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【鏡を使った自己暗示(自己催眠)の方法】潜在意識に強力に作用しダイエットにも効果抜群!

こんにちは、管理人の凛です。

今回は鏡を使った自己暗示をテーマにお話したいと思います。

自己暗示というと少し「怖い」と感じるかもしれませんが、怖がる必要はありません。逆に自分に対して暗示をかけることで、思い通りの人生を歩むことが出来たり病気やダイエットに大きな効果をもたらしたりしてくれます。

ここでは、自己暗示についての基本的な内容と鏡を使用する意味なども紹介しています。あなたの夢や願望を叶えるきっかけにも出来ますので、ぜひ、参考にしてみて下さい。

目次

自己暗示の目的は潜在意識を書き換えること

自分で自分の考え方を変える自己暗示ですが、その目的は、潜在意識の書き換えにあります。潜在意識は、私達が意識していない領域で働いている意識で信念となっているものです。

例えば、「レモン=すっぱい」という情報は、多くの人が信念として持っていますが、催眠術師が「レモン=甘い」と情報を書き換えると、レモンを食べた時に甘いと感じるようになります。

このように、潜在意識が変われば現実の世界も変わります。「貧しい→豊か」、「太っている→理想の体型」と潜在意識を書き換えることで、夢や願望を現実にすることが出来ます。

潜在意識の書き換えで現実が変わる理由は振動数の変化

「類は友を呼ぶ」とか「引き寄せの法則」と言いますが、これは、宇宙の原理を表現したものです。私達の肉体を含め、全ての物質は量子で出来ています。量子は、観測した時に「素粒子」となり、観測していない時は「波」となるものです。

この目には見えない波には振動数があり、同じ振動数のものは引き寄せ合う性質があります。つまり、自己暗示によって「考え」という波の振動数が変わると、今までとは違った現実が引き寄せられるという事です。

まとめると、自己暗示によって私達の信念を変えることで振動数が変わり、現実を変えることが出来る、そのために役立つツールが「鏡」になるという事です。

鏡を使うことによる3つの効果

鏡を使って自己暗示を行うという方法は、日本の自己啓発の元祖である中村天風さんが考案したものです。

中村天風さんは、寝る前に鏡に向かって「お前は信念が強くなる!」と言い、朝起きた時に「お前は信念が強くなった!」と言うようにしていたそうです。

やる事はとても簡単なので、ここでは、自己暗示に鏡を使うと効果がある理由についてお話しします。

視覚と聴覚によるアファメーション効果

まず、自己暗示に鏡を使うことで「視覚」を使ったアファメーションになります。アファメーションは、潜在意識をなりたい未来の記憶に書き換える技術ですが、鏡を使うことで五感に訴える力が強くなります。

対話をしている感覚になり潜在意識の書き換え作業への心理的抵抗がなくなる

鏡に向かって言葉を発すると、「誰か別の人に話しかけている感覚」と「人から自分に言われている感覚」になります。

「映し鏡」というように、鏡に映った自分は自分でありながら自己同一性から引き離された「自分」で、ある意味他者とも言えます。

他人に話しかけている感覚が強い場合は、「あなたは、豊かになる」とか「もっと美しくなる」と語りかけても心理的な抵抗(「そんな事はない」というセルフトーク)がなくなります。逆に、人に言われている感覚があると、言葉を受け入れやすいという場合もあり、潜在意識の書き換えがスムーズになります。

変性意識の状態に入りやすくなる

鏡に向かって語りかける最大の効果は、「変性意識の状態」に入りやすくなることです。変性意識は、通常の意識状態よりもぼーっとした状態、寝る前や起きたばかりの意識の状態です。

通常、目の前の鏡に映っている自分が自分自身に語りかけてくる事はありません。そのような非日常の状況を作り、潜在意識が書き換えられる変性意識の状態になりやすいのが鏡を使った自己暗示の特徴です。

鏡を使わなくても自己暗示は可能ですが、鏡を使うことでアファメーションの効果を大きなものに出来ます。潜在意識を書き換えて願望を実現したい方は、ぜひ、鏡を使った方法も試して下さい。

鏡を使った自己暗示の3つのポイント

鏡を使うことで自己暗示の効果を高めることが出来ますが、さらに確実に潜在意識を書き換えるために「リラックスした状態ですること」や「習慣にすること」も意識してみて下さい。

