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【仏教講座】5分で分かる輪廻転生に置ける解脱とカルマの関係

仏像

こんにちは、管理人の凛です。

私達は、輪廻転生によって何度も生まれ変わりをしながら、魂の成長という事を学んでいます。そして人生には、魂の成長をさせる為のカルマというものがあります。

カルマは、ネガティブな現象となって現れる事が多いですが、決して罰ではありません。カルマの捉え方を間違えてしまうと、カルマの解消をする事ができずに何度も同じ現象に悩む事になります。また、今の時代は、バーチャルな事をイメージし易いので、誰でも簡単に解脱ができます。解脱をすれば、悩まない心が手に入り、カルマの解消もし易くなります。

目次

仏教における輪廻転生の必要性は悟りを開く事

読経

輪廻転生とは、悟りを開く為にあると考えられます。繰り返し生まれ変わりをしていく中で生まれる気付きがあり、これが悟りです。まずは、悟りや輪廻転生、カルマや引き寄せの法則などの関係について理解しましょう。

人が生まれ変わりをするのは愛を学ぶ為

人間が輪廻転生で生まれ変わりをしているのは、魂の成長のためであり、究極的には「愛に生きる」という事が出来るようになる為です。

例えば、鬼のような性格の人がいたとします。また、仏様も存在すると仮定します。鬼のような性格の人が仏様になる為の修行が人間に与えられていて、それの為にカルマ(ネガティブな現象)が起きています。

つまり、魂の成長を加速させる生き方、輪廻転生で与えられた使命を全うする生き方をする為には、「神様だったら、どう解決するだろう?」という視点で考える必要があります。

例えば、職場の同僚に嫌がらせをする人がいる時に、神様だったらどう解決するかと考えます。後で仕返しをしたり、より酷い嫌がらせを神様がするかというと、そんな事はしないはずです。少なくとも相手にしないとか、嫌がらせをしない他の同僚の存在に感謝していくとか考えると思います。

そして、このような神的な考え方を身に付ける事が、輪廻転生で生まれ変わりを何度もする目的になっています。

人生に学びがある事は親を観察する事で分かる事がある

親子

人生に学びがある事やカルマがあるという事は、自分の親を観察していると分かります。

私達は、自分で親を選んで生まれてきたと言われていますが、これは、親と共通の考え方があり、一番自分の学びになるという事で選んでいるそうです。

つまり、自分の両親をじっくりと観察していると、カルマが起きているだけでなく、自分が何を学びに今生まれているかも気付ける事があります。とくに、親の気に入らない部分が自分の学ぶべき所だったという事が多くなります。

輪廻転生やカルマがある事を信じられない時は、親について時間をかけて考え抜いて見て下さい。

人間の魂を進化向上させる為にあるのが引き寄せの法則

仏教では、因果という言い方をしますが、「引き寄せの法則」は、本来、私達の魂を進化向上させる為に存在します。

例えば、自分が何か悪い事をして、人に咎められた時に「他人に責任を押し付けても良い」と考える人がいます。引き寄せの法則は、自分の考えに応じた人や現象を招きますので、同じように「あなたの責任にして構わない」という考えの人が現れます。そして、その人との間で問題が生じて、あなたが「責任を人に押し付けるのは良くない」と心の底から思えた時に二度と問題が起きなくなります。

ここで、「私は、人に責任を押し付けたりしない」という人がいますが、今世ではなく過去世で責任を人に押し付けていたという事があります。自分に責任があると感じられず、理不尽さを感じるかもしれませんが、全て起きる事は、自分の心に原因があると考えるのが仏教でいう因果になります。

因果におけるカルマとダルマの違いは悪因と善因の違い

因果というのは、原因と結果という意味です。結果を引き起こす原因には、

  • カルマ
  • ダルマ

という2種類があります。

この2つがどのように違うかというと、ネガティブな現象をカルマと呼び、反対にポジティブな現象をダルマと呼びます。

私達人間は、少しでも多くのカルマを解消させて、少しでも多くのダルマを作る事が幸せに生きる基本となっています。

また、カルマの解消をせずに何度も繰り返していると、次第に現象が大きくなる事があります。実際に起きた例ですが、最初は「人のおやつを勝手に食べてしまった」というカルマを持っているがために、「水道工事でぼったくられた」、「家に泥棒が入った」、最後には、「不動産を売ったお金を騙し取られた」という人がいます。

