【エクリプス】意味や効果、浄化方法や見分け方解説!
こんにちは、管理人の凛です。
今回は、エクリプスというパワーストーン(天然石)の意味や効果、浄化方法や見分け方などについて解説します。
インスピレーションを高める石、エクリプス。見方によっては黒色にも見える、濃い緑色の中に鮮やかな黄色を持っているのが印象的な石です。
「日蝕(eclipse/エクリプス)」をイメージさせる模様をしており、同じ種類でも丸い黄色の模様が浮かんでいるものや、斑点状に黄色い模様があるものなど、見た目は異なります。中でも満月タイプのものが特に人気を集めているようです。
2009年7月22日に、6分38秒という継続時間の長い皆既日蝕が46年ぶりに起こったのをご存知の方も多いかと思いますが、日蝕(エクリプス)の名を持つこの石が大きな注目を浴びました。アメリカ中の鉱物学者やヒーラー達を中心に盛り上がり、雑誌の表紙でも一面に取り上げられたほどです。
未だに謎に包まれた石ではありますが、ジャスパーの一種ではないかと言われています。海外ではアクセサリーとして使用している方も多いようですが、日本では非常にレアなパワーストーンと言われています。
そんなエクリプスのことを詳しく知り、少しでも興味を持たれた方は購入してみてはいかがでしょうか。
【エクリプスとは】
エクリプスは見た目も持つ力も凄く不思議な石なので、初見の方は見た瞬間に言葉を失くしてしまうほどです。
漆黒のような緑色の中に浮かぶ黄色が、神秘的とも幻想的とも言える魅力いっぱいの石となります。
冒頭でもお話した通り、エクリプスの名前の由来は「日蝕」です。インスピレーションを高めてくれる石ですので、スピリチュアル的なものを感じ取る人もいるのではないでしょうか。
エクリプス自体まだまだ新しい石となるため、鉱物学的にも詳しいことや明確となる情報は少ないです。
不透明感の石英をジャスパーとされていることもあり、イエロージャスパーにどことなく似ているので、専門家の間では潜晶質石英(ジャスパー)ではないかと言われてはいます。水晶と同じ鉱物となるカルセドニーであることは分かっているようですが、満月のように浮かんでいる黄色い模様から、特別な石として扱われていることは間違いありません。
【エクリプスの意味】
エクリプスはその名の通り、「皆既日蝕」という意味を持つ石です。和名はイエロージャスパーに由来して、「黄碧玉(おうへきぎょく)」と言います。
日蝕のように、太陽という壮大なパワーが月という個の力を覆い隠し、凌駕(他のものを越えてそれ以上になること)するといった言葉がピッタリのパワーストーンです。
自然界のものであるにも関わらず、まるで一枚絵のような美しい見た目を持つエクリプスは、アメリカ中の鉱物学者・ヒーラー・スピリチュアリスト達がこぞって集結して鉱物学について考察したり、石の持つ意味を理解しようと取り組んだり、精神世界の観点から様々な見解を見出そうとしたりと、興味津々になるのも当然のことのように思います。
謎に包まれている石だけあって、まだ意味も不確かなものばかりとなってしまうのですが、その内何か新しい発見がされるはずです。もしかすると、ジャスパーの一種という言葉だけで完結されてしまう可能性もあるかも知れないですが、エクリプスが持つパワーは神秘的で素晴らしいものであることは確かでしょう。
【エクリプスの効果】
エクリプスはインスピレーションを高める石だとお伝えしましたが、直感力をアップさせてアイディアを閃かせてくれる力もあるとされています。
新しいデザインやコンテンツを求められたり、制作関係といったクリエイティブなお仕事に就かれている人なんかがエクリプスを身に着けていると、パワーを感じ取ることが出来る優れた石です。
また、何か新しいことに挑戦したいときや新しい一歩を踏み出そうと考えているときなども、エクリプスはその手助けとなりサポートしてくれると言われています。転勤・転職・転居・新しい趣味など、新しいことに踏み出すときなどにももってこいのパワーストーンです。
エクリプスは解放の意味も持つ石で、身に着けているだけで持つ者を縛り付けているあらゆる物事から解放してくれます。
例えば嫌いな相手と距離を置きたいとき、辛く苦しい現状にいるとき、ストレスを感じる日常を送っているときなど、様々な場面で苦しみから解放してくれて、スッキリとした気持ちにさせてくれるはずです。
変革といった意味合いを強く持っている石ですから、人生における大きな変化の際に身に着けていると良いかも知れません。
他にも、邪念や雑念などを取り除いてくれる効果もあるので、そうした悪いものを追い払って本来の自分を取り戻したいときにもオススメです。
【エクリプスの石言葉】
エクリプスの石言葉には、「人生の転機」・「解放」・「神秘の力」・「新しい一歩」・「運命の転換期」といったものがあります。
