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【正しい瞑想】簡単!マントラを唱えて瞑想効果を10倍上げる方法!

瞑想する

魔女のおまじない

こんにちは、管理人の凛です。

今回は、マントラを唱えて瞑想の効果を上げる方法をテーマにお話したいと思います。

「マントラ」とはサンスクリット語で、「文学」や「言葉」という意味を持つ言葉です。古代インドでは祈りや呪術的に使われており、一定の音から成るマントラは、全て呪文のように意味を持つとされています。

マントラには日本のお経と違って歌のようにメロディがあるので、その響きや波動による潜在意識への影響も大きいと言われています。

日本でも「言霊」と言って言葉に神聖な力があると信じる文化がありますが、マントラの場合はよりポジティブなパワーと癒しを持つとされているのです。

そんなマントラですが、瞑想の効果を上げる為にはどのように取り入れたら良いのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

目次

潜在意識に良い影響を及ぼす!インドの代表的な3つのマントラとその意味

最近では日本にいてもサンスクリット語のマントラを簡単に聴けるようになりました。Youtubeなどでも「Mantra」と検索するだけで実に沢山のマントラが出てきます。ヒーリングミュージックと組み合わさったものも多くとても美しい音色です。

良く知られているインドのマントラは、どれもとてもポジティブな歌詞です。そういったマントラは世界の平和や、私達の心の平安を祈っているのです。

このようなマントラを唱える事は、ポジティブなアファメーションを行っているのと同じ働きがあります。意味を知らなくても、言葉はそれ自体が波動を持ち私達の潜在意識に良い影響を及ぼしています。マントラを唱える事で潜在意識にもポジティブな働きかけが出来るのです。

そんなインドのマントラの中でも、特に有名なものをいくつかご紹介しましょう。

波動を高める「ガヤトリーマントラ」

ガヤトリーマントラは本来、唱える人の波動を高め霊的な気付きを促したり、恐れや不安感、怒りなどのネガティブな感情を取り払う為に用いられます。

ヒンドゥーの言い伝えでは、ガヤトリーとは3人の女神がひとつになった状態を指しています。この3人の女神はそれぞれが異なった力を持っていて、豊かさ、勝利、学問や芸術などそれぞれの女神が司る恩恵がひとつのマントラに収められているため、ガヤトリーマントラは万能だと言われているのです。

その意味も、”宇宙の叡智を崇めて光の存在となる”というような、深い悟りに関係するような内容です。もちろん、マントラを得る為にそこまでの知識が無いといけないわけではありません。悟りを開くなど、特定の宗教を信仰する必要はないのです。

ガヤトリーマントラはとてもパワフルなマントラのため、潜在意識への働きかけ効果も強いですが、それ自体がヒーリングミュージックのようになっています。音の響きが美しく、心安らぐガヤトリーマントラなので、気軽にリラクゼーションとして取り入れられるでしょう。

恋愛成就に効果的と言われる「クリシュナマントラ」

クリシュナマントラもとても美しいマントラのひとつです。

クリシュナはヒンドゥー教の中では男性の神様とされており、恋愛を司っています。言い伝えによると、クリシュナ自身も多くの女性を魅了する人気者だったのだそうです。古来、実在する人物であったという説もあるようです。

人間界で実在し、多くの女性を惹き付けたとされるクリシュナのパワーを受けて、クリシュナマントラにも恋愛を成就させたり幸せに導いたりする効果があると言われています。

片思いを実らせたり、ソウルメイトを引き寄せたいと願っている人はクリシュナマントラを聴いたり唱えてみると良い変化があるかもしれません。

癒しや浄化をもたらす「シャンティマントラ」

シャンティマントラは、癒しや浄化をもたらすマントラと言われています。

シャンティという言葉自体には「平安・静けさ・至福」のような意味があり、心の平安を促すために唱えられます。

精神を安定させて落ち着かせ、感情のバランスを整えてくれるシャンティマントラ。オーラやエネルギーをも整えてくれるのだそうです。

ヨガの練習の際にも唱えられるシャンティマントラですが、その際には1番最後に「シャンティ」と3回唱えるのが決まった形式になっています。

これは、1つめのシャンティは自分の心の平安を保つため、2つめは目の前にいる相手のため、3つめはここにいない人々、つまり世界全体の平安を祈るためのシャンティなのだそうです。

世界が至福に包まれる事を祈るためのシャンティマントラ。

そんな背景を知ると、よりシャンティマントラのパワーを強く感じられる気がしますね。ポジティブなシャンティマントラを聴けば、潜在意識にも平和や幸福の波動パターンが取り入れられるでしょう。

