【パラレルワールドは実在する】存在の意味と体験者が語る平行世界への行き方
こんにちは、管理人の凛です。
パラレルワールドとは、平行世界、並行宇宙、平行時空とも呼ばれ、私達が今いる世界と並行して存在する別の世界のことを言います。私達の人生は一つだけだと思われていますが、実は、過去のある時点で別の選択をした全く別の人生が他に存在している可能性があるのです。
例えば、大学進学をして就職をして今は会社員のあなたも、別の世界では、もしかしたら歌手になる夢を実現し、華やかな世界で活躍しているかもしれません。「もしもあの時、別の選択をしていたら」…パラレルワールドにいる自分は、どんな風に過ごしているのでしょう。
今回は、このパラレルワールドが実在すると思われる根拠と存在する意味、そして体験者が語るパラレルワールドへの行き方をお話しますね。
パラレルワールドは実在する
パラレルワールドは、空想上のものだと思っている方も多いと思いますが、実は、物理学者の間では有名な概念なのです。また、パラレルワールドの実在を思わせる事例が、世界中にいくつも報告されています。ここからは、その一部をご紹介します。
量子力学の「多世界解釈」と「相互干渉多世界」
最初に少しだけ難しいお話をしますが、お付き合いくださいね。
パラレルワールドは、量子力学の世界ではよく知られた概念です。1957年、当時プリンストン大学の大学院生だったヒュー・エヴェレット3世は、「多世界解釈(Many World Interpretation:MWI)」という理論を提唱しました。
これは、量子効果によって無数の宇宙が生じ、その一つ一つで異なる現象が起きているという考え方です。量子力学でパラレルワールドが認識されるようになったのは、これが始まりであると考えられています。
更にそこから発展して、2014年、豪グリフィス大学と米カリフォルニア大学の合同研究チームは「相互干渉多世界(Many Interacting Worlds)」で、「パラレルワールドは存在するばかりでなく相互に影響し合っている」という新理論を発表しました。
この理論は、パラレルワールド同士は反発し合っていて、違うものになろうとする力が発生している、という考え方です。例えば、何かを選択する時にこれまでの自分と違った行動をとる時には、パラレルワールドの影響を受けている可能性が考えられるというわけです。
存在しないはずの昭和65年から来た男
パラレルワールドから来たのではないか、と思われる人物が発見された事例もあります。
2017年3月14日、北海道函館市大川町のコンビニで、「壱万円硬貨」を使用した男が詐欺の疑いで逮捕されました。とてもよくできた硬貨で、店員は本物の硬貨と勘違いしたそうです。
でも、考えてみれば現代日本に壱万円硬貨は存在しません。しかも、驚くことに、この壱万円硬貨には昭和六十五年と記されています。この世界では、昭和の最後は64年で終わっており、日本に昭和65年は存在しないはずなのに、です。
そもそも、詐欺だとしても、すぐに偽物と分かるようなコインを使ったりするでしょうか。もしかしたら、この男は次元の違う世界の日本から来ていて、そちらの世界では昭和65年が存在していたとしたらどうでしょう?それならば、男にとってその壱万円硬貨は日常的に使用しているものなので、何の躊躇もなくコンビニで使用したのも頷けます。
実はこの他にも、昭和六十五年と記された壱万円硬貨は、2012年に茨城県で見つかっていたことをはじめ、何件かの報告事例があるようです。本人も気が付かずにパラレルワールドを行き来してしまう人がいて、そちらの世界には昭和65年も壱万円硬貨も存在している…そんな可能性があるのではないでしょうか。
イギリスの小さな村に突如現れた緑色の兄妹
パラレルワールドから来た人々ではないかと思われる人物の報告事例は、日本に限ったことではありません。12世紀、イギリスのウールピット村に、突然2人の子供達が現れました。この子供達は兄と妹でしたが、2人とも肌が緑色で、どこの国のものでもない不思議な言語を話したそうです。
村人は2人を保護しましたが、兄はやがて病気で亡くなりました。一方、生き残った妹に関しては、だんだん肌の緑色が消えてゆき、後に英語を話せるようになったと言われています。そして、自分達は、太陽が輝かずいつも夕暮れのような光の土地に住んでいたが、ある日騒々しい鐘の音を聞いた後に、突然ウールピットに現れたと語ったそうです。
この子供達は、何らかの時空の歪みに巻き込まれ、パラレルワールドを超えてこちら側の世界に来てしまったと考えられます。
パラレルワールドが存在する2つの意味
パラレルワールドが実在するらしいということはわかりましたが、その存在には何か意味があるのでしょうか?これに関しては、以下の2つが考えられます。
1.宇宙はクローンを作って異なる体験を積んでいる
パラレルワールドが存在する意味の一つには、宇宙が自らのクローンを作り、異なる体験を積もうとしているためではないかという考えがあります。
