起業や脱サラで失敗する人と成功する人の特徴や考え方の違い3選!!
こんにちは、管理人の凛です。
今回は起業や脱サラで成功する人としない人の違いをテーマにお話したいと思います。
起業や脱サラで成功する人としない人がいるのは、考え方に違いがあるからです。潜在意識に送り込まれる情報に違いが生じるため、引き寄せる現実が異なってくるのです。
成功する人は、否定的な出来事があったとしても、それに振り回される事はありません。潜在意識に悪影響を及ぼさないように、ごく短期間で平常心を取り戻す傾向にあります。
成功者がしている事で難しい事は、1つもありません。脱サラ・起業を考えている方は、是非成功者の3つの行動を身に付けて、楽しい人生を築いていきましょう。
成功する人は言葉を利用して潜在意識を書き換えている
起業や脱サラをして成功する人には、言葉の持つ力をよく知っており、潜在意識を積極的に活用している人が多い傾向にあります。成功者はスピリチュアルな力なんて信じないのでは、と思うかもしれませんが、成功する可能性があるものについては信じられるまで勉強し、実践している人が多いのです。
言葉の力を利用した具体的な行動を5つご紹介しましょう。
否定的な事を言わずに言葉を選んで話す
潜在意識が最も影響を受けやすいのは、私達が普段使っている言葉です。人間の脳は、言葉を発した時にイメージとして捉えるようにできています。そして、そのイメージと情動とがセットになって、潜在意識の記憶に刻み込まれています。
例えば、「~さん、バカだよね」と言ったとすると、最後の「バカ」の部分だけがイメージ化されて潜在意識下でそれに見合った情動が起きます。もし子供の頃に転んだ時やテストで全然だめだった時等のイメージが引き起こされると、その時の自分自身に対する怒りや情け無さといった情動も一緒に現れるのです。
つまり、誰かに対して「バカ」という否定的な言葉を使うと、その度に過去のネガティブな記憶が喚起されて自分を否定する潜在意識の考えが強化されてしまうという事です。
成功する人は否定的な言葉を使用すると自分が損する事を知っているので、言葉を選んで話す人が多いのです。
アファメーションを習慣にしている
成功者の多くは、アファメーションをする習慣があります。アファメーションは、潜在意識を書き換えるのに非常に効果があるテクニックです。
アファメーションは1~2度やって上手くいくようなものではありませんが、繰り返しポジティブな言葉を自分自身にかけ続けていると、それが現実となって現れてきます。
アファメーションは、文の作り方やリラックスの仕方など、幾つかのコツがあります。そのコツを掴む前に諦めてしまうのは、非常に勿体ない事です。最後の最後まで諦めずにアファメーションを続けたのが、今、成功している人たちです。皆さんもアファメーションをするなら、成功するまで絶対にやめないというつもりでしてみて下さい。
ノートを活用して夢を書き留める
起業して成功する人は、必ずと言って良いほどノートを活用しています。ノートに自分が実現したい夢を書いたり、夢が実現した未来を詳細に書き留めたりしているのです。
夢をノートに書くという作業をすると、夢や願望が明確になるだけでなく、本当に自分が望んでいる夢かどうかが分かります。ノートに書いてみて、自分の感情が高ぶってワクワクするのか、それともいまいちピンと来ないのかなど、自分の感覚を試す為に使う場合もあります。
また、夢を実現したい理由をたくさん書いて、望んでいるかどうかに関係なく夢に向かって突き進むという事をしている成功者もいます。
どんなに苦しい時でも言葉や態度には出さない
成功する人は、どんなに苦しい状況の時でも、それを言葉や態度に表す事はありません。逆に未熟な人ほど、大した事でないのに感情的になったり、落ち込んだりしてしまいます。
潜在意識的にも、苦しくても大丈夫なフリをする事は非常に大きな意味があります。例えば、資金繰りが苦しくてお金がない時に大丈夫なフリをするのは、「私は成功しているし、豊かだ」とイメージしていることになります。このときに、「お金がなくなる、どうしよう」と言葉に出したり慌てたりすると、「お金がない」現実に臨場感を持っているので、それが潜在意識に書き換えられて現実になってしまうのです。
成功する人は、例えネガティブな感情になったとしても、それに引きずられる事がありません。すぐに気持ちを切り替えて、明るく前向きな気持ちに戻れます。逆に成功しないタイプの人は、ネガティブな感情を長く持ち続けて潜在意識に悪影響を与える傾向にあります。
日本で非常に有名なとある成功者も、苦しいときには「俺が苦しいはずがない!」と言って乗り切ってきたそうです。現実に振り回されずに、常に成功している自分をイメージし続けられるのが成功者の特徴の1つです。
嫌な出来事をポジティブな言葉や感謝に変える
