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【アファメーションと潜在意識】意味や効果、書き換え成功例を紹介!

ヨガのポーズ

こんにちは、管理人の凛です。

今回はアファメーションを唱え、潜在意識の書き換えに関して簡単に解説致します。

アファメーション=肯定的な宣言。つまり確定している状態を言葉として唱える事です。例えば「私はお金持を持っている」「私は成功する」とアファメーションしていれば、そうなるように現実が動いていきます。

しかし、魔法の呪文というわけではありません。間違ったアファメーションを唱えれば、願いとは反対の状態を引き寄せてしまいます。では、どうすれば正しいアファメーションを唱えられるのか。潜在意識を書き換える仕組みや効果も解説します。

目次

アファメーションを唱えると潜在意識を書き換えられる

アファメーションを繰り返していると、潜在意識は唱えた事を現実の状態として書き換えます。PCの情報更新作業と同じような仕組みだと考えて下さい。

潜在意識下の感覚をどう取り扱うかで現実の世界が変わる

潜在意識の中には、あなたが過去に経験した感情や記憶が残されています。また、周囲から思い込まされた現実や育ってきた環境の影響など、無意識のうちに植え付けられた感覚に占められているでしょう。

どんな感覚を持っているか。過去の思い出に何を握りしめているのか。多くの方はじっくり考えて記憶を掘り起こさなければ、潜在意識の中にある真実にたどり着けません。

例えば以下のような経験をすると、潜在意識の中にはネガティブな感覚が植え付けられてしまいます。

  • 父親と母親の喧嘩が絶えない家庭に育つ
    →結婚にネガティブなイメージ
  • 裕福な家庭に育ったけど遺産争いに巻き込まれた
    →お金を持つと不幸になるイメージ
  • クラスで自分だけ表彰されたけど嫉妬された
    →目立つと人間関係に良くないイメージ
  • 生ガキを食べて体調不良になった
    →生ガキを食べるとお腹を壊すイメージ

ただし、喧嘩の絶えない家庭に育っても幸せな結婚をしている方はいらっしゃるでしょう。両親の不仲を反面教師にして、夫婦でコミュニケーションをとり努力している方もいます。潜在意識の中にある記憶や感覚をどう取り扱うかによって、現実の世界が幸せにも不幸にも傾くのです。

アファメーションを唱える事で願いを実現させるための視点が身につく

どのような潜在意識を持っていたとしても、ポジティブなアファメーションを唱える事で、あなたの現実は少しずつ動いていきます。潜在意識の中にある記憶や感覚は、現時点で目の前にある現実ではありません。何かの拍子に過去の思い出がフラッシュバックされる場合はあっても、普段は表に出現しないのです。

そのためアファメーションを使って書き換えておけば、願いを実現させるために必要な視点を身に着けられます。

潜在意識の書き換えとは新しい意識を上書きする事

潜在意識の書き換えを行う事は、過去の経験や記憶をすべて消し去る状態とは違います。あなたの過去を変えるわけではなく、新しい意識を上書きする作業になります。

土台となるのは過去の潜在意識ですが、それをリセットするわけではありません。リセットとは初期の状態に戻す事。書き換えれば何もなかった状態になるのではなく、過去の潜在意識はあっても影響を受けなくなり、アファメーションした現実へと導かれていくようになります。

アファメーションを成功させるための3つのルール

アファメーションを成功させるには、3つのルールがあります。願っているとおりに、何でも唱えれば良いという訳ではありません。ここでは成功事例を交えて、効果的なやり方を解説します。

1.否定語でアファメーションを唱えない

アファメーションの中身を間違えてしまうと、望んでいない結果を呼び寄せるため、正しい内容を設定して下さい。

間違ったアファメーションの例

  • 「PTA役員にはなりたくない」
  • 「〇〇には関わりたくない」

「なりたくない」「関わりたくない状態」なら引き寄せても問題ないような気もしますが、なりたくないと唱えれば唱えるほどPTA役員に視点を合わせる事になり、その結果くじ引きで役員を引いてしまうのです。アファメーションは、ネガティブもポジティブも強く印象に残してしまうため、言葉の使い方を間違えてしまうと、望まない避けたい事態を招いてしまいます。

