大黒天真言（マントラ）のご利益や意味・唱え方【財運・金運アップに効果絶大！】
2018年4月3日
こんにちは、管理人の凛です。
今回はお金周りの運気をアップさせる大黒天真言（マントラ）についてお話します。大黒天真言は財運・金運アップに絶大な効果を発揮する神秘の言葉。
皆さまもそんな大黒天真言の唱え方やご利益などをしっかりと理解して、毎日をさらに豊かにしてみませんか？
目次
大黒天真言は財運・金運上昇や開運招福に効力を発揮する
大黒天真言は金運や財運アップに絶大な効果を発揮すると言われており、多数ある真言の中でも高い人気を誇ります。そのため、宝くじの当選や万馬券祈願などに唱える方も多いと言われていますね。
皆さんも知っての通り、大黒天は七福神の１人であり、財宝や福徳関連の神様として信仰を集めています。
そのため、彼の唱えた真言には財運・金運アップの他にも、開運招福などにも効果を発揮するのです。
大きな幸福を掴みたい！という方にはぴったりの真言と言えますね。
それでは、次項目から大日如来真言の唱え方を学んでいきましょう。
大黒天真言の唱え方
願いが叶う事への過剰な執着はご法度である
大黒天真言は「おん まかきゃらや そわか」と唱えます。
この真言を何度も口に出して唱える事によって、あなたに大きな富と幸福がもたらされるでしょう。
しかし、あまりにも過剰な祈願成就への執着はご法度です。
簡単に言うと「一刻も早くお金持ちになりたい！」と焦るのはいけない……という事ですね。なぜかというと、真言に対しての過剰な執着は、心の表層を汚してしまうと言われているからです。
大黒天真言を唱えた後は、「いつかお金持ちになりたいな」「そのうち宝くじが当たればいいな」というように気軽に構えるのが一番良いとされています。
心が穢れているうちは、大黒さまのご利益は授かれませんよ。
可能であれば1000回唱えた方が良い
大黒天真言を唱える回数は、可能であれば1000回が良いと言われています。
1000回唱え続ける事によって無我の境地に突入すると、雑念が浄化されて潜在意識への真言の作用が大きくなるからです。
時間に余裕がある方や強い願いを持つ方は、是非より多く大黒天真言を唱えてみてくださいね。
大黒天本尊の前で唱えることによって効果がアップ
大黒天真言を唱える際のポイントは、心に鮮明な大黒天を描く事です。
心に描く大黒さまのイメージが曖昧なままでは、いくら真言を唱えても願いは叶いません。
精神を統一し、心におられる大黒さまに話しかけるように真言を唱えましょう。
どうしても大黒さまのお姿がイメージしづらいという方は、ご本尊を購入すると良いでしょう。
また大黒さまのお姿を心にしっかりと描けるという方も、真言の力を最大限にお借りしたい場合は、ご本尊を手元に置く事をおすすめします。
ご本尊の前で真言を唱える事によって大黒さまとの対話がより深いものになり、大きな安心感が得られます。心の波が安定することで、真言の力は潜在意識により大きく作用するはずですよ。
ご本尊といっても、無理に高価なものを購入する必要はありません。
あくまでも大黒さまのイメージを明瞭にする事が目的ですので、ネット通販などで売られている安価なもので大丈夫です。
大事なのは値段よりも気持ち。ご本尊が手元に届いたら、毎日お水をお供えして大黒さまにとって良い環境を作ってあげる事を心がけてください。
大黒天は豊穣と破壊を司る神さまである
財運と金運の上昇を助けてくれるという大黒天。
打ち出の小槌を手に持ち、肩から大きな袋を下げながら笑みを浮かべている姿を想像するのは容易な事でしょう。
日本において、大黒天は神道の神である大国主と習合され、破壊と豊穣の神として信仰を集めています。
いつも朗らかな微笑みを携えている大黒天ですが、インドでは破壊神シヴァの化身・マハーカーラという憤怒の形相を浮かべる戦いの神として有名でした。
こちらは血肉を食らう獰猛な姿が印象的ですが、日本に伝来したのちは豊穣の神としての意味だけが残り、現在の七福神の大黒さまとして世に知られることになったのです。
大黒天の「打出の小槌」は利殖や殖財の願いを叶える
大黒さまが手に持っている打ち出の小槌は、欲しいものをなんでも出してくれると言われています。
一度打てば財宝が湧き出てくるというイメージが強いですが、どちらかというと物を増やしたり、利殖・殖財といった願いを叶えてくれたりする……と言った方が近いかもしれません。
そういった理由から、投資家にも大黒さまを信仰している方が多いのだとか。
しかし、大黒さまは誰に対してもその打ち出の小槌のお力を貸してくれるわけではありません。
真言を唱えるポイントでもお伝えしましたが、大黒さまは「お金が欲しい！」という欲にまみれている人には微笑んでくれないでしょう。
感謝の心を忘れずに節約や貯蓄に励み、いつの日かお金を稼げるようになれば……と頑張っている人にだけ、大黒さまはお力を貸してくれるでしょう。
2つの米俵の上に乗っている大黒さまは、その自らの姿で「二俵で満足する」という教えを表しているのです。
大黒さまの持つ袋の中には人類の希望が詰まっている
大黒さまが肩から下げている大きな袋の中には、寿命・人望・清麗・威光・愛嬌・大量……という人類の希望が詰まっていると言われています。
これは「七宝」と呼ばれ、人間にとって必要な非常にありがたい宝物です。
また一説では金・銀・瑠璃・珊瑚・玻璃（はり）・瑪瑙（めのう）・蝦蛄（しゃこ）といった仏教における実際の金銀宝石が入っているという説もあります。
このことから、大黒さまが人類にとっていかに縁起が良い神様なのかがわかるのではないでしょうか。彼の唱える大黒天真言にも、金運アップだけでなく様々な福徳や開運招福への不思議な力が秘められていると言えます。
りそな銀行の創業者も大黒天を商売の神様として信仰していた
大黒さまは豊穣の神であると同時に、商売の神様としても有名です。
その事から、かの「りそな銀行」の創業者である牧野元次郎さんも大黒さまを信仰していたのだとか。
彼は大黒さまが大切にする節約や貯蓄という教えから日本初の定期預金を
確立し、日本人に貯蓄の大切さを広めたといいます。
彼もまた、大黒天真言を毎日唱えていた1人だったのかもしれませんね。
まとめ
大黒天真言は、小声でも良いので口に出して唱えることを心がけましょう。そうすることで、真言を発する際に波動が伝わりさらに効果がアップすると言われています。
朝起きた時に、ベッドに入る前に……ちょっとした隙間時間を見つけて真言を唱える習慣を身につけることで、少しずつ効果が実感できます。
大黒天真言のご利益や唱え方、さらには唱える際のポイントをしっかりと学び、あなたが朗らかな笑顔あふれる日々が過ごせますよう、お祈りしております。