【風水学】正しい間取りで運気アップ!寝室や玄関などマンションや戸建別にご紹介!
こんにちは、管理人の凛です。
家のインテリアに風水を取り入れる人は多いですが、家相に気をつけるともっと運気アップにつながります。家相は玄関やリビングなどが家のどの位置にあるのか、つまり間取りがポイントです。今回は、良い家相とされる間取りについてご紹介します。
家相の良し悪しをみる基本は「三所と三備」
家相を見る大原則は「三所に三備を置かず」です。
三所は鬼門・裏鬼門・宅心(たくしん)と言った方角を表し、三備は玄関・キッチン・トイレの事です。
つまり、鬼門・裏鬼門・宅心に玄関・キッチン・トイレを置いてはならない、という事です。
ところで、鬼門は北東・裏鬼門は南西と言うのはよく知られていますが、これは家の中心である宅心から見た方角を言います。長方形などシンプルな形の家であれば、家の間取図の対角線2つが交差する点になりますが、中には複雑な形の家もありますよね。その場合の三所の出し方をご紹介しましょう。
家の中心「宅心」を含めた三所の出し方
【必要な物】
- 家の間取図のコピー または方眼紙に定規を使って家の間取図を書いた物
- 厚紙
- のり
- はさみ
- 定規・分度器
- 方位磁石(コンパスアプリでも可)
- 筆記具
- 千枚通しなど先端の尖ったもの
【方法】
- 間取図のコピーまたは方眼紙に書いたものを厚紙に貼り、切り抜きます。この時、ベランダ・バルコニーや出窓は切り落とします
- 1.を千枚通しなど先が尖ったものに乗せ、バランスが取れた場所を筆記具でマークします。そこが宅心です。実際にその場所に立ち、方位磁石で正確な北と南の方角を調べて間取図に記入します
- 2.でマークした宅心と北・南を1本の直線でつなぎます
- 北から右に6度傾いた軸を宅心上に取り、軸から右に45度傾いた線も書きます。その線が鬼門と裏鬼門を結ぶラインです
- 宅心から4.のラインの両側に15度ずつ広がる範囲の北東側が鬼門、南西側が裏鬼門です
あとは三所に何があるか、何がどの方位にあるかで家相を調べます。
三所に三備がある場合は明るく清潔に保ち厄を祓う
現代の住宅事情では、三所に三備(玄関・キッチン・トイレ)がある家も多いです。確かに風水的に良くない家相ではありますが、対処法はあるので慌てないで下さいね。
特に鬼門と裏鬼門は邪気が入ってくる不吉な方位とされていますが、その一方で神の通り道として神聖な方位であるとも考えられています。常に明るく清潔な空間に保ちましょう。
生花を置いたり、盛り塩などで厄を祓ったりするのもおすすめです。
良い家相の間取りを5つご紹介
マンションも戸建ても良い家相の間取りに大きな違いはありません。以下で良い家相の間取りをご紹介します。
玄関が東・南東側にありスペースにゆとりがある
風水では玄関は運気の出入り口とされていて、東または南東側にある家が特に良い家相とされています。明るく清潔な状態を保ち、風通しを良くすると更に良いです。
北東と南西は鬼門・裏鬼門になるため、玄関には不向きです。もし該当していた場合には八卦鏡(はっけきょう)や水晶を置いて悪い気を抑えましょう。
広い間口でスペースにゆとりがある玄関がベストですが、スペースがない玄関でも無駄なものを置かず、整理整頓されていればOKです。
靴をたくさん置いてある玄関も多いですが、玄関の床に置く靴は1人1足まで、他は下駄箱にしまいましょう。ゴルフバッグや遊び道具なども置きっぱなしにせず、しまって下さい。
寝室の位置が北西か宅心にあり枕の向きは北か東
寝室、特に一家の主の寝室は北西か宅心(家の中心)にあると良いです。
また、商売をしている人の場合は東や南東の寝室、仕事がハードでストレスが多い人には北の寝室がおすすめです。
ベッドの向きも大切です。風水では北枕が理想的とされています。金運上昇や悪い気を洗い流すと言われています。
東向きだと朝日を浴びられていつも若々しい気持ちでいられます。逆に南や西向きは運気の流れが滞り、健康運に影響もあるため避けた方が良いでしょう。
子ども部屋は中学生以下なら東や南東・中学生以上は北
中学生以下の子どもには、朝日が取り込める東や南東の部屋がおすすめです。高校生以上になると、集中力が高まる北側の部屋が良いでしょう。
眩しいからと遮光カーテンを使っている家庭も多いでしょうが、子ども部屋は子どもの成長を妨げてしまうため、避けた方が良いです。
東や南東側に日当たりの良いリビングがある
家族が揃うリビングは、仲良く過ごせるように日当たりの良い東や南東側がおすすめです。
一方南西や西にリビングを持ってくると、トラブルや家庭関係に悪影響が出る可能性が高くなると言われています。西と相性の良い黄色・ピンクなどの暖色を取り入れて部屋の雰囲気にあたたかみを取り入れると良いでしょう。
書斎はどの方角でもOK!ただし鬼門の書斎には窓が必須
書斎はどの方位でも問題ありません。ただし鬼門にある場合には必ず窓をつけましょう。
経営者や集中力が必要な仕事の人には北側、企画・研究など発想力が必要な仕事の人には東の書斎がおすすめです。他にも、芸術関係や趣味には南、金融関係の仕事の人には西や北西が良いでしょう。
廊下や階段で閉鎖された空間が作られると家相を悪くするため注意!