問題は、小さいうちに解決しておくべきです。何か嫌な出来事が起きたら「カルマかも?」と考える癖を付けておくと良いかもしれません。

因果は罰ではなく魅力的な人になるチャンス

因果におけるカルマを怖いものだと考えないで下さい。むしろ因果は、私達がより魅力ある人間になる為の「学びのチャンス」だと捉えましょう。

職場の上司などで嫌な人に当たってしまったら「私は、絶対に嫌な事をしない!」と決意し、理不尽な目にあっても「自分は、絶対にそんな事しない!」と心に決めれば、カルマはどんどん解消されていきます。

解脱とは苦悩や迷いから解放された状態になる事

ポーズ

解脱というのは仏教の言葉で、苦悩や迷いから解放される事です。分かり易く言うなら、ネガティブに囚われない心を手に入れる事です。情報が少ない昔の世界だと解脱するのは非常に難しいですが、現代なら簡単にできます。ここでは、中観派の仏教の考え方で解脱について解説します。

空(くう)が分かれば解脱が出来る

仏教の空という概念は、般若心経というお経で説明されています。空を分かり易く説明すると、全ての存在は「実体がない」という事です。例えば、「私」について説明をしようとすると、所属している会社や学校、好きな食べ物、趣味や身体のサイズなどになりますが、どれも「私」そのものではありません。

「私」というものは、存在しているのは確かだと思うが、実体がなく直接説明できない存在だという事が分かります。そして、実体がないのは、私だけでなく、存在しているもの全てに実体がありません。

例えば、ここにブラックの缶コーヒーがあったとします。「缶コーヒーを指で指して下さい」と言われても、缶(またはコーヒー)しか指で指せないはずです。では、缶コーヒーが存在しないかというと、そんな事はありません。このように存在しているのは確からしいけど、実体がないというのが空の見方です。

つまり、苦悩や迷い、不安などについても、実体がなく考えても仕方がないという事です。

色即是空と空即是色という2つの視点

解脱に繋がる空の思想は、仏教において「色即是空」「空即是色」という二つの視点で表されています。

この2つで重要なのは、

という言葉です。

「色」とは物質や形あるものを指し、「空」とは何もないという意味で、つまり、「色即是空」とは「あらゆる物は存在していない」という考えです。

これだけ聞くと仏教のニヒリスティックな側面ばかりが印象に残りますが、この空虚な言葉と対になるのは「空即是色」です。

「空即是色」は「世の中の本質は何も無いがだからこそ存在出来る」という視点です。

つまり色即是空が、全ての存在は移り変わるという真理なのに対して、空即是色は全ての存在が生まれる真理を説いているともいえます。

あるともないともいえない不確定な存在は役割によって繋がっている

ボールペン

私達人間はもちろん、仏教においては形あるもの全てが実体なきものと言われています。

この不確定な存在を繋がっているのが「役割」です。

例えば、あなたの目の前に「あなたがいつも使っているボールペン」があると仮定します。

「このボールペンの役割りは何か?」と問われたら、あなたは「私が文字を書く為の道具」と説明すると思います。では、あなたの母親はなんて言うか、と考えると「私の子供が文字を書く道具」と言います。会社の同僚なら「同僚の~さんが」となります。

役割りという視点で考えると、宇宙は1つに繋がっているという事です。宇宙の全ての存在は、あるともないとも言えるものでありながらも役割りで1つに繋がっているという事です。

カルマを上手に乗り越えるコツは感謝と自己責任で生きる事

輪廻転生で生きていく中で、自分の魂を向上させるにはカルマは欠かす事ができません。カルマを上手に乗り越えるには、人のせいにする事なく、自分の成長の為にあると考えて対処する事が大切です。カルマは、ネガティブな現象として現れる事があるので、なにか罰を受けているかのように感じる事がありますが、罰ではありません。自分が成長するチャンスだと思い、主体的に問題を解決していきましょう。

