言霊とは？人生を変える力を持つ言霊のパワーや意味・効果を徹底解説

こんにちは、管理人の凛です。

日本では古くから「言霊（ことだま）」と言う、言葉には霊的な力があり魂を持っているという考え方があります。
言霊の効果や使い方を知ることで、人生は大きく変わることも。
今回はその言霊について詳しくご説明したいと思います。

口にした言葉は音とともに魂を宿し、言霊（ことだま）に

言霊は言魂とも書くように、言葉に魂が宿った状態です。
口にした言葉は音になりますが、それと同時に魂を持ち、身体などに大きな影響を与えます。
言霊の力は、世の中を動かせるほど大きなものではありませんが、その人の人生を変える力になることもあります。

日本では言霊と言われていますが、外国でも呪文や言葉で術をかける際に使われる言葉があります。
そういった言葉には言霊の力が宿っていると言えます。
もちろん私がこのサイトでご紹介しているおまじないに登場する呪文にも、言霊の力は宿っています。

言葉にはプラスとマイナスそれぞれの力がある

植物は話しかけながら育てるとよく育つと言われていますが、それも言霊の力が影響しています。
逆に「育てるのは面倒だ、もういらない」と思いながら世話をすると、あまり育たず長持ちしないこともあるそうです。

言葉にはそれぞれプラスの力とマイナスの力を持っているものがあります。
「ありがとう」など感謝の言葉や優しい言葉、「頑張れ」のように応援する言葉にはプラスのエネルギーがあり、逆に「ムカつく」「ウザい」など相手を傷つけてしまう言葉にはマイナスエネルギーがあります。

「言葉の暴力」にも言霊は宿る

親戚の子ども（小学生）が学校で習った「チクチク言葉」や「トゲトゲ言葉」について話してくれたことがあります。
言われた相手が嫌な気持ちや悲しい気持ちになる言葉や悪口の事で、こうした言葉は使わないように、と教わったそうです。
このチクチク・トゲトゲ言葉や汚い言葉遣い、略語などネガティブなイメージを持つ言葉にも言霊の力が宿ります。
そして言霊の力を宿した言葉が、言葉の暴力となって相手を更に傷つけてしまうのです。

例え根拠がなくても傷つく言葉をかけると、言霊の力で相手が自殺に追い込まれるようなケースもあるので、気を付けて下さいね。

言葉は脳に言い聞かせることで意識に影響を与える

人間の意識は脳によって司られています。
言葉にすることで脳に言い聞かせ、意識に影響を与えていくのが言霊の仕組みです。
実は脳には現実と妄想の区別がつかず、脳に言い聞かせることで意識が変わり、行動も変わっていくのです。

書いた言葉や心の願いにも言霊が宿る？

言霊は口にした言葉だけに宿るわけではありません。
現代のコミュニケーションツールとして一般的なメールやSNSに書かれた言葉にも言霊は宿ります。それは、視覚で言葉を脳に認識させるからです。
しかも文字は何度も読み返せる分、効果が持続し、大きな影響力を与えます。
また、心で強く願い意識することでも脳に影響は与えますから、念じた言葉にも言霊の力が宿っていると言えるでしょう。

言霊には科学的根拠がある？

言霊と言うとスピリチュアルなイメージが強く、科学的根拠がないのではと思われがちですが、心理学的に立証されています。

例えば何かに失敗してしまった時、ネガティブに考える人は「どうせ自分なんて……」と思ってしまうでしょう。しかし同じ失敗をしても「今回は失敗したけれど、次こそは大丈夫！」とポジティブに考える人もいます。

「人生の成功者」と呼ばれている人たちは、ポジティブな考えた方の持ち主が圧倒的に多いと言われています。
ポジティブな考え方が意識に影響を与え、意識が自分の行動に影響していった結果です。
ポジティブなことを考えるとポジティブに、ネガティブなことを考えるとネガティブに物事が動き、自分が求めていることを引き寄せられる事は「引き寄せの法則」と言われています。

また、普段の考え方や口ぐせはその人に強く影響を与え、将来を形作ります。
これを心理学では「ラベリング」と良い、脳にイメージを植え付けることで、実際に人生が良い方向へ向かっていく「ピグマリオン効果」が起こるということは実証されています。これは言霊にも言えることです。

