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潜在意識の書き換えには自己暗示が効果的!危険の無い私が試した方法

夕焼けと女性

こんにちは、管理人の凛です。

今回は潜在意識の書き換えに効果的な自己暗示の方法をテーマにお話ししたいと思います。

自己暗示というと大袈裟に聞こえるかもしれませんが、潜在意識に「私は今幸せです」といったような言葉を聞かせ続ける事によって、それが現実だと思い込ませていく方法です。

これまでの記事で、潜在意識を書き換える方法として「アファメーション」を紹介してきましたが、これも簡単に出来る自己暗示の一つです。

潜在意識を自己暗示で書き換えるというのは、一種の洗脳や自己催眠にも近い為、危険なものではないかと噂される事もあります。しかし、実際は危険な催眠術のようにコントロールが効かないものではありません。

ただ、自己暗示は危険こそないものの、間違ったやり方をしていると思ったような効果が得られない事があります。正しい知識を持って効果的なアファメーションを行う為に、私の体験談も交えてお話ししたいと思います。

目次

潜在意識の書き換えに自己暗示が効果的な3つの理由

アファメーション等の自己暗示が、潜在意識の書き換えに効果的な理由を以下で詳しくご説明しましょう。

潜在意識が無意識の行動を支配しているから

潜在意識とは、普段は認識されづらい「無意識」の部分です。意識の奥深くにありますが、私達の根本的な思考パターンや行動パターンに深く影響しています。逆に普段自覚のある意識は「顕在意識」と呼ばれています。

例えば「お金持ちになりたい」といつも口にしているけど、実際には浪費してばかりで全然お金が貯まらない人がいたとします。

こういったパターンでは、顕在意識では「お金持ちになりたい」と思っているわけですが、潜在意識に「私にはお金は必要ない」とか「お金はトラブルの元になる」というような何らかの思い込みがある事で、無意識のうちにお金が貯まらないような行動をしてしまっているのです。

そんなバカな、と思うかもしれませんが、潜在意識にある思い込みのパターンは、幼少期の経験等自分でも思いがけない所から影響を受けて構築されています。その為、自分でも普段は全く気付かない事も多いのです。

しかし潜在意識は顕在意識よりも現実化の力が強い為、潜在意識に刷り込まれた思いを人は無意識の行動で現実化しようとします。

私達の人生は自分自身の取る行動の連続で出来ています。自分では望んでいないはずなのに、いつも思いがけず不幸な道を選んでしまっているというのは実は潜在意識に刷り込まれたパターンの為なのです。

この潜在意識のパターンさえ書き換えられれば、今度は新しいパターンに沿って行動するようになり、理想の現実が始まります。

潜在意識は可否の判断をせずに現実化に向けて動き始めるから

潜在意識は、顕在意識と違い「正しい・間違っている」「良い・悪い」といった知識に基づいた判断が出来ません。

それは知識や常識といったものは主に顕在意識が司っている分野であり、潜在意識は思った事が「可能か・不可能か」といった常識的な判断を下したりはしない為です。

なので、本当だったらあり得ないような「私は絶対に幸せになれない」というような極端な思い込みでさえも、何年も現実として持ち続けてしまうのです。そしてその思い込みが現実となるような行動パターンを続けていきます。

この潜在意識の判断をしないという特性は、逆に活かす事も可能です。それが潜在意識の書き換えです。

潜在意識にとってはそれが常識的に実現可能かどうかは関係ない為、現実がどんな状況であっても「私は幸せだ」という思い込みが潜在意識に浸透さえすれば、それを現実として捉え出すのです。

潜在意識が現実として捉えた事は、実際に現実世界に起きてくれないと私達の脳がギャップを感じてしまいますよね。そのギャップを起こさない為に潜在意識は私達の行動や思考を操り、思い込みを現実のものにしようとします。