マントラの簡単な取り入れ方を3つ紹介

マントラは美しい響きだけでなく、特殊なパワーを持ち潜在意識にも影響を与えてくれます。しかし実際に生活に取り入れるとなると難しい気がしますよね。

例えばお経も修行を積んでやっと唱えられるようになるものなので、一般人の私達がマントラを唱えるのは難しい気がするのは当然の事でしょう。

しかし、マントラの恩恵を受けるためには最初から1人で完璧に唱えられるようになる必要はありません。

気軽にマントラに触れられる方法をご紹介します。

まずは「オーム」と「シャンティ」を唱えてみる

「オーム」と「シャンティ」という音はマントラの中でも何度も出てくる基本のようなものです。

ヨガの練習でも初めと最後に唱えられる事が多いので、本格的なヨガクラスに出た事のある方なら聴いた事があるかもしれません。

オームとは全てのマントラの基本とされていて、西洋の宗教で使われる「アーメン」とも同じような意味を持っています。

マントラはその音自体が深い意味を持っているのですが、オームは大変短い言葉の中に多くの意味が詰まっています。「オーム」の言葉を音ごとに分けると「a」「u」「m」の3つの音から成っているのですが、このそれぞれの音が意味を持っています。

  • 「a」は物事の始まりを指します。
  • 「u」は物事の途中の段階を指します。
  • 「m」は物事の終わりを表しています。

このようにオームという短い言葉ひとつで、世界の始まりから終わりまでを表すような大きな意味が込められているのです。

ヨガの練習の最後には「オーム、シャンティ、シャンティ、シャンティ」と唱えるのですが、これはその日の練習、そこに在るもの、世界全体に感謝するという意味を込めています。

マントラを唱えるうえで大切なのは、音を正確に発音出来る事ももちろんですが、祈りや感謝の気持ちが1番です。心が荒れてしまった時や、感謝の心を忘れそうな時には、世界全体に感謝する心を思い出して「オーム シャンティ」と唱えてみましょう。

ヨガ教室の「チャンティング」のクラスに参加する

チャンティングというのはマントラを唱える練習の事です。

インドのヨガのアシュラム(道場のような所)では、マントラを唱える事も浄化のプロセスであり修行と捉えられているため、チャンティングも日常的に行われています。

日本のヨガクラスでも、本格的な所であればチャンティングクラスが受けられるでしょう。チャンティングのクラスではマントラを1語1語正しい発音で教えてくれますし、意味も日本語で伝えてくれます。

1人でマントラを唱えても発音が合っているか分からないし、なんだか恥ずかしいという気持ちがあると思います。しかしクラスなら他の人と一緒に練習出来るので気楽です。

マントラはその音自体が癒しやエネルギーの調整効果を持っているので、チャンティングの場にいるだけでも体が浄化されるように感じます。

大勢の人が一緒にマントラを唱えると、1人よりもそのエネルギーは倍増します。

ネガティブな思考パターンがクセになっている人は、潜在意識にそれが刷り込まれてしまっています。そんなネガティブな思考は低い波動を放ち、あなた自身の波動を低めてしまいます。マントラで浄化され高い波動に触れれば、そんな潜在意識のパターンもリセット出来るでしょう。

マントラは平和や幸福を祈り、世界の恵みに感謝するためのもの。

大勢の人がそんな慈悲に満ちた気持ちでマントラを唱えるのですから、その場で音を聴いているだけでも多くの恩恵が受けられるでしょう。

トラウマを癒したい方や、傷付いて疲れた心に癒しが必要な方にもマントラチャンティングはお勧めです。疲れ果てて動く気が起きないような悲しみの中でも、マントラは唱えるだけで波動を調整し癒しを与えてくれるのです。

コンサートなどで歌う瞑想「キルタン」に触れる

「キルタン」とはサンスクリット語で「歌う」という意味の言葉です。

ヨガにおいてキルタンというのは、音楽に合わせてマントラを唱えていく事を指します。この歌いながら唱えるというのもヨガの練習のひとつとして捉えられていて、バクティヨガというヨガの流派に派生したものです。

インドには古来から伝わる独自のインド楽器が何種類もあります。そういった楽器の持つ、音楽の力というのもヒンドゥーの世界では重視されています。

インドの神様の絵を見ていると、笛や太鼓のような楽器を持った神様が出てくるのもそういった事に由来しているのでしょう。

インドの古典楽器は神聖なものとして扱われているのです。

キルタンでは、ハルモニウムというピアノのようなインド楽器を主に用います。音楽と共に歌うようにマントラを唱えるので、通常のマントラチャンティングよりも心に入って来やすく、瞑想に興味が無い方でも音楽として楽しめます。

