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【クンツァイト】意味や効果、正しい浄化方法や見分け方を解説!

こんにちは、管理人の凛です。

今回は、クンツァイトというパワーストーン(天然石)の意味や効果、浄化方法や見分け方などについて解説します。

「純粋と無償の愛の象徴」である、クンツァイト。別名「愛の石」とも呼ばれていて、恋愛面はもちろんのこと、美容面での運気もアップしてくれると言います。

恋愛運と美容運に効果があるといった点で、特に女性から大きく指示されているパワーストーンです。

主張の強すぎない優しいピンク色をしており、まるで花びらを思わせるような可愛らしい印象を与えてくれます。

愛らしい見た目で愛を司る石と言われ、女性から人気の高いクンツァイトについて詳しく知った上で、少しでも興味を持って頂けると嬉しいです。

目次

【クンツァイトとは】

クンツァイトは本来、リチウムを主な成分としている輝石(スポデューメン/鉱物名はリチア輝石)の一種で、色によってその呼び名が異なります。緑色のものは「ヒデナイトグリーンスポデューメン」、黄色いものは「イエロースポデューメン(トリフェーン)、そしてピンク色のものは「クンツァイト」といった風に、色の違いで分けて呼ばれているのです。

花崗岩質ペグマタイトに、リチア雲母(レピドライト)やリチア電気石(エルバイト)といった、リチウムを含む鉱物と一緒に産出されることもあると言います。

クンツァイトは特定の方向に力を加えると割れやすい「劈開性(へきかいせい)」の性質を持つため、宝石として加工されることはあまりないようです。また、角度によって色が変わる「多色性」も持っており、カットする場合はピンク色の濃い部分がハッキリと見えるようにします。

主成分となるリチウムにペグマタイトが含まれて、クンツァイトの持つ柔らかいピンク色を生み出します。

クンツァイトが持つ色味はとても複雑な構造をしていて、結晶は同じでも産地の違いだけでそれぞれ違う個性があるのも特徴のひとつです。

今は最も有名な産地として、アフガニスタンとなっているのですが、アフガニスタン産のものは太陽の光を当てていると、30分ほどで紫色からピンク色に変色します。

逆にブラジル産のものは、色が変色するどころか退色してしまい、色を失くしてしまいます。含まれるマンガンに起因して、時間経過と共に色が薄くなってしまうクンツァイト。こうしたことから、クンツァイトの色味は不安定だと言われているようです。

【クンツァイトの意味】

クンツァイトは、見返りを求めず無償の愛が何であるのかを、持つ者に教えてくれます。自分自身への愛を教えてくれるのが、ローズクォーツ。他者に愛を与える大切さを教えてくれるのが、このクンツァイトだと思って下さい。

寛大で他人に対する思いやりの心を育むといった意味も持っていますので、批判的になりがちな人や、コミュニケーションが苦手な人、相手の気持ちを考えることが出来ない人、直ぐに他人とぶつかってしまう人などにオススメです。

穏やかで優しいエネルギーを持っていますので、人として良い意味で成長させてくれるのと同時に、大人の女性らしい気品さも与えてくれます。

パワーストーンとしての意味は、「無償の愛」や「純粋な愛」といった、特に『愛』に関する意味合いを強く持つ石です。まるで聖母マリア様のような、慈愛に満ちたパワーストーンと言えるでしょう。

ただ純粋に他人を思いやる気持ち、相手を許す心、そして相手を受け入れて優しく包み込めるよう、持つ者の心に寄り添って全力でサポートしてくれるはずです。

【クンツァイトの効果】

クンツァイトは「無償の愛を象徴する石」と言われていて、自分自身に対する愛というよりも、他人に対する愛に強い石です。

しかし、持つ者の心も当然癒してくれます。過去に失恋して心に深いキズを負ったときって、中々前に進むことが出来ないですよね。将来に対する不安だったり、この先誰かを愛せるのかといった不安、自分は誰からも愛されないのではないかといった不安など、どうしてもネガティブになりがちです。そんなときクンツァイトは、持つ者の心のキズを癒し、ネガティブな感情を抑え、愛に対する不信感や不安を取り除いてくれます。心が前向きになるよう、サポートしてくれる効果があるのです。

また、上記のように過去の失恋からくるトラウマや、恋愛に対する恐怖心などを緩和してくれるだけでなく、心から誰かを純粋に愛することが出来るようになるとも言われています。新たな一歩ここで言うならば新しい恋愛に向けて、誰かを愛する勇気や純粋に誰かを愛する気持ちを呼び起こし、幸せになるための道しるべとなってくれるでしょう。

アクセサリーとして身に着けた場合は、身体と精神のバランスを整えてくれます。毎日仕事や家事で慌ただしい生活を送っている人や、忙しすぎて自分の時間が取れないと感じている人は、心身共に蓄積されたストレスや疲労を回復してくれますので、是非身に着けてみて下さい。

