個人間融資は安全?借りられたという成功口コミに騙された4人の体験談
こんにちは、管理人の凛です。
今回は個人間融資の成功口コミに騙された4人の体験談をテーマにお話したいと思います。
個人間融資とは、掲示板やTwitter等を利用して個人間でお金の貸し借りをする方法の事です。
正規の融資と違って企業の審査も入らない為、ブラックリストに載っている人でも利用が可能です。
一見手軽である事、また、まことしやかな成功口コミがネットに掲載されている事から、騙されて被害を受ける方が後を断ちません。
みなさんにはそんな目に遭って欲しくないと思っています。
こちらのサイトで繰り返しご紹介するように、潜在意識を学ぶのが一生お金に困らないようになる為の最善の方法です。
今回は実際に個人間融資の成功口コミに騙された方の体験談を4つご紹介します。同じ轍を踏まぬようお気をつけ下さい。
パチンコの為に個人間融資を利用して前金を騙し取られた主婦N.Sさん
N.Sさんは3人のお子さんを持つ40代の専業主婦の女性です。
平日は午前中に家事を終わらせ、家族に内緒でパチンコをするのが日課でした。
いつしかパチンコに依存し、パチンコのお金の為に軽い気持ちで個人間融資に手を出してしまいます。
「パチンコで借金だなんて、そんなつもりはなかったんです。ネットの手軽なやり取りだけで、借金という重みを感じていませんでした。口コミも調べたら『何度か利用しています』と書き込みもあったので大丈夫かなって…」
「10万円ほど借りて、パチンコで勝ったらすぐに返せばいいと思っていました。今考えると普通の精神状態ではなかったと思いますが、パチンコに依存している時にはもっとパチンコがしたいという気持ちだけで動いていました」
N.Sさんは保証金を騙し取られてお金も借りれなかった
「まずは保証金として1割を振込んで欲しい、との事で、1万円を指定口座に振込みました。これで10万円借りてもっとパチンコが出来る、とワクワクしました」
「ところが、10万円は指定の日になっても振込まれず、そのまま相手とは連絡が取れなくなりました。もちろん、1万円は返って来ません。詐欺に騙し取られた!と気が付きました」
「1万円なので、警察にも言わず、泣き寝入りしました。主人に話すと、事態を重く受け止めたようです。私は主人の助けでパチンコ依存の自助グループに参加するようになりました。今はパチンコに依存してしまった自分を変えている最中です」
個人間融資では保証金として振込んだ前金を騙し取られるケースはよくある
保証金や前金として借入額の1割程度を事前に振込み、そのままお金は貸して貰えず、振込んだお金も戻らないというのはよくあるケースのようです。
少額ということもあり警察に届けない人も多い為、事件にはならないまま泣き寝入りする人も少なくないと聞きます。
しかし数万円程度を騙し取られたのならまだ良い方です。個人間融資で個人情報を悪い人達に知られてしまうと、次からご紹介するような恐ろしい目に遭わないとも限りません。それでは見ていきましょう。
ブラックリストでも借りられる個人間融資を頼って危うく犯罪組織に取り込まれそうになったT.Oさん
個人間融資の怖さは相手が本当は誰なのか、どんな意図を持っているのか分からない事にあります。
事業の倒産で生活が苦しくなった30代の男性T.Oさんは、急場をしのぐ為に個人間融資に手を出します。法外な利息で債務は膨らみ、それをネタに詐欺グループの仕事をするよう強要される恐ろしい目に遭いました。
「学生の頃に友人と立ち上げた企業が30代になって倒産しました。時代の波もあって学生起業が成功し、あっという間に面白い程の大成功。でもいい気になって倒産、というパターンでした」
「生活が苦しくなりましたが、債務整理中の自分は金融機関からお金を借りられません。そんな時に実家の父が倒れた為、帰省費用を捻出しなければいけなくなりました。今考えたら自分の窮状を親に相談して費用を出してもらえば良かったのですが、倒産で不安定になった精神状態では正常な判断が出来なかったんだと思います。
『どうしても今月だけ…』という気持ちで個人間融資に手を出しました」
「念の為、ネット上の口コミも確認しましたが、『即日お金を渡して貰えて助かりました!』という言葉があり、安心して申し込みました」
「10万円だけ借りてすぐ返そうと思っていました。指定された待ち合わせ場所の駐車場に来たのは、スーツ姿の20代ぐらいの男性でセールスマンといった風貌でした。10日で3割の利子が必要との事で、手渡されたのは7万円でした」
「免許証の写真も撮影されて自宅を確認されましたが、とにかくお金を借りて帰省したかったので、教えてしまいました」
