【一粒万倍日は宝くじを買う日や財布の使い始めに最適】意味を解説!
こんにちは、管理人の凛です。
今回は、大安と並ぶほど縁起が良いと言われている「一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)」について解説します。
少し前に友達が結婚式を予約しようと色々な式場を回っていました。
どうしても大安に式を挙げたいとの希望でしたが、大安はかなりの競争率で更に金額も高いので、先勝にして午前中の式にするか、逆に先負にして午後の式にするか、仏滅だけは避けて少しでも縁起の良い日や時間帯の空いている式場を検討していました。
結局は、たまたま2人に縁のある日が大安で、空いている式場の予約が取れたのでとても喜んでいました。
日本人とって、鎌倉時代からあったとされる六曜はとても身近で、大切に考えている人は多いですよね。自分がそこまで深く考えていなくても、家族や親族がそこを重要視していて、何かを決めた後に口を出されてしまうなんて事もあります。
そんな時の為に、縁起が良い日を知っておきましょう。知っていると得をする事もあるかもしれません。
実は、日本には、大安の他にも縁起が良いとされる日がいくつかあります。
その中でも選日の一つであり、大安と並ぶほどの吉日であるといわれる「一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)」についてご紹介していきます。
一粒万倍日の意味とは?
それでは早速、一粒万倍日についてお話ししていきたいと思います。
一粒万倍日の読み方
一粒万倍日は、「いちりゅうまんばいび」または「いちりゅうまんばいにち」と読みます。漢字は、基本的に読み方でおおよその意味が分かりますが、この読み方では中々何の事やら意味が分かりません。どういった意味で付けられたのか詳しく説明していきましょう。
一粒万倍日の意味
一粒万倍日の漢字だけを見ると、”一粒(ひとつぶ)が万倍(まんばい)になる日”と読み取れます。つまり、一粒万倍とは、一粒の籾(もみ)を蒔く事で万倍にも実り、沢山の稲穂となるという意味です。
一粒万倍日は、何を始めるにも最高に良い日だと言われています。
一粒万倍日に行うべき5つの事
何かのスタートを切るのに最高に良い日と言われている一粒万倍日。せっかくならこの日に標準を合わせて験担ぎをしたいですよね。一粒万倍日に行った方が良い事をいくつかご紹介していきましょう。
宝くじを買う
大安に宝くじを買いに行く人は多いと思いますが、一粒万倍日は宝くじを購入するにも最高に良い日です。なにせ一粒が万倍になるという程の日ですから、一口買った宝くじが何万倍にもなって返って来るかもしれません。
お金が全てという訳ではないですが、お金があれば良かったと思う事は人生で沢山あります。逆にお金がないと生きていくのが難しい時代でもあります。
教育に関しても、学校では教えてもらえる事が限られ、塾に行かせたり家庭教師を頼んだりと、家庭にかかる教育費の負荷は増える一方です。実際に、家庭の収入によって子供の学力が違うとすら言われているほどです。
宝くじが当たったら、旅行をしたり、家を買ったり、車を買ったり、色々な趣味に使ったり、それこそ子供の教育資金にもあてる事も出来ます。宝くじが当たった事を考えるだけで、楽しい気分になれます。
実際に一粒万倍日に宝くじを買って当たった人も過去にいるようです。宝くじ売り場によっては、一粒万倍日を知らせる旗や張り紙がしてある売り場もあります。
宝くじは、大安や一粒万倍日といった縁起の良い日に、いつも購入している宝くじ売り場で雰囲気の明るい販売員さんから購入した方が当たりやすいでしょう。
名前に「福」と付いている販売員さんの宝くじ売り場は大行列が出来るという話もありますが、実際に宝くじを当てた人は販売員さんの雰囲気を重視している人が多いそうです。
宝くじを実際に当てた人は、10年以上同じ方法で買い続けている人が多いのですが、少しでも当たる確率が高い方法を試して、人生を明るくして楽しんでいきましょう。
財布を新調する
お財布を買い換えて使い始めるタイミングとしても、一粒万倍日のような吉日を選べば金運も上がり縁起が良いと言われています。
しかし、お財布はチャックが壊れてしまったり、ボタンが取れてしまったり、革が擦り切れてしまったり等、見るからに劣化しないと中々買い換えない方が多いのではないかと思います。
お財布には結構こだわりがある人も多く、プレゼントでもらう事も多いので替えにくいといった人もいるでしょう。
誕生日や記念日等で恋人や夫婦間でのプレゼントでもらった時や、ボーナス等に合わせて自分へのご褒美で購入したら、その後の縁起が良い日のタイミングで使い始めたら良いでしょう。
