正しい瞑想でリラックス効果倍増!気持ちいい瞑想が出来る5つのコツ!
こんにちは、管理人の凛です。
今回は気持ちいい瞑想のコツをテーマにお話したいと思います。
瞑想は、潜在意識にあるネガティブな感情を手放すのに有効な方法です。そのため、潜在意識を書き換えて幸せを引き寄せるためには欠かせない方法と言われています。
瞑想は誰でも日常に取り入れられますが、いざ始めようと思ってもなかなか正しいやり方がわからない、力が入ってしまって気持ち良くない…という方も中にはいるかと思います。馴染みがない方にとっては、瞑想で気持ちよさを感じるのがどういう感覚なのか分かりづらいものです。
まずは気持ちいい瞑想を行う5つのコツを確認し、さらに正しい瞑想法のポイントについても見ていきましょう。
瞑想は短くてもOK!1日5分から始めてみる
瞑想するとなると、時間や場所をきちんと準備して始めなければと考えてしまうかもしれませんが、実際はそんなに身構えなくても大丈夫です。瞑想のメリットは忙しい心を休めて思考をリセットする事にあり、その目的さえ達成出来るのなら、どこでいつ実践するかは自由なのです。
例えば、毎日寝る前のちょっとした時間にスマホいじりを止めて5分だけ瞑想してみたり、お風呂に浸かっている時間に瞑想をしてみたりと、ほんの少しの時間から始める事も問題ありません。普段パソコンやスマホなど常に情報にさらされている忙しい脳にとって、たった5分であっても日常から思考を切り離す事の効果は大きいものです。
瞑想で心のデトックスをする事で、潜在意識もクリアになります。すると潜在意識にあったネガティブな思い込みも自然にリセットする事が出来るのです。
瞑想が初めての方は気負わず、スキマ時間を利用した5分瞑想から始めてみて下さい。慣れていくうちに徐々に時間を長くしていけば、深い瞑想体験が出来るようになるはずです。
瞑想は座った状態で正しい姿勢を意識して行う
瞑想は基本的に座った状態で行いましょう。呼吸に集中した状態で深くリラックスするため、そのままウトウトしてしまうのは自然な事です。しかし、そのまますぐに熟睡してしまっては潜在意識への効果は得られません。良い瞑想で潜在意識に働きかけるには、正しい姿勢を意識する事が必要です。
あぐらをかいたりしても良いですし、椅子に座った状態でも問題ありません。初めはとにかく楽な座り姿勢で瞑想してみましょう。
瞑想中に注意が散漫になってくると、初めはまっすぐ背筋を伸ばして座っていてもだんだん姿勢が乱れてくる事があります。姿勢が崩れてきたなと思ったら、呼吸に意識を向けながらも、時折自分の姿勢をチェックしてみて下さい。
瞑想状態と睡眠時では脳波が異なる
潜在意識を書き換えて望みを引き寄せたい人にとって、瞑想は有効な方法です。というのも、潜在意識の働きは、瞑想時の「半覚醒状態」でこそ活発化するからです。
一般に、瞑想状態の脳波と、眠っている時の脳波は異なると言われています。
瞑想時の半覚醒状態は、何かを考えたり意識したりしている覚醒状態と、完全に眠っている睡眠状態の中間にあるような状態です。
すぐに眠ってしまわず、この半覚醒の状態を維持するためにも、正しい姿勢を意識する事は重要です。その他、部屋を真っ暗にしすぎない・あまりにも眠気や空腹のある時は避けるといった事にも気をつけて、瞑想中に眠らない環境を作ってみて下さい。
瞑想中に雑念が湧いてきたらそれを客観的に見つめる
瞑想を試した方なら同じような経験があるのではないかと思いますが、私が瞑想を始めて、まず驚いたのは自分の雑念の多さでした。たった5分だけなのに、こうも自分の思考は静かにしていられないのかというくらい次から次へと色々な考えが浮かんできてしまうのです。
瞑想中、ネガティブな記憶や必要のない考えが頭に浮かんでくる事はよくあります。そんな時は主観を捨てて、他人の記憶を観ているような気持ちで冷静に見つめてみましょう。「そうか、この事をこんなに引きずっているんだな」とか「この事を何度も考えているんだな」というように、客観的に見つめて受け流していくのです。
例えば友人とケンカして、1日中その事を思い出すとムカムカする…といった時、相手の事を思い出して怒りが湧いてくるのは、それを自分の事として主観的に捉えているからです。これは相手に言われた事などの記憶を紐づけて、自分自身の事として体験し直しているような状態。