人生の転機が訪れたとき、自身の判断力が必要になってきますよね。そんなときに判断を誤ってしまったばかりに、人生のどん底へ突き落されてしまった…なんてことは良くある話です。けれど人には判断力の限界というものがあり、特にストレスが溜まっていたり何か悩みごとや不安を抱えているようなときは、どうしても判断が鈍ってしまいます。
そういった中でエクリプスは、持つ者に大きなパワーを与えて全力でサポートしてくれるのです。
人に判断を仰いだところで、結局その人からしてみると他人事なわけですよね。ですからそれがあなたにとって良い判断なのかと言われると、必ずしもそうだとは言い切れません。最終的に判断を下すのは、あなた自身なのです。自身の人生における正念場で、エクリプスは的確な判断を見極めてくれます。
石言葉にもあるように、神秘の力で自身が見出した答え以上の結果を与え、新しい一歩を踏み出す手助けとなり、人生の転機で失敗しないように味方となってくれるはずです。
解放の意味も持つ石ですから、あらゆるしがらみから解放させてくれる、奇跡の石と言っても過言ではないでしょう。
【エクリプスの主要原産地】
エクリプスの主な原産地は、火山活動が活発なインドネシアのジャワ島にあるパパンダヤン山になります。以前は静かだったパパンダヤン山ですが、再び火山活動が活発になったこともあり、現在では採取が困難になっていることでも有名です。
日本ではレアストーンと言われるほど取り扱いが少ないため、知名度もかなり低い石ですが、エクリプスはアメリカを中心に需要の高い石です。
【エクリプスと相性の良い石】
■邪念や雑念を取り除きたい
エクリプス×ペリドット
エクリプスとペリドットの組み合わせですが、邪念や雑念を取り除いてくれる効果が強いため、嫌いな人やイヤな状況を持ち主から遠ざけてくれます。
また、新しく何かをはじめたいときにもサポートしてくれますので、本来の自分(自分がなりたかった理想の自分)になれるよう、強い味方になってくれるはずです。
嫌いな人と中々縁が切れなくてストレスを感じていたり、苦境に立たされているようなとき、これから何か挑戦しようと考えているときは、この組み合わせを試してみて下さい。
■人生の分岐点で正しい判断が出来る
エクリプス×サードオニキス
人生において選択を迫られたときや、自身の運命を変えてしまうほどの分岐点に差し掛かったときに、正しい判断が出来るように力を貸してくれる組み合わせです。
優柔不断でどっちに進めばいいのか分からない人、今まさに選択肢を迫られていて判断に苦しんでいる人などには、このエクリプスとサードオニキスの組み合わせをオススメします。
呪縛から解放するといった効果もありますので、持つ者の魂が求めている選択と異なる道へ進んでしまいそうになったとき、間違った方向へ行かないような守護力も兼ね備えている組み合わせです。
オススメの組み合わせとは言っても、エクリプスはクセの強い石なのでもし石酔いしてしまうようなことがあれば、間に水晶を挟むのも良いでしょう。水晶はどんな石とでも相性が良く、強すぎる効果を緩和してくれます。
エクリプス→水晶←組み合わせる石といった感じで、強すぎるパワーを和らげてもらって下さい。
【エクリプスと相性の悪い石】
エクリプスはクセの強い石となるため、石との相性には気を付ける必要があります。単体で持っても強い効果を得ることが出来ますが、他の石と組み合わせたいと仰る方は、下記の組み合わせだけは避けるようにしましょう。
・モリオン
一時的に組み合わせる分には問題ないのですが、あまり長い時間エクリプスとモリオンを一緒に持っていると、周囲を遠ざけてしまうことになります。
隙がなくなり、とっつきにくい人、話しかけづらい人、苦手な人だと周りから認識されてしまい、気付けば周りに誰もいなくなっている…なんてこともあるかも知れません。
先にも申した通り、一時的であれば魔除けや厄払いの効果に打ってつけなのですが、他にもそうした効果を得られる石は存在していますので、無理にこの組み合わせを試す必要はないと言えるでしょう。
【エクリプスの浄化とお手入れ方法】
パワーストーンを身に着けていると、石が本来持つパワーや効果が徐々に薄れていきます。それは持つ者に憑いた悪いものを石が吸収してくれているからでもあるのですが、そのままパワーや効果が薄れたままの状態で持っていても、パワーストーンとしての役割を失くしてしまいます。石によって浄化方法や頻度が異なってきますし、中には浄化をしなくても石が自ら浄化するものもあるのですが、エクリプスは浄化の必要がありますので、正しい方法で適切な浄化をしてパワーチャージしてあげて下さい。
エクリプスの浄化方法ですが、まだ成分が解明されていないこともあって変質や退色の恐れがあるため、日光浴による浄化や浴水による浄化は不向きとなります。
