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【オニキス(黒瑪瑙)】意味や効果、浄化方法や見分け方解説!

石・オニキス1-min

こんにちは、管理人の凛です。

今回は、オニキス(黒瑪瑙)というパワーストーン(天然石)の意味や効果、浄化方法や見分け方などについて解説します。

漆黒の見た目をしたオニキスは、持つ者を危険や邪気から守る魔除けのお守りとして人気の高い石です。しかし今の人気に到達するまで、人々から不吉な石だと言われたり、縁起が悪い石などと言われ、嫌われていました。

けれどオニキスが持つパワーが素晴らしいものであることに気付き、今では人気の高いパワーストーンのひとつです。

自身を成長させるための強い味方となり、努力する人をサポートしてくれる守り石と言えます。

そんなオニキスについて、早速ご紹介していきますね。

目次

【オニキスとは】

オニキスはガラス質の光沢を持っている石ですが、これは水晶と同じ石英の中で更に分類したカルセドニーに属する石です。鉱物学的には、アゲート(黒瑪瑙)とされています。

瑪瑙(メノウ)は基本的に縞模様をしていて、白い縞模様がある黒い瑪瑙のことをオニキスと呼んでいました。

現在は漆黒を持つ瑪瑙を「ブラックオニキス」と呼ぶのが一般的となっています。しかしブラックオニキスのほとんどが、人工的な処理を施して染色されているもので、黒色に縞模様が平行に入っている瑪瑙が本来の姿と言えます。

この他にも、黒色の部分が退色して赤色になったものを「サードオニキス」と言い、ハッキリとした縞模様が特徴です。

人工的に染色したからといって、オニキスが持つパワーや意味を消してしまうわけではないので、心配する必要はありません。

オニキスは水晶と同じく、硬度は7と比較的丈夫な石となりますので、余程のことがない限り破損することはないでしょう。

そのままでも十分に美しい石ではあるのですが、表面を削って龍などを掘られている装飾品も多く見られます。漆黒というカッコイイ見た目に惚れてか、男性からも人気の高い石です。

【オニキスの意味】

オニキスは世界中で産出されていて名の知られた石ですから、それだけ様々な意味があるとされてきました。

悪夢を見せる石だとか、カップルがこの石を身に着けると破局してしまうといった悪い意味を持つ石だと言われていた時代もあり、嫌われ者の石でした。オニキスのもつ漆黒に吸い込まれてしまいそうで、どこか恐れを感じていたのでしょう。

しかしその後、オニキスが誘惑から身を守ってくれる守護石として、カトリック宗教者がたちまち身に着け始めました。そこからオニキスが人々に与えていた悪い印象が薄れていき、名誉が挽回されたというわけです。

オニキスの持つ意味合いとして、現在では魔除けが最も大きいと言われています。自分の身を守るためにも、オニキスを身に着けている方が非常に多いです。

【オニキスの効果】

オニキスは、自身の中心となる軸を安定させてくれて、目標を現実のものにするべくサポートしてくれる石です。しっかりと地に足をつけて、目標を実現させるために必要な行動が取れるよう導いてくれます。

生きていれば誰しも、何度だって辛いことや苦しいことにぶち当たってしまいますよね。そんな辛く苦しい場面に直面したときに、それに負けず諦めない強さを持ち、前に進むために必要な忍耐力や意志の強さや、最後までやり抜く力を与えてくれるのがオニキスです。そのこともあってかオニキスは、「成功の象徴」なんて呼び方もされています。

オニキスが最も得意とするのが、「魔除け」・「邪気や邪念を追い払う」といったものです。持つ者に近付こうとするあらゆる悪いものを跳ねのけて、外部からの侵入を防ぐことはもちろん、既に自身の中に入ってきてしまっている悪い感情や思考を消し去ってくれます。

こうしたことから、厳しい練習を積み重ねているスポーツマンや、誘惑に負けられないダイエット、目標達成のために課せられた試練を乗り越えなければならない人達にとって、最強とも言えるお守りになるのです。

また、夫婦の幸せを保つ効果もあると言われていて、顔を合わせればケンカばかりの夫婦や、もう何年も口を利いていないという夫婦にもオススメだと言われています。

【オニキスの石言葉】

オニキスの石言葉には、「強い信念」・「目標達成」・「成功」・「自己防衛」・「不思議」・「集中力」・「潜在能力の開花」・「精神力を鍛え抜く」・「忍耐力を高める」・「夫婦和合」・「運動能力の開発」・「邪念や邪気を祓う」といったものがあります。

中でも一番強いパワーを持っているのが、先にもお伝えした通り邪念や邪気を祓う魔除け効果です。

次に、精神力を鍛えるといったものでしょう。

スポーツ選手がオニキスのブレスレットを身に着けているのを見かけますが、精神力を鍛えて忍耐力を高め、運動能力を開発するといった石言葉を持つオニキスが人気なのも頷けます。