嫌な体験を思い出してイライラするというのは、この「記憶を掘り起こして体験し直す」という作業を無意識に何度も行ってしまうためです。
浮かんできた事を自分の主観で捉えず、自分の体験として入り込まないようにする事で、思考が浮かんできても惑わされにくくなります。そしてネガティブな体験の事を何度も考えてしまう事も少なくなっていくのです。
雑念は手放す事で潜在意識がポジティブに転じる
雑念が多い人ほど、瞑想を通してその思考を手放すのはお勧めです。瞑想によってネガティブな思考が出ていき、ポジティブな感情が留まっていくため、潜在意識の書き換えにも繋がるからです。
潜在意識にネガティブな思考が渦巻いている状況では、引き寄せの法則でネガティブな現実を引き寄せてしまいます。そのため、瞑想で潜在意識をクリーニングする事には大きなメリットがあります。
忙しい現代社会に生きている私達には、思考がストップする瞬間がほとんどありません。電車に乗っているだけでも、広告や看板から様々な情報が飛び込んで来ます。さらには周りの人の声や、温度や湿度や臭いなど…とにかく私達の脳は様々な刺激や情報にまみれてしまっているのです。
こうして、必要の無い情報が潜在意識にも蓄積されていきます。潜在意識を利用してポジティブな現実を引き寄せるには、常に潜在意識がクリアでなくてはいけません。
しかし情報過多な暮らしの中で思考を切り離すのは、最初はとても難しく感じるでしょう。しかし焦らなくてもいいのです。
じっとしていられないなら「動く瞑想」を行う
瞑想というとただ座って意識を集中する、というイメージが強いと思いますが、実は瞑想には色々な形があります。瞑想の中には歩いて行うものや、ヨガや気功のような動きを伴うもの、最近では踊る瞑想というものまで考案されています。じっとしていられない方は、こうした「動く瞑想」を試してみるのがお勧めです。
これら「動く瞑想」のルーツは様々なのですが、そもそも瞑想状態に入るための決まりというのはありません。呼吸など体の動きに集中する事によって思考をストップし、心をクリアにするのが瞑想であるならば、そこに辿り着くステップは人それぞれで良いのです。
普段ずっと座っている仕事をしている方は、ヨガなどで体を動かす方が瞑想状態に入れる事もあります。ヨガはエクササイズのように捉えられがちですが、これも一種の瞑想です。
ヨガでは呼吸にフォーカスして動き続けるため、ひたすら呼吸と体の動きを意識が追い続けます。それによって無意識のうちに思考がストップし、座って瞑想しているのと同じような効果が得られるのです。
また、歩く瞑想というのも存在しますが、これはインドに古くから伝わるヴィパッサナー瞑想という瞑想法の中でも提唱されているもので、歩くという行為そのものに集中する事で精神統一を試みます。
仕事や勉強など行き詰まった時に散歩に出かけ、ただ何も考えずに歩いていたら気分がスッキリしたという経験がある方もいらっしゃるかと思いますが、歩く瞑想はそれにも似ています。日常の考え事から頭を切り離し、歩くというシンプルな行為に集中する事が瞑想になるのです。
歩く瞑想効果をさらに高めるためには、自分の呼吸のペースと、右・左と動かしている足元を意識してみて下さい。普段歩いている時は足の動きに注意を払う事はなかなかなく、足は無意識に動かしているといった事が多いでしょう。ですが、敢えて1歩1歩を意識しながら歩く事で、瞑想効果が高まります。
どのような瞑想であっても、正しく行えば潜在意識のリセットに繋がります。自分なりの瞑想法を見つける事で、潜在意識の書き換えもスムーズに行う事が出来るでしょう。
瞑想の目的は「ハッピーになる事」である事を忘れない
瞑想を始めると、自分の雑念の多さに圧倒されたり、ネガティブな思考にとらわれている事に気付いたりして、「思考をクリアにしたいのに、こんな事ではダメだ…」と自分を責めたくなるかもしれません。
しかし、瞑想の目的は、あくまでネガティブな感情を手放し、気持ちいい精神状態になる事だという事を忘れないで下さい。
瞑想は決して厳しいトレーニングではありません。ストイックになり過ぎて瞑想自体が苦行のようになってしまっては逆効果。大切なのは、浮かんでくる思考も感情も冷静に見つめて手放していく事です。