この潜在意識の現実化のパワーをアファメーションによって上手く利用出来れば、本当に望む現実を手に入れられるのです。

アファメーションは現在がどんな状況であっても行えるから

潜在意識の書き換えに有効な自己暗示ですが、今現在の状況がどんなに最悪だったとしてもアファメーションは行えます。

潜在意識は状況についての判断も下しませんから、「今現在の状況からいって可能かどうか」という事は潜在意識のパワーとはあまり関係ないのです。

周りの常識からは考えられないような事であっても、本人の潜在意識で思い込む事さえ出来れば現実化出来るのです。

一般人が思いもつかないような偉業を成し遂げるスポーツ選手や芸術家の人々は、常識の枠にとらわれずに潜在意識の書き換えに成功しているのでしょう。

ただ、潜在意識の書き換えを始めたばかりの頃は、あまりにもそれまでの常識と異なった思考パターンを自己暗示しようとしても上手く入っていきません。

最初は特に潜在意識よりも顕在意識優位での生活に慣れている為、顕在意識が「それは絶対に無理だろう」と思ってしまうような内容は潜在意識に浸透しにくいのです。

初めはまず、自分でも考えつくような小さな変化、例えば「宝くじに当たって急に1億円入ってくる」というような確率の低そうなものではなく「仕事の給料が少しアップして収入が増える」というような、現実的な引き寄せから慣れていくのがお勧めです。

自己暗示をするうえで注意したい2つのポイント

アファメーション等の自己暗示をするうえで、注意しておきたいポイントが2つあります。

現実逃避による妄想とは違う!アファメーションには幸福感が大切

アファメーションのような自己暗示は、行き過ぎると病的な妄想になってしまうのではないか?と懸念する方も中にはいるようです。確かに妄想と自己暗示はとても似ていますが、引き寄せの為に行う自己暗示と病的な妄想には少し違いがあります。

自己暗示では基本的に、自分の理想を現実化するという目的がはっきりしています。それに対しただの妄想は目的を持ちません。

自己暗示では、それが現実であると思い込むくらいの臨場感や幸福感が大切なので、想像が現実であるかのように感じるまで暗示をかけます。しかしあくまでこれは現実化の為のプロセスです。実は大切なのは、想像をしている時に感じる幸福感や感謝の気持ち等のポジティブな感情です。

このポジティブな感情にこそ物事を現実化する引き寄せのエネルギーが宿っている為、実際に本人が現実か妄想か分からなくなるといった状況が必要なわけではないのです。

対して妄想というのは一般的に、現実から逃れる為にするものです。苦しい現実から逃れ、想像した事が真実であると信じ込みたいが故に妄想をするわけですが、そこには望みを現実化するという具体的な目標はありません。

なので、妄想をしてそれが現実のように感じられても深い幸福感はなく、ふと我に返った時に現実との違いにがっかりするでしょう。

理想的な自己暗示というのは、アファメーションをしてそれが実際に叶った時のような嬉しさを感じつつも、現実にしっかりと向き合っている状態です。

現実はまだ辛い状況かもしれませんが、これから変わっていくであろう未来に思いを馳せた時のワクワク感が長く続くようになってきたら成功の兆しです。

その幸せな気持ちが次第に日常的になり、辛い現実にありながらもポジティブで明るい気持ちを持ち続けられるようになる頃には、現実も変わり始めているでしょう。それは幸せな気持ちによりあなたの態度や行動も無意識に変わり始めるからです。

自己暗示とは、妄想と似ているようでいて非なるもの。自分の感情をコントロールしていく事こそが自己暗示なのです。

あまりに現実離れしたアファメーションは顕在意識にブロックされる

アファメーションの際に感じる感情は、アファメーションがポジティブに働いているかどうかのバロメーターにもなってくれるものです。

私達は普段は顕在意識優位で生活している為、顕在意識であまりにも「絶対にあり得ない」と否定したくなるような事は、顕在意識に強くブロックされてしまい潜在意識に浸透させる事が出来ません。

例えばこれまで失恋ばかりで彼氏が出来た事の無い人が「私はアイドルの○○と付き合っていてとても幸せ!」と思い込もうとしてもあまりにも現実の枠を超えている為、顕在意識が「いやいやそれは無いだろう、どうやって出会うの?」と強く否定してしまうのです。

あまりに現実とかけ離れたアファメーションではこのように、「願いが叶って幸せ」という感情が湧く前に自分の顕在意識が邪魔をしてしまう為、「想像をしてみたもののなんだか虚しい…」という気持ちになります。

もしあなたが現実を大きく変えようとアファメーションを始めたけれど、ワクワク感よりも虚しさを感じているようならば、それはアファメーションの仕方が今の自分に合っていないというサインです。

諦める必要はもちろんありませんが、例えば「アイドルの○○と付き合っています」というような現実に想像しにくい自己暗示ではなく、「身近に気になる人が出来て毎日充実している」というような小さな規模のアファメーションから始めてみる事です。

