【風水】サボテンを置いて良い場所と悪い場所を知って運気10倍アップ!
こんにちは、管理人の凛です。
風水において、サボテンを置く事は良いと言われる事が多いものの、気をつけるべき点もいくつかあります。
特に設置場所に関しては、風水的に良い場所もあればマイナスに作用してしまう場所もあるので、注意が必要です。風水におけるサボテンの扱い方をここで知っておきましょう。
風水でサボテンが良いとされる理由は邪気や悪い運気を寄せつけないから
風水の世界において、サボテンを置く事は条件さえ守っていれば良い効果をもたらすとされています。
風水でサボテンが良いとされる理由は、サボテンのトゲや針=尖った物がある事によって、邪気や悪い運気等を寄せつけないという力を持っているとされているからです。
一般的に観葉植物は置くだけで気の流れが良くなり、良い運気を高める効果があるという事が知られていますが、尖ったトゲや針を持つサボテンは観葉植物の中でも異質の存在です。気の流れを良くする、運気を高めるという効果ではなく、悪い運気等をはねのける効果がある事が高く評価されています。
運気をはねのける力があるからこそ注意も必要
サボテンは尖ったトゲや針を持ち、その力で悪い運気等はねのけてくれるという効果が期待出来る存在ですが、注意すべきは、この「はねのける効果」についてです。
サボテンによってはねのけられるのは、邪気や悪い運気だけではありません。良い運気であっても、悪い運気と同様にはねのけられる事があります。
また、サボテンには運気をはねのける効果だけでなく吸収する効果もあるとされていますが、これも良い運気も悪い運気も関係なく吸収する形です。
つまり、一般的な観葉植物が良い運気の方に強く働きかける存在であるのに対して、サボテンは良い方にも悪い方にも、どちらにも同じように強力に働くという扱いの難しさがあるのです。扱い方を間違えると良い運気をはねのけて、良い運気を吸収してしまいかねないという事です。
だからこそサボテンは、邪気や悪い運気がやってくる所や溜まりやすい所に置くのが適しており、逆に良い運気が溜まりやすい所には置くべきではありません。
具体的にどこにサボテンを置けば良いのか、そしてどこに置いてはダメなのか、ここから先はそれについてご説明しましょう。
サボテンを置くと良い場所は窓辺・ベランダ・庭・トイレ・職場・鬼門にある玄関
サボテンを置くと風水的に良い効果が期待出来る場所として挙げられるのは、窓辺・ベランダ・庭・トイレ・職場および、鬼門の方角にある玄関です。
それぞれの場所について、なぜサボテンを置くと良いのかについてご説明しましょう。
窓辺・ベランダ・庭に置いて外から来る悪い運気をブロック
窓辺・ベランダ・庭等、家の外や外に面している場所にサボテンを置く事は、外から来る悪い運気をサボテンでブロック・吸収するのに役立ちます。
この考えと似たものとして挙げられるのが、節分における日本古来の風習・柊鰯(ひいらぎいわし)です。
柊鰯とは、トゲのある葉を持つ柊(ひいらぎ)に、強い臭いを放つ鰯(いわし)の頭を刺した物で、これを軒下や門扉等に飾ると鬼が来るのを防げるとされていました。
この柊鰯の風習は尖った物や臭い物に魔除けの効果があるという考え方から始まったものです。そして、この「尖った物に魔除けの効果がある」という考え方は、現在の風水におけるサボテンの評価=尖ったトゲや針で邪気や悪い運気をはねのける、という考え方とほぼ共通しています。
なぜ昔の日本での魔除けにサボテンではなく柊鰯が使われていたのかというと、柊鰯の風習が始まった頃の日本にはサボテンがまだ存在していなかったからです。
柊鰯の風習については、10世紀に書かれたと言われる「土佐日記」の中にその記述がありますが、サボテンが日本に持ち込まれたのは16世紀後半とされています。もし平安時代以前から日本にサボテンが存在していたら、柊鰯ではなくサボテン鰯の風習になっていたかもしれません。
特に陰の気が強く溜まりやすいトイレをサボテンパワーで対処
トイレは家の中でも特に陰の気が強くしかも溜まりやすい場所とされている為、ここにサボテンを置く事は、陰の気による悪い運気をはねかえす、吸収するという働きが期待出来るので大いにオススメしたいところです。
ただし、トイレにサボテンを置く場合は、窓を開ける、換気扇をこまめに回す等してしっかり換気するよう心がけましょう。
トイレには非常に多くの陰の気が溜まっていく傾向がある為、トイレの換気がほとんどないような状態が続くと、邪気や悪い運気をはね返す、吸収するというサボテンの力だけでは足りなくなってしまいます。
また、トイレを清潔にしない事も陰の気をますます溜めやすくしてしまう要素となる為、トイレ掃除もこまめにする事が大切です。
トイレは本当に陰の気が強く溜まりやすい場所です。「トイレにサボテンを置けばトイレに溜まる陰の気による問題は解決する」とは考えずに、あくまでサボテンは換気や掃除では除ききれない分の陰の気をはねのけたり吸収したりしてくれるサポート役であるという事を理解しておきましょう。
職場の悪い人間関係をサボテンではねのける
オフィス等複数の人が集まり仕事をする場所では、何らかの人間関係の問題が発生しがちです。これが働く人の運気に悪影響を及ぼす可能性があります。
職場の人間関係が理想的なものではない、という場合は職場のデスクにサボテンを置くと、悪い運気をはねのけてフラットな状態にしてくれるのでおすすめです。職場の人たちと適度な距離感を保ちながら、適切な人間関係を築く手助けをしてくれるでしょう。
