【仕事に行きたくない】職場のイヤな上司や同僚の人間関係対処方法!
こんにちは、管理人の凛です。
今回は職場の人間関係対処方法をテーマにお話したいと思います。
職場にどうしてもイヤで仕方のない人がいる、という事は良くある話です。中には「職場を変えない限り解決できない」とか「こんな環境にいる自分は不幸だ」と感じている人もいるかもしれません。
しかしネガティブな気持ちでい続ける事は、潜在意識にも悪影響を及ぼします。
人間関係の問題は、あなたが少しだけ考え方を変えれば、解決出来る場合が殆どです。適切な対処方法を知って、自分自身の心を穏やかに保ちましょう。
私自身も昔、職場の人間関係で悩んだ事がありましたので、その時に効果があった事も含めてご紹介します。
人に対する好き嫌いが生じる原因は自分にある!
職場の上司や同僚との人間関係に悩んでいる人は、非常に多いです。ただでさえ仕事でストレスを受けるのに、人間関係のストレスまで加わると、精神的に疲弊してしまっても無理はありません。まずは、私達が人間に対して好き嫌いが生じてしまう、根本的な原因から考えてみたいと思います。
人の好き嫌いは「思い込み」から始まる場合が多い
まず、人間に対して好き嫌いや苦手なタイプがあるというのは、思い込みであるケースが多いそうです。例えば、単に声が大きいというだけで「威圧的な人」だと判断したり、口数が少ないという事で「陰湿な人」と決め込んでしまうといった事です。
職場の上司や同僚などが自分に対してイヤな態度をとってくる、というケースでは、実は上司や同僚もあなたの事を苦手と思い込み、お互いが誤解し合っているだけという事もあります。
私達人間は、食べ物や人間に好き嫌いを言う生き物です。まずは、子供がピーマンや人参が嫌いだと思いこんでいるように、自分も上司や同僚が嫌いだと決めつけているだけではないか、という視点で考えてみて下さい。
「〜して当然」という傲慢さがあると人を嫌いになりやすい
私達は、当たり前だと思っている事が期待通りにならなかった時に怒りを感じる傾向にあります。例えば、朝、会社の上司に「おはようございます」と挨拶しても返事をしなかった時などです。
このような時、「相手から嫌がらせをされている」と思ってしまうかもしれませんが、実は相手が前日の晩に奥さんと喧嘩をして不機嫌なだけという事もあります。「公私混同するな!」と更に頭に来るかもしれませんが、心が未熟な人がいるのは不思議な事ではありません。
あなたが「挨拶を返してくれて当前」という思い込みを外せれば、それで済んでしまう事も多い筈です。職場のイヤな上司や同僚に腹を立てた時は、「自分は何に対して腹を立てているのか?」「〜して当然といった傲慢さはないか?」と考えてみて下さい。
過去世の記憶が原因で好き嫌いが生まれている場合がある
私達は、輪廻転生をして何度も生まれ変わりをしていると言われます。そして、1990年代に退行催眠の技術を用いて、人間が過去世からの記憶をもって生まれている事も証明されました。潜在意識にある記憶が面白いのは、その記憶が原因で今世の好き嫌いに影響している事です。
例えば、水を怖がる子供は、過去世で「船が沈んで死んでしまった」という経験をしていたりするそうです。「キノコを食べて死ぬ思いをした」という記憶があると、今世でもキノコ類が苦手だという事があります。
人間についても、過去世からの何らかの記憶が影響して、職場の上司や同僚に苦手意識をもってしまう事があります。潜在意識の記憶が原因なら、その記憶を癒してあげる事で問題が無くなります。
因果によって苦手なタイプの人が繰り返し現れる事がある
魂の成長のために苦手なタイプの人が繰り返し現れる事もあります。これは因果によるものです。
例えば、過去世であなたが「人を怒鳴りつけても良い」という考えで人生を全うしたとすると、今生で「人を怒鳴りつけても良い」という考えの人が引き寄せられて、学びの経験をさせられるという事です。
このような場合、人の事を怒鳴りつけるようなタイプの上司に困り別の会社に転職したとしても、また同じタイプの上司がいて困る、という事になります。
因果が原因である場合は、残念ながら逃げる事はできません。あなたが、「人に対して怒鳴りつけてはいけない」と心から思えた時に因果が解消されるようになっています。
潜在意識への影響が大きく変わる!イヤな人間に対する7つの対処方法
イヤな人間がいたとしても、あなたがそれを受け流せて平常心でいられるなら、実はそれだけで問題がなくなります。また、適切に対処すればイヤな人から受ける潜在意識への悪影響を最小限に出来るだけでなく、潜在意識にポジティブな内容を刷り込む事も可能です。
簡単にはいかない事もありますが、次から具体的な対処方法を7つご紹介しますので、是非取り組んでみて下さい。
何があっても相手を批判しない