リラックスした状態で自己暗示を行う

まず、潜在意識は、緊張していたり不安になっていたりする状態の時は書き換えることが出来ません。朝起きたばかりの時や寝入る寸前にアファメーションをすると良いと言われますが、リラックス出来ている状態だから、というのが理由です。

鏡を見て言葉を話すことに抵抗がある時は、朝起きてすぐにするようにしたり、アロマを焚いたりしてリラックスできるような工夫をしてみて下さい。

お風呂場の鏡で入浴中に自己暗示をするように習慣づける

お風呂場に鏡があるなら、入浴中に鏡に向かって自己暗示をするのもおすすめです。中村天風さんのやり方を応用して、体を洗う前に「もっと綺麗になる」と言い、洗い終わった時に「綺麗になった」と言う方法も考えられます。

お風呂場に鏡がない場合は、脱衣所(洗面所)の鏡を利用することも出来ます。入浴する時に自己暗示すると決めておけば、いつの間にか止めてしまったという事もなくなります。

常に鏡を手元に置いて笑顔を絶やさないようにする

中村天風さんは、常に鏡を手元に置いておき、朝起きてから寝るまでの間、笑顔を崩さないようにしていたそうです。潜在意識の書き換えには、リラックスしていることが大切とお話しましたが、笑顔を崩さないように気をつけるのも良い習慣になります。

人間は、笑顔にしていると楽しい気分になります。その状態を保つようにして、適宜、鏡に向かって自己暗示をすれば、さらなる大きな自己暗示の効果が期待できます。

ここでは3つのコツについて紹介しましたが、楽しく自己暗示が出来る方法については、みなさんでも考えてみて下さい。潜在意識の書き換えをするには、楽しく続けられることが重要なポイントになるからです。

鏡を使った自己暗示でダイエットをする方法

 

鏡を使った自己暗示とダイエットは、とても相性が良いと言われます。ただし、ダイエットの場合は、潜在意識にどんな情報を送るのかが難しくなります。例えば、今よりも「5kg体重が減っている」というだけでは、目標を達成した時の臨場感がわきにくいと思います。

そこで、この章では、自己暗示をする際のアファメーションの作り方のコツや内なる声が抵抗してきた時の対処法などについて説明します。

現在進行形の文かダイエット成功後の未来の文でアファメーションを作る

ダイエットをしようとしている人が鏡に向かって「あなたは痩せている」と言っても、なかなかピンとこないと思います。この問題を解決するには、現在進行形の文章にするか、ダイエット成功後の未来を文にまとめるようにします。

現在進行形の文では、「あなたは、どんどん痩せて健康的になっています」というように「変化していること」をアファメーションにします。

ダイエット成功後の未来をまとめるなら、「ダイエットに成功して彼氏が出来た」とか「○○の洋服が着られるようになった」など「痩せた時にしたい事」にフォーカスをずらします。

心理的な抵抗を感じた時は「健康」や「魅力」という視点で暗示をかける

鏡に向かって自己暗示をした時に、どうしても心理的な抵抗を感じてしまう時は、「健康」や「魅力」という視点で自己暗示をするのがおすすめです。

「あなたは、ますます健康的になる」とか「あなたは、どんどん魅力的な人間になる」のような表現なら、内なる声の抵抗も少なくなるはずです。

日常での口癖にも気をつけるのがコツ

日常の口癖も自己暗示の効果があります。体重が増えてしまったことや太っていることを言葉にすると、その事で潜在意識が書き換わってしまいます。逆に、芸能人などで「焼き肉をたくさん食べても全然太らない」などと言っている方がいますが、これも自己暗示の効果があります。

ダイエットの障害となる口癖に気づいた時は言わないようにして、食事の際に「これでますます健康的になる」とか「どんどん素敵になる」と言ってみるのもおすすめです。

鏡を使った自己暗示で自信をつける方法

鏡を使った自己暗示をすることで、自分に自信をつけることも出来ます。夢や目標があったとしても「そんなの出来っこない」と思ってしまったり、「今の私はダメなんだ」と感じてしまうかもしれません。しかし、「絶対に私は出来る」、「私は、今のままでも価値がある」と思えるようになれば、どんな目標でも叶いやすくなります。

まず、自信にはエフィカシーと自尊心の2つの意味があります。

エフィカシーは、「自分の能力に対する自己評価」の事です。エフィカシーが高い状態では、どんなに高い目標や夢に対してでも「達成できる」と潜在意識で信じることが出来ます。逆にエフィカシーが下がっていると、潜在意識レベルで成功を信じられないので夢が叶わない事が多くなります。

