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【HSP】有名人や芸能人でHSPと思われる天才肌の人達一覧まとめ!

センターマイク


こんにちは、管理人の凛です。

生まれながらにして、高度な感覚処理感受性を持つとされるHSP(Highly sensitive person)。

一説によるとHSPの人は人口の約15~20%を占めているとされており、決して希有な例ではないのですが、社交性に欠けていたり心配性だったりするため、周囲からは「神経質」「内向的」などネガティブな評価を受けがちです。

しかし、HSPは他の人にはない優れた能力がある事から、自分の特性と上手に向き合う事ができれば、特定の分野で大成功を収められます。

今回はその一例として、有名人や芸能人の中からHSPと思われる方々を厳選しました。

尚、あくまで私の個人的見解ですのでその点ご了承下さい。

目次

感受性の強さが伺えるオードリー・若林正恭さん

オードリー・若林正恭
引用元:ケイダッシュ 公式プロフィール

お笑いコンビオードリーのツッコミ担当である若林さんは、当初は相方である春日さんの強烈なキャラクターの影に隠れる地味な存在として認識されていました。

しかし、的確なツッコミや独特なトーク力によって徐々に人気を集めるようになり、今では番組MCをこなしたり、ラジオ番組に出演したりと多彩な才能を発揮しています。

一見したところ、どこか淡々とした雰囲気を醸し出している若林さんですが、一方で感受性の強さが伺えるエピソードもいくつか公表されています。

例えば2007年にコント大会のオーディションに参加した際、主催者である渡辺正行さんから絶賛され、その感動から帰り道で涙が止まらなくなったというエピソードや、失恋したショックで過呼吸になり、春日さんに助けを求めたという逸話からは、HSPならではの繊細さやナイーブさが伺えます。

他人の目を気にする典型的なHSP

若林さんはエッセイ集「ナナメの夕暮れ」で、他人の目を過剰に気にした人生を送ってきた事を綴っています。

そのせいか、まわりの目を気にせず、毎日を楽しんで生きている人にずっと憧れていたそうです。

「恥ずかしくてスタバで『グランデ』が頼めない」といった厄介な自意識に振り回され、生きていて全然楽しめない地獄にいたという若林さんは、周囲の目や刺激に敏感に反応してしまう典型的なHSPだと思われます。

筋が通らない事を嫌うHSPの特徴を持つピース・又吉直樹さん

ピース・又吉直樹
引用元:吉本興業 公式プロフィール

お笑いコンビ・ピースのボケ担当である又吉さんは、芸人でありながら2015年に書いた小説「火花」が芥川賞を受賞するという史上初の快挙を成し遂げ、一躍時の人となりました。

芸人としてだけでなく、作家としても成功を収めた又吉さんの人物像は、世間一般では「物静か」「温厚」というイメージですが、相方である綾部さんや親交のあるお笑いコンビ・千鳥の大悟さんによると、非常に頑固で筋の通らない事が許せない性質なのだそうです。

これはHSPの特徴の一つで、又吉さんがHSPであると推測する判断材料になります。

また、又吉さんは自身の嫌いなものとして、他人に気を遣う「鍋」を挙げています。

周囲を気遣うあまり、メインの肉に手をつけられず、野菜ばかり食べてしまうのだそうで、これも周囲の目を過剰に気にするHSPの特徴といえます。

芥川賞を受賞してから、作家活動に精を出している又吉さんですが、芸人として仕事がなかった時は毎日のように井の頭恩賜公園に散歩に行ったり、一人で寺社参拝をしたりする習慣があるそうです。

多忙になった現在もこの習慣は続いているそうで、ここでも一人の時間を必要とするHSPの特性が散見されます。

HSPは外部からの刺激に敏感

又吉さんは、趣味である読書と音楽に対するのめり込み具合は常人の域を超えており、通算3,000冊以上の本と2,800枚以上の音楽CDを所有している事で知られています。

