《潜在意識》ポジティブになるアファメーションのやり方と例文19選!
こんにちは、管理人の凛です。
今回ご紹介する内容は、ネガティブからポジティブになるためのアファメーションのやり方と例文になります。
ネガティブな言葉というのは潜在意識に悪い影響しか与えず、常にネガティブな思考をしてしまうのは潜在意識に悪いことばかり刻まれてしまっているためでもあるのです。ですから私達人間が生まれてからこれまでの間に、他者から聴いたり浴びせられてきたネガティブな発言よりも、もっともっと多くのポジティブな言葉を使うようにする必要があります。普段自身が使用している言葉に出来る限り意識して、潜在意識をネガティブからポジティブへと上書きしましょう。
アファメーションは、世の中で成功している人や理想通りの人生を送っている人が意識せずとも行っている、謂わば『奇跡』のようなものです。
人間が放つ言葉というのは物凄い力を持っており、潜在意識に働き掛けて理想通りの自分を引き寄せる方法となります。
・いつもイヤな方向にばかり考えてしまう。
・どうせ私なんて…とか、私にはムリだ…と決めつけてしまう。
・人から言われた言葉を、どうしても悪い意味に捉えてしまう。
・否定ばかりしてしまう自分がイヤだ。
そんな風に自分はネガティブな人間だと感じている人は、自分の可能性を自分自身で決めないで下さい。行動を起こさなければ、理想の自分は手に入りません。あなたの中の潜在意識を書き換えて、ポジティブな思考でいっぱいにするのです。
潜在意識を書き換えてポジティブになるための方法は色々とありますが、最も効果があるとされているアファメーションを試してみましょう。
アファメーションとは、肯定的な言葉を使って断言すること
アファメーションには、肯定・確定・断言の意味が込められており、「私ならやれる」とか「私はすごい」などと、自分自身を褒めてあげるようなポジティブな言葉を口癖のように繰り返し唱えることが大事なポイントとなります。
古くより言霊(ことだま)といった言葉が存在しているように、私達人間が発する言葉には不思議なパワーが宿っているのです。
ポジティブな言葉を使って自分自身を肯定してあげ、それを繰り返し唱えて潜在意識に刻まれたネガティブをポジティブに書き換える。そうすることで、ポジティブなあなたを引き寄せてくれます。
上手く潜在意識を書き換えることが出来れば、まだ実現されていない「理想の自分」を実現化させるために、潜在意識が働いてくれるでしょう。
アファメーションはこの文章じゃなければいけないといった、決まった内容はありません。捉えるべきポイントはありますが、あなたが手に入れた理想の自分に見合った文章を、あなたなりの言葉で作ればいいのです。
もちろん、やり方を間違えてしまえば何度唱えても効果を得ることは出来ないですが、正しい方法で行えば必ずそれに応えてくれるでしょう。
ネガティブ思考をポジティブ思考に書き換えるためのポイント
アファメーションとは、理想の自分を手に入れるための肯定的な言葉を作って毎日唱え続けることで、潜在意識にあるネガティブな思考を書き換える方法です。
人というのは何か言葉を発する度に脳内で想像が掻き立てられ、その想像を基に感情までもが動かされます。要するに、ネガティブな発言ばかりしているとネガティブな想像ばかりをしてしまい、感情まで沈んでしまって良いことさえも「悪いことだ」と悲観的な考えをしてしまうようになるのです。こうした思考を変えるためにも、アファメーションを唱えて潜在意識を書き換える必要があるというわけです。ポジティブな発言や思考になると、書き換えられた潜在意識によって現実が大きく変化します。
ネガティブ思考な自分をポジティブ思考な自分へと変えるため、アファメーションは非常に効果的となるわけですが、アファメーションを行うにあたって注意すべき点もあります。
現実を良いものへと変えるには、ポジティブ思考になった後をイメージする
アファメーションはただ作成した言葉を唱えればいいというのではなく、変わったあとの現実を頭の中に思い描いてみましょう。これは、より明確な言葉を入れていると、それだけ効果も上がります。はっきりと「そうなった自分」をイメージすることが大きなポイントとなるのです。
例えるならば、「ポジティブ思考になった」と唱えるよりも、「ポジティブ思考になって最高の人間関係を手に入れて、毎日楽しい」などといった風に、変わったあとの現実をイメージして作成してみて下さい。また、「プラスに物事を考えられるようになりました」よりも、「プラスに物事を考えられるようになったお陰で、友達がたくさん出来ました」の方が、効果的と言えます。
このようにアファメーションの内容を作成する際は、『理想の現実を手に入れたあとの自分』をイメージしてみることを意識しましょう。
リラックス状態のときは特に、潜在意識は上書きされやすい
潜在意識が上書きされやすいのは、気持ちがリラックスしているときとなります。落ち着かない雰囲気の中や緊張が高まっているときなどは、自然とストッパーがかかってしまって潜在意識を書き換える邪魔をしてしまうのです。ですからアファメーションを唱える際は、自身がリラックス出来ている状態かどうかを判断するのも大切と言えます。就寝前や起床時や自分の部屋でボーっとしている時間帯などにアファメーションを唱えると、効果が何倍にも膨れ上がるでしょう。
リラックス出来る方法や時間帯というのは、人それぞれ違ってくるかと思いますが、大きく深呼吸をしてから行ってみて下さい。鼻から大きく息を吸い込んで、口から吐き出してみましょう。就寝前に部屋を真っ暗にして布団に入り、目を閉じた状態で唱えるのも良いです。
ポジティブになるためには、現在の自分を受け入れることも大事!