次に自尊心というのは、ありのままの自分を認められる能力です。自尊心が高い状態だと、どんなに苦しい状況の時でも「自分には価値がある」と信じられます。逆に自尊心が低くなると、「自分はダメなんだ」と自分自身に対して責める心が生じてしまいます。

エフィカシーを高めるための言葉「あなたはすごい!」などを使う

エフィカシーを高める言葉に、斉藤一人さんが勧めている「自分はすごいんだ」があります。鏡に向かって自己暗示をする時は、「あなたはすごい!」や「あなたは、なんでも出来る!」などアレンジして使えます。

また、中村天風さんのように就寝前に「あなたは、すごい人間になる!」といい、起床後「すごい人間になった!」と言ってみるのもおすすめです。

自尊心を高めるための言葉「そのままで良いんだよ」などを使う

自尊心を高めるには、ありのままの自分を受け入れる必要があります。鏡に向かって言うなら「そのままで良いんだよ」、あるいは「自分(あなた)を許します」も効果的です。

ありのままの自分を受け入れることができ、どんな高い目標でも達成出来ると信じられれば、お金や仕事などの自己暗示も成功しやすくなるでしょう。

鏡を使った自己暗示で病気を治す方法

日本では、古くから病気の治療に「暗示」の力を活用していました。例えば、夜船閑話の著者である白隠慧鶴は、独自が編み出した内観法(軟酥の法)を行うことで病や経済的な困窮から回復できると教えています。

白隠慧鶴は、「駿河には、過ぎたるものが二つあり、富士のお山に原の慧鶴」と言われるほど、人々から信じられているお坊さんです。鏡を使った自己暗示も「信じるものは救われる」という気持ちで取り組んでみて下さい。

悪い部分以外の「健康である部分」に感謝する

感謝をすると病気が治るという話があります。例えば、腰に痛みがある時に「腰が痛い」とか「腰が悪い」と言ってしまうと、マイナスの自己暗示となってしまいます。

鏡に向かって自己暗示をする時は、「目が見えて幸せだ」とか「手足が動くだけでありがたい」など悪い部分以外に感謝をするようにします。

その後、十分に健康である部分に感謝が出来たら、その事に気付かせてくれた「腰」に感謝する気持ちで「私は健康だ」「健康でありがたい」と言うようにすると心理的な抵抗が少なくなります。

心理的抵抗がある時は慈悲の瞑想をしてみる

どうしても鏡に向かって「健康です」という事に抵抗を感じる時は、慈悲の瞑想を同時にしてみるのがおすすめです。慈悲の瞑想は、自分と自分以外の全ての幸福を願う瞑想です。

病気の場合なら、「私が健康でありますように」から始まり、「私の家族が健康でありますように」と抽象度をあげていき、最終的には「生きとし生けるもの全てが健康でありますように」と唱えます。

他者の健康を願うだけなら心理的な抵抗はありません。人間の脳は、主語を理解しませんので、結果として自分の健康に対しての自己暗示にもなります。

鏡を使った自己暗示の危険はリラックスして行うことで防げる

鏡を使った自己暗示は、危険を伴うものではありません。もちろん、鏡に向かって愚痴や泣き言などを言うのは良くないですが、あえて、そんな事をする人もいないと思います。

鏡に向かって自己暗示をする際は、リラックスした状態で行うことと、出来るだけ心地良い言葉を選ぶことを心がけて下さい。また、自己暗示に効果があるんだと信じることも大切です。

自己暗示やアファメーションは、基本的に「心地良いもの」です。鏡に向かって暗示文を唱えてみて違和感を感じたり、嫌な気分になったりする時は、別の方法も試してみることが大切です。自分に合った「潜在意識の書き換え方」と言うものが必ずありますので、楽しく出来るものを選ぶのがおすすめです。

まとめ

鏡を使った自己暗示は、潜在意識に対して強力な作用をもたらします。夢や目標がある時は、まずは、自信をつけるところから始め、心を良い状態に保てるようになってからお金や美容、健康などの自己暗示をするのがおすすめです。

人は、何かを成し遂げたから「すごい」のではなく、お釈迦さまの盲亀浮木の例えにあるように、人として生まれただけで大きな価値がありますし、生きているだけで感謝できるようになります。

この考えを潜在意識に入れることが出来れば、夢や目標が叶わなくても幸せ、叶えばもっと幸せ、という状態に出来ます。

鏡を使った自己暗示は、幸せになるために非常に役立つと思いますので、興味がある方は、ぜひ試してみて下さい。

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