どうしても苦手な人、仕事上でもなるべく接したくない人がいる場合は、その人の居る方向に向けてサボテンを置くと、より効果的です。
ただし、職場の人間関係が今の時点で既に理想的な状態であるという場合、そこにわざわざサボテンを置いて距離感を作ってしまう事は、その理想的な人間関係のバランスを崩してしまう事があるのでオススメ出来ません。
鬼門・裏鬼門の方角にある玄関に置いて悪い運気をブロック
玄関は基本的には良い運気を招き入れる場である為、ここに良い運気も悪い運気もはねのけ、吸収する力を持つサボテンを置く事は基本オススメ出来ません。
ただし、玄関が鬼門または裏鬼門の方角にある場合は例外的に、サボテンを置く事がプラスに働きます。
その理由は、玄関が鬼門または裏鬼門の方角にある場合、その鬼門・裏鬼門の方角から悪い運気が入ってくるからです。サボテンを玄関に置くと、その悪い運気の流れを玄関で跳ね除け、断ち切れるのです。
ただし後述しますが、鬼門または裏鬼門にはない玄関にサボテンを置く事はマイナスに作用する為、避けるようにしましょう。
サボテンに日光浴させる事も忘れずに
ここまでサボテンを置くと良い場所をご紹介してきましたが、置くと良い場所だからといって、ずっとサボテンを置きっぱなしにする事はオススメ出来ません。
サボテンが健康を保つには日光浴をさせる事が大切ですので、トイレや職場、鬼門または裏鬼門方角の玄関等、日当たりが悪い所にサボテンを置いているという場合は、定期的に日光浴させるよう心がけましょう。
特にトイレに置いたサボテンは、他の場所よりも多くの陰の気の影響を受けています。トイレ自体には日光がほとんど入らない場合が多い為、よりこまめな日光浴でリフレッシュさせる事が大切です。
日光浴という一手間をきちんとかけるかかけないかによって、サボテンによる邪気や悪い運気のはねのけ・吸収パワーも異なってきますので、この一手間をかける事を忘れないようにして下さい。
サボテンを置いてはいけない場所は寝室・鬼門や裏鬼門の方角ではない玄関・キッチン
風水としてサボテンを置いてはいけない場所として挙げられるのは、寝室および鬼門または裏鬼門の方角ではない玄関、そしてキッチンです。
それぞれの場所について、なぜサボテンを置いてはいけないのかについてご説明しましょう。
寝室に置くと夫婦間の人間関係に悪影響を与えるリスクがある
寝室にサボテンを置いてはいけない理由は、サボテンのトゲや針による尖った攻撃感が、夫婦の仲の人間関係に悪影響を与えるリスクがあるからです。
先程述べた通り、職場等、人間関係に適度な距離感が必要な場に関してはサボテンの力が役に立ちますし、苦手な人、接したくない人を遠ざけるのにも便利です。ただし、この作用は寝室という場にとってはマイナスでしかありません。
また、寝室はリラックスして休息する場です。そこにトゲや針を持ち、悪い運気だけでなく良い運気までトゲや針で強力にはねのけるサボテンを置く事は、リラックスや休息出来る場と離れてしまうリスクもあります。
鬼門や裏鬼門以外の方角にある玄関に置くと良い運気を妨げる
鬼門や裏鬼門の方角にある玄関にサボテンを置く事は、玄関で悪い運気を断ち切る役割を果たしてくれるのでオススメですが、鬼門や裏鬼門以外の方角にある玄関は、良い運気の入り口であり福を招く場所とされています。
サボテンは良い運気もはねのけ、吸収する力を持っていますので、鬼門や裏鬼門以外の方角にある玄関にサボテンを置いてしまう事は、良い運気が家の中に入ろうとする流れを妨げてしまう事にも繋がります。良い運気を呼び込みたいなら気をつけましょう。
キッチンに置くと金運や健康運にデメリットを生じさせるリスクがある
キッチンにサボテンを置く事も、オススメ出来ない行為です。キッチンは金運や健康運に関わる場所でありながら、火や水を多く使う分、気の調和自体が難しい場所でもあります。
この難しい気の調和の結果、金運や健康運がマイナスに傾いている場合はサボテンが効果を発揮してくれる可能性があるものの、逆に金運や健康運がプラスに傾いている場合、サボテンがそのプラス分をはねのけ・吸収してしまい、台無しにしてしまう可能性もあるのです。
つまり、気の調和に揺らぎが生じがちなキッチンは、良い運気も悪い運気も同じようにはねのけ・吸収するサボテンを置くのには向かない性質を持った場所であるという事です。どうしても何か置きたいのであれば、トゲや針等がない、ごく普通の観葉植物を置くと良いでしょう。
まとめ
風水的に、サボテンはその尖ったトゲや針によって、邪気や運気をはねのけ、吸収する力を持っているとされています。ただし、はねのけ、吸収するのは悪い運気だけではなく良い運気も同様であるという点が、サボテンの扱いの難しい部分です。
その為サボテンを置く場所は、窓辺・ベランダ・庭・トイレ・職場・鬼門や裏鬼門の方角にある玄関等、悪い運気が入ってこようとする場所や、悪い運気が溜まりやすい場所が適しています。
逆に、鬼門や裏鬼門の方角以外の方角にある玄関や寝室等、良い運気の入り口や人間関係を深めてリラックスする場には、サボテンを置いてはいけません。さらに、運気が良い方向に傾くか悪い方向に傾くか、その揺らぎが激しいキッチンについても、サボテンは置かない方が無難です。
強いパワーを持つサボテンだからこそ、置き場所等の扱いには注意が必要です。適材適所で頑張ってもらうという事を意識し、サボテンを上手く活用しましょう。