現実を創造するというのは、実際には毎日の選択と行動の積み重ねです。

ある日、目が覚めたら自分が別人になっていたという事は物理的にもありえません。それと同じで、自分を取り巻く環境が魔法のように一夜にして変わるという事はまず無いでしょう。

しかし、自分自身がポジティブになっていく事で思考や言動、行動が変わり、幸せへのチャンスを掴みやすくなるという事ならあり得ます。それがまさに引き寄せの法則が働く仕組みともいえるでしょう。

着実に望む事を一つ一つ引き寄せていく為には、段階を踏んでいく事も大事です。

アファメーションをしながら自分が幸せな気持ちを感じられているか、現実とのギャップにがっかりしていないかを意識するように心がけてみて下さい。

小さな事から現実化!私の自己暗示実践法

実際に私がこれまで引き寄せの為にアファメーションを実践して、効果的だった方法についてご説明します。

初めは極端すぎる自己暗示で虚しい気分に

私も初めの頃は「引き寄せに今の状況が関係ないのなら、どんな想像でも現実化するはず」と、現実に全くあり得ないような事を引き寄せようと必死になっていました。この頃はまだ、妄想とアファメーションの違いを理解出来ていなかったのです。

しかし段々と気付き始めます。宝くじが当たらないのも、道端で大好きなタレントさんに出会わないのも、ただ妄想をしているだけで効果的なアファメーションは出来ていなかったのですから当たり前の事だったのです。

この頃は起きてほしい現実を想像しては、後で我に返って「そんなわけないか…」と虚しい気分になっていたと思います。

そしてこんな気分になるという事は、「自分の自己暗示の仕方が極端過ぎて、顕在意識が着いて来ていないのかもしれない」と思い始めました。

自分の顕在意識でも信じられる程度の自己暗示で引き寄せに成功

そこでまず、自分の顕在意識でもなんとか現実として信じられるけど、起こったら嬉しい事というのをイメージしてみる事にしました。

最初にイメージしたのは、自分の大好物であるチーズケーキです。おかしいかもしれませんが、その日私は「今日中に私はチーズケーキを食べる」という自己暗示をかけたのです。

チーズケーキがどこから来るのかまでは指定していません。ただ美味しいチーズケーキを味わって食べて、ありがたいなあと感謝の気持ちを感じている所まではっきりとイメージしました。

それまでは自己暗示をかけようとしても体験もした事の無いような内容だった為、現実感や臨場感というものが全然感じられませんでした。

しかしこのチーズケーキは、実際に食べた事があるし、その気になれば自分で買う事が出来る程度のものです。なので初めてはっきりと、現実のような臨場感でイメージする事が出来たのです。

そして最初の引き寄せが起きたのはその数時間後。近所に住む友人が「今日ケーキを沢山頂いちゃったんだけど食べきれないから、お裾分けするね」とやって来たのですが、その彼女が持って来たのがまさに、私の想像した通りのチーズケーキだったのです。

私はこの時、初めて引き寄せの法則が働く仕組みを理解しました。現実に起きると全く思えないような事はただの妄想で終わってしまいますが、臨場感を持って感じられるような自己暗示であれば潜在意識に作用し、現実化出来るのです。

アファメーションの幅を広げて小さな事から次々と現実化

私はこの日のチーズケーキから始めて、少しずつアファメーションの幅を仕事や人間関係に広げていきました。小さな事でも想像が現実化すれば、「アファメーションは実際に効果がある」と潜在意識に刷り込む事にもつながります。

結果、次々と自己暗示が現実化していき、引き寄せのパワーが強まった事を実感しました。

まとめ

潜在意識の書き換えには自己暗示が効果的です。自己暗示は催眠や妄想等危険なものと誤解されてしまいがちですが、実は引き寄せの為の自己暗示とはポジティブな感情を感じる為のもので、自分が分からなくなってしまうような危険なものではありません。

いわば、ポジティブな感情を味わうゲームのようなものなのです。

あまりにも絶望的な気持ちから「これが叶わないともう終わりだ!」という気持ちで自己暗示をかけようとしたり、現実とかけ離れすぎた自己暗示をかけようとしたりしてむしろ落ち込んでしまうようでは逆効果です。

ポジティブな気持ちを感じて楽しんで、実際に願いが現実化するかどうかのゲームをしているような気分でアファメーションをする方が、願いが叶いやすくなるでしょう。

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