プラスエネルギーを持つ言葉とは？

意識をポジティブな考え方に持っていくには、プラスエネルギーを持つ言葉を使うことが効果的です。

意識して使うと良いオススメの言葉

プラスエネルギーを持つ言葉を意識的に使うことで言霊の力が増し、より良い影響を脳に与えてくれます。オススメの言葉は次の8つです。

• 嬉しい
• 楽しい
• ありがとう
• 感謝します
• 愛しています
• 許します
• ツイてる
• 幸せ

「ありがとう」は誰でも喜ぶ感謝の言葉ですから特にオススメです。
例え相手のことを言ったとしても、脳ではその言葉が言霊になり、言った本人にも影響を与えてくれます。
「かわいい」「魅力的」や「頑張ったね」と褒めてもらえたら嬉しくなる言葉も良いですよ。

不安や心配な時には「大丈夫」

どんなに物事をポジティブに考えていても、不安を感じることもあるでしょう。
そんな時はネガティブな言葉を口にしてしまいがちです。
「もうダメ」「無理」「私なんて……」のように自分を卑下したり、自身のない言葉は使わないように心がけましょう。
こうしたネガティブな言葉を口にすると、それが言霊になりマイナスエネルギーが脳に影響を与え、より落ち込んでしまうことも。

落ち込んでいても騙されたとでも思って、「大丈夫」「うまくいく」などポジティブな言葉をつぶやくだけでも脳が騙されて、良い方向へ向かいますよ。

物事が上手く行かなかったり、誰かに嫉妬したりすることは誰にでもあることですが、それをプラスの方向へ持っていって行く方法もあります。

相手を羨む時は？

誰かに嫉妬しそうになった時は、相手を貶めるのではなく、自分を肯定する言葉を使うようにします。言葉にすることで言霊の力が働きます。
例えば、素敵な恋人ができた友人を羨ましいと思った時は、「自分も素敵な恋をする！」と言葉にすることで、友人の幸せを祝福できる上に自分にも幸せがやってきます。

恋愛を叶えるオススメの言葉は？

好きな相手の側で、好きな食べ物や趣味について「好き」や「愛してる」と言うだけでも言霊の力が相手に影響を与えます。相手に違和感を与えない程度に使うことがポイントです。
決して「どうせ私は◯◯にはつり合わない」などネガティブに考えないようにしましょう。

不運が続いた時には？

思わず「ツイてない」と言いそうな時には、「楽しい」「今度は大丈夫」などプラスイメージの言葉を使うことで幸運がやってきます。

「かわいそう」は幸せを削る言葉？

つい相手を同情して使ってしまう「かわいそう」。
励ましたい一心で口にした言葉が、更にマイナスエネルギーを与えてしまいます。
それどころか言葉にした自分も影響を受け、お互いの幸せを削ってしまうことに。
こういう時には「大変だったね」など別の言い方をすると良いですよ。
もしも相手にかわいそうと言われてしまったら、そのマイナスエネルギーを「大丈夫！」と返すことでプラスに変えてしまいましょう。

相手にマイナスエネルギーを持つ言葉をかけられたら？

自分が気を付けていても、相手に言葉をかけられる事もありますよね。
人は相手への嫉妬や自分の存在価値の確認のために、相手を傷つける言葉を発しがちです。
もしもそんな「チクチク言葉」を言われてしまったら、こちらも返すのではなく、「この人はそういう人なんだ」と受け流すことをおすすめします。

噂話には近づかない！

噂話にはマイナスエネルギーが溢れています。
自分がしていなくても、噂好きな人には近づくと、マイナスエネルギーを一緒に被ってしまいます。悪口はもってのほかです。
一般的に噂好きや人の悪口を言う人は、性格が悪いと思われるケースがほとんどです。そういう人とは距離を置いたほうがいいでしょう。

ネガティブに考えがちな人はどうすればいい？

恋愛や仕事・勉強でも自分に自身が持てず「どうせ私（僕）なんて……」と考えてしまう人は、表情まで不幸そうに見えてしまうことがあります。
マイナスエネルギーを持つ言葉を使ってしまった時でも諦めないで下さい。

そんな時は、そのあとに「でも」を使って、自分の良さも認めましょう。
例えば、「忙しくて疲れた」というマイナスエネルギーの言葉を口にしてしまった場合は、「忙しくて疲れた。でも、大丈夫！」と続けましょう。
最後にプラスエネルギーを持つ言葉で締めくくれば良いのです！心のなかで「それキャンセル！」と思うだけでも良いですよ。

まとめ

今回は、言霊についてを詳しくご紹介しました。
毎日使う言葉だからこそ、一言一言を大切にすることで結果的に大きな効果を得ることができます。
言霊の持つプラスエネルギーの力を使って、人生をより良く変えていきましょう！