アファーメーションの正しいやり方と意味【お金や恋愛に効果抜群】
こんにちは、管理人の凛です。
言葉の力を使って潜在意識に働きかけることで、願望を現実へと導くアファーメーション。
アファーメーションを続けているのに夢がかなわない、目的が達成できないという方は意外と多いのではないでしょうか。
アファーメーションは正しく取り入れることで絶大な効果が期待できるものです。
もし、アファーメーションを続けているのにその効果が実感できないという方は、ひょっとすると間違ったやり方をしているのかもしれません。
そこで今回は、アファーメーションの本当の意味と正しいやり方についてご紹介します。
脳の特性を利用したアファーメーションのメカニズム
一般的に、アファーメーションとは肯定的な言葉を自分に向かって唱えることにより潜在意識に働きかけ、目標や夢を達成する方法のひとつとして知られていますが、そのメカニズムは脳の仕組みと密接な関係があります。
私たち人間は、視覚や聴覚から入ってくる情報が現実であると認識しています。
しかし脳という側面から見た場合、その解釈は少し違っていて、例えそれがバーチャルであっても、脳はより臨場感がある方、つまり情報量の多い方がリアルと捉え、そこで能力を発揮します。
アファーメーションとは、この脳の認識の間違いを利用すること、つまりバーチャル(夢の世界)の臨場感を現実より高めることで、願望の世界を脳に現実であると認識させ、その人の行動までも願望の世界へと近づけてしまうのです。
効果的なアファーメーションには臨場感が不可欠
私たちが現実世界を認識するときに頼るものといえば五感です。
そして、視覚だけより聴覚、視覚と聴覚だけより触覚、といったように、使う感覚が多ければ多いほどリアルな感覚というものは増すものです。
そのため、私たちは無意識のうちに五感で捉えられるものは現実、そうでないものは現実にないものとして判断しがちです。
しかし、人は自分の興味があるもの、重要と思うものしか感じ取ろうとしませんし、さらに脳は一度認識したものに対しては新たに接触を試みようとはしません。
少し難しくなってしまいましたが、つまり私たちにとっての現実世界というのは、脳が勝手に重要と捉えたものの記憶で構成された世界ということなのです。
したがって、効果的なアファーメーションにするためのポイントは、現実世界よりもバーチャルの方に臨場感を持たせることであり、脳がバーチャルの世界こそが現実であると認識させる環境設定が必要なのです。
ちなみに、ここでいうバーチャルというのは、夢や目標を実現している自分の姿や、そんな自分をとりまく環境のことを指します。
脳の特性として、脳はバーチャルの世界を現実と認識すると、反対に実際の現実世界とのギャップを不快であると捉え、その不快を解消するために無意識に現実をバーチャルに近づけるべく働きます。
そしてその働きこそが、アファーメーションによる効果であり、願望の実現となるのです。
アファーメーションの正しいやり方
それでは、先に述べた効果的なアファーメーションにするためのポイントを踏まえ、正しいアファーメーションの方法をご紹介しましょう。
ゴールの設定
アファーメーションを効果的なものにするためにまず重要なことは、ゴールの設定です。
アファーメーションをする前に、その夢や目標が本当に自分が一番求めていることなのかを自分に問いかけてください。
設定するゴールが、たとえ人から反対されても絶対に実現したいと思うことでないと、効果は期待できません。
この際、その目標や夢が常識的に考えて達成できるかどうかは関係ありません。大切なのは、あなたの強い想いです。
例えば年収400万円の人が年収10億円になるというアファーメーションを行ったとします。
このとき年収10億円んというのはあまりにも漠然としすぎていて、どんな仕事をしているのか、どんな生活環境なのかなど、リアリティに欠けます。
そこですべきなのは、年収10億円の人の生活やお金の使い道、家庭環境などを調べること。
やみくもに10億と言うのではなく、年収10億円あったらどのような生活レベルになって、何が買えて、どんな人と一緒にどこに住んでいるのかなど、具体的な情報を集めるのです。
さらに重要なのは、年収10億円の人がどんな気持ちでいるのかということです。
年収10億円の人にとって、自分にお金があることは当たり前のことでありそれが日常ですので、お金持ちだから嬉しいという気持ちはさほどないでしょう。
それよりも、そのお金を使って何か人にしてあげることで充実感を得ていたり、あるいは失うことへの恐怖を感じているかもしれません。
このように、願望を事細かにビジュアル化することがアファーメーションの効果を高めます。
アファーメーションにおける言葉の選び方
アファーメーションでは、バーチャルの世界をあたかも現実かのように脳に認識させる必要があります。
