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【アメジスト(紫水晶)】意味や効果、正しい浄化方法や見分け方解説!

石・amethyst

こんにちは、管理人の凛です。

今回は、アメジスト(紫水晶)というパワーストーン(天然石)の意味や効果、浄化方法や見分け方などについて解説します。

ギリシャ神話によれば、アメジストはお酒に対する効果が強いそうです。いつも悪酔いしてしまって人間関係にキズを付けてしまった人や、二日酔いや吐き気に悩まされるのに、付き合いでどうしてもお酒の席に行かなくてはいけない人など、お酒に関する失敗を繰り返している人には、是非持っておいて欲しいパワーストーンです。

もちろん効果はお酒に関することだけでなく、ヒーリング効果だったりスピリチュアル的なパワーも持っている万能な天然石と言えます。

紫水晶といった名を持つ通り、落ち着いた雰囲気の色合いを持っていて、パワーストーンの定番とも言える石です。

そんな美しい紫色を持つアメジストについて、早速詳しく解説していきますね。

目次

【アメジストとは】

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アメジストは和名で「紫水晶」と呼ばれている通り、美しい紫色をした水晶の仲間となります。

色んな地域で産出されるため、珍しさはなく身近なところで手に入りやすい石です。

鉱物的には紫色の石英となり、よく目にするアメジストの結晶は瑪瑙晶洞の内部にあって、瑪瑙(メノウ)が卵の形に形成し、中にある空洞にたくさんのアメジストが密集して結晶化します。

瑪瑙晶洞を割ってみると内側にアメジストの短結晶が見られ、アメジストドームとして売られているのはこれらのものです。

硬度も7と丈夫な方ですから、扱いやすい石としても人気があります。

アメジストにとって唯一の欠点と言えば、日光に当てすぎると退色してしまい、色褪せてしまえばただの真っ白い石英になってしまうといった点でしょうか。

【アメジストの意味】

アメジストはなぜ、水晶が紫色に変色して出来たのかという謎ですが、長い間解明されていませんでした。しかし合成アメジストの製造に成功したことによって、共産する放射能鉱物の影響で着色されたのだということが、近年になってようやく分かりました。

この紫色は微量に含有された鉄イオンによって発色しているとされており、加熱処理を加えることで黄色・緑色・褐色へと変わっていき、更に加熱すれば無色になります。加熱処理によって黄色に変色したものは、トパーズと間違えられてしまうことも多いようです。

宝飾品だけで言えば、色が濃くて均一のものであればあるほど価値が高いとされていますが、最近は淡い色をしたものも人気が高まってきています。ラベンダーアメジスト・ピンクアメジストと呼ばれているものです。

他にも褐色や灰色がかったものもあり、紫色をしたアメジストは数ある水晶の色変種の中でも、最高位に評価されているそうです。

【アメジストの効果】

アメジストは「愛の守護石」、「真実の愛を守り抜く石」などとも呼ばれていて、恋愛面でもほど良く冷静さを保ち、正しい判断で相手を見極め、真実の愛に辿り着けるように手助けしてくれます。家族や恋人など、自分にとって大切な人との絆をより一層深めて、愛情を育んでいけるようにサポートしてくれるでしょう。

また、異性とステキな出会いがしたいと思っている人や、誰かを好きになっても失敗で終わってしまう人などの強い味方にもなってくれるのでオススメです。

ヨーロッパでは、「ステキな恋人を引き寄せる石」と言われている一方で、「高まり過ぎた情熱を冷まして穏やかにする力」があるとも言われています。そうしたことからアメジストは、恋愛成就のために大きな役割を果たしてくれるパワーストーンと言えるでしょう。

恋愛以外でも、アメジストを身に付けるだけで視野が広がり、直観力を高めてインスピレーションが湧き上がるとも言われています。そうした閃きが時に、霊的な目覚めをもたらして、摩訶不思議な体験をされる方もおられるみたいです。世界中のヒーラーさん達によると、「最も瞑想に適した石」なんだとか。

