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【心理】職場やネットで人の悪口ばかり言う人の特徴と正しい対処法

魔女のおまじない

こんにちは、管理人の凛です。

今回は悪口ばかり言う人の特徴と対処法をテーマにお話したいと思います。

悪口ばかり言う人に対して、嫌な人だという印象を持っている人がいますが、潜在意識的には非常に苦しんでいる人です。自己否定の考えが強いので、他人の評価を落として溜飲を下げたい、という無意識の考えがあるのです。

悪口を言う人が必ずしも悪人という訳ではありませんが、仲良くするのは危険です。対処法についてもしっかりと確認して、上手な距離の取り方を理解する様にして下さい。

目次

潜在意識に強い自己否定の考えがある!悪口ばかり言う人の特徴は苦しみの現れである

悪口ばかり言う人を観察すると、自分を否定する考えに苦しんでいる事が分かります。悪口だけでなく、自慢話をしたり、人を見下した様な態度をするのも特徴です。

強気な様に見えても自分に自信が持てない

人間の潜在意識や脳は、自分が発する言葉に強い影響を受けています。そして、脳は言葉の主語を理解していないので、人の悪口を言えば言う程、精神にダメージが与えられるのです。その結果、人の悪口を沢山言う人は自分に自信が持てなくなり、年を重ねる毎にボソボソした喋り方になってきます。

また、一見、非常に強気な様に見える人でも、人の悪口を言う人は、潜在意識レベルでの自信がありません。例えば、「あんなムダな装備の付いた、高級車なんか買って!」と言ったら、無意識で悔しがっているだけの場合が殆どです。高級車を買えない自分を正当化する為に、「買う必要が無い!」と一生懸命言っているのです。

特徴としては、自分に自信が持てない事について、悪口を言っている本人に全く自覚がありません。悪口を沢山言っている人に「もっと自信を持ったら?」と言っても、本人は、自信満々のつもりでいるのです。

潜在意識レベルで自分に存在価値が無いと思っている

人の悪口ばかり言う人は、自分で発した言葉の影響により、自尊心が次第に下がってくる特徴があります。若いうちは、本人に自覚が無い位元気だったとしても、次第に生きづらさを感じたり、心の苦しみに気が付く様になるのです。

潜在意識的には、自分に存在価値が無いという信念があると、そう思える様な現実を次々と引き寄せてしまいます。人間関係のトラブルや仕事の失敗等、「自分には価値が無い」と思わされる様な不運な現実です。

また、他人の能力を否定する様な悪口を言っていると、自分の能力についての自信も失われていきます。大きな夢や願望を抱く事が難しくなり、人生で希望を見い出せなくなっていきます。「自分には能力がない」と思っているので、そう思わされる現実も増えてきます。

最初はごく僅かな自尊心の欠如だったとしても、他人の悪口を言う事で自信がどんどん失われていくのです。

否定的な出来事を引き寄せ易い

潜在意識的には、人の悪口を言うと、もう一度、同じ事を言いたくなる現実が引き寄せられます。例えば、「部長がムカつく!」という悪口を言ったら、再び頭に来る様な現実が起きるという事です。

注意しなければならないのは、否定的な現実を引き寄せれば引き寄せる程、起きる現象が酷いものになっていくという点です。実際にあった話ですが、ある夫婦の奥さんが旦那さんに何時も腹を立てていたところ、その旦那さんが詐欺の被害に遭い、ほぼ全ての財産を失ったそうです。その奥さんは、もちろん、旦那さんの脇の甘さに怒り心頭になり、最終的には、精神に異常をきたしてしまったそうです。

悪口を呼吸をするかの様に言うのも問題ですが、感情が乗った悪口は危険を伴います。腹を立てる事が多い人は、潜在意識を活用して心を常に安定させるトレーニングもした方が良いでしょう。

人の悪口ばかり言っている人は、ネガティブな考えに苦しんでいる状態にあります。水に溺れている人をイメージすると分かりますが、苦しみながら他人の幸せや豊かさ、健康を願う事は出来ません。苦しんでいる人は、苦しみから逃れる事、自分だけの事しか考えられなくなっています。

人の悪口ばかり言っている人も同じです。他人を批判して溜飲を下げ様としている人は、潜在意識のネガティブな考えに苦しみ、自分だけの事しか考えられていません。感情の起伏が大きく、悩む事も多いです。他人の話には興味を持たないけど、自分の自慢話や愚痴、泣き言等は、喜んで話をしています。

尚、自分だけの事しか考えられない人ですが、自己の能力に対する自己評価は、実際よりも高い事が多いです。何時も人の粗探しばかりしているので、他人よりも自分が優れていると勘違いしているのです。自分の事を考えている様で、自分の為になっていないのが大きな特徴だと思います。

強い承認欲求に囚われている事がある

強い承認欲求があるから、人の悪口ばかり言うというケースもあります。タイプとしては、自尊心が欠如しているタイプと自己効力感が足りないタイプがありますが、両方とも満たされていない事が殆どです。

