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潜在意識の書き換えに瞑想やアファメーションが効果絶大な理由を解説!

瞑想

こんにちは、管理人の凛です。

今回は瞑想とアファメーションが潜在意識の書き換えにもたらす効果をテーマにお話したいと思います。

アファメーションは肯定形の宣言で、例えば「私は成功する」と唱える事で、潜在意識にそうなるよう働きかけるものです。瞑想は心を静めて何も考えない事。つまり無心の状態を指します。

瞑想とアファメーションはそれぞれ現れる効果が異なります。アファメーションだけでも効果がありますが、瞑想と組み合わせて実行すれば、お互い足りない部分を補い合えるため、潜在意識の書き換えにおいてより強い作用を期待出来るでしょう。

ここでは瞑想とアファメーションの役割や潜在意識における効果などを具体的にご説明します。まずは潜在意識の書き換えに瞑想やアファメーションが効果をもたらす3つの理由について見ていきましょう。

目次

瞑想は潜在意識にある情報を消去する事に繋がるため

瞑想で心の中を真っ白にする状態は、潜在意識に植え付けられている情報を消去する事に繋がります。もちろんすべてを1回で消し去ることは出来ません。潜在意識は長い時間をかけて積み重なっているので、ゲームのリセットと同じようにはいかないのです。

しかし、瞑想を習慣化しておけばまず顕在意識が消去され、その後深いところに埋められた潜在意識へ到達するでしょう。そして潜在意識が洗われていき、植え付けられている思い込みを薄くしていきます。

瞑想を繰り返して行うことで潜在意識の浄化に作用するのはこのためで、少しずつ思い込みの枠を取り外して、あなたの世界観を広げることが出来るのです。

例えば、洗濯した時の状態を思い出して下さい。薄いシミは簡単に落とせますが、しつこい汚れを落とすには何度も洗わなければなりません。特に野球場の黒い土が付着していれば、白い靴下の汚れを落とすのはとても難しい作業になります。

一度では落としきれませんが、何度も洗濯していれば薄くなっていきます。瞑想はそれと同じ原理で、表層にある顕在意識の浄化を行い、次に潜在意識の消去が実行されるのです。正確には潜在意識を全く消し去ってしまうのではなく、現実に影響を及ぼさないレベルへ書き換える土台となります。

アファメーションは理想の姿を潜在意識へ上書きできるため

アファメーションは、瞑想のように思い込みを消去出来るわけではありませんが、なりたい自分の姿を潜在意識へ上書きするために行われます。

ただ、アファメーションで潜在意識を書き換えられたはずでも、何かのきっかけで元に戻ってしまう事があります。これは潜在意識をうまく浄化出来ていないからでしょう。

人の記憶は複雑に絡み合っていて、思い出したくない事を都合良く忘れます。ただ、過去の思い出に触れるような出来事を体験した時、綺麗さっぱり忘れていた感情や感覚を蘇らせてしまうのです。

「フラッシュバック」と呼ばれる言葉を聞いた事があるかと思いますが、これは気づかないうちに受けたトラウマ(心の傷)が、後から思い出される現象の事です。

高校時代にバスケットボールの選手だったとします。部活の顧問は厳しく指導し、投げかけられた言葉に3年間つらい気持ちを背負っていました。大人になって趣味でバスケットボールを始めたら、試合の際に顧問だった先生の言葉が蘇り、当時と同じミスを誘発してしまいます。

これは心に負った過去の傷を思い出した事によって、大人になって成長しているはずなのに、PTSD(心的外傷ストレス障害)を引き起こした状態と言えるでしょう。他にも交通事故や周囲による嫌がらせ、ご近所トラブルなどでも起こります。

フラッシュバックするような潜在意識を持っていた場合、アファメーションだけではそれを取り除けません。心に傷を負った際にきちんとケアしていれば、時間の経過と共に少しずつ癒されていきます。ただ、その当時のケアが不十分であった場合は潜在意識の中に残っているため、何度アファメーションを試みても書き換えを難しくさせてしまうのです。

PTSDの原因になる出来事としては、次のようなものが例に挙げられます。

  • 皆の前でひどい振られ方をした
  • 頑張って作った料理を捨てられた
  • 助けた相手に裏切られた
  • 目の前で事故が起きた
  • 自然災害に巻き込まれた