「結局、後になって、10日で3割の利子というのは闇金用語で『トサン』と呼ばれる悪質な高利貸しと分かりました。利子を数回返しましたが元金は減らず、いつのまにか債務は20万円を超えました」
「当然支払いが滞ると、ヤクザのような人達が出てきて脅されました。もう自殺するしかないぐらい追い詰められたのですが、そうなると今度は急に優しくなって、『いいアルバイトがあるからやってみない?』と誘われました」
「アルバイトの内容は、どう考えても『オレオレ詐欺の出し子、受け子』でした。詐欺行為で得た現金を引き出したり、ターゲットから現金を受け取る役割です」
「このままでは利用されていつか殺されてしまう恐怖まで感じ、ついに母親に相談して個人間融資で借りた金額は利子も含めて全額返済しました。弁護士に相談後、引っ越しもして、今は郷里で一からやり直しています」
個人間融資では膨らんだ債務をネタに脅されて犯罪組織に取り込まれる危険もある
個人間融資の口コミでは「すぐに借りれてすぐに返せました。助かりました!」と書いてある事もありますが、実際には口コミの真偽は怪しく、悪質な相手である可能性の方が高いと考えましょう。
体験談のように個人間融資を装った闇金に個人情報を握られ、借金をネタに脅されて、最後はオレオレ詐欺の仕事をさせられる事態に陥る事もあります。
潜在意識を活用すれば、そんな負のスパイラルにはまらない自分になれます。やはり富に近付くには潜在意識を学ぶのがオススメです。
軽い気持ちで遊ぶお金を借りたら個人情報を悪用されて押し貸し被害に遭った学生K.Sさん
K.Sさんは19歳の大学生です。友達と遊ぶお金が必要で個人間融資を利用しました。
その時はお金はきちんと振込まれたのですが、その後、個人間融資で教えてしまった口座を悪用されて「押し貸し」の被害に遭ってしまいます。
「バイトもしていたけれど急に遊ぶお金が足りなくて個人間融資を利用しました。借金、という感覚はありませんでした。ネットの口コミを見ていると『簡単でした〜』なんて書いてあるから、ネットでちょっとした取引をするような軽い気持ちでした」
「自分の口座を教えてお金を振込んでもらいました。借りたのは3万円だから利息もつけて次のバイトの給料日には返しました。簡単だな、と思いました」
個人間融資で教えた口座を利用され、押し貸し被害に
「大変だったのはその後でした。個人間融資で使った口座に、頼んだ覚えのない3万円がまた振込まれていたんです」
「闇金と思われる業者から携帯に連絡があり、『金利は10日で5割。返して下さい』と言われました。もちろん、頼んでいないと言ったんですが、全然聞き入れて貰えず、返さないなら学校や自宅に取り立てに来ると言うんです」
「パニックになりました。怖いからすぐに3万円だけでも返してしまおうと思ったんですが、法学部の彼女に『お金は返さずそのままにして、すぐに弁護士に相談した方がいい』とアドバイスされて、そうしました」
「結局、僕は個人間融資を通じて闇金と繋がってしまったようです。口座に勝手にお金を振込んで法外な金利を要求する事を『押し貸し』と言うと後から知りました」
「弁護士さんに対応して貰い、闇金に知られてしまった携帯電話や口座は解約しました。ほんの数万円だからと軽い気持ちで利用したのが間違いでした」
個人間融資で自分の口座を教えてしまうと「押し貸し」の被害に遭う事もある
社会経験がない学生さんは、個人間融資等も「怪しい」と感じないで気軽に利用してしまいがちです。
K.Sさんは幸い「押し貸し」の被害に遭ってもすぐに弁護士に相談して事なきを得ましたが、中には慌ててお金を返して利息を支払ってしまい、カモと認識されて大きな被害に遭う方も少なくありません。
くれぐれも個人間融資のような相手の素性が分からないやり取りで、自分の口座を教える事のないようにしましょう。
個人間融資の相手がわいせつ目的だったA.Mさん
A.Mさんは派遣社員として都内で働く20代の女性です。派遣のお給料では一人暮らしの生活費に加えて奨学金の返済をするのは思っていたより大変な事でした。ある時、奨学金の返済を遅らせない為に個人間融資に申し込んでしまいました。待ち合わせ場所に現れたのはわいせつ目的の男性でした。
「奨学金の返済は月々1万数千円程度ですが、これを毎月返すのは意外と大変なんです。派遣の手取り収入から家賃・光熱費・食費を出し、さらに奨学金を返済したら自分に使えるお金はほとんど残りません」
「ある時、うっかり奨学金を延滞してしまいました。そうしたら督促状が来ました。その時に知ったんですが、奨学金は3回督促されたらブラックリストに登録されてしまうんです」