ネガティブ思考な人の多くが、自分を嫌いだったり自分を受け入れることが出来ずにいます。完璧な人間はこの世にいません。世に言う成功者でも、100%完璧な人間なんて存在しないのです。ですから完璧ではない自分自身も受け止めて、好きになってあげて下さい。
自分自身を好きになれなければ、誰も愛せないし誰からも愛されません。周りから愛されている人は、嫌いな自分自身も受け止めて自分を好きになる努力をしている人が多いです。
自分自身を受け止める正しいアファメーションの例文
□「私は、ありのままの自分が大好きです」
□「私は常に、前向きな考えが出来ます」
□「私は何でも出来る」
□「私はどんな自分も受け入れることが出来ます」
□「私は周りの意見を否定せず、ポジティブに受け止めることが出来ます」
ポジティブになるアファメーションは、自身を許すことがポイント
人は大事な場面でミスをしてしまうと、次にまた同じミスをしてしまうことに恐怖を覚え、「私はダメな人間なんだ」と、悲観的になってしまいがちです。受験での失敗もそう、仕事の失敗もそう、子供だろうと大人だろうと、一度犯してしまったミスをずっと引きずってしまいます。
ミスをして成長することもありますし、完璧に何もかもこなせる人はいません。ですからミスをしてしまった自分を責めるのではなく、許してあげることも大切なのです。
自分の人生が思うように進んでいないのであれば、これまで努力してきた自分を褒めてあげるようなアファメーションを作成しましょう。何でもポジティブに考えられる人は、自分自身を褒める術を知っています。
アファメーションの中に自分自身を褒めてあげるような内容を入れれば、自然とどんな自分も受け入れられるようになり、ネガティブからポジティブへと変わっていけるはずです。
自分自身を許す正しいアファメーションの例文
□「私はどんな自分も許すことが出来ます」
□「私はどんなときも努力を惜しまず頑張れます」
□「私は努力を惜しまない自分を心から認めています」
□「私は凄い人間です」
□「私がやることなすこと全て、上手くいきます」
ポジティブ思考を手に入れて、楽しい毎日にするためのコツ
ネガティブ思考ばかりだと、どうしても心から楽しいと思えるような毎日を送ることが出来ません。子供の頃を思い出してみて下さい。遠足や修学旅行や休みの前の日は、凄くワクワクしませんでしたか?大人になってからも、旅行やイベントの前日、ずっと欲しかったものがやっと手に入ったときなど、「楽しみ」とか「嬉しい」といったポジティブな感情でいっぱいになっているはずです。
そうしたポジティブな感情になれる場面で、もっと大袈裟に感情を表現出来るように意識してみましょう。こうした行動一つで、潜在意識は良い方法へと動いてくれます。毎日唱えるアファメーションですから、口にするだけでワクワクするようなものだと、尚効果が高まります。
いくらネガティブ思考とは言っても、少しくらいは楽しいとか嬉しいとか、ポジティブな感情を持つ瞬間があるはずです。仲の良い友達と話しているときや、恋人と過ごしているとき、家族からお小遣いを貰ったり誕生日プレゼントを貰ったときなど、あなたにとって嬉しい・楽しい瞬間であれば何でも構いません。
これをもっと大袈裟にイメージして、アファメーションの内容に埋め込んでみましょう。
ポジティブ思考に変える正しいアファメーションの例文
□「友達と話していると、心から笑顔になれます」
□「恋人と過ごす時間が、最高に幸せです」
□「お小遣いという臨時収入を手に入れて、すごく嬉しいです」
「ありがとう」の気持ちを忘れないことも重要
ネガティブな思考になっていると、どうしても「ありがとう」という気持ちを忘れてしまいがちです。感謝は心の中で思っても、言葉で伝えなくては伝わりません。一説によると、感謝の気持ちは心よりも言葉が先に出てくるそうです。
「ありがとう」と言葉で発することで、心の中にも感謝の気持ちが現れるわけですね。先にも申した通り、それだけ言葉から生み出される言霊(ことだま)には、心までをも動かす大きなパワーがあると言えます。
まず最初は心がそう感じていなかったとしても、「ありがとう」と言葉にして出してみましょう。感謝の言葉は最高のポジティブ思考を生み出し、潜在意識にも大きな影響を与えます。
また、ネガティブからポジティブになるためには心を満たすのも必要となってくるので、こういった部分も意識して作成してみて下さい。
心を満たす感謝のアファメーションの例文