【オニキスの主要原産地】

オニキスは世界中のあちこちで産出されている石です。その中で今最も有名なのは、ブラジルです。

他にも、ドイツ・チェコ・中国・アメリカ・サウジアラビア・トルコ・ウルグアイ・インド・南アフリカ・日本で産出されています。

【オニキスと相性の良い石】

■自身の成長

オニキス×ラピスラズリ

ラピスラズリがネガティブな感情を消し去り、持つ者が進むべき正しい道を示してくれます。そこへオニキスが持つ魔除けの効果が加わることで、それを邪魔する悪いものを跳ねのけて不安な気持ちを取り除いてくれるのです。

大きな成長と、その成長に邪魔となる障害から身を守ってくれる組み合わせと言えます。

■魔除けに効果的

オニキス×タイガーアイ

オニキスもタイガーアイも、どちらも強い魔除け効果を持った石です。

強固に身を守り、ネガティブな感情に左右されてしまわないようにサポートしてくれる組み合わせとなります。

外部からの情報や噂などに惑わされることなく、いつどんなときでも自身の信念を貫いて前に進む力が強くなるはずです。

■あらゆる困難を乗り越える

オニキス×アメジスト

オニキスとアメジストの組み合わせですが、これは強い意志を持たせて忍耐力が非常に高まる効果が期待出来ます。

アメジストは周囲との調和も促してくれますので、どんなに困難なことでもそれに負けない強い心と、問題を解決するための適切な解決策を見出してくれるでしょう。

■新しいことに挑戦したいときにオススメ

オニキス×チャロアイト

オニキスとチャロアイトを組み合わせて身に着けることで自信がつくので、新しいことに挑戦したいけれど結果を恐れている人なんかにオススメです。

自分に自信がつき、失敗を恐れないようになるのはもちろん、成功出来るようにサポートしてくれます。

■忘れられない過去から解放されたい

オニキス×ローズクォーツ

愛を与える石ローズクォーツと、新しいチャンスをもたらしてくれるとされるオニキスは、相性抜群です。

どうしても忘れられない過去の呪縛から解放され、新しい道へと導いてくれます。過去の恋愛を引きずっているなら、この組み合わせを試してみて下さい。忘れられない過去と決別し、新しい出会いまでをも運んできてくれることでしょう。

過去の失敗を後悔しているなら、自信を取り戻させてくれてチャレンジするための勇気を与えてくれるはずです。

石同士の相性以外にも、オニキスは魔除けの効果が高いので、鬼門と呼ばれる「北東」に置いておくのが良いとされています。

オニキスを鬼門である北東に置くことで、悪いものの侵入を防いで家人を守ってくれるはずです。

【オニキスと相性の悪い石】

・スモーキークォーツ

オニキスとスモーキークォーツを組み合わせてしまうと、自己主張が強くなり過ぎて周囲を困惑させてしまいます。

自分の判断が絶対に正しい、自分は絶対に間違っていないと過信してしまい、その意見を相手に押し付けて周囲からの嫌われ者になってしまうことも考えられるのです。

数あるパワーストーンの中で、敢えてこのスモーキークォーツを選んで組み合わせる必要はありませんので、注意しましょう。

【オニキスの浄化とお手入れ方法】

月 満ち欠け

オニキスは黒色と白色が混合された石となるのですが、一般的にオニキスと言われているものはこの黒色の部分を使っていて、ブラックオニキス・ホワイトオニキスと分類されています。現在流通しているオニキスは性質上、ほとんどが染色を施されたものとなるため、水による浄化を長時間行うと色が落ちてしまう可能性があります。

また、変色の恐れががありますので、日光浴による浄化も避けた方が良いでしょう。

以下、オニキスにオススメの浄化方法となります。

■水晶クラスターによる浄化方法。

水晶自体が強力な浄化作用を持っています。水晶クラスターの上にオニキスを乗せるか、水晶クラスターとオニキスをくっ付けるような形で傍に置いておくなどして、浄化を行って下さい。

適当な入れ物にさざれを敷き詰めて、その中へオニキスを入れておく方法も、水晶クラスターと同等の浄化効果を得ることが出来るのでオススメです。

水晶クラスターが放つ光と、オニキスの持つパワーが互いに共鳴反応を起こして、最高潮にエネルギーが高まった状態でオニキスが吸収して浄化されます。

可能な限り、毎日のように行って頂きたい浄化方法です。

半日~1日程度水晶クラスターの上か、さざれを敷き詰めた入れ物の中にオニキスを入れておけば、翌日にはパワーチャージが完了されていますので、寝る前などに行うのが良いかと思います。

■月光浴による浄化方法。

オニキスは変色の恐れがあるので日光浴による浄化方法は避けた方が良いのですが、こちらの月光浴による浄化方法はオススメです。

中でも特に、満月の夜は強力なパワーに満ち溢れています。次の満月がいつなのかを調べて、その日に合わせて浄化を行うと良いでしょう。

もちろん、月自体が強力なエネルギーを宿していますので、満月の夜でなければ効果がないと言うわけではありません。月の光をオニキスに当てた状態で一晩そのままにしておけば、翌日にはパワーチャージが完了しているはずです。