瞑想を続ける事で精神状態が安定し、外からの刺激に惑わされる事が少なくなります。周りの人や環境がイライラするようなものであったとしても、それによって気分が左右される事が減るのです。
潜在意識の書き換えで幸せを引き寄せたいと思っている人にとって、これはとても大きなステップです。
瞑想をしてネガティブな感情を目の当たりにする事があっても、落ち込む事はありません。要らない思考やネガティブな感情を手放していく、その瞑想のプロセス自体がかけがえのないものなのです。
自分を責めたり落ち込んだりしていては、逆にネガティブな思考に浸かってしまいます。「自分はハッピーな現実を引き要せるために瞑想しているんだ」という意識を忘れないのが、長く瞑想を続けるコツです。
誰でも出来る5分瞑想法のポイント
瞑想は短時間でも日常に取り入れられるものです。しかし、初めはどこにフォーカスして行えばいいのかわからない方も多いでしょう。
以下では、自宅で簡単な5分瞑想を行う際のポイントをお伝えします。
リラックス出来る服装かつ快適な環境で行う
瞑想の際には、できればパジャマやスウェットなどリラックス出来る服装でいる事が望ましいです。楽な格好の時に行う方が、気持ちもリラックスモードに切り替わり瞑想に集中しやすくなります。
楽な服に着替えたら、椅子に座るのでもいいですし、床にあぐらをかく場合はヨガマットや座布団などがあるとベターです。足が痺れたりどこか痛い所があったりすると、どうしても意識が散漫になってしまいます。潜在意識に効果的に働きかけるためにも、極力快適な環境で行いましょう。
ちなみに、本来は楽な格好がベストですが、慣れてきたら会社でスーツのままプチ瞑想というのもありですよ。休憩時間に短時間瞑想をするだけで、疲れた脳がリフレッシュでき、仕事の効率がアップします。仕事場に静かに座れる場所があるなら、耳栓やイヤホンをしてプチ瞑想を行ってみましょう。
背筋は伸ばして綺麗な姿勢で行う
瞑想を始める前に、まず自分の背筋が伸びているか、顔はまっすぐ前を向いているか確認してみて下さい。
私達の姿勢と感情は連動しているため、集中力が散漫になってくると背筋が丸まり、力が抜けてしまいがちです。反対に、背筋を伸ばして胸を張り、前を向いて座ると目が覚めるような感覚を得られると思います。
瞑想において、姿勢はとても大切なポイント。正しい姿勢で行う事で瞑想に集中しやすくなり、潜在意識のリセットが出来るのです。呼吸に意識を向けるように、姿勢にも気を配りましょう。
ただ呼吸にフォーカスする
瞑想法にはイメージングを伴うものなど色々な種類がありますが、初めはまずシンプルに自分の呼吸にフォーカスする事から始めましょう。
腹式呼吸で、ゆっくりと5秒間カウントしながら息を吐ききる→ゆっくり5秒カウントしながらお腹いっぱいに息を吸い込む
以上の流れを5分間、ただ繰り返します。
慣れてきたらカウントを止めてOKです。ただ自分の呼吸の音に耳を澄ませて下さい。時間に余裕が無い方は、最初からタイマーをセットしておいてもいいでしょう。
シンプルな作業ですが、私達は普段当たり前に呼吸しているので、意外と呼吸の音にフォーカスする事はないはずです。
最初は、ただ深く呼吸を続けるだけでびっくりするほど集中力を要する事に気付くでしょう。しかし、そのシンプルな動きに集中する事によって、他の雑念に意識がいかなくなり、瞑想状態へと近づけるのです。
普段の生活でも、イライラしたり緊張していたりすると私達の呼吸は浅くなってしまいます。毎日瞑想していると、こういった普段の呼吸の変化にも気付けるようになるでしょう。自分の呼吸が浅くなっているな、と気付いたら瞑想の呼吸を思い出して下さい。
潜在意識の書き換えでアファメーションを唱える時も、呼吸を意識するとより集中しやすいのでお勧めです。
まとめ
瞑想は、正しく行えば、集中力アップにも繋がり、とても気持ちの良いものです。難しいものと思われがちですが、自宅でほんの5分からでも気軽に始められます。スキマ時間を利用して是非始めてみて下さい。
瞑想で潜在意識がクリアになる事によってネガティブな思考も減り、引き寄せの法則も加速するはずです。