成功する人は、どんなに嫌な出来事があったとしても、嫌な出来事として終わらせるような事はしません。例えば、車を運転中に後続車に追突されてしまったとします。最初は、「ちゃんと前を見て運転すべき」と怒るかもしれませんが、すぐに考えを改めて「この位で済んで良かった」とポジティブに解釈を変えられます。
逆に普通の人は、文句を言い続けたり相手のドライバーと口論になったりして、嫌な気持ちを引きずってしまう傾向にあります。
成功者は過去の嫌な出来事を思い出した時も、その都度ポジティブな言葉に変えて「良かった!」と潜在意識に言い聞かせています。潜在意識的には、成功者に起こる全ての現象が「良かった」「ついてる」「運が良い」などのポジティブな考えなので、本当に運が良いと思える事が次から次へと起こるようになります。
成功する人は努力の方向を間違えない
成功する人は、間違えた努力をしません。逆に不必要な努力をしてしまいがちなのが、成功しない人です。
やっている事に意味がなかったり逆効果だったりすれば、成功しないのは当然です。正しい努力ができるよう、成功者が行っている努力を知っておきましょう。
褒められる努力ではなく褒める努力をする
成功する人は、人を「褒める」努力をしています。逆に、成功しない人は、人から「褒められる」努力をしています。
人から褒められる努力をしてしまうのは、自分で自分の価値を認められていないからです。自己否定の考えが潜在意識にあり、無意識で自分を常に否定しているので常に不安が強い状態にあります。その結果として人から褒められたいという欲求が強くなり、人から褒められる努力をしてしまいます。
一方、成功する人は褒める事の大切さを知っているので、人に対しても積極的に褒めるのです。人を褒めると相手から喜ばれ、自然と味方になってくれる人が増えて、いつの間にか成功している状態になります。
褒められる努力をすると、人生が苦しくなっていきます。人を褒める努力をしましょう。
我慢ではなく忍耐をする
成功する人は、忍耐強く物事に取り組みますが、我慢しながら渋々やっている事は少ないものです。逆に成功しない人は、成功するのに必要だからといって我慢をしてしまいます。
我慢というのは、「have to 」という義務感で何かを強いられた時に出てくる感情です。一方、忍耐は自分がしたい事をする、あるいは、すると決めた事をする時に出る感情です。
我慢は、すればするほどエフィカシーや自尊心が下がりますが、忍耐は、すればするほど自信が付きます。
例えば、野球選手が毎日素振りの練習をしていたとします。「コーチに言われたから1,000回やってるんだ」という選手と「自分でやると決めたから1,000回やる」という選手とでは、結果が大きく異なるのは当然です。もちろん、潜在意識に書き換えられる情報も全く違いますので、我慢ではなく忍耐をするようにしましょう。
時代の流れを理解したうえで努力する
成功する人は、時代の流れを理解しているので、努力する方向を間違える事がありません。
たとえば、時代の流れはターゲット層を絞り込んで専門性を上げるという方向に向かっています。床屋さんなら「カットのみ」のお店が出てきたり、弁護士も「交通事故の専門」のような宣伝をしています。病院も昔に比べると、圧倒的に診療科目の数が増えています。そんな中で中華料理屋を始めようとしたときに、「より広いターゲット層」に向けて安くてメニューの豊富な店を始めるのが普通の人、麻婆豆腐の専門店や坦々麺の専門店などを考えるのが成功する人です。
失敗を失敗だとは思わず常に経験として学ぶ
成功する人は、何かやってみて上手くいかなかったとしても、失敗だとは思いません。むしろ、「これでは上手くいかない事が分かった」「1つ経験値が増えた」といって喜びます。
逆に成功しない人は、1回で上手くいくと思っているので、上手くいかない度にいちいち落ち込んでしまいます。
成功する人の潜在意識には、常に成功している、上手くいっているという情報が送りこまれますが、成功しない人は、上手くいかないという情報に書き換えられるので、大きな違いが生じてくるのは明らかです。
また、成功者は常に改良して挑戦するという事を続けていますので、トライ&エラーの情報を沢山持っています。センスは情報量に比例すると言われていますので、ビジネスのセンスが常に向上するのも成功者の特徴になります。
習慣的に運動をする
成功する人には、運動を習慣にしている人が多くいます。運動をすると、神経伝達物質であるノルアドレナリンやドーパミン、セロトニンなどが抽出されます。
特にノルアドレナリンは、ストレスによる苦痛を軽減する効果がありますので、仕事でネガティブになった感情を癒す働きがあります。また、ドーパミンやセロトニンは、心をポジティブにする作用がありますので、常に明るく前向きな心の状態でいられます。
