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【本翡翠(ジェダイト)】意味や効果、浄化方法や見分け方解説!

本翡翠ジェダイト1jadeite-

こんにちは、管理人の凛です。

今回は、本翡翠(ジェダイト)というパワーストーン(天然石)の意味や効果、浄化方法、見分け方などについて解説します。

古い時代より人々から愛され、東洋の魔石として知られている本翡翠。5月の誕生石で、日本では縄文時代に首飾りや勾玉として大切にされてきました。

平和を好む石で、優しくて穏やかなエネルギーに満ち溢れているパワーストーンです。

また、魂を強化するのに最適な石だとも言われていて、昔から神聖な儀式に本翡翠を用いたり、遺跡などでも数多く発見されています。

自己成長を促すためのお守りとして身に着けている方も多く、感情の起伏が激しい人が持つと心が落ち着いて冷静さを保てるようになるでしょう。

そんな本翡翠の意味や効果はどのようなものなのか、詳しくご紹介していきたいと思います。

目次

【本翡翠とは】

本翡翠は、翡翠輝石という鉱石によってつくり出された石です。翡翠鉱石が集まって出来ている本翡翠は、翡翠鉱石を加工してつくられた通常の翡翠とは違って白色になります。そこへチタンやクロムや鉄が混ざり込み、様々な鉱物を含有することで青色・緑色・黄色・茶色・橙色などに変わります。

この翡翠以外に含まれている鉱物が少なければ少ないほど、希少価値が高くなるのです。グラスジェイドやアイスジェイドと呼ばれるものは特に高価で、産出量も極めて少ないと言います。

一般的に流通している翡翠は加工されたものがほとんどですが、翡翠が持つ意味や効果や特質が変化することはありません。

本翡翠は宝石としての価値が高く、先にお話したアイスジェイドは、数百万円~数千万円とかなりの高額です。

発色の良い緑色のものや透明度が高いものも高額となり、安いものでも数万円はします。

指輪やブレスレットといったアクセサリーに加工されているようなものは、数千円で売られていますので、比較的手が出しやすいパワーストーンです。

翡翠と呼ばれるものには硬玉(ジェダイト)と軟玉(ネフライト)があり、鉱物学で言うと全く別の鉱石となるのですが、外見だけでは判別が難しく、別の種類の石だと認識されたのは1863年頃になってからだと言われています。

現在、宝石としての価値は硬玉(ジェダイト)のみですが、白色で透明度の高い軟玉(ネフライト)を、中国などでは好んで身に着けている人が多いです。

日本で本翡翠と言われているのは硬玉(ジェダイト)で、透明度が高くて鮮やかな緑色をしたものは最高級の翡翠として「ろうかん」と呼んでいます。

【本翡翠の意味】

翡翠は「忍耐」・「飛躍」・「調和」を意味する鉱物で、持つ者に優れた知恵を授けて人徳のある人へと育ててくれます。

感情を冷静に保てるよう心を穏やかにし、強い忍耐力と人徳を与え、持つ者をマイナスエネルギーやネガティブといったあらゆる不運から守ってくれる、お守りのような意味合いも持つ石です。

また、「大いなる知恵の石」といった意味合いも持っていて、高潔な人にこそふさわしい品位ある石だとされてきました。

【本翡翠の効果】

不安で眠れなかったり、心配事や悩み事があって色々と考え過ぎて、気付けば朝になっていたり…そんな眠れない夜に翡翠を握り締めたり傍に置いておいたりすると、持つ者に安心感を与えてぐっすりと眠れるようになると言います。

冷静さと判断力を与えてくれますので、面倒な問題に巻き込まれることを回避する力も身につくはずです。

恋愛を成就させたい、お金が欲しいといった自己満足な願いにはあまり効果が期待出来ないと言われているのですが、お互いが幸せになれるような相手との縁を引き寄せてくれたり、他者に対して優しくなれたり愛情が深まったりと、自分本位ではない願望に強く作用してくれます。

しかし恋愛面で効果がないのかと言えば、そういうわけでもありません。持つ者の魅力を高めてコミュニケーション能力を向上させ、人として大きく成長させてくれる石でもあるのです。好きな人と自然に会話が出来るようになったり、自分自身を上手くアピール出来たり、相手があなたと話していると楽しいと思えるくらいのコミュニケーション能力が身に付くため、恋愛面で満足のいく結果が出せるでしょう。

他にも、翡翠を身に着けていて事故を回避出来たとか、難を逃れることが出来たなんて話も残されていて、お守りとして非常に高い効果を持ちます。

純粋さと平穏、洞察力と忍耐力がアップ、幸運を引き寄せる、人生の成功、トラブル回避、自己実現、事業の成功と繁栄、人としての成長といったものが、本翡翠の効果として挙げられます。