□「私は周りの人達に感謝し、私自身もみんなに笑顔を与えることが出来ています」
□「私は毎日、何不自由なく暮らせていることに感謝の気持ちでいっぱいです」
□「私は豊かな国に生まれ、たくさんの人脈に恵まれ、幸せに満ち溢れています」
ポジティブ思考になれば、様々な面で良いことがある
ネガティブな発言ばかりする人や、何を言っても否定的な言葉しか使わない人の下に、人は集まってきません。人間関係を良くしようと思い、人の顔色を伺ったり好かれようとしても、ご機嫌取りだと思われて更に悪化してしまいます。例えそれで一時は関係が修復されたとしても、あなたの潜在意識に刻まれたネガティブ思考が消えたわけではないので、時間が経てばまた逆戻りになってしまうのです。
そのためにも、潜在意識を完全に書き換えてポジティブ思考になれば、人間関係や家庭円満など、人との関わりも大きく変えることが出来るでしょう。
みんなが楽しい雰囲気の中であなたに話を振ったとき、「え、私はいいよ。やりたくないよ。そんなことしても無意味だもん」などといったネガティブな発言をしてしまうと、せっかくの良い雰囲気を壊してしまいますし、ネガティブ思考でいることに良いことなんて一つもないのです。
もちろん、慎重になることは大切です。しかし何事にも慎重になることとネガティブ思考とは全く別物となりますので、どんな場面でも自然とポジティブな考え方が出来るようにしましょう。
人付き合いまでをも良くするアファメーションの例文
□「私は誰にでも親切に出来て、誰とでも仲良く出来ます」
□「私がいるだけで周りが笑顔になり、場の雰囲気が良くなります」
□「私は誰とでも笑顔で接することが出来ます」
正しいアファメーションの作り方
1.現在進行形
潜在意識というのは無意識に働く意識を指し、人の意識の90%以上を占めていると言われています。自分で意図的に操作することが出来ない意識なのに、90%以上も占めているわけですから、人にとってどれだけ大きな影響を与えているかはお分かり頂けるはずです。
その潜在意識をネガティブからポジティブに書き換えるには、アファメーションの文章を未来形で作成するのはオススメ出来ません。
と言いますのも、「~になりたい」とか、「~がしたい」などといった未来形の言葉にしてしまうと、潜在意識が「まだそうなっていないあなた」を引き寄せてしまうからです。
潜在意識は、まだ叶っていない願い事なのか、実際に叶った現実なのかを判断することは出来ません。ですから既に叶ったかのような言い方にする必要があるわけです。
上記で言うと、「~になりたい」ではなく、「~になった」とか、「~がしたい」ではなく、「~出来た」といったような内容にしましょう。
2.一人称
アファメーションのはじまりは、一人称にしましょう。これまで上記で記載してきた例文を見ても分かる通り、必ず「私は」・「俺は」・「自分は」と、冒頭に一人称を入れることが効果をアップさせるポイントです。
潜在意識にあなたのことだと、より分かりやすく正確に伝授するためでもあります。
3.感情
「嬉しい」・「楽しい」・「最高」・「幸せ」など、ポジティブな感情を表す言葉を入れるのも効果的です。
「~出来た」よりも、「~出来て幸せ」など、ポジティブな感情を入れてみましょう。
4.ポジティブ
先の感情と似ていますが、アファメーションの文章の中にポジティブな言葉のみを入れることは必須です。むしろ、絶対条件と言っても過言ではありません。
「私はネガティブ思考でしたが、ポジティブ思考になれました」と、わざわざ「ネガティブ思考だった自分」というネガティブ要素を入れる必要はありません。「私はどんなときでも常にポジティブに考えられる思考を持っています」など、良い言葉のみを使うようにして下さい。
まとめ
アファメーションを正しい方法で上手く使うことが出来れば、必ず潜在意識は書き換えられて理想通りの自分を引き寄せてくれるはずです。
まずは理想・希望・願い事など、自分がなりたい自分をしっかりとイメージするところからはじめて下さい。イメージ出来たら、今回ご紹介した例文などを基に、あなたなりのアファメーションの文章を考えてみましょう。
毎日唱え続けることが大切ですので、一度考えたアファメーションを唱えながら、ここはもう少しこうした方がいいかな…などと気付いた点は、どんどん修正しても構いません。
大切なポイントをしっかりと抑えて、そうなった自分を強くイメージし、ネガティブ思考をポジティブ思考へと変えましょう。