【デュモルチェライト（デュモルチェライトインクォーツ）】意味や効果、浄化方法や見分け方を解説！
2020年7月19日
こんにちは、管理人の凛です。
今回は、デュモルチェライトというパワーストーン（デュモルチェライトインクォーツ）の意味や効果、浄化方法や見分け方などについて解説します。
デュモルチェライトは、不透明な濃青色が特徴のとても魅惑的なパワーストーンです。
「思慮の石」とも呼ばれているデュモルチェライトは、持ち主がどのように行動すれば幸福度を最大化できるのかを見極められるように導いてくれる石です。
また、近年このデュモルチェライトが水晶の中に入った状態の石である「デュモルチェライトインクォーツ」も発見されました。
見た目が非常に美しいことから、日本でも話題になったレアストーンのひとつです。
知る人ぞ知る美しき希少石と言われるデュモルチェライトについて、早速説明していきますね。
目次
【デュモルチェライトとは】
デュモルチェライトは、アルミニウムが豊富な変成岩や、ペグマタイトやアプライトと呼ばれる変成岩の中に形成されている鉱物です。
この石は、古生物学者のフランスのＥ・デュモルティエ氏によって発見されたため、1881年に彼の名前にちなんでデュモルチェライトと名づけられました。和名は、デュモルチェライト石と呼ばれています。
デュモルチェライトは、赤ピンク色、赤茶色、紫青色、深青色などさまざまなカラーバリエーションを持つ石ですが、中でも紫青色や深青色のものが多く産出されているようです。
この青色は、ラピスラズリの青色によく似ていることから、長い間ラピスラズリと間違われてきました。よって、「デザート・ラピス」とも呼ばれています。
石の硬さを示すモース硬度は、8という数値になりますので、決して脆い石ではありません。
衝撃にも強い石と言えますが、水に弱い性質を持っていますので、身に着けるときには雨や汗などの水分には十分に注意しましょう。
デュモルチェライトは、世界中の多くの国や地域で産出されており、日本でもその採掘がおこなわれている地域があります。
また、2014年には水晶の中にインクルージョンとしてデュモルチェライトが入った石が発見されました。
この石は、「デュモルチェライトインクォーツ」と呼ばれて、見た目もとても美しいことから瞬く間に人気が出た石です。
デュモルチェライトと違って、デュモルチェライトインクォーツは、水晶に覆われているため、水に弱い性質ではありません。
そのため、アクセサリーなどに加工されることが多いですが、非常に希少性が高い石となりますので、数万円～数十万円で取り引きされるほど人気があるパワーストーンです。
必要な場合はレアストーンを取り扱うお店で根気よく探してみましょう。
【デュモルチェライトの意味】
デュモルチェライトは、知性という意味を持ったパワーストーンです。
持ち主の頭脳を明晰にする効果がありますので、問題を解決したいときや、理解力を高めたいときなどにオススメの石です。
勉強や仕事の効率を上げたいときにもデュモルチェライトが大きな力を貸してくれるでしょう。
冷静さを保つといった意味も持ち合わせていますので、感情や衝動に流されないように持ち主をサポートしてくれる石でもあります。
ピンチを切り抜けたいときや、大事なプロジェクトを成功させたい人は、ぜひデュモルチェライトの効果を試してみてください。
重要な判断や決断を下さなければならないときにも、大いに役立ってくれるに違いありません。
経営者や常にプレッシャーと戦わなければならない立場の人に最適なパワーストーンと言えるでしょう。
さらに持ち主のマイナスな感情をポジティブに変換する意味も持ち合わせていますので、精神のバランスを整えたいときにも大いに役立ってくれるはずですよ。
物事に対して悩みやすい人や、不安を抱えやすい人は、デュモルチェライトの効果を試すことで、精神を明るく健全な状態へと導いてくれるでしょう。
【デュモルチェライトの効果】
デュモルチェライトは、古来より「教えと学びの石」とも呼ばれており、人間の脳の活性化を促して、知的側面の向上に効果を発揮してくれると信じられてきました。
言語能力や数学的能力、記憶力などの知的分野においても高い効果を発揮して、さらに持ち主の集中力も高めてくれる石です。
学習能力や知的能力が飛躍的に高まる効果を持った石ですから、受験生や知性を必要とする職業に就いている人は、お守りとしてデュモルチェライトを持たれることをオススメします。
また、持ち主の心を冷静に落ち着かせてくれる効果も発揮しますので、同時に物事に対する洞察力も高めて、チャンスを掴む力や問題や困難を乗り越える勇気も与えてくれるでしょう。
デュモルチェライトは、持ち主の忍耐力や精神力を高めてくれる効果も持ち合わせていますので、人生がより良い方向へ向かうように導いてくれます。