以下、エクリプスにオススメの浄化方法となりますので、参考にしてみて下さいね。
■ホワイトセージによる浄化方法。
部屋全体の浄化も同時に行ってくれるため、ホワイトセージによる浄化はオススメです。
ホワイトセージに火をつけて、立ち込める煙の中にエクリプスを数回くぐらせましょう。エクリプス全体に煙が行き渡るようにくぐらせたら、浄化完了となります。
あまり長時間炙り過ぎるのは良くないので、全体に煙が行き渡る程度にくぐらせることがポイントです。
■水晶クラスターによる浄化。
エクリプスの硬度は7と、比較的硬い石です。尖った水晶クラスターでの浄化も問題なく行えるはずですので、水晶クラスターの上にエクリプスを置いて一晩そのままにしておきます。
さざれ石などを敷き詰めた入れ物の中に入れておく方法もあり、ひとつ持っているだけでも色んなパワーストーンに対応出来る浄化方法となるのでオススメです。
■音による浄化方法。
音叉など、清浄な音を発するものの近くにエクリプスを置き、音を聞かせてあげるといった浄化方法になります。
クリスタルチューナーというものが売られていますので、そちらを購入されるのも良いでしょう。
音に弱いパワーストーンはあまりないため、他にもパワーストーンをお持ちの方であれば、クリスタルチューナーをひとつ持っているだけで、頻繁に浄化を行わなければいけない石であっても浄化が楽になるかと思います。
■月光浴による浄化方法。
月が出ている日の晩、エクリプスに月の光を当てておくだけの簡単な浄化方法となります。
皆既日蝕を意味するエクリプスですから、月光浴による浄化はより高い効果を得られるでしょう。
出来れば満月の前後3日間の間に、一晩月の光に当てておくだけでOKです。
これら全てオススメの浄化方法となるのですが、やはり月のエネルギーをエクリプスに浴びせるこちらの方法が、皆既日蝕を意味するエクリプスにとっては最も適している浄化方法となります。
【エクリプスの偽物との見分け方】
日本ではエクリプス自体が非常にレアとなるため、そう頻繁に市場で流通するような石ではありません。ですからエクリプスに対する認識もそうですが、そもそもエクリプス自体を知らないという方も多いので、あまり偽物が出回っているとは考えられません。
しかし裏を返せば購入する側もエクリプスのことをあまり知らない人が多いわけですから、イエロージャスパーなどを持ち出して「これがエクリプスです」なんて言われると、信じてしまう人もいるでしょう。
本物のエクリプスであれば、漆黒のような緑色の中に黄色い班が浮かんでいます。満月のように見えるものは非常に人気が高く、黄色い班がしっかりと出ているかどうかを判断材料にするのも良いかも知れません。
レアストーンとなるので、偽物が出回るのはまだまだ先の話だとは思いますが、もし怪しいと思ったものを見つけたときは真っ先に、イエロージャスパーなのではないかと疑ってみましょう。
安くはない買い物になるでしょうから、疑ってかかることも時には必要ですからね。
【エクリプスの伝説、石物語や言い伝え】
エクリプスは1990年代頃に発見されたばかりのまだまだ謎が多い石で、現段階では確実と断言出来ることは分かっていません。
何十万年といった長い月日の中で、火山活動と雨季を繰り返しながら創られた自然界からの贈り物と言われています。
ニューエイジ系の人達を中心に徐々に人気が出てきた石ではありますが、日本では知名度も低く、レアストーンとして中々お目にかかることは出来ないようです。
しかしアメリカでは皆既日蝕の際に、多くのヒーラー達がこぞってエクリプスを持ち寄って集結したというお話もあるくらいですから、これからたくさん流通されることを願うばかりです。
皆既日蝕を思わせる石として、エクリプスの名前が付けられたのも丁度この頃なんだとか。
まとめ
以上が、エクリプスに関する意味や効果、浄化方法や見分け方などの解説となります。
多くの謎に包まれた、まさに未知なる石とも呼べるエクリプス。ミステリアスな一面を持っているからこそ、余計に気になってしまうというのが人間の性ではないでしょうか。
怖いもの見たさと言いますか、エクリプスの存在を知った途端、自分も欲しいと思われる方が多いようです。あなたも実際に現物を見たとき、エクリプスのもつ魅力の虜になるかも知れません。
まるで恋に落ちる瞬間のように、胸を締め付けるような感覚に囚われる方もおられるはずです。それだけ魅力いっぱいのエクリプスを入手する機会があれば、是非ひとつくらいは持っておいても良いかと思います。
アメリカに限らず、世界中のヒーラー達が注目している石というだけあって、ただの石やパワーストーンとしてだけ見るのは勿体ないくらいです。
未だ多くの謎に包まれているこのエクリプスが、今後どのような形で世間に知れ渡っていくのか楽しみでもあります。