ただ天赦日(てんしゃにち)は、1年に数回しかない吉日なので中々タイミングを取るのも難しいかもしれません。一粒万倍日の方が年間の回数が多いので、タイミングを合わせて使い始めると良いでしょう。
引越しをする
最初にお話しした通り、一粒万倍日は新しい事をスタートさせるのに最高の吉日です。
家を購入した時、引き渡し日を大安にする人が多いですが、不動産屋さんから「大安が良いですよね」と聞かれたりする事で、そんなにこだわりがなくても大安を選んでしまうのかもしれません。
家を購入しなくても、新しい住居へ引っ越すのは不安と期待が入り混じり、良い生活を送れるようにと願うでしょう。
どうせ縁起の良い日を選ぶのなら、新居での生活がより良いものになるように最高な日を選びたいですよね。一粒万倍日は、新しいスタートにもってこいの吉日です。
縁起の良い日に家の引き渡しや引越しをする事で、気分も明るくなって良い運をもっと引き寄せる事が出来るかもしれません。
入籍や結婚式をする
入籍や結婚式といったようなお祝い事は、まさに人生の新しいスタートをきる代表のような日です。
入籍日や結婚式の日取りは多くのカップルが悩んで話し合って決めると思います。
これから先の長い年月、どんな時も一緒に支え合っていくという約束をする日です。いい加減な気持ちで結婚をする人はそうそういないでしょう。
入籍日は今後も結婚記念日として毎年お祝いしていく事もあり、2人が出会った日、付き合い始めた日、どちらかの誕生日等で決める人が多いかと思います。
それに比べて、結婚式は大安を選ぶカップルが多いでしょう。2人が気にしていなくても、親や家族に言われて気にせざるを得ない状況に陥る事もあります。
ほとんどのカップルが結婚式を挙げる際に、日にちの決定でとても悩みます。私の周りでも結婚式の日取りに関しては、2人だけでなく親兄弟と相談して決めている人が多くいました。
ウェディングフェアに参加すると、式場見学や試食、試着体験等をした後に大抵金額の説明に加えて日取りの確認が行われます。そんな時に全く日にちも想定しないとなると困る事があります。結婚式場は、大安等の縁起が良い日の予約に対して追加料金がかかる事や、結婚式当日まで式場を確保しておくのに金額の上乗せ等もあったりします。日にちが全く決まっていないと、金額の目安を付けにくいという事です。
仏滅割引がある式場もあるくらいなので、安く済ませたい方で気にせず選ぶこともあるでしょう。しかし、予約してから後で変更となると、追加料金やキャンセル料が取られるケースや、縁起の良い日は競争率も高く予約が取れない事もあります。
せっかくの門出、やはり縁起の良い日を選びたいものです。何度も繰り返しますが、一粒万倍日なら、新しい事を始めるにはうってつけの吉日です。
後悔する事のないよう、結婚式を考え始めたら縁起の良い日を手帳に付けて式場を見に行きましょう。
一粒万倍日や大安、天赦日といった縁起の良い日に素敵な結婚式を挙げて、家族や親族、友人からも「こんな良い日に挙げられて良かったね」と、心からお祝いしてもらいましょう。
商売を始める
一粒万倍日は、お店を開店させたり、会社を設立したり、商売を始めるにも吉日とされます。
一粒万倍日は何事もスタートさせるのに最高の日だと言われていますが、特に仕事を始めるのに良いとされています。ただ借金をしたりする事は、少しの借金が万倍にもなってしまうため、逆に凶日となってしまうので要注意です。
スポーツ選手は試合の直前や試合前日、弁護士は裁判の前等に験担ぎをするのは有名な話です。成功者ほど、験担ぎをしていると言われていますが、経営者も験担ぎをする人が多くいます。
商売を始めるとなれば、会社設立日は今後の会社経営にずっとついて回るものです。縁起の悪い日に開業したなんて、商売仲間にも笑われてしまうかもしれません。
大安と重なる一粒万倍日に合わせて開業し、この先の商売繁盛への験担ぎをしましょう。
一粒万倍日に重なると良い日・悪い日
何を始めるにも縁起が良いとされている一粒万倍日ですが、他の吉日と重なる事でより縁起が良くなると言われています。逆に、凶日と重なる事でより凶を呼び寄せてしまうとも言われており注意が必要です。
せっかく良い日だと思ってその日にしたのに、実は最悪な凶日になってしまったなんて分かったらがっかりしてしまいます。これが会社の開業日や結婚式だったら笑っていられません。
実際にどんな吉日と重なるとより良い日で、どんな凶日と重なるとより悪い日なのでしょうか。順番に紹介していきます。
一粒万倍日に重なるとさらに良い日
一粒万倍日と重なると良い日、まずは「大安」です。
六曜の一つの大安は、「大いに安し」と、文字の通り何事にも良い日だと言われています。
市販のカレンダーにも六曜の記載があるものが沢山ありますし、その記載があるカレンダーや手帳を選ぶ方もいるでしょう。それほど、日本人とって身近な六曜です。