さらに持ち主の表現力をサポートしてくれる効果も発揮してくれますので、人間関係を気にしすぎるあまり、普段言いたいことも言えずに周りに合わせすぎて苦しんでいる方にもオススメの石と言えるでしょう。
周囲の不要な雑音から守ってくれる石ですから、自分の考えや心の丈を適切な形で表現できるようになるはずです。
水晶に覆われたデュモルチェライトインクォーツは、水晶の力が加わることによって、これらの効果がさらに増幅されるか、よりクリアな形で持ち主に効果を与えてくれるでしょう。
【デュモルチェライトの石言葉】
デュモルチェライトの石言葉には、「知性」・「知恵」・「危機的状況」・「自己表現」・「集中力」などがあります。
どれも「教えと学びの石」と呼ばれるデュモルチェライトにふさわしい石言葉ばかりが並んでいますね。
持ち主の知性と知恵を高めてくれる効果を持ったデュモルチェライトは、どれを選んでよいのか、どうしてよいのか分からないときなどにオススメのパワーストーンです。
どんな状況でも冷静に判断できる力を与えてくれますので、自分が進むべき正解の道を教えてくれるでしょう。
危機的状況においても慌てることなく冷静な判断力を与えてくれます。
また、同時に集中力も高めてくれますので、ひとつひとつの問題をしっかり解決できるように促してくれるはずです。
持ち主の自己表現力も高めてくれますので、人間関係においても自分の意見が素直に表現できるようになるでしょう。
【デュモルチェライトの主要原産地】
デュモルチェライトの主な原産地は、ブラジル、アメリカ、カナダ、マダガスカルなど多くの国や地域で産出されています。
中でも、ブラジルやマダガスカルから産出されるデュモルチェライトは良質なものが多いとされています。
日本でもいくつかの都道府県で産出されている石です。
【デュモルチェライトと相性の良い石】
■イライラを解消させたい
デュモルチェライト×アベンチュリン
アベンチュリンは、持ち主のネガティブなエネルギーを一掃してくれる効果を持ったパワーストーンです。
この石に人生を力強く進むパワーを与えてくれる効果を持ったデュモルチェライトを組み合わせることで、さらに持ち主の中にたまったマイナスエネルギーを浄化してくれる効果が高まります。
普段の生活の中で、ストレスがたまってしまい、イライラしやすい人はこの組み合わせを試すことで、体も心もリフレッシュされて、スッキリとした気持ちで毎日を過ごせるようになるでしょう。
■穏やかで寛大な心を育みたい
デュモルチェライト×スミソナイト
スミソナイトは、持ち主の性格を穏やかで優しいものに導いてくれるパワーストーンです。
この石に冷静に物事を判断できるように導いてくれる効果を持ったデュモルチェライトを組み合わせることで、さらに精神を穏やかな状態へと促してくれるでしょう。
この2つの石の力が持つ相乗効果によって、毎日を穏やかに過ごせるようになり、ストレスからも解消されて、他人に対しても寛大な心で対応できるようになるでしょう。
■協力者が欲しいときにオススメ
デュモルチェライト×ツインクリスタル
ツインクリスタルは、人間同士の結びつきを象徴するパワーストーンです。
この石に自分の人生をうまくコントロールできるように導いてくれる効果を持ったデュモルチェライトを組み合わせることで、成功するために必要なパートナーを引き寄せてくれる効果を発揮します。
新しく仕事を始める人などは、ぜひこの組み合わせを試してみてくださいね。
■思考をリセットさせたい
デュモルチェライト×ラリマー
ラリマーは、持ち主に穏やかさと創造力を与える効果を持ったパワーストーンです。
この石に持ち主の思考を柔軟な状態にして、新しい発想を与えてくれる効果を持ったデュモルチェライトを組み合わせることで、過去の思考に捉われることなく、行き詰ってしまった思考をクリアな状態へと導いてくれるでしょう。
ひとつの考えに執着してしまい、なかなか新しいアイデアが浮かばない人にオススメの組み合わせとなります。
■危機的状況を乗り越えたい
デュモルチェライト×アンバー
アンバーは、持ち主に太陽のような明るい生命力を吹き込んでくれるパワーストーンです。
この石にあらゆる知性と知恵を与えてくれる効果を持ったデュモルチェライトを組み合わせることで、危機的状況に直面したときも冷静に問題を解決できるように導いてくれます。
困難に直面したときにも持ち主のマイナスな感情を払拭してくれますので、問題解決に向けて突き進む勇気を与えてくれます。
今抱えている問題に対して慌てることなく、冷静に対処できる精神力を養ってくれますので、あらゆる困難を乗り越えられるようになるでしょう。
【デュモルチェライトと相性の悪い石】
デュモルチェライトは、特に他の石を拒絶するようなタイプの石ではありません。