新陳代謝が活発になるので腎臓や目の病気などにも効果があると言われており、体内に蓄積した毒素を取り除いて治療してくれると信じられてきました。

【本翡翠の石言葉】

本翡翠の石言葉は、「純粋」・「成長」・「繁栄」・「成功」です。

翡翠は古い時代より成功者達が多く身に着けていた石で、あらゆる物事が思い通りに運ぶようにサポートしてくれると言います。

石言葉から見てもやはり、大きな成功を成し遂げたい人や、人として大きく成長したい人にこそオススメしたいパワーストーンです。

【本翡翠の主要原産地】

ミャンマー・アメリカ・ロシア・カリフォルニアの限られた地域で産出される他、日本では新潟県と富山県のヒスイ海岸がジェダイトの産地で有名です。

【本翡翠と相性の良い石】

■トラブル回避

本翡翠×水晶

どんな石とでも相性の良い水晶ですが、本翡翠との相性もバッチリです。

水晶は強力な浄化作用を持ち、魔除け効果も抜群となるため、同じように難を逃れる効果を持つ本翡翠と組み合わせることによって、相乗効果が期待出来ます。

トラブルを事前に回避したい人、もう既にトラブルに巻き込まれてしまっている人、何か大きな問題を抱えている人などは、本翡翠×水晶の組み合わせを是非試してみて下さい。

■心身共に癒される

本翡翠×アベンチュリン

高い癒し効果を持つアベンチュリンと、体内に溜まった毒素を取り除いてくれる本翡翠は、健康維持のサポートをしてくれる組み合わせです。

体だけでなく心のケアも行ってくれるため、心身共に癒されたい人にはこちらの組み合わせをオススメします。

■人して大きく成長出来る

本翡翠×アンバー

本翡翠もアンバーも、持つ者に優れた知恵を授けると言われている石です。

また、精神を安定させたり純粋さを与えたりと、人として大きく成長出来るよう促してくれる組み合わせでもあります。

指導する立場にある人や、グループ内でリーダーを任された人、人に教える職に就いている人達にオススメしたいのはもちろんですが、受験や試験などでも強い味方となってくれるはずです。

■コミュニケーション能力アップ

本翡翠×ピンクオパール

本翡翠は自分を上手くアピール出来るようにしてくれて、自己成長を促進してくれる石です。そこへ幸福度を満たしてくれるピンクオパールを組み合わせることによって、感情を安定させてネガティブな思考を消し去り、心に穏やかさと安心感をもたらしてくれます。

そうすることで他者に対して優しくなり、愛情をもって他者と接することが出来るため、コミュニケーション能力が大きくアップすると言います。

【本翡翠と相性の悪い石】

・スギライト

世界三大ヒーリングストーンのひとつであるスギライトは、癒しの効果が物凄く強力で霊性を高めて宇宙意識へと進化を促す石です。

その霊性な力を大きく持つスギライトと本翡翠を組み合わせてしまうと、自分が思ってもみなかった方向へと向かってしまう可能性があります。それが正しい方向であれば問題ないのですが、効果が反発し合って間違った方向へと進んでしまう場合もあるため、組み合わせる際は注意が必要です。

また、あなた自身と本翡翠との相性も重要となってきます。

合わないパワーストーンを身に着けていても効果は得られないですし、それどころかイヤなことばかり起こってしまう原因にもなり得るのです。

本翡翠を手にしてみたときに、体調が優れなかったり気分が悪くなってしまったり、何かイヤなものを感じ取った場合は、持つのを止めた方が良いでしょう。

【本翡翠の浄化とお手入れ方法】

河原と流れ

本翡翠は丈夫な石なので、注意すべき点は特にありません。太陽や水にも強いので、どの浄化方法でも大丈夫です。

以下、本翡翠にオススメの浄化方法を記載しておきますので、参考にしてみて下さいね。

■音による浄化方法。

4096hzという清浄な音をパワーストーンに聞かせて、浄化する方法です。

ヒーリングミュージックやベルや民族楽器や音叉などがそうした清浄な音を放っていて、特定の波長で振動している石に清浄な音を聞かせることで、互いに共鳴反応を起こして浄化されます。

清浄な音でしたら発信源は問いません。「音叉」と「クリスタル」がセットで売られている「クリスタルチューナー」というものがあり、クリスタルで叩いて音を出すものです。

音による浄化は他の浄化と違ってそこまで強力な浄化効果は期待出来ないのですが、クリスタルチューナーを使えば空間の浄化、ヒーリング効果、悪霊の除霊が一気に行えるため、非常に優秀です。

■水による浄化方法。

翡翠(ひすい)は水辺に生息する小さな鳥、翡翠(カワセミ)からきています。そうした理由から、本翡翠は水による浄化方法が最も効果的だとされているそうです。

可能な限り人の手によって汚されていない、キレイな川の水や湧き水などを使って浄化しましょう。水道水を使って浄化するよりも、短い時間で済みます。

川の流れが早すぎて本翡翠を失くしてしまわないようにだけ、注意が必要です。

かと言って全く流れのない川で浄化するよりも、常に新しい水に触れさせてあげることで浄化の効果が増します。手のひらに本翡翠を乗せたまま川の中へ沈めて、ひんやりと冷たくなったのを感じたら取り出しましょう。