「焦った私は個人間融資を利用しようと思ったんです。誰かに相談すれば良かったんですが、動揺している時って判断力も低下してしまうんですよね。掲示板でも『安全ですよ』という口コミがあって信用してしまいました」
「まず自分の免許証の画像を送りました。そうしたらすぐに貸してくれるとの事で、待ち合わせ場所を指定されました」
「待ち合わせのファミレスに行くと、待っていたのは身なりのきちんとした中年男性でした。優しそうな人で良かった、と思いました」
「利息の話になったんです。そうしたら、ホテルに行こうって言われて。ホテルに行ったら無利子で貸してくれるって言うんです。完全にわいせつ目的ですよね」
「私もすぐに目が覚めました。だいたい、無利子って言っても借りたお金は返す話なんですよ。関係を持ってさらにお金は貸すだけっていうのも図々しいと思って腹が立ちました」
「断ったら豹変して脅しっぽい事も言われましたが、『これ以上何か言うなら警察に連絡します』の一点張りをしてその場は収まりました」
「個人からお金を借りるなんてやっぱり良くないと分かり、奨学金は奨学金相談センターに相談して対応を考えました」
「しばらくは『またあの男性から連絡が来たらどうしよう』と心配でした。結局、男性からは連絡もなく家に来られる事もありませんでしたが、どうしても怖くて結局は引っ越しました。友人と部屋をシェアして今は以前より家賃も安くなり奨学金も返せています」
個人間融資はわいせつ目的の危険もある
A.Mさんの場合にはわいせつ目的の相手を断る事が出来て本当に良かったです。
このように個人間融資はわいせつ目的の場合も少なくありません。関係を持てば金利を下げる、等と言われても、絶対に応じてはいけません。
他にも女性に裸の画像を送らせて担保とし、返済しないと画像を公開するという仕組みでお金を貸す人もいます。しかし、画像を送ってもお金が振り込まれない場合もあります。それに返済をしても写真を本当に削除してくれたかは分かりません。
こういったわいせつ目的の人に利用されてしまうのは正常な判断が出来ない精神状態の時です。
やはり日頃から潜在意識で自分の精神を整えておく事がいかに大切か分かりますね。
個人間融資に手を出すのは止め、潜在意識を学んで一生お金に困らないようになろう
個人間融資では、ネット上で公開されている相手の素性は全部ウソかもしれない事を肝に銘じて下さい。
口コミで「即日で借りれました!」と書いてあっても、本当に利用者からの口コミという保証は一切ありません。
悪い目的を持つ人がアカウントをいくつも作って口コミを書き込んでいるのかもしれません。
「そもそも信用がないのにお金を借りられる事がおかしい」と思うのは正常な判断ができる方です。
しかし、お金に困って切羽詰まった人は冷静さを失って正常な判断が出来ません。
そんな時ほど個人間融資のような甘い誘いに騙されがちです。最終的には詐欺や闇金絡みと分かり、余計にお金を失い、怖い目に遭う結果となります。
知らない人とお金をやり取りする危険は計り知れません。
個人間融資で知らずに闇金業者や詐欺に引っかかってしまうリスクを考えてみましょう。
【個人間融資のリスク】
- 保証料と称してお金を騙し取られる
- 個人を装った闇金業者と繋がってしまう
- 法外な金利
- 強面の方々からの激しい取り立て
- 個人情報の悪用(アカウントの乗っ取りや押し貸し等)
- 性犯罪の被害
考えただけでも恐ろしく、巻き込まれたくないと思いますね。
もしも今、お金に困ってツライ思いをされている方は、潜在意識を活用してお金に困らない自分になる方法を試してみましょう。
アファメーションで豊かな暮らしの中で過ごす自分をイメージし、潜在意識レベルで自分を変えられたら、自然に詐欺被害も避けられるようになります。
人は心が富の感覚で満たされると、本当に富に満たされて十分な生活が出来るようになるものです。
みなさんも潜在意識を活用してお金に困らない暮らしを手に入れて下さいね。
まとめ
個人間融資を利用するのは危険です。
個人間融資の被害でお金を数万円騙し取られただけならまだ良い方です。個人情報を闇金に握られ悪用されたら、骨の髄までしゃぶらる危険もあります。わいせつ被害等、「これも社会勉強」と言って済ませられない被害もあります。
ネガティブな精神状態ではそういった不幸をどうしても引き寄せがちです。
潜在意識を学べば、ポジティブな心と正常な判断力が身に付き、詐欺に付け入られる事もなくなるでしょう。
知恵の宝庫である潜在意識にはお金を得る手段も眠っています。潜在意識の叡智を活用して不幸の連鎖を断ち切り、一生お金に困らない自分になりましょう。