まず、自尊心が欠如している場合は、他人の性格や性質についての悪口が多くなります。口の利き方が良くない、太りすぎだ、考えが悪いといった悪口が多くなります。相手の存在価値を否定する様な悪口をいう事で、自分には存在価値があると思って欲しいのです。

自己効力感が低い場合は、他人の能力の低さを攻撃する悪口を言います。仕事が出来ないとか学歴や収入の低さを馬鹿にする様な事を言います。相手の能力を否定すれば、自分には能力が有ると考えて貰えると思っているのです。

あからさまに過去の自慢話をする人もいますが、他人の悪口を言って承認欲求を満たそうとしている点に特徴があります。

自分にも他人にも厳しい見方をしている完璧主義者タイプである

人の悪口ばかり言っている人は、自分にも他人にも厳しくなっている人が多いです。他の人から見ると未熟に見えますが、これが完璧主義者です。悪口を言っている本人は、完璧ではない自分に常に腹を立てています。人を見る際もネガティブな側面ばかり見えますので、ダメな奴だと悪口を言いふらすのです。

また、悪口ばかり言っている人は、何故か人よりも高い意識を持っていたりします。誰かが家を建てた、等と聞くと「親からお金を出して貰ったんでしょ?本人の実力じゃないから認めない」等と言うのです。潜在意識的には、この様な事を言ってしまうと、実力以外の金銭の受け取りを拒否する事になります。

この様なタイプの人は、何故か常に緊張している様に見られる場合が多いです。常に誰かの悪口を言い、非常に厳しい見方をする事で、自分の存在を大きく見せたいという心理もあるのかもしれません。

年を重ねる毎に人生が惨めになっていく

潜在意識による引き寄せは、「花には蝶が集まり、汚い物には蝿が集る」というものです。人の悪口ばかり言う人は、自分に相応しい、未熟な人間ばかりが集まる様になります。陰口や罵り合いの人間関係しか築けず、素敵な人は、皆んな別の方に逃げていってしまいます。

引き寄せる現実もネガティブなものばかりになりますので、次第に自分の運勢を嘆いたり、不満を漏らす様になり、更にネガティブな現実を引き寄せる様になるのです。やがて、ネガティブな現実の辛さに耐えきれなくなり、自分の力で人生を切り開こうという気力も無くなります。

他人から見ると、力の弱った人間が次々と不運の現実を引き寄せている様に見えます。そして、あるタイミングで人相が変わり、更に大きな不運を引き寄せてしまうのです。可哀そうだという見方をする人もいますが、ネガティブな考えで悪口ばかり言っていた事の結果です。

潜在意識への悪影響を予防する!悪口を言う人の6つの対処法

悪口を言う人には、出来るだけ近付かないのが基本ですが、状況により関わらざるを得ないケースもあると思います。また、自分が悪口を言われる対象になる事もありますので、対処の仕方を身に付けておくと良いでしょう。

悪口ばかり言う人を相手にしない事が大切

まず、基本的な対処法としては、悪口を言う人は、出来るだけ相手にしない様にする事を基本として下さい。但し、相手が不快になる様な避け方をしてしまうと、それがあなたの悪因になるので気を付けて下さい。出来るだけ相手に悟られない様に、会う頻度を少なくしたりするのです。

また、どうしても会わざるを得ない時は、事前に「悪い影響は受けません」と声に出して言うと、潜在意識への影響が少なく成ります。もし、誰かの悪口について同意を求めてきたら、適当に誤魔化して、その場を離れる様にします。悪口を言う人が、「気が付いたら、自分の周囲に人が居なくなっていた」という事に気付く様にすれば非常に効果的です。

尚、メールやLINEで他人の悪口をテーマに話し掛けてきたら、少し時間をおいてから、肯定も否定もしない返事をするのがオススメです。遣り取りのリズムが崩れると悪口も言い難くなるので、それ以降は何も言ってこない事が多いからです。

職場での悪口は忙しい事を理由に無視する

職場で悪口を言っている人は、ほぼ間違いなく暇な人です。仕事に集中して取り組み、成果をしっかり出そうとしている人は、悪口等を言う暇が無いからです。

もし、職場で「△△さんの態度、どう思う?」等と話を振られたら、今は手が離せないので、後にする様に頼むのが効果的です。暫く時間をおけば、他人の悪口何てどうでも良くなりますので、大抵は「もういい」と言われます。勿論、話を振られた事を忘れた振りをしていても構いません。

悪口を言う人に嫌われてしまうかもしれませんが、好かれない方が良いのです。嫌なタイプの人に好かれるという事は、潜在意識に同じ考えがあり、波長が合っている事を意味します。逆に、考えが全く違う人同士では、何とも言えない居心地の悪さを感じますが、これが「気が合わない」状態なのです。悪口を振られない為に、日頃からポジティブな言葉を選ぶ様にする努力もした方が良いでしょう。