カルマは感謝をすると乗り越えられる

何か困った事が起きた時に、「これはカルマかもしれない」と思ったら、感謝出来る所がないか探してみて下さい。

スピリチュアルでは、「感謝をすると病気が消える」という話しがあります。

例えば、あなたの胃に癌ができたとします。この時に普通の人は、「胃が悪い」などと言ってしまいますが、これではカルマが消えません。カルマを消したい時は、まず胃以外の全ての身体の部位について感謝していきます。「目が見えてありがたい」、「歩く事ができて幸せ」、「心臓が動いているおかげで生きていられる」など、思い付く限りの全てについて感謝して言葉にしていきます。

1時間から2時間、人によっては数日もすると、健康であった事に心からありがたいと気付く事ができます。人によっては、涙があふれてくる事もあります。この状態になったら、今度は、このありがたい事に気付かせてくれた「胃にできた癌」に感謝をします。すると、カルマが解消されて、もう必要のない胃にできた癌が消えてしまうそうです。

日本の神様も感謝を基本に生きると教えている

神棚

日本では、古くから神棚を用意してお札を飾る時に「御神酒(おみき)」をお供えしています。神棚に御神酒をお供えするのは、なにも神様がお酒好きだからではありません。お神酒の教えを思い出させる事が、1つの目的となっています。

御神酒の教えというのは、カルマと思われる現象が起きたとしても、必ず「嬉しき」「楽しき」「ありがたき」の見方が出来るという教えです。先ほどの癌が消える話しのように、感謝出来る所や嬉しい所を見るようにしなさいという事です。

例えば、職場に口煩い上司がいるとします。「毎日のように説教をされて嫌になってしまう」と思ってしては、カルマは解消できません。このような時は、上司以外の同僚に視点を変えて、口煩い事を言わない同僚に感謝していきます。後は、癌を消した時と同じように上司にも感謝をすれば問題がなくなります。

自分が向きたくない所に解決の糸口がある

口煩い上司に感謝をすると説明しましたが、人によっては「絶対にできない!」と思ってしまいます。ところが、カルマで起きるトラブルの多くは、このように自分が向きたくない所に解決の糸口があったりします。

例えば、人間関係が上手くいかず、どこに行っても人に嫌われてしまう人がいます。自分より劣っていると思ったり、年下の人に対して馬鹿にした態度を取り、出来ると思う人には、粗探しばかりしているとします。

この人は、「あなたは、心に差別の心があるから、そんな事をしている」とか「劣等感で苦しんでるよね」と言われるのが、一番嫌がります。自分の力でカルマを解消させるというのは、このような見たくない自分の欠点を自分で探す事でもあります。

自分の人生に責任を持てばカルマは解消出来る!

日差し

カルマ解消に当たって大切な事は、自分の人生に責任を持つという姿勢です。そして、最もダメな考え方は、人の責任にして事態を切り抜けようとする態度です。

輪廻転生やカルマについて理解していれば、自分に起きる全ての現象は、自分の心に原因があります。また、起きた問題には実体がなく、捉え方を変えれば、カルマが起きたとしても心が乱れる事もなく冷静に対処できます。あなたの心を守れるのは、あなたしかいません。まずは、その事を理解して「自分の人生は自分の責任!」と自分に言い聞かせて下さい。

たったこれだけの事ですが、人生に対する姿勢が大きく変えられます。起きた現象に翻弄されていた自分から、勇敢に人生に立ち向かえる自分に変われます。

エフィカシーと自尊心をとことん上げていく

自分がある状況に適した行動を取れる、自分の可能性を知っているといった自己効力感をエフィカシーと呼びます。このエフィカシーと自尊心を上げていくと、問題が起きても小さく捉えられるようになります。

つまり、相手の存在を大きく見ていると、相手の言動に翻弄されるという事です。エフィカシーと自尊心を上げて、自分の存在を大きくしておけば、大抵の事には動じなくなります。解脱をして悩まないための努力だけでなく、エフィカシーと自尊心を上げる努力も同時にすると、さらにカルマの解消がし易くなるでしょう。

まとめ

輪廻転生は、魂を成長させる為の過程であり、解脱は、カルマが起きた時に動じない心を手に入れた状態です。人生には、様々な出来事があり、心を痛めてしまう事もあるかもしれません。しかし、問題とどう向き合うかによって、カルマの解消がし易くなったり、心の乱れを最小限にする事もできます。

人生で起きる全ては、自分にとって必要で学びになる事です。自分の心を守れるのは自分しかいないと考えて、何か起きた時は、前向きに解決していくようにしましょう。

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