HSPは外部からの刺激に敏感なぶん、読書や音楽から大きな影響を受けやすい傾向にありますが、又吉さんはその典型例といえるでしょう。

作家・村上春樹さん

村上春樹
引用元:Wikipedia

日本の中で最もノーベル文学賞に近い作家といわれる村上春樹さんもHSPである事を推測させるエピソードをいくつか持っています。

例えば、村上さんはインタビューにて、自分が筋金入りの内向型で人付き合いが悪い事や、物事を理解するのにかなり時間がかかるタイプの人間である事を伝えています。

人付き合いが悪いのは過剰に刺激を受けやすいHSPの特性から来るものですし、理解に時間がかかるのも、1を聞いて10や100の事を考えてしまうHSPの特性です。

また、大学在学中は年間200本もの映画を観る生活を送っていた他、ジャズ好きが高じてジャズ喫茶を開業した経歴の持ち主でもあり、映画や音楽に感化されやすいというHSPの特性を如実に表しています。

HSPは感受性が強いため他人には思いつかないアイディアをひらめく

作家デビューを果たしたのは1979年に発表された『風の歌を聴け』ですが、小説を書こうと思い立ったのは、そのわずか1年ほど前で、野球場でプロ野球の観戦をしていた時、1回裏の先頭打者が二塁打を打った瞬間にひらめいたそうです。

野球と小説は一見、何の関連性もないように思えますが、HSPは感受性が強いぶん、インスピレーションを受けやすく、他人にとっては何でもないきっかけによってアイディアが湧き上がってくる事があります。

実は多くの人と関わるのが苦手なYouTuber・はじめしゃちょーさん

はじめしゃちょー
引用元:Wikipedia

現在、日本にはYouTuberと呼ばれる人々が沢山いますが、その先駆けの一人がはじめしゃちょーさんです。

YouTubeに動画を投稿し始めたのは大学1年生の時でしたが、初投稿した動画の再生回数はわずか3回。

その後、個人チャンネルを開設し、イギリスへの語学留学を経て、動画ビジネス業界初のYouTuberプラットフォーマー「UUUM」へ所属し、2015年にCMデビューを果たします。

そして翌年の2016年には、ついにYouTubeチャンネルの登録者数日本一を記録しました。

動画投稿を始めてから日本一の座を獲得するまでの期間はわずか4年。大学在学中に日本一のYouTuberに駆け上がった事になります。

現在はYouTubeで3つのチャンネルを運営し、精力的に活動を行っています。

不特定多数の人に自分の姿や言動を公開しているので、コミュニケーション能力が高く大胆な人と思われがちですが、一方で強い光が苦手で部屋に暗幕を張っていたり、沢山の人との飲み会が苦手で打ち上げに参加しないなど、繊細かつ内向的な一面が伺えます。

HSPは他人への共感力が高い

はじめしゃちょーさんの動画は非常に自由な物で、これまでに誰も挑戦した事のないような斬新な動画が多く見られます。

次から次へと面白い動画を投稿出来るのは、優れた創造性を持ち合わせているのはもちろん、他人との共感力が高いHSPの特性ゆえに、「人の笑顔が見たい」「サプライズで喜ばせたい」といった感情が湧き上がってくるからではないでしょうか。

深く考え込んでしまうHSPの特徴を持つアーティスト・宇多田ヒカルさん

宇多田ヒカル
引用元:Wikipedia

歌手・藤圭子さんの長女であり、幼い頃から音楽の英才教育を受けて育ったという宇多田ヒカルさん。

わずか15歳でCDデビューを果たすと瞬く間に「天才少女」として注目を集めるようになり、1stアルバムは日本国内の歴代アルバムセールス1位を記録するほどの大人気を博しました。その後もヒット作を連発し続けた中、2010年に突然活動休止を発表しました。

宇多田さんは活動休止の理由を「人間活動」のためと表現しており、知らない事があるまま生活してきたので、自分の力で生きていけるようになりたいと考えた事。得意な事ばかりやっていても成長が見込めないと思い、苦手な物や避けようとしている事に向き合っていきたいと考えた事を自身のツイートで綴っています。

さらに自身が有名になって以降、自分をだんだん理解できなくなり、見失っていた事にも言及しています。

この活動休止の理由から、HSPの特性が伺えます。

先に挙げたオードリーの若林さんのように、HSPの人はひとつひとつの事について細かく深く考える性質のせいか、しばしば「自分って何だろう」という壁に行き当たってしまいがちです。

他の人なら簡単にスルーして受け流せてしまう事でも、HSPの人は突き詰めて考えてしまい、その行為自体が自分を追い込んでしまう場合があります。

宇多田さんの場合も、普通なら大きな成功を収めて満足する所を、「自分はこのままで本当にいいのか」と考えを重ねた結果、人間活動を行うための活動休止を選んだのではないかと思われます。