では、どうすれば良いのか。先ほどの例で説明します。

  • 「PTA役員にはなりたくない」→「ならない」
  • 「〇〇には関わりたくない」→「関わらない」

もし嫌いな人と一緒に仕事をしなければならないなら、「〇〇と出来るだけ関わりを減らせる」と唱えるのではなく、「○○とうまく仕事できる」と言い換えて下さい。「嫌い」という感情を消す事も、仕事をしなければならない状態を拒否する事も出来ないため、「どうすれば気持ち良く仕事を進められるか」という視点に立って言葉を選ぶと良いでしょう。

2.アファメーションは短く具体的に唱える

アファメーションをあまり長い言葉で唱えると繰り返す事が負担となり、続かなくなってしまいます。また、何度も唱えているうちに言い間違えたり、忘れてしまう場合もあるかもしれません。さらに途中で何を叶えたいのか分からなくなったり、面倒になって辞めてしまう事も想定出来ます。

具体的な言葉を使わなければ、本当に望んでいる現実にはなりません。「お金が入ってくる」というアファメーションを使うとします。これはポジティブな言葉なので問題ないように聞こえますが、「お金が入る」という状態が曖昧ではっきりしない事から、実現するには時間もかかります。

なぜなら、

  • いつまでにお金が入って欲しいのか
  • 何のために必要なのか
  • どのくらいの金額があれば良いのか

このような重要なキーワードが抜けているからです。確かにお金は入ってくるかもしれません。ただ、それは思っているよりも金額が小さく、実際に受け取れる時期が先になったりします。

では、この場合はどうすれば良いのかというと、

  • 「○万円が〇月までに入る」
  • 「〇〇に使えるお金が入る」

など具体性を持たせた言葉を付け加えれば、より強いアファメーションとなり、そのとおりの現実が訪れる事になるのです。

3.他人に対するアファメーションは実現が難しい

アファメーションでは他人を操れません。「〇〇の給料が上がる」と言葉にしたところで、それは自分の潜在意識には存在してない他人の人生なので、どんなに繰り返しても実現しにくいでしょう。

旦那さんの給料が上がって欲しい奥さんも多いと思いますが、「給料が上がって欲しい」と願っているのは奥さんで、旦那さんは「忙しくなりたくないから、このままの現状維持でかまわない」と思っているかもしれません。そんな状態のところにアファメーションしたとしても、実際に給料を得ているのは旦那さんなので、奥さんがどれだけ言葉にしても難しいのです。(口座の管理を任されていても結果は同じです。)

アファメーションは自分の潜在意識に作用します。そのため同じ気持ちを共有しているならともかく、異なる考えや意図している対象が別々に存在している他人との関係においては、アファメーションの言葉を変えて下さい。

唱える作業は主観的なものなので、旦那さんの給料アップを望む場合は、「旦那さんの給料アップを後押し出来る」という感じに変えましょう。

「後押し」という言葉は抽象的に思えるかもしれませんが、「給料アップ」というキーワード含まれていればかまいません。給料アップをサポートする自分になる事が目的なので、結果的に旦那さんの給料アップを引き寄せられるのです。

また、他人に対して「○○は失敗する」と唱えるアファメーションも、それがどんなに本気で望んでいる事でも実行しないで下さい。潜在意識は主語を理解できないため、「失敗する」という現実が自分にも跳ね返ってきてしまいます。

 

アファメーションは人間以外にも効果があると言われている

植物に「きれいだね」「かわいいね」というポジティブな言葉で語りかけると、美しい花を咲かせたりします。また、他の植物よりも大きく成長したり、色づきが良くなる事が検証されています。

同じように水に対して「大好き」と声をかけ続けていると、その水が甘くなったりします。これは複数の機関で実験証明されている事で、科学の力とは違う言葉の影響を受けている実例です。

これらは偶然ではありません。感情のある人間を対象とする場合はなおさらその影響は大きくなると考えられます。

アファメーションに苦手意識がある場合に試したい2つの対処法

アファメーションが苦手なら、出来るようになる2つの方法をご紹介しましょう。苦手なまま続けても効果は得られません。少しずつ対応すれば良いので試してみて下さい。

1.たまには息抜きをして自分を甘やかしてみる

アファメーションの苦手な方は自分を肯定する事が難しいため、なぜか厳しい環境を選んでしまう傾向にあります。第3者に頼らず自分で解決したり、難しい問題でも必死に取り組んだり、客観的に見て「誰かにお願いしてみれば?」という事態を自分で引き受けてしまうのです。

