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不動明王真言のご利益と唱え方や意味【除霊や商売繁盛に効果抜群】

術・不動明王像Fudo Fudo

こんにちは、管理人の凛です。

不動明王の真言は、古くから人だけではなく、日本という国をも守ってきた効果の高い真言です。真言を唱えると、勇気や決断力を高め、迷いを断ち切ってくれ、災厄を寄せ付けず、ビジネスなどを成功に導いてくれます。

長いお経を唱える必要も、修行僧のように印を結ぶ必要もありません。
心を落ち着かせて不動明王をイメージし、真言を唱えるだけでご利益を得られます。

より効果を得るためにも、不動明王がどのような仏様なのか、真言密教の考え方を知っておくとよいでしょう。ここでは真言やその唱え方とともに、不動明王と真言密教の基礎的な知識もお教えします。

目次

五大明王である不動明王

Fudo Fudo

もともとはインドの神様で五大明王の中でも中心に座位する仏様

不動明王はもともと「アチャラ・ナータ」というお名前で、密教で頂点にいる大日如来の化身とも言われています。

降三世(ごうざんぜ)明王、軍荼利(ぐんだり)明王、大威徳(だいいとく)明王、金剛夜叉(こんごうやしゃ)明王とともに五大明王に数えられ、マンダラなどに明王が描かれるときは不動明王が中心に位置しています。

明王は最高位である大日如来の指示に従い、仏の教えに背く者を教化する役割を担っています。不動明王は背景に炎を抱いていて怒りの形相をしており、顔は1つ、腕は2本、もしくは4本で表されています。牙や目は上下が非対称であることが多く、右手には剣を、左手には改心させるための羂索(けんさく)という仏具を持っています。破壊と再生をつかさどり、罪を滅すという役割を担う明王です。

不動明王の語源は「動かない守護者」です。
インド神話でのシヴァ神であるとも考えられています。シヴァ神は災害を起こす破壊神ですが、雨を降らせ植物を育てる恵みの神でもあります。仏法を守らないものには怒りの鉄槌を、仏道の修行者には加護をもたらします。

信仰の厚い日本の不動明王

東京には五色不動というものが江戸時代に登場しています。地名にもなっている目黒不動や目白不動のほかに、目赤不動に目黄不動が存在します。江戸の人々が不動明王を特に信仰対象として特別視していたことがわかりますね。

不動明王像で有名なお寺としては、千葉県の成田山新勝寺、京都府の教王護国寺、神奈川県の浄楽寺、東京都の高幡不動尊、和歌山県の金剛峯寺などがあります。

不動明王の真言のご利益は厄払いや商売などの成功

不動明王の真言には、現世で得ることのできるご利益がたくさんあります。
立身出世に悪霊退散、国家安泰、戦勝、除災招福、商売繁盛などに効果があると言われています。災難を砕き、魔を取り払い、迷いを断ち切り、苦難に立ち向かう勇気を与えてくれる仏様です。特に厄払い、商売繁盛といったご利益が人々に注目されています。

日本の歴史では元寇から攻められた際に、不動明王のお経で祈祷をして嵐を呼び、外敵を退散したと言われています。ご利益に国家安泰があるのはそのためとも言われていて、国を守る仏としても信仰されています。

仕事で決断が必要なときなどに、弱い心に勇気をもたらし、災難から守ってくれるのが不動明王であり、逆境を乗り超えたいときなどにも真言を唱えるとよいとされています。

天台宗の荒行、千日回峰行でも不動明王の真言を必ず修行中に唱えます。不動明王が修行中に加護してくれ、修行の達成に導いてくれると考えられているからです。

また、不動明王は酉年生まれの人の守り本尊でもあります。酉年生まれの人に心願成就や開運をもたらしやすいと言われています。

ご利益を得るための唱え方
Biblical

唱える前に真言、密教を理解しておく

密教は秘密の教えであり、もともとは閉ざされた仏教徒の内のみで伝えられた、仏と合一する方法です。現世で生きた仏となることができ、インドでは6~7世紀にかけて成立しました。

真言とは、サンスクリットの呪文のような言葉のことです。
意味を翻訳して理解するよりも、その原語を唱え続けることで仏に近づくことをよしとしているのが真言宗です。真言密教の僧たちは瞑想をし、印を結んで真言を唱えることをよくやっています。