紫色は「情熱」を意味する赤色と、「冷静さ」を意味する青色が混ざって出来た色であることから、アメジストには心を平穏にたもち、癒しと安らぎをもたらす効果があるとされています。

アメジストを身に付けるだけで、感情を上手くコントロールして心にゆとりが生まれ、何に対しても落ち着いた行動を取ることが出来るようになるでしょう。

ヒーリング効果やスピリチュアルパワーが非常に強い石で、ネガティブになりがちな人にはポジティブな癒しを与え、心に傷を負った人の心を癒し、マイナスエネルギーを浄化して希望に満ち溢れた温かい光で心を満たしてくれます。

アメジストを枕元に置いて寝ると安眠出来るとも言われており、不眠でお悩みの方なんかにも効果的です。

お酒に対して自制心を促し、調和・問題解決の手助け・家庭内円満・精神の安定・内観の促進・癒しと安らぎ・知性と洞察力を高める・血液を浄化して解毒作用を高める・不眠症の治療・皮膚病の治療と、様々なヒーリング効果を持つ万能なパワーストーンであると言えます。

アメジストに魅力を感じておられる方は、物質的なものと言うよりも、精神的な満足感を求めている方が多いようです。知識を深めて自分自身を知り、更なる高みを目指したいと思って購入されるのでしょう。

【アメジストの石言葉】

アメジストは2月の誕生石で有名です。

石言葉は、「禁酒禁煙」・「高貴」・「安眠」・「お酒に酔わない」・「激情を鎮め冷静さを保つ」・「邪気払い」・「感情のコントロール」・「不安を取り除く」・「人間関係の改善」・「ダイエット」・「心の平和」・「誠実」と、この他にも色々なものがあります。

それだけ万能で、様々な悩みを解消する強い味方であることから、古くより不動の人気を維持してきたのでしょう。

【アメジストの主要原産地】

主な原産地は、ウルグアイとブラジルのグランデ・ド・スル州・リオになります。

その他、南アフリカ・インド・ロシア・アメリカ・メキシコ・マダガスカル・ジンバブエなどからも産出され、日本でも「加賀紫」と称賛されたほど、良質で美しいアメジストが見つかっています。

【アメジストと相性の良い石】

アメジストは数ある天然石の中でも、調和的な協調性に特化した石です。優しい雰囲気を持った癒し効果のある石から、一癖ある力強い石まで、大体どの石とでも相性が良いと言えます。

■持つ者に希望を与える

アメジスト×アマゾナイト

精神面で持つ者に希望を与える組み合わせとなり、自分をコントロールするのが苦手だと感じる人にはピッタリです。また、明るい性格も呼び込むとされていて、いつもネガティブな考え方をしてしまう人や、明るい性格になってみんなから好かれたいなんて思っている人は、こちらの組み合わせを試してみて下さい。

■落ち込んだ心を癒す

アメジスト×ガーネット

ガーネットが心身共にバランスを与えて、アメジストによる調和と安定によって落ち込んだ心を癒してくれる組み合わせです。内面から癒してくれる作用もあるため、体力が落ちてきたと感じている人や、内面的な不調からくる鬱(うつ)に対しても効果的となります。

■気分が沈むのを防ぐ

アメジスト×ローズクォーツ

この組み合わせは、既にそうなってしまったものを改善すると言うよりは、そうならないように予防すると言った効果があります。お子様でも問題なく身に付けることが出来る組み合わせとなりますので、受験前の憂鬱な気持ちや、心配や不安や悲しみといったマイナスエネルギーから身を守ってくれるお守りにもなるでしょう。

■激情を鎮めて冷静さを保つ

アメジスト×アイオライト

自分の中にある固定概念を打ち砕き、感情的になってしまう気持ちを鎮めて、最も正しい判断が出来るようにサポートしてくれる組み合わせです。激情を鎮めて冷静さを保つことが出来ますので、的確な判断が必要な場面などで持っていると良いでしょう。