例えば、ある空間に丸い球体がいくつも浮かんでいて、その一つ一つが宇宙だと仮定して下さい。これがパラレルワールドだとここでは考えます。このように、パラレルワールドとしてクローンを作るのは、宇宙が、異なる体験を積むことを望んでいるからです。
私達が一つ一つの選択をすることで人生を作っていくように、宇宙も、万物の行動や思考の影響による異なる世界を形成していくのです。私達がパラレルワールドの中に複数存在して違う人生を送れるように、宇宙も一つ一つ異なる運命を内包しています。そうして、選択の違いによる全ての結論を体感しているのです。
あらゆる善も悪も体験し、宇宙はより純度の高い高次の愛を体現していくことを望んでいるのではないでしょうか。
2.並行する宇宙が互いに影響し合いながらその寿命を延ばしている
次に、宇宙は線のように伸びていて、未来を形成することでどんどん長くなる存在だとイメージしてみて下さい。パラレルワールドとは、この線が複数あり、並行して存在している状態です。隣り合う線であるパラレルワールド同士は、互いに影響し合い、私達の潜在意識を使ってコンタクトし合っていると考えられます。
例えば、ほんのちょっとした選択で惨事を免れることもありますよね。そんな時には、パラレルワールドの別の世界の意識の影響で難を逃れた可能性があります。
ある日、私の友人は、仕事が終わった後にいつも通り帰ろうと思ったのですが、その日に限って何故か同僚の仕事を手伝おうと思い直し、いつもより15分ほど遅く会社のビルを出たそうです。友人はそこで、恐ろしい光景を目にしました。
いつも渡る交差点で事故があり、2台の車が潰れ、道路にも血痕が残っていたそうです。もしもこの日同僚を手伝おうと思わずに退社していたら、時間的にこの交差点で事故に巻き込まれていたことでしょう。
こういう時、実は事故に巻き込まれる運命の世界が存在していて、それが友人の意識に何らかの影響を与え、事故に遭わずに生き続ける世界を形成したと言えます。何故このようなことが起こるかというと、宇宙はパラレルワールドを形成することで互いに影響し合い、個人レベルの選択まで変えることにより、未来へと長く伸びる世界を形成しようとしているのです。
例えば、人類が愛と平和を選択すれば地球は長く繁栄していきますが、もしも憎しみと争いを選択すればいつしか滅びてしまうでしょう。ですから、宇宙はパラレルワールドとなって、異なる選択肢から起こるあらゆる結果を経験し、潜在意識レベルで影響し合うことで、互いの寿命を延ばしていると考えられます。
体験者が語るパラレルワールド(平行世界)への行き方
実際に、パラレルワールドへ行くにはどうしたらよいのでしょうか。ここからは、有名な瞑想家の提唱する方法からエレベーターを使った実際の体験談、そして時空のエラーによる一瞬のトリップについてご紹介します。パラレルワールドに飛び込んでみたい方は必見ですよ。
瞑想法「クォンタム・ジャンプ」でパラレルワールドへ行ける
アメリカには、「アメリカの修道僧」として親しまれているバート・ゴールドマンさんという90代の元気な瞑想家がいます。このバートさんは、50年にも及ぶ修行を重ね、なんと瞑想によって自由にパラレルワールドへ行けるようになったというから驚きです。瞑想の力は凄いですね。
肉体が移動するわけではないのですが、瞑想することによって精神的テレポーテーションが起こり、夢を見ているかのような状態でパラレルワールドへとトリップできるそうです。この瞑想によるパラレルワールドへのジャンプを、「クォンタムジャンプ」と呼びます。
バートさんの説明によると、私達の周囲には無数の多元宇宙が広がっているけれど、普段は周波数が合わせられません。しかし、ラジオのように周波数を合わせることができれば、パラレルワールドの世界に入り込むことができるようになり、もう一つの世界をリアルに体感できるのだそうです。
パラレルワールドでは、現在の自分とは違う道へ進んだ自分に出会い、そこから様々な知識を得られるようです。羨ましいですね。これは是非、もっと具体的な手段が知りたいとバートさんの公開しているサイトを拝見しましたが、会員登録とお金が必要なようです。でも、「瞑想で周波数を合わせて精神を飛ばす」という方法は、頑張れば、もしかしたらできるようになるかもしれませんね。
エレベーターを使ってパラレルワールドへ行く方法を試したAさん(30歳・女性)
都市伝説として扱われてはいますが、パラレルワールドへ行くためにエレベーターを使う有名な方法もあります。そのやり方は以下の通りです。
まず1人でエレベーターに乗ります。4階→2階→6階→2階→10階→5階の順番に移動します。誰にも会わずに5階までたどり着けると女性が乗って来ますが、絶対に話しかけてはいけません。
女性が乗り込んだら1階のボタンを押します。するとエレベーターは1階には降りずに10階へと上がります。そのまま10階でエレベーターを降りることができたら、パラレルワールドへ行けるそうです!
