【真言(マントラ)】人生を好転させる驚異のご利益とその効果や意味
こんにちは、管理人の凛です。
「最近どうしても疲れがとれない」「人間関係に行き詰まりを感じてしまう」それはあなたの心が本来あるべき姿を見失っているからなのです。
そんなときはマントラを唱えて、取り巻いている現実を吹き飛ばしてしまいましょう。
マントラと聞くと難しいイメージを持たれがちですが、覚えなければ使えないような堅苦しいものではありません。厳しい修行をする必要もないので、自分の気持ちが納得いくまで唱えてください。
叶えたい願いや生まれた干支によってマントラにも違いがあるため、それぞれご紹介します。
マントラの唱え方
1.あぐらをかいて座ってください。(できなければ足を崩してもかまいません。)
2.この状態で合掌して心の中で唱えていきます。
特に就寝前がおすすめ。慣れるまではメモを読み上げても問題ありません。大切なことは心も思考もからっぽにすることです。
マントラを唱えて願いが叶う理由
マントラを唱えることで神仏へ願いを届け、心の中にある望みを具体化しやすい環境に整えていきます。マントラは、サンスクリット語で「心を伝える言葉」という意味があり、それが漢訳されて真言と記されるようになりました。
潜在意識にある願いを意図することで、それまでの思考や置かれている背景も変わっていくでしょう。
愛する人と結ばれたいときに唱えるマントラ
恋愛成就と言えば愛染明王(あいぜんみょうおう)です。
女性からの信仰も厚く、愛欲を悟りに変える神としても知られているため、そのマントラは絶大な効果があります。
「おん まからぎゃ ばぞろしゅにしゃ ばざら さとば じゃく うん ばん こく」
苦しい恋に悩んでいる
結婚したい
夫婦のコミュニケーションがうまくいかない
大好きな人に想いを伝えたい
そんなときに唱えてみてください。
愛する人に裏切られて悲しみに沈んでいる。なかなか自分の想いを伝えられない。夫婦喧嘩になってしまう。本気だからこそ傷ついてしまう心を癒し、望んでいる展開を引き寄せましょう。
金銭的な豊かさがほしいときに唱えるマントラ
お金の神様と言えば弁才天(べんざいてん)です。
七福神の中では琵琶を奏でる姿が描かれていて、人々に豊穣をもたらしてくれます。「才」=「財」で同音であることから、金運や財運とのご縁をつなぎます。
「おん そらそばていえい そわか」
臨時収入がほしい
給料UPを期待したい
お金に困らない生活を送りたい
ストレスからくる無駄遣いをやめたい
そんなときに唱えてみてください。
無駄遣いをしているつもりはないのにお金が貯まらない。月末になるとやりくりに悩まされる。そんな現実から抜け出すきっかけを作ってもらえます。
前向きな現実を生きていきたいときに唱えるマントラ
あらゆる煩悩から自分を解き放ち、目の前の現実と向き合うために釈迦如来に力を貸してもらいましょう。
「西遊記」で三蔵法師ご一行を天竺(てんじく)へ導くご利益が、あなたの行く先を照らします。
「のうまく さんまんだ ぼだなん ばく」
頑張ろうと思っているけど行動できない
すぐにあおられて他人に流されてしまう
楽な方向へ妥協してしまう
他人の目を気にしないようになりたい
そんなときに唱えてみてください。
感情の深いところまで掘り下げて、本当はどうしたいと思っているのか気づけるようになります。周囲に合わせて動くのではなく、自分軸を持って進んでいけるでしょう。
干支別に効果の高いマントラ
干支にはそれぞれ守り本尊があるため、そのマントラを唱えることで迷いを断ち切り、自分の進むべき道が開けてくるでしょう。その干支に生まれていない人が恩恵を受けられないわけではありません。守り本尊はあなたを生涯守り続けてくれる仏様なので、より強力な恩恵を受けられます。
子年(千手観音)