PTSDになるかどうかは人によって違います。問題なく克服できる方もいらっしゃいますが、そうでない場合は程度の差こそあれ、心に傷を負っている事になります。アファメーションで効果を高めるためには、潜在意識に植え付けられているPTSDを落ち着かせる必要があります。トラウマ解消には専門家の治療も必要ですが、信頼出来る方に相談することも大事です。

アファメーションの前に瞑想を行うことで心をフラットな状態に誘導できるため

アファメーションの前に瞑想を行う事で、取り乱している心をフラットな状態へ誘導出来ます。

「トラウマになるような出来事はない」という場合は、瞑想しなくても構いません。しかし、人は大なり小なりトラウマを抱えて生きているので、瞑想から入ってアファメーションを唱える事を試してみて下さい。

「私は大丈夫」という方に限って、実は大丈夫ではない状態に陥っているケースも見られます。「大丈夫」と自分に言い聞かせて行動している時点で、心の中に何らかの葛藤や不安を漂わせています。そのネガティブな感情や感覚を麻痺させて行動力を高められるよう、心を安心させる言葉として「大丈夫」と顕在意識に思い込ませているのです。

瞑想で無心になった状態のほうが、アファメーションで唱えた言葉も入ってきやすいでしょう。悩んだり迷ったりしている心持ちでは、何度唱えても潜在意識の書き換えは起こりません。ネガティブな感情と感覚に縛られている段階で行うと、間違った道へ方向転換する事も考えられます。現実的な何かに執着しているようなら、瞑想して心を穏やかにして下さい。

  • どちらの進路に進むべきか決められない
  • 仕事と結婚の間で揺れている
  • 退職したいけれど決断出来ない
  • 断り文句を考えている際中

このような場合は、瞑想を行う事で心のバランスを図れるようになります。大きな出来事だけが心を支配するのではなく、日常に潜む身近な話題があなたに影響を及ぼしているのです。だからこそ、アファメーション前の瞑想をおすすめします。

潜在意識の書き換えに瞑想をうまく利用する!条件や正しいやり方を確認

瞑想の効果を最大限に引き出すには、正しいやり方と条件を覚えておいて下さい。必ずしもその通りに実行する必要はありませんが、どうすれば良いか分からない場合は参考にすると良いでしょう。

瞑想を行うために心の落ち着く環境を用意する

瞑想はどこで行ってもかまいませんが、心の落ち着く場所を選んで下さい。自分の好きな部屋。旅行先の観光地など、あなたの心が静まるなら制限はありません。

適していると思われる環境の例を以下に挙げますので、参考にしてみて下さい。

  • 神社やお寺の境内
  • 美しい自然の中(星空の下・緑に囲まれた森・水の流れが緩やかな場所など)
  • 海外の古城やプライベートビーチ
  • 旅館やホテルの部屋
  • リラクゼーション施設やクラッシックのコンサート会場

瞑想の方法とポイント

瞑想は目を閉じて行います。そして姿勢をまっすぐ正し、呼吸を深くして下さい。余計な事を考えず、ゆったりとした呼吸を感じましょう。過去の失敗や苛立ちを忘れ、今の自分を受け入れる状態です。

注意しておきたいポイントは以下の通りです。

  • 姿勢を崩さない(猫背を避ける)
  • 呼吸を浅くしない(複式呼吸を心がける)
  • 邪魔になる音を消す(瞑想に集中する)

寝転がって目を閉じる方もいますが、それは正しい瞑想ではありません。無心になる事は可能でも、そのまま寝てしまう恐れがあります。「眠ったらダメ」とまでは言いませんが、眠りたいなら瞑想ではなく就寝して下さい。

瞑想する時間に決まりはありません。ただ、あなたの心が「心地良い」と思える状態で終わらせましょう。そのため人によっては30分以上の場合もあったり、3分で完了したりする事もあります。目を閉じるため時間の感覚が薄れますが、あなたの感覚で行って下さい。初めは5分くらいから様子を見ましょう。

余計な考えが混じり始めたらやめる

瞑想中に余計な考えが混じり始めたら、一度辞めて時間を置きます。目を閉じていると、「そう言えば明日の予定はどうなったかな」「お腹すいてきたかも」と様々な思考が湧いてくる場合もあるでしょう。意図してその思考を引き寄せたわけではなくても、目を閉じていればふとした瞬間に頭の中をよぎってしまいます。

途中で「しまった。瞑想中だった」と気づいて戻れるなら、続けても問題ありません。しかし、余計な思考が進んでしまった場合は、もう瞑想している状態ではなくなるため辞めて下さい。