HSPには人の性格を見極めるという特徴がある

また、宇多田さんがとあるラジオ番組に出演した際、「写真を見て人の性格を言い当てる」という隠れた特技の持ち主である事が紹介されました。

誰かの写真を見せられながらちょっとした説明を受けただけで、「一緒に飲んだら面倒くさそう」「誤解されやすいかもしれないけどいい人っぽい」など、見事にその人の性格を言い当てたのだそうです。

また、ラジオ番組のパーソナリティーを務める男性と初めて出会った時、少し前の写真を見せられた宇多田さんは「感情を抑えている。笑顔だけどつらそうで苦しそう」と当時の男性の心情をずばり見抜いたという逸話も紹介されていました。

HSPの人は相手の細かい表情などをもとに微妙な気持ちの変化や特徴などを察する能力に長けています。

宇多田さんの「写真を見て性格を言い当てる」という能力も、HSP特有のスキルの一つなのかもしれません。

周囲がどう思うかを常に考えている元乃木坂46の生駒里奈さん

生駒里奈
引用元:Wikipedia

2018年に乃木坂46を卒業された生駒里奈さんにも、HSPらしいエピソードが複数あります。

生駒さんは小学生の頃いじめられていたそうですが、母親を悲しませたくないと常に考えていたそうです。その為、学校に荷物を置かない・人から距離を置くといった、自分を守る術を身に着けたとも明かしています。大きなストレスを抱えながらも、周囲がどう感じるのかを考えて1人で頑張ってしまうのはHSPの典型です。

繊細故にセンターのプレッシャーに耐えられなかった

生駒さんは乃木坂46ではセンターを任せられていましたが、そのプレッシャーに苦しんだ事でも知られています。体調を崩したり、精神不安定になったりする事が少なくなかったそうです。

センターを引き継いだ後はフォロー役に回って活躍し、グループを支えました。HSPの方は、その繊細さをサポート役で生かせる強みがあるのです。

他にも、生駒さんは映画の感想を聞かれて、「あの人が何を考えているのかよくわかる」「観ながら泣いてしまった」と感動したり、好きな音楽は「心を休められる」と打ち明けたりしています。

「自分は内向きな性格」ともよく発言しており、こうした繊細さやナイーブさはHSPの人間が持つ特性で、生駒さんにはHSPを思わせるエピソードが多くあるのです。

感受性が強く、刺激に敏感!HSPの人の特徴

ハート
HSPと思われる有名人・芸能人を、なぜHSPと推測したのか、その基準について説明します。

HSPの特徴・傾向はDOESと呼ばれる4つの定義に集約されると言われています。

D(Depth of processing):データを深く、徹底的に処理する

HSPの人は他の人に比べて感覚データをより深く、かつ徹底的に処理する傾向にあります。

例えば1つの事を聞いたら10の事を考える。相手のちょっとした表情や仕草から、現在の気持ちや性格を読み取れるといった特徴を持っています。

O(Overstimulated):刺激を受けやすい

視覚や聴覚といった五感や、他人の感情・雰囲気などから過剰な刺激を受けやすい性質を持っています。

絶えず刺激を受けるため心身ともに疲れやすく、一人の時間や静かな空間を求めます。

E(Emotional reactivity and high Empathy):感情的反応性、高度な共感性を持つ

HSPの人は、他の個体に対する共感力が高く、容易に感情移入しやすい傾向にあります。

具体的には、場の雰囲気にいたたまれなくなる、本や映画などで感動しやすいといった特性が見られます。

S(Sensitivity to Subtle stimuli):小さな刺激に対する感受性が強い

ちょっとした変化や刺激に対する反応が強く、ささいな音や匂いが気になる、他人の表情の微妙な変化から感情を読み取るなどの能力に長けています。

まとめ

HSPは外部から受ける刺激に過剰反応しやすい性質ゆえ、周囲から誤解される事が多く、生きにくさは自己嫌悪に陥りやすい傾向にあります。

しかし、刺激に対して敏感だったり、感受性が強かったりするのは決して悪い事ではなく、裏を返せば他の人にはない特別な能力を持っている証でもあります。

HSPの特性と上手に付き合えるようになれば、今回紹介した有名人や芸能人の方々のように大きな成功を成し遂げる事も不可能ではないでしょう。

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