、私はヨガの最後にいつもするシャバアーサナのポーズで目を開いていました。
目を開く前に、女の子の声が「大丈夫だよ」と言っていた気がします。
白昼夢、と言われればそれまでですが、本当にリアルな体験で心に残っています。不思議なのですが、その体験を思い出すと、悲しいわけでもないのに涙があふれてきてしまいます。
凛さんだったら、この体験が何だったのか分かるのではありませんか?
【管理人:凛より】
Sさん、こんにちは。
暑い国にお暮らしのようですが、お元気でお過ごしでしょうか。
お話を伺って私なりに推察してみたのですが、おそらくヨガの瞑想状態から、Sさんの意識がパラレルワールドへ旅に出たのでしょう。
海が広がるその場所はSさんが生きる別の世界で、出会った女の子はその世界に住むSさんの姿だと思われます。ラジオの周波数が合うように、Sさんの意識レベルが小さな女の子のSさんとピッタリ合ったのでしょう。とても美しい体験をされたのですね。
もしかしたら、Sさんは今何かとても悩んでいたり、孤独だったりすることはないですか?この体験には、何かSさんへのメッセージがあるように私には思えます。
きっともう一人のSさんが美しい海の広がる世界で応援してくれていますよ。
どうかお元気でお過ごしくださいね。
その後、Sさんとは何度かメールのやり取りをさせていただいたのですが、今、Sさんは以前から胸に秘めていた写真家になりたいという夢のために頑張っているそうです。辛いこともあるそうですが、この時に体験した世界の美しさを伝えられるよう諦めずに進んでいくとおっしゃっていました。
パラレルワールドの体験が、この世界のSさんに良い影響を及ぼしたのですね。
③山の中でパラレルワールドに迷い込んだ男性の体験談
【Kさん:男性 会社員 45歳】
はじめまして。Kと申します。
先日、山で不思議な体験をしたためこちらにメール致します。
私は登山が趣味で、月に1回のペースで近隣の山に登っています。
その日は、地域の人達で結成したトレッキングクラブで、シニアの方も一緒に少し楽なコースを登ることになりました。
山頂で昼食を済ませ、皆さんでワイワイと下山を始めたのですが、そこでお一人70代の女性Aさんがいないことに気が付きました。「途中で休まれているのかな?」と思った私は、少し戻ればすぐに見つかるかと、皆さんにはゆっくり行ってもらって、一人気軽な気持ちでコースを戻ることにしました。
ところが、戻ってもなかなか、Aさんはいません。それにどういうわけか、下山を始めて15分程度の場所から戻っているはずなのに、30分経っても山頂に着かないのです。そのうちに霧も出てきてあまり前も見えなくなってきました。
「おかしいなぁ」
1本道を戻っているはずなのに、さっき見かけたのと同じ道標がまたあるんです。
かれこれ1時間ぐらい歩いた私は、バミューダトライアングルという魔の三角地帯で、1000人以上が謎の行方不明になっているという有名なミステリーを思い出して怖くなってきました。
私はとっさにリュックについている熊よけ鈴をチリチリと鳴らしました。すると前に長身の男性が急に現れ、私はその背中にドスンとぶつかりました。
「何をしているんだ!」と男性が振り返って怒鳴り始めました。何か、そう言っているような気がするけれど、どこの言語かは分かりません。男性はひとしきり怒鳴ると、携帯を取り出してどこかに電話し始めました。
よく見ると男性はハイキングコースだというのに、スーツに上質のコートを羽織っています。違和感は半端なかったのですが、先ほどまで一人で不安だったこともあり、誰かに会えてホッとしてもいました。
男性は電話が終わると私に何か話しかけてきて、片手を「行け」といった感じで振っています。私は仕方ないので歩き始めたのですが、だんだんと霧が晴れてきました。
すると明るく見通しの良くなった道の先に、Aさんが立っていました!