そのため、当然ながらアファーメーションでは、一人称、かつ現在進行形の肯定的な言葉を選ぶことになります。
ゴール設定した時点で、自分が成功している映像はリアルに浮かんでいると思いますので、その映像の自分になりきって言葉で表してみましょう。
その際、可能な限り五感の情報や周りの様子も入れることで臨場感が増します。
どんな肌さわりなのか、どんな気温でどんな気持ちだったのかなど、その内容が細ければ細かいほどアファーメーションの効果は高まることでしょう。
一日に何度も唱える
アファーメーションの言葉がひととおり出来上がったら、昼夜を問わずできるだけ一日に何度も唱えましょう。
何度もアファーメーションを行うことで、バーチャルの世界の感情、感覚がよりリアルになっていきます。
例えば、年収10億円になるというアファーメーションがよりリアルなものになってくると、現実の財布の中をみて驚いてしまいます。
なぜなら、10億円稼ぐ人のお財布の中に3千円しかないなどというのは、現実にはあり得ないことであり、本来であればブラックカードと200万円くらいお財布に入っているはずなのですから。
このような違和感を無意識のうちに脳が不快に感じるようになり、そして次第にこの現実とのギャップを埋めるべく現実の自分も行動を始めるのです。
アファーメーションの注意点
ここまで、アファーメーションの方法についてご説明してきました。とにかくリアリティを出すことが重要であることがおわかりになったかと思います。
では、ここからはアファーメーションをする上での注意点をご紹介したいと思います。
ゴールは他人に話さない
あくまでゴールは個人的なもので人から評価されるものではありません。そのため、ゴールは自分がどうしても実現したいことにすることが大切です。
そして、誰かに自分の本当の夢や目標を話してしまうと、今までwant to (〜したい)だった目標がhave to (〜しなければならない)になる可能性があり、
そうなってくると、夢や目標を実現することが義務化してしまい、ネガティブな感情に邪魔されるようになりがちです。
できなかったらどうしよう、実現しなければ恥ずかしいなど、できなかった場合について想像することは、夢の実現から大きく遠のくことになるため、ゴールについてはなるべく他人に話さない方がベターです。
アファーメーションはいつもゴール側の自分からの視点で
例えば、〇〇の仕事に就けて幸せ、というアファーメーションを作ったとします。
このような内容だと今は〇〇の仕事に就けていないという現状が浮き彫りになってしまうため、脳もそのように認識をしてしまいます。
そのため、◯◯の仕事をしていて今△△が楽しい、などといった、あくまでもゴール側の自分からの視点で言葉を選ぶようにしましょう。
アファーメーションの更新は積極的に
気付いたことがあれば当然アファーメーションを途中で修正したり、更新したりすることができます。
特に恋愛などの相手がいるようなアファーメーションは、相手との関係性が変わってくることによって、アファーメーションも新たに変える必要が出てくる場合があります。
リアリティを出すためにも、状況に応じてアファーメーションの更新は積極的に行いましょう。
アファーメーションで唱える言葉の一例
ここからは、実際にアファーメーションを行う場合に唱える言葉をご紹介します。
以下の例を参考に、ご自身の夢や目標の実現にぴったりな言葉を考えてみましょう。
金運アップのアファーメーション
①私はお金を必要な時に必要なだけ稼ぐことのできる自分を最高に誇らしく思う。
②私にはお金を稼ぐ自由があり、稼いだお金を自由に使う方法も知っている。そのためいつもクリエイティブでリラックスしていられることを嬉しく思っている。
③私は最高のタイミングでいつもお金を稼ぐ機会を与えられて、それに見合った対価を受け取っていることに喜びを感じている。
恋愛のアファーメーション
①私は〇〇さんからの信頼と愛情に感謝しており、互いに尊敬し、支持しあえる関係でいるために日々高めあっている。それが本当に心地よい。
②私は〇〇さんを心から尊敬し、愛されるにふさわしい人であることが嬉しく、いつもその感謝を体現しながらとても満たされている。
③私はありのままの自分でありながら〇〇さんから愛され、幸せな日々を送っている。それがとても誇らしく、◯◯さんに感謝している。
まとめ
以上、アファーメーションの意味や正しい方法などをご紹介しました。
理想の世界を実現させることは、願ってみてはいても、実際は心のどこかで無理だと思ってしまいがちです。
しかし私たちの脳の無意識下での働きは想像できないくらいクリエイティブで独創的です。
正しく効果的なアファーメーションを行うことで、あなたも是非ご自分の夢や目標を実現してくださいね。