さらに水晶に覆われたデュモルチェライトインクォーツは、他の石の力を調和させる力を持った水晶が含まれていますので、クセの強い石と組み合わせてもうまく力を調和させてくれます。
稀に他の石と組み合わせた際に違和感を感じることもあるかもしれませんが、その場合は一緒に持つことをやめて、それぞれ単体で持つようにしてくださいね。
また、デュモルチェライトは持ち主を選ばない石ですから、人との相性も悪いことはほとんどないでしょう。もしも手にした際に違和感を感じたり、気分が優れなくなってしまった場合は、水晶と一緒に合わせて持つことを試してみてください。
初めから水晶に覆われた状態のデュモルチェライトインクォーツは、そのまま持っていても、徐々に石の力を調和させて、持ち主に合った力へと変えてくれるでしょう。
【デュモルチェライトの浄化とお手入れ方法】
デュモルチェライトは、水に弱い性質を持っていますので、流水による浄化方法はオススメできません。
しかし、デュモルチェライトが水晶に包まれた状態のデュモルチェライトインクォーツは、水に弱い性質ではありませんので、水を使用した浄化方法もおこなえます。
自分が持っているデュモルチェライトがどちらの石かしっかりとチェックして適した浄化方法を選ぶようにしてくださいね。
また、石の硬さを示すモース硬度は、8という数値で脆い石ではありませんから、衝撃には強い石と言えるでしょう。
■水晶クラスターによる浄化方法。
水晶と相性のよいデュモルチェライトは、水晶クラスターによる浄化方法がオススメです。
こちらはもちろん、水晶に包まれたデュモルチェライトインクォーツにもオススメです。
水晶クラスターの上にデュモルチェライトを2～3時間程度置いておけば、浄化とパワーチャージが完了します。
水晶がデュモルチェライトにたまったマイナスエネルギーを浄化して、再び持ち主に強力な効果をもたらしてくれるでしょう。
■月光浴による浄化方法。
持ち主にさまざまなパワーを与えてくれるデュモルチェライトは、月光浴による浄化方法もオススメです。
こちらも同じ効果を持ったデュモルチェライトインクォーツにもおこなっていただける浄化方法となります。
月の光には強力なムーンパワーが含まれていますので、月の光が当たる窓際などにデュモルチェライトを1時間程度置いてください。
ただし、デュモルチェライトは水に弱い性質を持っていますので、雨や朝露などに濡れないように注意してくださいね。
■ホワイトセージによる浄化方法。
浄化力に優れたホワイトセージによる浄化方法は、デュモルチェライトにもデュモルチェライトインクォーツにもオススメな浄化方法です。
ホワイトセージの葉に火をつけて、ある程度燃えたら手で扇いで火を消します。
その直後に発生する煙の中に石を2～3回くぐらせれば浄化とパワーチャージが完了します。
【デュモルチェライトの偽物との見分け方】
デュモルチェライトは、ラピスラズリの青色によく似ていることから、長い間ラピスラズリと間違われてきた石です。
必要なときは、ラピスラズリと間違えて購入しないように注意してください。
世界各地で産出されている石ですから、比較的手に入りやすいですが、必要な場合は信頼できるパワーストーン専門店で購入するようにしましょう。
また、水晶に覆われているデュモルチェライトインクォーツは、非常に希少性が高い石ですから、店頭に並ぶことはめったにありません。
必要な場合は、レアストーンを取り扱うお店で根気よく探す必要があります。
【デュモルチェライトの伝説、石物語や言い伝え】
デュモルチェライトは、発見者であるフランス人古生物学者のＥ・デュモルティエ氏の名前にちなんで、1881年にこの名前が命名されました。
2014年には水晶の中にインクルージョンとしてデュモルチェライトが入った石が新たに発見されて、世界中から注目を浴びました。
この石は、デュモルチェライトインクォーツと呼ばれて、日本でも話題になった非常に美しいパワーストーンです。
まとめ
デュモルチェライトは、あらゆる知性と知恵を与えてくれる効果を持ったパワーストーンです。
デュモルチェライトの効果が如実に発揮されるのは、困難や危機的状況に陥ったときかもしれません。
危機に直面すると、人間はどうしても感情的に不安になったり、頭に血がのぼってしまい不必要な言動や行動をとりがちです。
デュモルチェライトはこうしたときに、集中力を高めて、そのときに必要な情報を取り入れて、解決策を見出してくれるサポート的な役割りを果たしてくれるでしょう。
さらに、デュモルチェライトが水晶に覆われたデュモルチェライトインクォーツは、水晶の力が加わることによって、これらの効果が増幅されて、よりクリアな形で持ち主に与えられると言われています。
意味や効果を知って興味を持たれた方は、デュモルチェライトを手にすることで、危機を転機に変えられるかもしれません。