思考を停止させるのが難しいなら、瞑想の前に単純作業をする方法もおすすめです。例えば庭の草むしりや食器洗い、散歩や写真撮影など、何も考えないで行動出来る作業で練習をして、思考を停止させるとはどういう脳の状態か体験してみましょう。

瞑想は出来れば毎日続ける!忙しければ週末だけでもOK

理想を言えば毎日続けて下さい。忙しくて瞑想の時間をとれない。なかなか落ち着けないなどの事情があれば、毎日行うのではなく、週末だけ取り組んでもかまいません。何かつらいと感じた時。日常に閉塞感を持った時。自分のタイミングで行動すれば良いです。

瞑想とアファメーションを1つのセットにして、瞑想5分+アファメーション5回のプログラムを作ったり、瞑想のみを1ヵ月続けたりする方法も問題ありません。潜在意識にネガティブな感覚が残っているうちは、瞑想を忘れないようにしましょう。

瞑想が顕在意識に抱えるストレス軽減にもなる

瞑想を続けているうちに、顕在意識も浄化され、顕在意識に抱えているストレスも減っていきます。「何でこんなくだらない事にこだわっていたのか」というような感覚になり、これまでの自分から解き放たれるでしょう。

それだけで全てのストレスが解消するわけではありませんが、瞑想を続けていれば事実の認識だけで終わるようになり、不安や不満を感じにくくなります。現時点で不満に感じている現実を受け流せるようになるのです。

そしてストレスが軽減した結果、身の回りにある豊かさに気づける事もあります。いつも当たり前に存在している自分にとっての豊かさを知る事で、今の現実に生きている幸せを感謝出来る方もいます。

正しいやり方で行えば、顕在意識の浄化が潜在意識に繋がるでしょう。

瞑想と座禅はどちらも無心で行うため似ている 手軽に行えるのは瞑想の方

瞑想と言えば、座禅を連想する方も多いかもしれません。これらは同じような状態で、どちらも無心で行う事に変わりはありません。

ただ、ヨガを実践している方にはお馴染みの「瞑想」ですが、「座禅」は精神統一を行うための修行の1つ。似ているようでも、取り組むべき概念に違いがあります。

また、座禅は宗派によってやり方も異なり、心の中で呼吸を数える事もあります。さらに座禅には僧侶が登場し、しっかり取り組めていない場合は、「警策」と呼ばれる木の板で肩を打たれます。手軽に行えるのは瞑想の方で、座禅に取り組むならお寺に足を運ぶ必要があります。

依存体質の人はアファメーションより瞑想を優先させる

アファメーションは多くの方に有効ですが、性格的に向いていない場合もあります。それが依存体質の方です。依存とは別の何かに頼って生きること。つまり、心のより所として、自分以外の何か、他者の存在が必要不可欠な状態です。

効果ゼロとは言いませんが、自分が何に依存しているかを知らなければ、いくらアファメーションを唱えたところで潜在意識の書き換えは難しくなります。また、依存されやすい方の場合は、一般的な責任よりも重圧を感じている可能性が高く、重圧を感じながらも頑張ろうとします。どちらもアファメーションよりは、瞑想を優先させた方が良いでしょう。

依存と協力は違います。主婦の方は旦那さんの収入が軸となっている事も多いですが、家事や子育てを引き受けているなら依存には当てはまりません。「俺の方が稼ぎも良い」と旦那さんに言われたとしても、それは単に役割分担をしているだけなので、依存している状態に当てはまらないのです。旦那さんが仕事に集中出来るよう家事で協力している事になるので、収入の種類や金額の大小に視点を置かないで下さい。

支援と依存も違います。学生は勉強する事が本分となっているため、親に支援してもらっている状態を依存とは呼びません。

依存している状態とは、次のような状態を指します。

  • 勉強や仕事をしていない
  • 家事の手伝いをしていない
  • 遊んで暮らしている

保護しなければならない子供ならまだしも、大人になって働きもせず、親の年金を当てにしているような状態は明らかな依存です。親の介護をしているなら分かりますが、何もしないで世話をしてもらっているなら、アファメーションよりも先に自分を見つめ直さなければいけません。

まとめ

以上のように、潜在意識の書き換えを行うには、瞑想とアファメーションが役立ちます。効果的なやり方を実践すれば、願いを叶えるために必要な意識へ変えられます。自分のペースで繰り返し、望んでいる未来を引き寄せて下さい。

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