ただ瞑想をしようとしても雑念が多く難しいというのが、一般の人に多い感覚ではないでしょうか。キルタンは音楽という誰の心にも響く美しい芸術を通す事で、よりスムーズに瞑想状態に達するのを助けてくれます。

キルタンを聴いて深い瞑想状態に入ると、潜在意識が活発になります。そこにマントラと音楽の波動が加わると、ネガティブに偏りがちな潜在意識を浄化し、ポジティブに書き換えてくれるのです。

潜在意識の書き換えをしたいが、何からすれば良いかわからないという方には特にキルタンのような方法がお勧めです。聴いているだけでポジティブなエネルギーに触れられて、潜在意識をクリアにしてくれるでしょう。

5分で実感出来る!マントラ瞑想のやり方

ヨガには沢山の流派がありますが、キルタンの派生した流派であるバクティヨガでは特にマントラチャンティングが重要視されています。

本格的なマントラ瞑想というのもあるのですが、なかなか突然それは難しいでしょうから、まずは簡易的にマントラを瞑想に取り入れてみましょう。

瞑想中は顕在意識が静まり、潜在意識にポジティブなエネルギーが入りやすくなっています。その状態で高い波動を持つマントラを唱えれば、より自分自身の波動を高める事が出来て引き寄せに繋がるでしょう。

それでは簡単なマントラの取り入れ方について見ていきましょう。

瞑想中にマントラCDを聴いて潜在意識をポジティブに変える

マントラは音自体が意味を持ち高い波動を発しているため、聴くだけでも潜在意識にポジティブな影響を与えてくれます。特にガヤトリーマントラやシャンティマントラなど全てのものに感謝を捧げ平安を祈るようなマントラは、いつ聴いても良いものです。

マントラはCDなども手に入りますし、最近ではネットでも簡単に見つけられます。まずは瞑想中にマントラCDをかけて、より心の平安を促すというのもお勧めです。瞑想状態になかなか入りにくいという方でも、マントラの響きに身を任せていると自然と集中出来るでしょう。

マントラは聴いているだけでも十分に意味があるものですが、長くマントラを聴き続けて音を覚えてきたら一緒に唱えてみるのも良いですね。

マントラを唱えるのに特殊な信仰や訓練が必ずしも必要なわけではありません。もちろんマントラは、本来は宗教的なものですが、私達個人がその音の美しさを楽しみリラクゼーションとして取り入れる程度ならば、気軽に親しんでも問題ないでしょう。

CDを聴くだけなら毎日の5分瞑想でも気軽に取り入れられます。簡単ですが、マントラの持つ波動の力で大きな変化を感じられるはずです。是非マントラの力を借りて潜在意識を浄化し、ポジティブに変えていきましょう。

本格的な音のヨガ「ナダヨガ」を学び効果的に潜在意識へ働きかける

本格的なマントラのパワーに興味が湧いたなら、ナダヨガを勉強してみるのもお勧めです。

音のヨガとも言われるナダヨガは、バクティヨガというインドのヨガ流派による実践法のひとつであり、マントラを通した音のバイブレーションを利用してエネルギーを高めていく自己鍛錬法です。

ナダヨガでは神聖な言葉と考えられている「サンスクリット語」を通して、私達のエネルギー体やチャクラに働きかけ浄化と調整を促します。また、ナダヨガの練習はとてもスピリチュアルなもので、波動や音の人間への影響などについても勉強します。

ナタヨガを学ぶと音の持つ波動の力について理解が深まるので、より波動を意識して生活出来るようになるでしょう。潜在意識の書き換えや、引き寄せの法則にも物事の波動が深く関係しています。

マントラやアファメーションの持つ音の波動は、潜在意識に影響を与えるくらいパワフルなものです。ポジティブな波動の音を取り入れる事で、効果的に潜在意識が書き換わり、現実が変わっていくでしょう。

まとめ

魔女のおまじない

マントラというと宗教色が強く難しいものと思われがちですが、実際には世の中全ての平和を祈るような優しいもので、誰に対しても開かれています。

特別な信仰が無くても、音の持つ波動の恩恵を受けるだけでも素晴らしい効果のあるマントラやキルタン。

瞑想の効果を倍増させる為にも、是非気軽に取り入れてみて下さい。

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