相手にどんなに酷い事を言われたり、されたりしたとしても、決して相手を批判しないようにしましょう。言われたから言い返したでは、周囲からは互角の戦いにしか見えません。逆に、あなたが何を言われようとも平然としていられれば、周囲の人は、あなたに一目置く事は間違いないでしょう。
潜在意識的にも相手を批判する事には、何のメリットもありません。「批判しても良い」、「やり返しても構わない」という情報に潜在意識が書き換えられ、あなたの周囲にそういう考えの人を引き寄せる事になってしまいます。
逆に「絶対に批判をしない」という事を貫けば、あなたの周囲もそういう考えの人に変わってきます。
どんな状況下でも笑顔を守る
笑顔には、大きなパワーがあります。私達人間は、楽しい時や幸せな時に笑顔になりますが、その逆も成り立ちます。つまり、どんなに不快な時でも、笑顔でいるようにすれば、イヤな気分がイヤでなくなるという事です。
上司や同僚に酷い事を言われたとしても、笑顔だけは守るようにして下さい。そうすれば、辛い事も気にならなくなりますし、潜在意識が「私はいつも幸せだ」といったポジティブな情報に書き換えられやすくなります。
もし、どうしても許せない程の酷い上司などと仕事をする場合、「あんな人に私の笑顔を崩させてたまるか!」と思っておくのがお勧めです。間違ってもイヤな人間と闘ってはいけません。笑顔を守る事を最優先にして、自分の人生と闘うようにしましょう。
興味がなくても相手に関心を持つようにする
イヤな人間に対して興味は持てないと思うかもしれませんが、その無関心さが相手を苛つかせてしまう事があります。最初は、全然興味を持てなくても良いので、他の人なら関心を持ちそうな「休日の過ごし方」や「奥さん(旦那さん)の事」、「趣味」などについて質問してみて下さい。
人間は、自分に誠実な関心を寄せてくれる事に喜びを感じます。初めは実験のつもりでも構いませんので、イヤな相手に関心を持ち、相手の変化を観察してみましょう。相手が喜べば、これ以上イヤな事をしてくる事が無くなりますし、あなたとの関係性も変わってくるはずです。
どうしても難しい時は、会話をする時に少し大げさに相槌を打つだけでも効果があるので試してみて下さい。
滅多に会わない人なら出来る限り逃げる
イヤな人間が滅多に会わない人なら、逃げるというのも効果があります。逃げるというと負けた気がしてイヤだという人もいますが、「放っておいてあげる」という感覚です。
「放っておいてあげる」というのは、早くイヤな人間がその事に気付き、考えを変える時が来る事を願う気持ちでします。誰にも相手にされなければ、その人は、自分が変わらざるを得ない事に気付くはずです。
ただし、相手を責める気持ちでしてしまうと、自分の潜在意識に悪影響を及ぼします。あくまでも「相手の為に」という気持ちで放っておいてあげて下さい。
褒めるべきところは気前良く褒める
どんなにイヤな人間でも、1つや2つは、良い所があるものです。イヤな人間でも褒めるべき所を見つけたら、褒めるように努力をして下さい。人間は、称賛されると自己重要感が上がります。そして、イヤな人間にまで褒める事ができたら、あなたの自己重要感も上がります。
人を褒めてマイナスになる事は、何一つありません。例え上司だとしても、あなたの方が褒め上手なら、いつか上司よりも出世するでしょう。褒める人間と褒められる人間とでは、褒める人間の方が魂力が優れているからです。
イヤな相手に対して褒めるなんて難しいと感じるかもしれませんが、ほんの些細な事からで良いので、褒められる人間を目指すようにしましょう。
イヤな人との議論は絶対にしない
イヤな人間との議論は、絶対にしないように注意しましょう。例え相手が議論を吹っ掛けてきてもです。
人間は、議論をして負けると、相手を怨むようにできています。あなたがイヤな人間と議論をして勝てば相手に恨まれ、負けると相手を怨むようになります。どちらにしても、人間関係にプラスに働く事は難しくなるでしょう。
夫婦関係も善悪で判断して議論すると、必ず戦いになり関係が破綻しやすくなりますが、イヤな人間との議論も同じです。
善悪で判断するという考えの時代は、とっくに終わっています。今の時代は、魅力で勝負する時代だと言われる事があります。魅力のない議論をするような事はせず、どうしたらあなたが魅力的でいられるかを基準に考えるようにしましょう。
相手の面子(めんつ)を潰さない
例えイヤな上司や同僚に対してでも、仕事をしている以上は相手に対して誠実な態度をとらなければいけません。自分が陰口を言ったり嫌がらせをしたりして、相手の面子を潰してしまうと、逆にあなたの人間性に問題が出てきます。
また、潜在意識は主語を認識しないため、相手に対する陰口を自分の事のように捉えて自己肯定感を下げてしまいます。
イヤな事をされてもなお相手の面子を保つというのは、とても難しい事だと思います。しかし、イヤな人間に対しても誠実な対応が出来るようになる事は、私達が魅力的な人間になる為の避けて通れない課題のようなものです。