水道水で浄化を行う場合は、受け皿を置いてその中へ本翡翠を入れ、少しだけ蛇口をひねって細長い水を出しっぱなしにしておきます。水道水が本翡翠に当たるように、位置を調整して置いて下さい。こちらも同様、本翡翠が冷たくなったのを感じたら浄化完了となります。

【本翡翠の偽物との見分け方】

翡翠は物凄く紛らわしい鉱物だと言われていて、硬玉(ジェダイト)と軟玉(ネフライト)があります。前者の硬玉が本翡翠と呼ばれるもので、良質なものほど透明に近く硬度は6.5~7と高めです。もうひとつの軟玉は半透明~不透明で、硬度は6~6.5と硬玉に比べて低めとなっています。

硬玉の方が深く鮮やかな緑色をしていて、日本でも軟玉より硬玉の方が高い評価を得ています。しかし硬玉も軟玉も「ジェード」と呼ばれるため、硬玉よりも安価な軟玉を高い値段で購入してしまう人もいるそうです。

カルセドニーやアベンチュリンを染色すると翡翠と見分けがつかず、アイドクレーズという石はアメリカンジェイドと呼ばれて翡翠と良く似ています。更にクリソプレーズも、見た目だけだで言うと翡翠と区別がつきません。

翡翠の本物と偽物を見分けるには、素人ではまず無理だと言われているほど難しいと言います。例え鑑定のプロであっても、外見だけでは見分けがつかないと言われているくらいです。

インド翡翠という名で売られているものはアベンチュリンクォーツで、これは水晶の仲間になります。また、コリアンジェード、ニュージェードという名で売られているものは、サーペンティンであり翡翠ではありません。このように、名前に翡翠やジェードと付いているけれど別の鉱物である場合も多く、しっかりと見極める力が必要になってきます。

インド翡翠と記載することがいけないことではないため、きちんと「アベンチュリン」と表記されているかどうかを確認して下さい。正式な鉱物名まで記載してくれているようなお店は、信用に値すると言っても良いでしょう。

硬玉(ジェダイト)か硬玉(ネフライト)の記載があるかどうか、翡翠やジェードと書かれているものに正式な名前が記載されているかどうか、鑑別書が付いているかどうか…この辺りを見て判断するしかありません。

鑑定のプロですら一目見ただけでは分からないくらいですから、専用の道具を使ってきちんと調べてもらうのが一番です。

【本翡翠の伝説、石物語や言い伝え】

昔から世界各国の色んな地域に住む色んな民族がこの石を崇め、「魔法の石」として特別視していたそうです。

ネイティブアメリカンは「聖なる護符」としてジェダイトに彫刻したり、中央アメリカに訪れたスペイン人がジェダイトを発見してからお守りとして身に着けていたり、翡翠として最も古い歴史を持つ日本では、縄文時代に勾玉や首飾りとして使用していたりと、世界中のあちこちで様々な歴史が残されています。

東洋では「成功と繁栄」の象徴と言われ、翡翠を大切にしていた人が多くいたのだとか。また、中国では「仁(人を思いやること)・義(利欲に囚われることなく成すべきことを行うこと)・礼(仁を行動に移すこと)・智(知識が豊富な人)・信(約束を守り誠実で、友情に厚いこと)」といった五常(五徳)を大幅にアップさせると信じられており、正妻に翡翠を送っていたそうです。

翡翠が持つ美しい色合いが翡翠(カワセミ)を連想させることから「翡翠玉」と呼ばれ、中国から日本に翡翠(ひすい)として伝わってきたと言われています。翡翠の翡は赤色を表し、翠は緑色を表していて、カワセミの羽の色が緑色でお腹が赤色といったことから、この名前が付けられたのです。

翡翠は「玉(ぎょく)」といった呼び方をされることもあり、この玉というのは古い時代より霊性が強いと信じられていて、神秘的な石として崇められていました。

日本でも「幸運の石」として重宝されていたと言いますし、東洋では昔から馴染みのある石でした。

まとめ

以上が、本翡翠(ジェダイト)の意味や効果、浄化方法や見分け方の解説となります。

翡翠にはジェダイトとネフライトがあり、鉱物学的には全く別ものとなるのですが、見分けるのが非常に難しくプロでも一目見ただけでは分からないと言われているくらいです。

高価な硬玉(ジェダイト)と安価な軟玉(ネフライト)を間違えて購入してしまわないように、見るべきポイントをしっかりと抑えて購入するようにして下さいね。

ジェダイトに拘らない、ジェダイトだと値段的に厳しい、翡翠であれば何でも構わないと仰る場合は、宝石品質で希少価値の高いジェダイトよりも、安価で手に入りやすいネフライトを購入するのも良いかも知れません。

名前に翡翠やジェードと付いているけれど全然違う鉱物だったりすることも多いので、きちんと鑑別書の有無を確認しましょう。

見極めるのが難しい石ですがちゃんとしたジェダイトを手に入れることが出来たら、きっとあなたの良きパートナーになってくれるはずです。

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