他人に頼らず行動する事は素晴らしいのですが、「他人に頼らない」「休憩しない」というような意識が根底にあるため、肯定から入る言葉を口にしにくいのかもしれません。

そこで自分を律して生きるのではなく、たまには息抜きを許可してあげましょう。少しくらい昼寝しても良い。デザートを追加しても良い。そう自分を甘やかしてみる事で、自己肯定出来るようになります。そうしているうちにアファメーションの言葉に対して抵抗が薄くなり、望んでいる形を唱えられるようになるでしょう。

2.カウンセリングやコーチングを受けてみる

自分を甘やかせないなら、カウンセリングやコーチングを受けて下さい。なぜ、ありのままの自分を受け入れられないのか。

「きちんとしなければならない」と思っている原因は何か。自分でも気づかない気持ちを洗い出してもらえます。プロに頼めないなら友人や家族でも問題ありません。あなたの意見や気持ちを伝えて、共感してくれる相手に話してみましょう。

人は気持ちや行動に共感してもらえると、自分を受け入れてもらえたと感じられます。そのため意見にダメ出しされると、場合によっては自分の存在を否定されたような印象を持ってしまう事もあります。

否定的な印象ばかりを持ってしまえば、アファメーションに苦手意識が生まれたとしても不思議はありません。共感してもらえる事で安心感につながり、自分を受け入れ肯定した言葉を唱えられるようになるでしょう。

アファメーションを唱えても効果を感じられない場合の3つの対処法

アファメーションを唱えても効果がない。何も実現しない。そう感じている方は、アファメーションの中身を見直してみましょう。

1.一般的な内容になっていないか確かめる

みんなが言ってるから自分も真似してみよう。そう考えて取り入れていれば、自分の言葉ではないので効果が現れにくくなります。全く効果が現れない事はないかもしれませんが、それは本当に心から願っている現実ですか?他人の言葉を借りていませんか?

もちろん入ってくる情報の中に気に入った言葉があれば、使ってもかまいません。ただ、「カッコいいから」という理由で採用しているなら、あなたの心の中にある望みとはつながっていない状態になります。そうなるとその言葉は自分軸ではない事になり、どんなに唱えたところで叶わなくても良い現実として片付けられてしまうのです。

2.罪悪感を持っていないか自分と向き合う

行動に対して罪悪感を持っていれば、アファメーションの効果を得られません。「こんな贅沢を望んでも良いのだろうか…」そう思っていれば、どれだけ回数を重ねても実現しないでしょう。

罪悪感を抱いてしまうのは、自分の望みを否定している状態となります。もし、叶ってしまったら贅沢をする事になる。「私は〇〇だから贅沢をしてはいけない。でも、たまにハメを外したい」そんな気持ちを背負っているので、「〇〇が手に入る」と言葉にしても実現しにくいでしょう。

罪悪感を抱いてしまうのは、あなたがそれだけ何かを我慢しているからです。いつも遊んでばかりの人は、遊ぶ事に対して罪悪感を持ちません。持っているなら遊んだりしないでしょう。ところが、「自分さえ耐えれば」と考えている方は、少し遊んでしまっただけでも罪悪感を抱きやすいのです。そういう場合はアファメーションの中身を軽いものに変えて下さい。

3.最初からアファメーションを信じていない

アファメーションを信じていなければ、何度実行しても変化は起こりません。「どんなものだろう」「とりあえず試してみようか」というくらいの気持ちなら、正しいやり方を繰り返しているうちに、少しずつ現実が動き出します。

ただ、見えない世界を否定するような価値観を持っていれば、アファメーションをただの言葉としてしか受け取れないため、辞めたほうが良いかもしれません。

例えば神社へ出かけても何とも思わない。スピリチュアルは存在しない。心の中にそんな感覚を持っていれば、アファメーションに興味を持って試してみたとしても、突然宝くじに当たるような事でもない限り、「やっぱり効果がない」という判断に落ち着いてしまいます。

 

まとめ

アファメーションを唱えると、現実に起こっている出来事として潜在意識に植え付ける事が出来ます。自分の望みに沿った内容を考え、繰り返してみましょう。脳は無意識のうちにそれを書き換え、あなたの願いを叶える手助けをしてくれますよ。

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