イヤな人間というのは、人間関係の学びにおいて未熟な状態であるだけの事です。そう割り切って、相手を尊重する姿勢を保ちましょう。
人間関係を改善!潜在意識に良い影響を与える5つのワーク
人間関係の問題に悩んでいる時、相手を変えようとしても決して相手があなたに合わせて変わってくれる事はありません。しかし、あなたが心の置き所や考え方を変えられると、あなたとイヤな人との関係性が変わって問題が問題ではなくなります。
潜在意識に良い影響があるワークを5つ紹介しますので、興味のある方は是非試してみて下さい。
「自分の人生は自分の責任だ」と何度も唱える
「自分の人生は自分の責任だ」という言葉は、斉藤一人さんが唱える事をお勧めしているものです。繰り返し何度も「自分の人生は自分の責任だ」と言っていると、「何で、あの上司は・・・」と考えていたのが「どうしたら、あの上司と上手くやっていけるのか?」というように考え方が変わってきます。
無意識に「何で?」という問い掛けを脳にしてしまう事がありますが、これは、「自分は悪くない。相手に非がある。」という前提の問い掛けであり、建設的な解決に至る事はありません。「自分の人生は自分の責任だ」と繰り返し唱える事で、自然に「どうしたら?」という建設的なセルフトークに変わってきます。
今のままの状態で恵まれている事を探す
人間関係のトラブルを抱えていると、いつの間にか「自分は不幸だ」という考え方になってしまいます。そして、自分は不幸だという思い込みがあると、不幸に思える事しか見えなくなってしまいます。
この状況から脱するには、今の状態を何も変えずに「自分が恵まれている事、幸せである事」を探すという事が大切です。
仕事に行くのが辛くても「毎日ご飯が食べられて幸せだ」とか、上司がイヤだったとしても「同僚は皆親切だ」など、細かい所も含めて探していきます。すると、自分は不幸だという思い込みが無くなり、逆に幸せである事が潜在意識に刻まれます。
自分が幸せだと感じられるようになると、イヤな相手がいる状況が何も変わらなくても、辛いという気持ちが少なくなってくるでしょう。
イヤな人間の幸せを願ってみる
「人を呪わば穴二つ」という言葉があります。これは、誰かを呪い殺してしまうと、相手からの報いを受けて墓穴が2つ必要になるという意味です。一方でマタイによる福音書(新約聖書)には、「汝の敵を愛せよ」とあります。こちらは、自分に害をもたらす敵にこそ慈愛をもって接しなさいという意味です。
この2つの言葉から分かるように、イヤな人間を怨んでいても問題は解決しません。むしろ、イヤな人間の為に良い事をする事で自分自身の魂の成長ができます。
職場のイヤな人間と向き合って親切にする事は難しいですが、イヤな人間の幸せを願う事なら出来る筈です。最初は気持ちが追いつかないかもしれませんが、言葉だけでも唱えてみましょう。潜在意識は主語を理解しませんので、自分自身の幸せを願う事にもなります。
人間関係の問題が解決したというゴールを設定する
人間関係に問題がある時は、なかなか「目標を決めて問題を解決する」という事が難しいものです。しかし、目標を決めて解決しようという気持ちがあれば、意外とすんなり解決できたという事が多くあります。
そこで、イヤな上司がいる場合は、どんな状況になったら「問題が解決した」と言えるかを考えてみて下さい。「イヤな上司と仲良くなれた」でも「上司が他の人と交代した」という状況でも、好きに考えて構いません。ただし、イヤな上司に対して「責める心」を持たずに考えるようにして下さい。
このようなゴールを設定して、目標達成の状況をイメージすると、そのように潜在意識が書き換えられて現実になりやすくなります。楽しい未来をイメージする作業なので、心も穏やかになってくる筈です。
考えたゴールをアファメーションにして唱える!
職場のイヤな人間との問題が解決したところを考えたら、その状況をアファメーションの文にまとめてみましょう。よりリアルにゴール達成をイメージできれば、潜在意識に入りやすくなります。
アファメーションの文ができたら、あとは朝起きた時や寝る前に声に出して読み上げるようにします。日中も好きな時にアファメーションの文を読んで構いません。
繰り返し読み上げる事で潜在意識が書き変われば、いつの間にか問題が無くなっていた事に気付くはずです。
まとめ
人間関係の問題は、誰が正しくて誰が間違っているかという善悪で考えても決して解決しません。そして、いくら相手を責めたり非難したりしても、相手が変わる事も絶対にないです。
あなたに出来る事は、少しだけ考え方を変えたり、問題を解決する為のワークをする事です。最初は、「何で私がしないといけないの?」と思うかもしれませんが、辛いと感じているなら自分自身の為にもやってみましょう。自分の心を穏やかに保つ事は、自分自身を愛して大切にする事に繋がります。