このように、成功者は、運動を日常的にする事で、潜在意識に悪い情報が書き換えられるのを防止しているのです。
逆に、成功しない人は、嫌な事があると塞ぎ込んでしまったり、お酒の力を借りて気を紛らわせたりします。根本的にネガティブな感情を癒したいのであれば、成功者と同様に運動や瞑想を習慣にする事をおすすめします。
瞑想など集中するための習慣が身についている
成功者の多くは、瞑想など自分自身が集中するための習慣を持っています。意識を「今この瞬間」に向けられると、気持ちがネガティブになった状態でも、すぐに落ち着き集中できるようになるのです。
特に瞑想を習慣にしていると、日常生活でも感情の浮き沈みが少なくなり、潜在意識レベルでネガティブな感情に振り回される事が少なくなります。また、瞑想を続ける事で、そもそもネガティブになりにくい心になれるという実験もあります。
成功者が根拠を理解して行っているかどうかは分かりませんが、自分自身が集中できるための何かを見つけて継続して行っているのは確かです。ネガティブな気持ちになりやすい、トラブルを引きずりやすいという人は是非瞑想を続ける努力をしてみましょう。
成功する人は読書家で潜在意識に多角的な視点を持っている
成功する人は、読書をする事の大切さを知っています。読書をすれば、潜在意識にも良い情報に書き換えられますし、視点も変わります。読書をする事で、次から次へと新しい自分へと変化させているのが成功者の姿です。
読書をすればする程抽象度が高くなる
抽象度というのは、視点の高さのようなものです。例えば、思考をする時に「私」しか考えられない人は最も抽象度が低く、「私と家族」、「私を知る人」「東京都の人」「日本人」「地球に住む人全て」となるにつれ抽象度が高くなっていきます。
読書をすると、数多くの人の考え方が理解でき、実に様々な考え方があるという事に気が付きます。そして、安易に人の意見を否定する事無く、それを受け入れた上で自分の意見を述べるという事を繰り返しています。
これが習慣として身に付いてくると、次第に抽象度が上がり、高い視点でものを考える事が出来るようになるのです。成功者は沢山読書をしているので、自分を含めた皆にとって良い考えが出来るようになり、結果として、人から慕われ応援される人になって成功します。
読書を通して過去の成功者の視点が潜在意識に入っている
成功者の多くは、過去の偉人や成功者が記した書籍も大量に読み込んでいます。読書を通じて、今までに成功した人がどんな考え方をしていたのか、どうすれば成功するのかといいったノウハウが蓄積されています。
さらに、この本は良いと思った本については、何度も繰り返し読み込み、自分の潜在意識に成功者の思考をすりこむような事をしています。潜在意識は、繰り返しの情報に対して書き換えられやすくなるという特徴がありますので、読書を通じて、成功者の思考を手に入れているというわけです。
また、成功者が過去に犯した失敗についても理解が深まりますので、書籍で知り得た失敗事例をしっかりと理解しているという特徴もあります。既に誰かがした失敗をする可能性が低く、成功者の思考を手に入れているので、当然成功しやすくなるのです。
特に潜在意識を学ぶと、自分の考えの何が成功の邪魔をしていて、どうすれば成功出来るかが見えてきます。潜在意識についての読書をしたから成功出来るという保証はありませんが、成功に近付くのは間違いありません。皆さんも起業や脱サラで成功したいと思うなら、是非、成功者と同じように潜在意識について学んでみて下さい。
膨大な知識があるので自信がある
読書をすると必ず1つや2つは、新しい知識に触れる事になりますので、すればする程自信が付いてきます。もちろん、読書をする目的は、知識を増やす事だけではありませんが、それを利用してエフィカシーや自尊心を高めていけます。
また、成功者には、自分だけが成功しようと考えてはいません。人の成功を喜べなければ、潜在意識的には、自分の成功を許していない事と同じだと知っているからです。読書で知り得た良い情報については、ブログなどで皆に広めているという人も多いようです。
読書をして自信を付けて、その中から有益な情報を皆に広めて人から感謝される。そういう良い循環を作るのが上手なのも、成功者の特徴です。皆さんも読書をして良い情報を知ったら、是非他の人にも教えてあげるようにして下さい。
まとめ
成功する人としない人の違いは、決して大きなものではありません。しかし、潜在意識に与える影響や自分のマインドをポジティブに保つという意味では、非常に大きな違いがあります。
成功する人は、決して難しい事をしているわけではなく、人が真似出来ないような努力をしているわけでもありません。簡単に真似が出来る点もあるかと思いますので、是非出来る事から成功者の行動に近付けていきましょう。