新月~満月の間の夜も浄化に適していますので、オニキスに月の光を当てて浄化してあげて下さい。

この月光浴による浄化方法は、石の種類を問わずに行えます。

■ホワイトセージによる浄化方法。

ホワイトセージに火をつけて、立ち込める煙の中にオニキスを数回くぐらせるといった浄化方法となります。

熱に弱いパワーストーンには使えない方法ですが、それ以外ではほぼ全ての石に対応出来ます。しかしどれだけ熱に強い石だからと言って、長時間熱を当て続けることは曇りの原因となるので注意が必要です。

人工的に作られたお香よりも、天然ハーブを乾燥させて作られたようなホワイトセージを使った方が効果的でしょう。ホワイトセージは空間全体の浄化も同時に行ってくれますので、まさに一石二鳥な浄化方法と言えるのです。

オニキス全体にホワイトセージの煙が行き渡るように、煙の中へ何度かくぐらせることがポイントとなります。

■音による浄化方法。

民族楽器・ベル・音叉・ヒーリングミュージックなど、清浄な音をオニキスに聞かせて浄化する方法です。石は特定の波長で振動していて、清浄な音を聞かせてあげることで互いに共鳴反応を起こし、石から放たれる振動を浄化するために清浄な音が働きかけてくれます。

清浄な音を放つものであれば、発信源は問いません。色々あって迷われると仰る方は、「クリスタルチューナー」というものがありますので、そちらを使ってみてはいかがでしょうか。

■土に埋める浄化方法。

上記に記載した浄化方法は、なるべく毎日行うべきだとされています。けれどこの土に埋める浄化方法は、そう毎日頻繁に行う必要はありません。

オニキスの力が弱まってきたかな~と感じたり、オニキスを身に着けているのにその効果を感じられなくなってしまったとき、何か悪いモノが憑いているような感じがしたときは、こちらの土に埋める浄化方法を試してみましょう。

天然石というのは自然界からの贈り物と言われており、土とは切っても切れない関係にあります。その石の実家とも言える土の中へ一旦返してあげることによって、大地に宿る大きなパワーが石に憑いた悪いモノを浄化した上で、新たに強力なパワーを授けてくれるのです。

湿気が多くてジメジメとした場所ではなく、日当たりの良い土の中へ埋めて下さい。土で汚れてしまうことを気にされる場合は、キレイなタオルや布でくるんだ状態で埋めると良いでしょう。

3日間ほどオニキスを土の中へ埋めておけばリセットされますので、忘れず取りに行くようにして下さいね。

【オニキスの偽物との見分け方】オニキス

昔は瑪瑙をオニキスだと呼ぶ時代もありましたが、黒瑪瑙と言われているものは私達が知っているオニキスほど漆黒ではありませんでした。

オニキスの持つ漆黒が染色されて出来たこともあって、オニキス自体を偽物だという人もいます。けれど瑪瑙を染色するのは決して珍しいことではなく、一般的です。

オニキスの漆黒があまりにも光沢を持つことから、ガラスを加工してオニキスとして販売されることもあります。しかしこの場合、元がガラスなので直ぐに本物か偽物かを見破ることが出来るでしょう。

自分で見破るのは難しいと仰る方は、鑑定に出してプロの目で確かめてもらって下さい。

【オニキスの伝説、石物語や言い伝え】

白魔術

オニキスの名は、ギリシア語の「Onyxis(爪)」に由来して付けられた名前です。

その昔、白色で筋のある瑪瑙をオニキスと呼んでいた時代もあったそうで、その筋が爪に見えることから、この名前が付けられたと言われています。

現在では黒色のものをオニキスと呼びますが、漆黒を出すために人工的に処理を施されているものがほとんどです。

オニキスは世界中のあちこちで産出されていることもあって、色々な言い伝えがあります。

例えばヨーロッパでは、見た目の黒さから魔女の石として人々が恐れたり、中東では悲しみの石と呼ばれていたり、中国では悪夢を見せて恐怖心を煽る不幸の石として、誰も触る人がいなかったと言います。

もちろん悪い言い伝えだけではなく、インドなんかでは修行像がオニキスを身に着けていたと言いますし、修行の邪魔をする魔除けとして使用されていたそうです。

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は、オニキス(黒瑪瑙)という天然石に関する意味や効果、浄化方法や見分け方などの解説をさせて頂きました。

黒猫やカラスといった黒い物は、縁起が悪いからと忌み嫌われがちです。そんな黒色を持つオニキスも、昔は不吉なものとされていました。

オニキスというのはこれまでの歴史の中で、あるときは嫌われ、あるときは重宝され、人々の価値が中々定まりませんでした。しかし現在、多くの人々がお守りやアクセサリーとして使用されています。

そんなオニキスに少しでも興味を持たれた方は、是非購入を検討してみて下さいね。

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