疎遠に出来ない人が悪口を言うなら素敵な人だと決め付ける

家族の誰かが悪口を言う人、というケースもあると思います。赤の他人なら関わらない様にすれば良いですが、自分の子供がネガティブだと、放っておく事も出来ません。この様な時は、「あなたは素敵な人だ!」「人の悪口を言う様な人間ではない」と決め付けてしまえば良いのです。

通常、この様な決め付けをされた人は、自分の評価を落としたくない、相手の期待を裏切りたくないと思い、無意識で良い人になろうとし出すのです。逆に、「人の悪口を言うなんて、碌な子ではない」等と言うと、本当に悪い人になってしまうのです。

人間は、潜在意識にあるセルフイメージ通りの人間になりますが、周囲の人の「決め付け」で変わる事もあります。芸能人のスターがスターであるのは、周囲の人がスターとしての扱いをしているからという意味です。

この対処法は職場でも出来ますので、心理的に余裕がある場合はやってみると良いと思います。

悪口を言われても絶対に言い返してはいけない

誰かに悪口を言われる事があったとしても、絶対に悪口を言い返してはいけません。よく「言い返さないのは損だ」とか「面子を守る為に戦う」という人がいますが、あなたが守らなければならないのは、あなた自身の心です。心をポジティブで幸せな状態に保つ事が、幸せになる唯一の方法だからです。

もし、悪口を言われて頭にきたら、「自分は内に恐れているのか?」を考える様にして下さい。「太っている」と言われて怒ったのなら、自分を尊重しない考えがあるのかもしれません。「仕事が遅い」という悪口なら、自分の能力について、自分で否定していないか考えましょう。

もし、自己否定の考えに気が付いたら、肯定する考えに潜在意識を書き換えます。まずは、「自分を許します」の言葉を何度も唱えて、その上で「私は自分が大好きです」とか「自分は凄いんだ」の何れかを唱える様にします。

潜在意識が変わってくる迄の回数の目安は、1,000回です。非常に強力な効果がありますので、誰かに悪口を言われた時に試してみて下さい。

しつこく悪口を言う人には早めにキレる

悪口を言う人によっては、ネチネチと繰り返し言ってくる人もいます。しつこく何度も嫌がらせをしてくる相手に対して、キレる迄我慢する人もいますが、我慢をする必要はありません。

基本的には、此方の気分が悪くなったら負けなので、気分が悪くなる前にキレてしまいましょう。勿論、キレるといっても、本当にキレるのではなく、キレた振りをするという意味です。何度も悪口を言う相手には、爽やかな気分でキレた振りをして、心をポジティブな状態に保ちましょうという事です。

また、キレた振りをする際、相手に対して「責める気持ち」を持ってはいけません。飽く迄も舐められてはいけない、心をネガティブにされてはいけないからキレた振りをするのです。「いい加減にしてよ」とか「ふざけるんじゃないわよ」は良いけど、「あなたもデブじん!」はダメという事です。職場等に嫌な人がいる場合は、予め何て言い返すか考えておき「何時でもかかって来い!」というつもりでいると心が強くなれると思います。

悪口を言う人をしっかりと観察して正体を確認しておく

悪口を何時も言っている様な人は、自分の正体を明かされるのを非常に嫌います。何時も悪口を言っているのが、自分で「何の取り柄もない」等と思っているから、というのが見破られたくない、という意味です。

つまり、悪口を言う相手をしっかり観察して正体を把握しておけば、いざという時に正体を明かそうとする振りで追い払えるという事です。注意しなければならないのは、絶対に正体を明かして、相手に恥をかかせてはいけないという事です。悪口を言う相手を責める心があり、恥をかかせる目的で正体を明かすと、似た考えの人があなたの周囲に集まり、同じ様な事をしてくるからです。

相手を観察する際は、「劣等感」「自尊心の低さ」「自己効力感の低さ」等をキーワードにすると、正体が見え易くなります。もし、どうしても正体が分からない相手を追い払いたい場合は、相手に「何であなたは悪口を言わないといけないの?」と聞いてしまいましょう。少し考えた振りをするだけで、その場に居られなくなるでしょう。

まとめ

魔女のおまじない

悪口ばかり言う人がいて困る時は、魂力を成長させるチャンスだと思って下さい。あなたが魂力を成長させてしまえば、悪口を言う人がいたり、あなたの悪口を言ったとしても、大して気にならないからです。

先ずは、悪口を言う相手を責める気持ちを手放し、許す事が大切です。悪口を言う人がいて困るとか、悪口を言われて頭に来るというのは、「許さない」という考えに執着して苦しんでいる状態です。相手は、ただネガティブな考えに苦しみ「悪口を言う」という症状が出ているに過ぎません。その事を理解して許せる様になれば、今よりももっと素敵なあなたに成長出来るのではないでしょうか。

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