スピリチュアルカウンセラーとは?仕事内容と現実
こんにちは、管理人の凛です。
皆さんはスピリチュアルカウンセラーをご存知ですか?名前は聞いたことがあっても、実際に出会ったことがなかったり、どんなものか知らない人も多いはずです。
しかし、私たちが現世で人生を送る上で、彼らはとても重要な役割を担っているのです。
スピリチュアルカウンセラーの仕事は「守護霊・指導霊の代弁」
スピリチュアルカウンセラーの仕事を一言で表すと、「代弁者」と言えるでしょう。相談者の日頃の悩みを聞き、その答えを守護霊、指導霊から教えてもらい、相談者に代弁して答えるというのが仕事です。
守護霊や指導霊は、その人物をより良い方向へ導いたり、進むべき道から外れないようにサポートする役割を負っています。彼らは、常に私達に語りかけていますが、高次元の存在のため、私たちがその声を耳で直接聞くことは出来ません。
その声を特殊な能力で交信して聞くことが出来るのが霊能力者であり、スピリチュアルカウンセラーなのです。
守護霊、指導霊とは
私たちの人間の本質は「魂」です。
かつては、肉体に魂が宿るという「肉体主体」の考えが主流でした。あらかじめ形成された肉体に何らかの関係性のある魂が“あとづけ”されるという考え方です。
しかし、今主流の考え方は、普遍の存在である魂に、肉体が“あとづけ”されるというものです。魂に肉体が形成されると、魂が肉体と共に現世へ来て、人格が形成されるという考え方です。
人格というのは魂と肉体が形成されなければ生み出されることはなく、現世での環境などのあらゆる影響を受けて作り出されます。人格はあくまでも現世で作り出されたものなので、魂自体に記録されたり、魂に何か影響をあたえることはありません。
つまり、今生きている自分たちの好き嫌いや能力は、魂によるものではなく、この約80年といった限られた期間にしか存在しないのです。
少し難しく感じた人は、ドライブをイメージすると良いでしょう。「時間」が道であり、「肉体」が車で「魂」が運転手です。1つの道をドライブする中で、車が壊れたら、新たな車をオーダーメイドで作ってもらい、ドライブを続ける。前世は、前に壊れたり乗り捨てた車だと思えばよいでしょう。
この考え方からすると、前世というのは前に自分の魂が宿っていた肉体と、それによって作り出された人格ということになります。
この前世の自分の親類縁者の魂がまだ他の肉体を形成せずにいると、その魂は霊的存在となり、現世の自分の守護霊、指導霊になると考えられています。
守護霊・指導霊との交信方法
霊的存在と交信し、有益な情報をもらう行為のことを「チャネリング」と言います。
実は、生活をしている中で、このチャネリングは誰しも無意識に行っているものです。やたら頭が冴えて物事がはかどる、色々なアイディアが急に沢山下りてくる、という経験があれば、それこそがチャネリングです。
頭が冴えたりしている時は、セルフハイヤーという自分の魂の高次元の側面と交信しているのです。
それなら、だれでもスピリチュアルカウンセラーになれるじゃないかと思うかもしれませんが、そう簡単にはなれません。
無意識におこなわれるチャネリングは「アンコンシャス・チャネリング」と呼びますが、無意識であるためにチャネリングで交信した内容が記憶には残りません。
一方、意識的にチャネリングをすることを「コンシャス・チャネリング」と呼びます。何を対象にチャネリングしたのか、どのような更新を交わしたのか、ということまでしっかりと覚えているチャネリングです。
スピリチュアルカウンセラーは、守護霊や指導霊に対してこの「コンシャス・チャネリング」を行います。「コンシャス・チャネリング」を行うのは非常に難しいため、これが出来る人はスピリチュアルカウンセラーに向いていると言えるかもしれません。
スピリチュアルカウンセラーの現実
スピリチュアルカウンセラーがどのようなものであるかは分かって頂けたかと思います。しかし、スピリチュアルカウンセラーをより身近なものとして感じてもらうために、スピリチュアルカウンセラーの仕事を違う角度から見てみましょう。
仕事スタイル
スピリチュアルカウンセラーには2種類の仕事スタイルがあります。1つは個人で活動するスタイル。スピリチュアルカウンセラー養成講座に通うなどして勉強をした後、独立してフリーでカウンセリングを行うというものです。
もう1つのスタイルは団体に所属し、カウンセリングを行うスタイル。有名な団体では日本心霊科学協会や日本スピリチュアリズム協会などが存在します。後者は、世間でも有名なスピリチュアルカウンセラーの江原啓之氏が設立した団体です。
スピリチュアルカウンセラーの給料
スピリチュアルカウンセラーの給料は基本的に出来高です。自分のところへ相談に来る顧客が多いほど、給料も増えるわけです。法人によっては、時給で支払われるところもあるようです。
スピリチュアルカウンセラーもあくまで仕事は「カウンセリング」であるため、他のカウンセラーと仕事形態は変わりませんが、市場の小ささが多くのスピリチュアルカウンセラーを悩ませているようです。
スピリチュアルカウンセリングの目的
スピリチュアルカウンセラーの仕事の核は「クライアントの悩みを解決すること」です。
あくまでカウンセラーであり、お悩み解決の手段としてスピリチュアルな方法を採っているに過ぎません。
霊的な高次元とのやり取りは目に見えないために、スピリチュアルカウンセラーがあまり信用されないことも悲しい現実ではあります。
ですが、自分ではどうしても解決できない悩みに直面した時は、ぜひ彼らのもとを訪ねてみてください。悩み解決の糸口が見つかることがあるかもしれませんよ。
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