■嫉妬心の緩和

アメジスト×アクアマリン

アメジストは内観して調和を促す石となり、受け入れたくない事実と理想を調和する助けとなります。そこへアクアマリンが持つ、ストレスやマイナスエネルギーが蓄積しないように流してくれる効果によって、嫉妬しやすい心を緩和してくれるのです。

ちょっとしたことでヤキモチを妬いてしまったり、ヤキモチを妬いてしまう自分に疲れている人は、この組み合わせを身に付けてみて下さい。

■愛情が冷めてしまったカップルにオススメの組み合わせ

アメジスト×オブシディアン

愛情が冷めてしまったけれど、もう一度以前のように愛し合いたい…そんな風に思っているカップルにオススメしたい組み合わせがこちらです。

オブシディアンの特性に、冷め切ったエネルギーを再度温め直すといったものがあり、前は良かったけれど今は興味がないといったものに対して、もう一度燃え上がらせるよう促します。そこへアメジストの調整者としてのパワーが加わることで、愛情が冷めてしまった二人に、再び愛の炎を灯してくれるでしょう。

■家族愛を深めたい

アメジスト×ピンクオパール

この組み合わせは万人向けというよりも、家族の中のお母さんが持つと効果的な組み合わせと言えます。

アメジストが持つ調和のパワーが精神面に良い影響を与え、ピンクオパールが肉体面と感情面をカバーしてくれることによって、家庭内のトラブルを防いで絆を深め、愛情溢れる家族になれるようサポートしてくれるはずです。

【アメジストと相性の悪い石】

アメジストは他の石を拒絶するタイプのものではないため、基本的にはどの石とも上手くやってくれます。しかし中には、アメジストが持つパワーを弱めてしまう石もあるので、そうしたものと組み合わせることは避けた方が良いでしょう。

・ポピージャスパー

ポピージャスパーは平均的に力を上げてくれる石ではありますが、言い方を変えれば平凡そのものです。つまり、アメジストと組み合わせても何の取り得もない=意味がないと言えますので、敢えてこの組み合わせを選ぶ必要はありません。

・ブロンザイト

恋愛と幸運を呼び込む力を、相殺してしまう可能性があります。アメジストが受け入れようとしても、ブロンザイトがそれを拒絶しようとしてしまうため、こちらの組み合わせもオススメ出来ません。

・シャーマナイト

シャーマナイト自体が恋愛に関係するパワーが皆無と言えるため、アメジストが持つ恋愛面でのパワーを大きく低下させてしまいます。シャーマイナトに足りない部分をアメジストが補おうとすることで、返ってアメジスト自体のパワーが弱まってしまうと言って良いでしょう。