更にクンツァイトは、穏やかで優しいエネルギーを持つだけでなく、クリエイティブなパワーを与え、インスピレーションを高めてくれるといった効果もあるようです。これは縦方向に条線が見られるタイプの、アクアマリンやトルマリンも同じような特徴を持っています。

【クンツァイトの石言葉】

クンツァイトの石言葉には、「ヒーリング」・「癒し」・「献身」・「浄化」・「守護」・「順応」・「無条件の愛」・「純愛」・「真実の愛」・「母性」などといったものがあります。

どの石言葉を見ても分かるように、優しい愛に満ち溢れた石です。愛を与える喜び、愛を感じる喜び、そして愛し愛される人になりたいと願う人の、大きな支えとなってくれます。

過去の失恋でキズを負った人を癒し、周囲に対してイライラしてしまいがちな人の心を穏やかにしてくれる他、仲直りしたい相手との関係修復など、持つ者のハート(心)に働きかけてくれるのです。

【クンツァイトの主要原産地】

クンツァイトの主な原産地は、アメリカ・マダガスカル・アフガニスタン・ブラジルになります。

近年マダガスカルでは、粒が大きくて濃い色をしたクンツァイトが多く見つかっているそうです。

【クンツァイトと相性の良い石】

新しいことに挑戦したい

クンツァイト×スピネル

こちらの組み合わせは、好奇心とやる気を与えてくれます。何か新しいことにチャレンジしようと考えているときに、それに挑むための意欲と力強さと継続力をもたらしてくれるのです。

現状を良い方向へと導いてくれるといった効果もありますので、毎日同じことの繰り返しで退屈だと感じている人なんかにもオススメです。

愛と活力を与える組み合わせ

クンツァイト×トパーズ

トパーズは眩しいくらいに明るいエネルギーを持ち、心身共に抱えている恐怖心や罪悪感といったネガティブな感情を排除してくれます。

そうしたトパーズの持つエネルギーがクンツァイトと結び付き、持つ者の魅力をアップさせて愛と活力を与えてくれるのです。

恋することを恐れている人、新しい恋愛に踏み出せない人、過去の失恋を引きずっている人などにオススメです。

【クンツァイトと相性の悪い石】

・ローズクォーツ

ローズクォーツもクンツァイトと同じく、可愛らしいピンク色をしていて、愛を象徴する石だと言われています。

相性が良ければ相乗効果となって、恋愛運を上げる組み合わせとしては最強だったのかも知れないですが、残念なことにこの二つを組み合わせてしまうと、愛に対して依存体質になってしまう可能性があるのです。

例えば恋愛中の人がこの組み合わせを身に着けてしまうと、愛に依存し過ぎて他のことが何も手に付かなくなったり、下手すると愛以外何も要らないと感じてしまい、家族・友達・仕事・プライベートなど、全てを犠牲にしてしまうことも考えられます。

そして恋人のいる人が身に付けると、相手に「重たい」と思わせてしまう原因にもなりますので、ローズクォーツとクンツァイトを組み合わせて身に付けるのは止めておきましょう。

また、石同士の相性以外にも、あなた自身と石との相性も見た方が良いです。

実際にクンツァイトを手に取ってみて、何かイヤなものを感じたときは他のパワーストーンにしておいた方が賢明でしょう。

手に取ったときはイヤなものを感じなかったとしても、身に着けてみて体調を崩してしまったり、気分が優れないときなども、あなたとクンツァイトの相性が悪い可能性があります。

暫く身に着けてみてそれでも尚、体調や気分に変化が見られない場合は、クンツァイトを手放すことも視野に入れて下さい。

相性が悪い石を持ち続けていると、どんどんマイナスエネルギーを貯め込んでしまうことにも繋がるからです。運気を良くしようとパワーストーンを購入したのに、返って運気が悪くなってしまっては元も子もないですからね。

【クンツァイトの浄化とお手入れ方法】

Full moon over sea

クンツァイトは硬度が6.5~7.5あり、数字だけで見ると高く感じてしまいますが、一定の方向へ力を加えると割れやすい劈開性(へきかいせい)といった性質を持つため、衝撃に物凄く弱いです。