「おん ばざら たらま きりく そわか」
千手観音の手のひらには目がついていて、人々を救い、幸せに導いていきます。子年生まれの人はマントラを唱えることで、その身に降りかかろうとする災難や厄を取り除いてもらうことができるでしょう。
他人からきつく当たられる、難しい役割を押しつけられる、なぜかトラブルに巻き込まれてしまう。そんな周囲の環境も落ち着いてきます。
丑・寅年(虚空蔵菩薩)
「おん ばざら あらたんなう たらく そわか」
虚空蔵菩薩は知恵と慈悲深い心を与えてくれます。
丑・寅年生まれの人はマントラを唱えることで、記憶の枠が広がり、これまでよりも多くの情報や知識を吸収することができるでしょう。
資格を取得してスキルを高めたい、成績を上げて志望校へ合格したい、学業成就を果たしたい人にご利益があります。あなたの努力や行動を最大限にサポートしてくれるでしょう。
卯年(文殊菩薩)
「おん あらはしゃ なう」
文殊菩薩も知恵の仏様ですが、どちらかと言えば学問よりも判断力や分析力に優れています。卯年生まれの人はマントラを唱えることで、鋭い洞察力が養われ、正しい方向を示すことができるでしょう。
物事の真実を見極め、幅広い見解を身につけたい人は、偏見や思い込みによる狭い解釈ではなく、あらゆる角度から心理や行動を受け止められるようになります。
辰・巳年(普賢菩薩)
「おん さんまや さとばん」
普賢菩薩は邪気払いや延命長寿の仏様としても知られています。
辰・巳年生まれの人はマントラを唱えることで、心身ともに健康的な人生を送ることができるでしょう。
原因不明の頭痛、特定の場所へ足を運ぶと気分が優れない、ストレスから体調を崩してしまう人は、自分の心と体が鍛えられていきます。そのため周囲からの影響を受けにくくなり、他人のネガティブな状況に引き込まれません。
午年(勢至菩薩)
「おん さんざん ざんさく そわか」
勢至菩薩は極楽堂浄土を引き継ぐ仏様で、前世では阿弥陀如来の弟だったと言われています。午年生まれの人はマントラを唱えることで、誤った選択を踏み止まらせてもらえるでしょう。
誘惑にかられてしまいそうになったり、衝動に任せて行動してしまいそうなとき、一度立ち止まって冷静になることができます。高ぶった感情が鎮まり、心の声に気づくことで本当の自分に出会えます。
未・申年(大日如来)
「おん あびらうんけん ばざら だとばん」
大日如来は真言宗で最高位の仏様で、この世界そのものが収められています。未・申年生まれの人はマントラを唱えることで、現世での平和な生活と安らかな時間を生きることができるでしょう。
利害や損得に振り回されることなく、穏やかな気持ちを保っていられます。人間関係に挟まれて身動きがとれない場合も、心の隙間につけ込まれたりしません。
酉年(不動明王)
「のうまく さんまんだばざらだん せんだ まかろしゃだ そわたや うんたらた かんまん」
炎を従えた姿に恐れを抱く人もいるかもしれませんが、実は大日如来の化身です。不動明王の炎は欲望や雑念を焼き尽くすもので、昇華を表しています。酉年生まれの人はマントラを唱えることで、人生をかけた勝負で成功を手に入れることができるでしょう。
仕事での実績を積み上げたり、出世して自分の立場を確立したい人、能力や実力を認めてもらいたい人は、後押しをしてもらえます。
戌・亥年(阿弥陀如来)
「おん あみりた ていぜい からうん」
阿弥陀如来は極楽浄土を作った仏様です。
そのため亡くなったあとにご利益をもたらされると言われていますが、戌・亥年生まれの人はマントラを唱えることで、自分が背負っている罪の意識やこれまでの行いを救ってもらえるでしょう。
自分の行動を責めてしまう、重い罪悪感から気持ちを控えてしまう、いつも自分を後回しにしてしまう人は、本当に必要なものが見えてきます。