【アメジストの浄化とお手入れ方法】

アメジストは紫外線に弱く、長時間直射日光の当たる場所へ置いておくと退色する恐れがあります。そのため、日光浴による浄化はオススメ出来ません。

また、邪気払いの効果も持つ石となるため、他の石に比べると消耗が激しいとも言われています。ですからこまめに浄化する必要がありますので、その点だけ注意しましょう。

■塩を使った浄化方法。

塩の中にアメジストを埋めて、20分程度そのままにしておきます。

塩の中からアメジストを取り出したら、水道水などで10分程度洗い流して水気をキレイに拭き取りましょう。

■月光浴による浄化方法。

空に月が見えている日の晩、月の光にアメジストを当てて下さい。

寝る前に月の光が当たる窓際などに置いておけば、翌日にはパワーチャージされているはずです。

■水に浸ける浄化方法。

水道水でも構わないのですが、できればキレイな川や湧き水にアメジストを浸ける浄化方法です。

アメジストが流されないように注意しながら手で持ち、水の中に浸けましょう。

水から取り出したら、水気を取ってキレイなタオルなどで拭いてあげて下さい。

■水晶クラスターを使った浄化方法。

半日~1日ほど、水晶クラスターの上にアメジストを乗せておきます。

他の石に比べると消耗が激しいアメジストですから、頻繁に浄化をするなら水晶クラスターを使った方法が最も最適かと思います。

■ホワイトセージの煙にくぐらせる浄化方法。

ホワイトセージに火をつけたら、煙の中にアメジストを数回くぐらせます。

煙の中にくぐらせるだけの簡単な浄化方法で、ホワイトセージは部屋全体の浄化も行ってくれるのでオススメです。

他にも浄化方法はありますが、上記は一般的な浄化方法となります。紫外線にさえ気を付ければ、硬度も7と丈夫な石ですので、どの浄化方法でも問題はありません。

【アメジストの偽物との見分け方】

アメジスト自体の産出量が多く、安い値段で手に入りますが、アメジストドームと呼ばれるものだけは高額で取引されています。

主にアメジストドームの偽物が多く出回っているみたいなので、きちんとした鑑定書があるかどうかをチェックしましょう。

アメジストの結晶は火山岩などの低温熱水鉱脈から産出され、六角錐の集まりでよく発掘されるそうですが、大きな結晶のまま発見されることは非常に稀のようです。

特性は英石と同じではありますが、他のどの水晶にもない双晶構造による羽根状の内包物が見られるのが、一番の特徴と言えます。

アメジストの模造品には、ガラスや合成コランダムを使われているものが多く、無色のロッククリスタルを紫色に染色する接着剤でくっ付けて作られることもあります。近年では合成アメジストが発達してきていますので、本物と見分けるのに苦労するそうです。

色が均一でクラックもない美しいアメジストであるにも関わらず、あまりにも安い値段で売られているアメジストのビーズなんかは、少し怪しんだ方が良いでしょう。

【アメジストの伝説、石物語や言い伝え】

ワイン

古代より多くの方達から愛されてきたと言われる、アメジストが持つ紫色。特に日本では、どんな色よりも特別視されてきました。

高貴で神聖な色であることから、聖徳太子が定めた「冠位十二階」の中で最も高い位を表す色も、紫色だったと伝えられています。宗教や霊的権威の高い色だとも言われていて、位の高い僧侶やキリスト教の司教、中国では皇族のみが身に付けることを許された色なんだそうです。

有名なギリシャ神話によると、アメジストは美少女の化身であるとされています。お酒の神様と言われるバッカスがお酒に酔った際、「今から最初に出会った人を猛獣に襲わせよう」と企み、その時たまたま通りがかったのが、月の女神の女官である「アメジスト」だったそうです。

バッカスが猛獣をけしかけてアメジストを襲わせようとした時、これに気付いた月の女神が、女官であったアメジストを一瞬にして純白の水晶へと変えました。

酔いから冷めたバッカスは自分の犯した罪をひどく反省し、罪滅ぼしのつもりだったのか純白の水晶にぶどう酒を注ぎ、次第に純白だった水晶が紫色へと変化していき、美しい紫色をした「アメジスト」になったのだと言い伝えられています。

語源となるギリシャ語の『amethystos』は、「お酒に酔わない」といった意味があり、古代ローマではアメジストで作られた杯でお酒を飲むことで、お酒からくる酔いだけでなく、人生による悪酔いからも身を守ってくれると信じられてきました。

現代でも「アメジストを持っていると悪酔い(二日酔い)しない」なんて言う人もいるそうです。

また、キリスト教では「司教の石」とされていて、儀式で用いられて全ての人がアメジストを指輪にして身に付けていました。

こうした数々の伝説や石物語を持つアメジストですが、透明感のある紫色を持つ天然石の中で、ただひとつ宝石として使用出来る石だとされ、今でもアクセサリーとして高い人気を誇っています。

まとめ

色んな歴史があり、色んな効果を持った万能のパワーストーン、アメジスト。

可憐な女性を連想させるアメジストは、恋人から贈られるアクセサリーなどでも常に上位にいます。

今回はそんな、美しい紫色をしたアメジスト(紫水晶)について解説させて頂きました。

アメジストが持つ効果の中に、今あなたが抱えている悩みと一致するものがあれば、是非ひとつくらいは手にしてみても良いのではないでしょうか。

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