なので力を与えすぎたり、雑に扱ってしまうと直ぐに割れてしまいます。

浄化の際はもちろん、軽くお手入れしてあげるときも、柔らかい布で優しく拭き取る形にしましょう。

日光浴による浄化方法と、水による浄化方法は避けた方が良いです。また、塩を使った浄化方法もあまりオススメ出来ないので、方法は限られてきます。

以下、クンツァイトにオススメの浄化方法となりますので、参考にしてみて下さいね。

月光浴による浄化方法。

クンツァイトは気高い石だと言われていますので、強力なエネルギーを宿す月光浴による浄化方法は特にオススメです。

月が出ている日の晩、月明かりが当たる場所へクンツァイトを置いて下さい。一晩そのままにしておけば、翌日にはパワーチャージが完了しています。

水晶クラスターによる浄化方法。

水晶クラスターは強力な浄化作用を持っているため、こちらもオススメの方法となります。

水晶クラスターの上に乗せる、隣り合わせで置いておく、さざれ水晶を敷き詰めた入れ物の中へ一緒に入れるなどして、半日~1日置いておきましょう。

ただしクンツァイトは劈開性の性質を持っていますので、尖った水晶クラスターを使う場合は注意が必要です。

ホワイトセージによる浄化方法。

ホワイトセージに火をつけたら、クンツァイトを煙の中へ数回くぐらせます。

ホワイトセージは部屋全体の浄化も同時に行ってくれると言われていますので、いつもクンツァイトを置いている部屋や、あなたが普段眠っている部屋で行うと効果的です。

何度も煙の中へくぐらせるのではなく、クンツァイト全体にホワイトセージの煙が行き渡るようにくぐらせることがポイントとなります。

これら3つの浄化方法は、出来る限り毎日行うようにして下さい。

【クンツァイトの偽物との見分け方】

gemstones with herbs

クンツァイトを宝石として見たとき、透明度の高いものが高品質だと言われています。どの石でもやはり、他の鉱物が含まれていない純粋なものほど、価値が高くなってしまうのでしょう。

クンツァイトは多色性といった特徴を持つため、見る角度によって紫色っぽく見えたり、淡いピンク色に見えたりして、そうした見た目で楽しませてくれるのも魅力のひとつです。

ピンク色を強く出すために、照射や加熱といった処理を施されることもあるため、人の手が加えられることが許せないと仰る人にとっては、完全なる天然物を探し出した方が良いかも知れません。

クンツァイトと同じく、ピンク色をしたパワーストーンは世の中にたくさんあります。例えばアメジストだったり、ローズクォーツだったり、モルガナイトだったり。中でも特にモルガナイトとは見た目が良く似ていて、区別するのが難しいと言われているほどです。ただ、モルガナイトよりもクンツァイトの方が若干、濃いピンク色をしていますので、絶対に見分けられないということはありません。

クンツァイトが持つピンク色はマンガンによるもので、これは年月が経つにつれてどうしても退色してしまいます。けれどパワーストーンとして見たときに、どれだけ退色しようと効果に変化はないと言われていますので、安心して自身が気に入ったものを購入されると良いでしょう。

もし怪しいと思うようなものがあれば、鑑定に出してみて下さい。オークションなどで買うよりも、信頼出来る石屋さんに直接足を運び、実際に目で見て触れて感じ取ってもらうのが一番です。

【クンツァイトの伝説、石物語や言い伝え】

7色のチャクラ

1877年、ブラジルのミナス・ジェライス州で、宝石質の黄色くて透明な結晶が見つかったことがはじまりだとされています。当初はクリソベリルの種類に入れられ、多色性を持つことからギリシア語の「3通りの顔」を意味する「トリフェーン」と名付けられたそうです。

それから1879年、アメリカのノースカロライナ州で緑色の結晶が見つかりました。こちらも当初はダイオプサイトと似た新種の石とされ、発見当時の監督の名前をとって、「ヒデナイト」と名付けられたそうです。しかしその後、クロムによって着色されたクンツァイトだということが分かったと言われています。

そして1902年、アメリカのカリフォルニア州で美しいピンク色を持つクンツァイトが見つかりました。

クンツァイトの名前は、アメリカの宝石学者である「クンツ博士」の名をとって付けられたと言います。カリフォルニア州で発見されたこともあり、「カリフォルニア・アイリス」という名前でも呼ばれていたそうです。

クンツァイトは「スポデューメン」という鉱物名の一種だと言われていて、特にピンク色がハッキリしているものを指します。このスポデューメンの名前の由来は、ギリシア語の「燃えて灰になる」といった意味からきているようで、熱を加えると熱発光することから、こうした名が付けられたのではないかという説があります。

古い時代よりなんて語れるほど、クンツァイトは歴史の古い石ではありませんが、純粋さや無限の愛を象徴することから、着実に人気が高まってきているパワーストーンです。

ピンク色をはじめ、紫色、緑色、黄色といった変化を持ち、緑色のヒデナイトと呼ばれるものは、特に希少価値が高いと言われています。

まとめ

今回は、クンツァイトというパワーストーン(天然石)に関する意味や効果、浄化方法や見分け方などについてご紹介させて頂きました。

可愛らしく愛らしいピンク色をしていること、恋愛運と美容運をアップさせてくれることから、女性に人気のパワーストーンです。

可愛らしいだけでなく、どこか気品あふれる石でもありますので、年齢を問わずに身に着けられるのではないでしょうか。

パワーストーンの中でも割と新しい部類に入る石ですが、女性を中心にこれからますます人気が高まってくるパワーストーンであることは間違いありません。

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