廊下は部屋と部屋を移動するために必要ですが、風水的には気の流れを断ち切るため、位置によっては家族の間に溝を生んでしまうことになります。
特に注意が必要なのは、玄関から奥まで廊下が通り抜けているケースです。長い廊下は気の流れが淀みやすく、家の中を分断する事になるので、家相を悪くします。
古い日本家屋には、四方を廊下で囲まれた部屋もありますが、風水では「四方囲み」と呼ばれ、凶相どころか鬼相とされています。
スキップフロアや中二階も限られたスペースを有効活用出来ると人気ですが、 廊下や階段で仕切られた孤立した部屋は、孤立相と呼ばれて家族間の対立を生み出しやすく、家相的にはおすすめしません。
また、リビングの中に階段を作る設計や、階段下に収納を作っているケースもありますが、壁と階段に覆われた収納スペースは太陽光が入らない鬼相の部屋になってしまうので、家相的には大きなマイナスポイントです。
家の中央に窓のない閉鎖された空間を作るのは避けた方が良いです。
収納スペース確保のために鬼門の北東に何も置かないのは困難なケースもあるでしょう。やむを得ず鬼門に何か置く場合は、白い家具がおすすめです。散らからないように整理整頓とこまめな掃除を心がけましょう。
マンション選びで注意したい3つの点
基本的な家相の考え方は戸建てもマンションも大きな違いはないのですが、特にマンションを選ぶ際には注意したい点があります。是非参考にしてみて下さい。
タワーマンションは大地からのエネルギーを受け取りにくい
人気のタワーマンションですが、風水的には高層の部屋ほど大地から離れてしまい、エネルギーを受け取りにくくなります。向上心が強い若者の場合は、影響も少ないですが、年配の人は低層・中層マンションのほうが安心感を得られやすいです。
駅近くのマンションは龍脈の力が強い
駅に近い立地のマンションは生活しやすく人気があります。こうした人の多い場所には龍脈の力が集まっているため、駅近くのマンションはその力を受け取りやすいです。庭や公園などの緑が多い場所は特におすすめです。周囲に緑がない場合は、植木鉢などを置くと良いでしょう。
マンションに限らず言える事ですが、周囲の環境も家相に少なからず影響を与えます。例えば、近所にお墓や大型病院、神社・仏閣がある場合、家の運気が下がりやすくなります。近くにあると便利ですが、歩いて行ける距離程度にしておくのが良いでしょう。
ワンルームマンションは良い気が逃げやすい
ワンルームマンションは風水的にあまり良い家相ではないと言われています。
玄関を開けたときに奥の部屋の窓が見えたりする場合は、せっかく入ってきた良い気が逃げてしまうためです。
ワンルームマンションの場合は、カーテンやブラインドで窓を隠し、側に観葉植物を置いたり、部屋の入口にのれんをつけて気のスピードを緩めると良いですよ。
まとめ
鬼門に水回りなど、良い家相とは言えない住まいの場合でも、引っ越すのは難しいケースも多いです。また、リビングの日当たりが悪いような場合は間接照明で明るさを補う事も出来ます。
家相を気にし過ぎると悪い気と波長が合ってしまい、凶のエネルギーを引き寄せやすくなるので注意して下さいね。意識し過ぎず、ポジティブな気持ちでいる事も大切ですよ。