ポイントは必ず1人で乗ることなので、途中で5階の女性ではない他の人が乗ってしまったら、またやり直すしかありません。なかなか大変そうですね。
当ブログの読者であるAさん(30歳・女性)も、パラレルワールドに行ってみたいと思い、自宅マンションのエレベーターで試してみたそうです。ところが、いつも途中で宅配便の男性が乗り込んできてしまうため、ある日、自宅とは別のビルで試すことにしました。
無事に4階→2階→6階→2階→10階と進んでいき、次が5階だ、という時に、また宅配便の男性が乗り込んできました。Aさんは残念な気持ちで帽子を目深にかぶった男性を見ました。その時に「あれっ?」と思ったのは、その男性はいつも自宅マンションで乗り込んでくる宅配便の男性と同じ男性なのです。
帽子で顔は隠れていますが、モジャモジャとしたヒゲに見覚えがあります。自宅マンションであれば、宅配便の男性が毎回同じでも不思議はありませんが、その日は自宅から3駅離れた場所にあるビルのエレベーターに乗っていいたため、とても違和感を覚えたそうです。
そして、エレベーターが5階に着くと、男性はくるりとAさんを振り返り、突然耳をつんざくような大声で「準備がまだだ!」と叫んだそうです。Aさんは飛び上がるほど驚いたそうですが、男性はそのまま5階で降り、それきり出会うことはなかったそうです。
Aさんはこの時の経験がトラウマとなり、エレベーターでパラレルワールドに行く方法はあきらめ、今はヨガや瞑想で精神を飛ばす練習をしているそうです。肉体ごとトリップするよりは、精神で旅するほうが現実的かもしれませんね。
実は、パラレルワールドに行く際に、このように謎の人物に遭遇し、元の世界に戻される話はいくつも報告されています。時空を管理する何らかの存在がその人に捉えやすい姿で現れるのかもしれないですね。
時空のエラー:実はほとんどの人がパラレルワールドに行っている?
あえてパラレルワールドに行こうとしなくても、大きな地震の時などに時空にエラーが生じ、パラレルワールドを見てしまう報告例もあります。このエラーは故意に引き起こせるものではありませんが、普段から小さなエラーは起きていて、実はほとんどの人がパラレルワールドを垣間見た経験があると考えられるのです。
皆さんは、今までにデジャブ(既視感)を経験したことがありますか。デジャブとは、初めて経験する出来事なのに「同じ経験を以前にもした気がする」と感じたり、初めて訪れる場所なのに「何故か以前にも来たような覚えがある」と感じたりすることです。
これは脳の情報処理システムの誤作動が原因ではないかという説もありますが、この他に、理論物理学者ミチオ・カク博士が、デジャブをパラレルワールドと関連づけた解説をしています。
ミチオ・カク博士によると、デジャブ現象は、パラレルワールドを一瞬垣間見てしまうことによって引き起こされている可能性があるといいます。不意に起きた時空のエラーにより、一瞬別の世界に意識が飛んでしまうことが、デジャブ現象のメカニズムと考えられるのだとか。
ノーベル物理学賞を受賞したスティーブン・ワインバーグ氏も、この考えを支持しています。例えば、ラジオを聴いている時にうっかり操作ボタンに触れてしまうと、突然別の周波数の放送を聴くことになります。このような小さなハプニングで別の世界に足を踏み入れてしまう瞬間があり、この一瞬こそがデジャブ体験であるというのです。
もしも、あなたが生活する中で「あれ?これと同じ経験を以前にもしたことがある」と感じたら、それはパラレルワールドを垣間見た瞬間なのかもしれませんよ。
まとめ
私達が生きる世界は一つではなく、実はいくつもの世界が同時に存在しています。パラレルワールドの他の世界では、別の道を選んだあなたの人生があるのかもしれませんし、もう二度と会えないと思っていた人と共に歩む人生が存在しているのかもしれません。
パラレルワールドがあるのだとしたら、人生の選択を後悔する必要はないのかもしれません。パラレルワールドの存在に思いを馳せることが、どうか今ある世界を生きていく皆さんの癒しとなりますように…。