大安はそういった面で調べやすいですし、目にする事も多くありますが、一粒万倍日の記載があるカレンダーや手帳はなかなか販売されていないと思うので、事前に調べて大安と合わせる事が出来ると良いでしょう。
大安と一粒万倍日が重なる事で、より縁起の良い日だと言われています。
一粒万倍日と大安は重なる確率が他の吉日よりは高いので、この日に合わせてお祝い事等をすれば気分も晴れやかです。
次に「寅の日(とらのひ)」です。あまり耳にした事がないかもしれませんが、寅の日は「金運招来日」と言われるほど、金運アップの日です。
十二支の寅があたる日で、12日毎に訪れるので確認しやすいと思います。
なぜ「寅の日」が金運アップの日かというと、「虎は千里往って千里還る」ということわざがあるように、「虎は一日の間に千里の距離を行って、戻って来る事が出来る」と言われ、そこから「一度いなくなってもすぐに戻ってくる」と言う事で、「お金を一度出してもすぐに戻ってくる日」となったようです。
お金に関わる事に関して縁起の良い日と言われているので、一粒万倍日と同様に、お財布を新調したり、宝くじを買ったりすれば、お金で損をしないとされています。
また、旅行するにもオススメで、寅の日に出発すると道中安全に無事に帰って来れると言われています。一粒万倍日もスタートに縁起が良いので、一粒万倍日と寅の日が重なる日に新婚旅行や海外旅行に出発するとより安心出来ます。
金運アップに最適な日といえば、「巳の日(みのひ)」も挙げられます。
「巳の日」は、十二支の巳にあたる日で、寅の日同様に12日毎に訪れます。
蛇革のお財布を持つと金運が上がる、巳年生まれは金運が良い、蛇の夢を見ると宝くじが当たる、といった話を聞いた事がある方もいるかもしれませんが、蛇は昔から富や財をもたらす象徴として祀られていたりします。
なぜ蛇が財をもたらす存在とされているかと言うと、七福神の一人である弁財天という福徳や財宝を授ける女神が蛇を使いとしていたと言われており、巳の日には蛇が弁財天に願いを届け財をもたらしてくれると考えられたそうです。
巳の日も一粒万倍日と重なれば、寅の日に負けないくらい金運に恵まれる日です。2つの吉日をチェックしておけば、どちらかを逃しても次のチャンスを見つけやすいでしょう。
そして、最上の吉日とされる「天赦日(てんしゃにち)」と一粒万倍日が重なった時は、最高に縁起が良い日と言えるでしょう。
天赦日は、一粒万倍日と同じように新しい事を始めるのにとても縁起が良い日だとされています。天赦日は年に数回しかなく、きちんとチェックしていないと逃してしまった後、数ヵ月間天赦日に当たらないなんて事もあります。
一粒万倍日と重なる確率もとても低いですが、その分、重なるだけでも奇跡のような縁起の良い日です。結婚式や新居への引越しをしたら、この先素敵な人生を歩む事が出来るでしょう。
天赦日と大安と一粒万倍日が重なり最高すぎる日になる事もあります。そんな日に宝くじを買えば、当たる確率も大きく上がるでしょう。
一粒万倍日に重なると良くない日
では逆に一粒万倍日に重なると良くない日はどんな日でしょう。
六曜には、「大安」の他に「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「赤口」があります。
この中の「赤口」は午前11時から午後1時までを吉とし、それ以外が凶日とされています。赤口は、火や刃物に気を付けなければいけない日です。死を連想させる為、出生届の提出や開業等も避けられます。
ご存知の方も多い「仏滅」は、仏が滅びるという字を見ただけでも明らかに良くない日だと感じると思います。仏滅は、六曜の中でも一番縁起が悪い日である大凶日です。何をするにも悪い日だと知られていて、お祝い事を行うのは基本的に避けられます。
せっかくの一粒万倍日でも、この「赤口」や「仏滅」といった凶日と重なると縁起の良さが半減してしまうと言われているので、どうせなら縁起の良い日に水を刺さないような吉日を選びたいものです。
その他にも「不成就日」と重なると良くないとされています。こちらもこの漢字の通り成就出来ない日で、一粒万倍日とは逆で、何をしてもうまくいかない日と言われています。
不成就日も「凶日」なので、やはり重なると縁起の良さが半減してしまいます。
一粒万倍日とお財布の関係については動画でも解説していますので宜しければどうぞ。
まとめ
一粒万倍日について調べてきましたが、その他の吉日や凶日を知る事で何かをする時の目安になるかと思います。
一粒万倍日と大安などの吉日が重なる日は、引っ越しやお祝い事に最適です。
逆に、縁起の悪い日と重なった時は注意が必要です。良い事が半減してしまったり、悪い出来事が重なったりしてしまう為、しっかりとチェックしておきましょう。