知らないと逆効果!潜在意識の正しい使い方と実践方法
こんにちは、管理人の凛です。
皆さんは日々の生活を送っている中で、自問自答をすることがありますか?
「あの時、あの決断を下してしまってよかったのだろうか?」
「私はどうしたいのだろう?」
そういった自分自身との対話を行うことで、自ずと答えが導き出されることを「潜在意識」と言います。
万物の答えは必ず自分の中にあります。
その答えが見つかるのがいつになるかは誰にもわかりません。
しかし、その答えが脳裏にはっきりと浮かんできた時に、人は「潜在意識を働かせた」というのです。
今回はそんな潜在意識の正しい使い方を学んでいきましょう。
うまく潜在意識を働かせることができれば、きっとあなたの毎日はもっと輝くはずですよ。
手帳などに書き記すだけでは、潜在意識は働かない
潜在意識を引き出そうと、夢や目標などを手帳に書き記しておく人が多くいますが、実はそれは大きな間違いです。
もちろん、「紙に書き記す」という行為も嘘ではありませんし、実際にそれで自分の納得のいく答えを導き出せたという人もいるでしょう。
しかし、これによって実際に答え(夢・目標)を引き出すことに成功したという人は、ほんの一握りしかいないのではないでしょうか。
では、どうすれば潜在意識を働かせて夢や目標に自分を近づけることが出来るのでしょうか?
潜在意識を働かせることによって得られる答えは「一つだけ」
いちばん大切なのは、得られる答えは「一つだけ」であると頭でしっかりと理解することです。
人間とは欲の深い生き物です。
あれもこれもと多くの答えや夢、目標を多く求めすぎると、潜在意識は上手く働きません。
ここで、幼い頃のことを少し思い出してみましょう。
例えばあなたは小学生の頃、何かに夢中になっていませんでしたか?
ピアノや野球、お絵かきにアニメ…なんでも構いません。
そういった自分が大好きで夢中になれるものに触れていた時、あれやこれやと小難しいことを考えながら取り組んでいましたか?
きっと、そうではなかったはずです。
「ただただ楽しいから、やる」。
そんな一心不乱な思いだけが原動力となって動いていたのではないでしょうか。
実際に、そういう時は無意識の内にその物事が上達していたり、詳しくなっていたりしていませんでしたか?
そういった一途な想いをもとに、潜在意識は初めて正常に動き出すのです。
物事に集中できる環境を作ることがポイント
何も気にせずにその物事ひとつにだけに集中することが潜在意識を上手く働かせるコツだということはおわかりいただけたかと思います。
しかし、中には「そんな事は大人になった今ではできない…」という方もいらっしゃるでしょう。
家賃も食費も税金も気にしない、自分のやりたい事だけをやれた少年時代。
何もしなくても、暖かい家とおいしいご飯、やわらかな布団が待っている生活。
大人なった今、その環境に戻ることは出来ないでしょう。
でも、意識を少しだけ変えてあげることは可能ですよね。
色々と考えなくてはならないけれど、まずは一番大事なことだけを考える。
例えば休日の誰もいない部屋、トイレ、人の少ない映画館など、一番大事なことについて「100%集中して考えられる環境」を作りましょう。
潜在意識が「働く思考」と「働かない思考」
人間には潜在意識が働く思考と働かない思考があります。
この世界に生ける人間の9割が後者…つまり「働かない思考」で毎日を過ごしていると言っていいでしょう。
殆どの人が潜在意識を働かすことなく毎日を過ごしているか、もしくは間違った思考を用いているということです。
では、どうすれば潜在意識が「働く思考」を持つことが出来るのでしょうか?
「なぜできない?」ではなく「どうやったらできる?」
人は壁に突き当たると、まず「自分はなぜこの壁を登れないのだろう?」と考えることがほとんどです。
結論から言わせてもらうと、この思考こそが「潜在意識が働かない思考」です。
「なぜできない?」という思考をもったところで、1日で答えが導き出せる人は少なく、最悪の場合、一生答えが出ない人もいるでしょう。
しかし、それって時間の無駄だとは思いませんか?
実は、ほとんどの人はこの問いかけを無意識の内に24時間365日行っています。
なぜなら、考えれば考えるほど「出来ない理由」が出てくるからです。
これは潜在意識が悪い方向で働いてしまっている証拠です。
でも、そんなことに潜在意識を使うのはもったいないですよね。
では、どうしたら上手く潜在意識を働かすことができるのでしょうか。
答えは簡単。「なぜできない?」という思考を「どうやったらできる?」に変えていけば良いのです。
思考を「どうやったらできる?」にシフトチェンジすれば、自然と「こうすれば」「ああすれば」といったように潜在意識も上手く働き出します。
最初の意識をほんの少し変えるだけ。まずはそこから始めてみましょう。
意識が潜在意識に到達すれば、近い未来の問題点が見えてくる?
意識を上手く働かせて潜在意識にまで到達させることができれば、何年も先に起きるかもしれない問題点が見えてくることがあります。
自分自身との対話の中で、自ずと「それはこうなっていくのではないか」「こうするべきなのではないか」という自問自答が起き始め、自分がその問題に対してどう動けばいいのかさえも見えるようになるのです。
ある人は「仕事の行き先が不安で、技術レベルを上げるための勉強をしたり、日々どうするべきか考えていると、ある会合で思いがけない出会いがあり、仕事に対する不安がなくなった」といいます。
このように、偶然に思えることも潜在意識がそうさせていると言っていいのではないでしょうか。
これらのことからも、もうおわかりかと思いますが、「考え抜く」ことが潜在意識が働くきっかけとなるのです。
不思議なことに、潜在意識が働くとその思いを実現するために必要な考え方や行動が自然と取れるようになってきます。
もちろん実現のために必要な情報を得るアンテナも敏感になりますし、物事の捉え方、見方もガラリと変わっていくでしょう。
人によっては、身体の全細胞が変わったかのように思うかもしれません。
まとめ
まずは自分自身との対話時間をしっかり作るところから始めましょう。
繰り返しになりますが、潜在意識を働かせるにはまず「自分自身との対話」をしっかりと行うことが大事です。
自分の中にいる自分を見つめ直すことによって、少しずつ思考は変化していきます。
その変化が一体どういった線路の上にいるのか、そしてそれは正しいのか、正しくなければ方向転換をしてあげる…そういったことの繰り返しで、あなたの意識は潜在意識へと突入していきます。
潜在意識を上手く利用して、毎日をさらに素晴らしく過ごすことができますよう、日々お祈りしています。