Aさんは急に足が痛くなったので、少し遅れて歩いていたそうです。おっとりしたAさんの笑顔を見て本当に安心しました。
不思議なことに、皆さんと別れてからAさんに会うまで、5分程度しか経っていませんでした。確かに1時間は霧の中を歩いていたというのに!です。
【管理人:凛より】
Kさん、こんにちは。
山で不思議な体験をされたそうで大変でしたね。
山は異世界と繋がることもあり、Kさんはパラレルワールドを体験されたのだと思います。
Kさんが出会った男性は、おそらく時空の番人と呼ばれる存在です。Kさんのようにパラレルワールドに迷い込んでしまった方を元の世界に戻す役割を担う存在のようで、こういった謎の男性に出会って元の世界に戻る報告例はよくあるんですよ。
とにもかくにも、無事にお連れの方とも会えて、皆さんと下山されたようで何よりです。これからも安全にお気をつけて登山を楽しまれて下さいね。
④蝶に導かれてパラレルワールドに行った女性の体験談
【Mさん:女性 教員 25歳】
凛さん、こんにちは。
いつも凛さんのサイトを拝見しているMと申します。
私がした体験を聞いていただきたいと思いメールいたします。
私は中学校で美術の教員をしております。
その日はいつも通り美術部の生徒達を下校させ、美術室の戸締まりを確認していました。その時、何故か黒い蝶が舞い込んできていたので、私は窓を開けて外に出そうとしたのですが…同じフロアの吹奏楽部が随分大きな音で練習していて、その音のせいか軽く目眩がしてしまい、その場で5分ぐらい座り込んでしまいました。気がつくと黒い蝶はいなくなっていたのですが、変だなぁと思っただけで、そのまま自宅に帰りました。
玄関を開けると、夕食の良い香りが漂っていました。母が、私の小さい頃からの好物、煮込みハンバーグを作って待っていてくれたようです。
「美味しそう!」
私は嬉しくなって母に話しかけました。母はニコニコして食卓にハンバーグを置いてくれました。
私は食卓に座って、母に今日あった学校の出来事を勢い良く話しました。大好きな美術部の子供達の話、最近少し元気のない子がいたので相談に乗った話、意地悪する子に注意した話など、たくさん、たくさん…。
「Mちゃんが先生になるなんてね」
母は嬉しそうに言いました。
私は途切れることなく話しました。そうしないと母が消えてしまうと思ったから…
そうです。玄関を開けた時から気がついていましたが、私の母は10年前、私が中学生の時に病気で亡くなっているんです。
「あと10年でいいから生きたいなぁ」
もう生きられないと分かってからも、のんびりとつぶやいていた母の姿を今も覚えています。
母が亡くなってからの私は、一日一日を「これは母の生きたかった一日だから」と思って必死に生きてきました。
でも、目の前の母は、幽霊でも幻でもなく確かに存在しています。なんだ、やっぱり生きていてくれたんだ。だんだんそんな気持ちになってきて、私は安心して食事に手を伸ばそうとしました。きっともうすぐ大学生の弟も帰ってくるはずです。
「ねぇ、ママ」私は中学生みたいに呼びかけました。
その時、シンバルを鳴らす大きな音がして、私はやはり美術室にいました。
黒い蝶がひらひらと舞って窓から外へ出ていくのが見えました。あまりにも唐突に戻された感じがして、私は涙をぬぐうこともできずにその場にじっと佇んでいました。
亡くなった母に会うなんて夢を見ていたと言われそうですが、あまりにもリアルで、本当に体験したとしか思えません。
【管理人:凛より】
Mさん、こんにちは。
パラレルワールドでは人生のあらゆる可能性が存在します。おそらくMさんの行かれた世界では、お母様がお元気でお暮らしなのでしょう。
黒い蝶をご覧になったようですが、蝶は魂の化身とも言われています。お母様の魂とMさんの魂が、何らかの関係で共鳴し時空を超えて一緒の空間を共有したのかもしれませんね。
大切な人は必ずどこかに存在しています。お互いの世界を生きていつかまた再会することができますよ。
お仕事頑張ってくださいね。
まとめ
今回は実際に平行世界(パラレルワールド)に行かれた方々の体験談をご紹介させて頂きました。
宇宙がパラレルワールドを作り出しているのは、より愛に満ちた美しい世界を実現することを望んでいるためだという考え方があります。ですから、もしもパラレルワールドに行けたとしても、しっかり戻ってくることと、体験から得た知識や思いをこの世界に還元することが大切だと思いますよ。