密教の基本「三密」である「口」が真言を唱える行となる

三密の三は「身」、「口」、「意」です。
身は手を表し、印を結ぶことであり、口は真言を唱えることを指していて、意は仏との一体化を示しています。修行僧ならまだしも、一般の方が三密行をすべてやるのは限界がありますので、この口である真言を唱えるだけでも達成できると現世で生きる活力を得ることができ、健全な肉体と精神を保てます。

真言とその意味

すべての災難が消滅されるという最強の不動明王の真言の唱え方とその意味は、次のようになります。

真言の読唱
「のうまく・さんまんだーばーざらだん・せんだん・まーかろしゃーだーそわたや・うんたら・たーかんまん」

意味
「激しい怒りの姿をされ、暴虐なるほどのお力を持っておられる守護尊、不動明王よ。私の迷いやさ障害を打ち砕いてください。そして私の願いを成就せしたまえ。」

唱えるときは瞑想を伴うと効果大

recite
唱える場所は家の中に仏壇があればそこで先祖供養もかねて唱えることをおすすめします。
なければ頭にご先祖様や不動明王のお姿を思い浮かべながら唱えるだけでもよいでしょう。不動明王が描かれた絵を用意しておけば、イメージしやすいです。

唱えるときは、ここぞというときや集中力を発揮したいとき、また、不安で押しつぶされそうなときなど特に決まりはありません。唱えたいときに唱えるのが一番です。

唱える前に、呼吸や姿勢を整え、心を落ち着かせて瞑想をするとより効果が高まります。ご利益が目的で唱えるにしても、実際に唱えるときはその苦しみから逃れられるよう、不動明王に助けていただく気持ちで読唱すると、不動明王がゆくべき道を照らしてくれます。真言を言霊にするためにも、なるべく瞑想状態で唱えられるようにしましょう。

修行僧たちはさらに印を袖の中で結んだりしていますが、真言を唱えるだけでもご利益は得られるので、やらなくても大丈夫です。

修行して印が結べるようになったら、真言を唱えるときに印を結んでみるのもよいでしょう。不動明王の真言で使う印は不動根本印といいます。印は指導を受けるなりして、修行を受けている人がやって意味をなしますので、できればお寺でお坊さんから伝授してもらって、できるようになってから結ぶようにしましょう。

お寺では1日修行体験などを実施していますし、法話を聞かせてくれるお寺のお坊さんに聞いてみてもよいですね。厳しい密教のお寺だとあまり素人に教えてくれないかもしれませんが、不動明王の真言を唱えるときに結びたいのだと一言申し上げれば、その場でできる限りの教えを承ることができます。

繰り返し唱えて習慣づけし効果を引き出す

チャクラを活性化することのできる不動明王の真言を唱え続けると運命が好転してきます。
言霊の波動が生じて霊力を持ち始めますので、毎日の習慣として唱えるようにするとよいでしょう。

例えば朝起きたとき、寝る前、仕事始めのときなど、決まった時間に唱えるようにすれば、それが習慣となり、いざというときに真言を唱えたときも不動明王が力を貸してくれるようになります。

不動明王真言は聞き流すだけでも絶大な効果!

不動明王真言のパワーは凄まじく、聞き流すだけでも金運や商売繁昌、生き霊を祓う効果などが期待出来ます。

無料で不動明王真言が聞けるYouTube動画をリンクして置きますので、チャンネル登録し是非時間がある時繰り返し聞いてみて下さい。

 

また、自分の守り本尊の真言を唱えるのも除霊にとても効果的です。動画で簡単に自分で出来るセルフ除霊の方法をご紹介していますのでこちらも良ければどうぞ。

まとめ

大きな声を出しにくい場所では、つぶやくような小声でもよいでしょう。真言が覚えられない人はメモを用意しておいてもかまいません。不動明王が描かれたお守りに真言を記しておくのもよいですね。

呼吸が整えられ、瞑想ができるようであれば、立っている状態でも歩いていても、高い効果を得られます。毎回仏壇の前で正座して行う必要はありません。できれば瞑想法を禅寺などで教わっておくと、さらに効果がアップします。

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