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【ツインソウルの別れ】逃げるランナーと追うチェイサーの特徴を丁寧に解説

朝日の中

こんにちは、管理人の凛です。

ツインソウルは引き寄せ合いますが、魂の成長過程でランナーとチェイサー、つまり「逃げる立場」と「追う立場」に分かれ、不安定な時期であるサイレント期間の課題を乗り越えなければなりません。

サイレント期間には迷いや葛藤を抱きやすく、2人が同時に辛い感情を抱える事もあります。この期間を乗り越えるために、ランナーとチェイサーの性質について知っておきましょう。

目次

男性側がなりやすい「ランナー」の特徴と逃げてしまう理由

海辺の男性

ランナーは、ツインソウルの男性側がなる傾向にあります。ランナーは男性的であるがゆえに、与えられた魂の試練に立ち向かいます。でも、2人の関係が窮屈になれば逃げ出そうとするでしょう。この逃避行動はランナーの役割ですが、チェイサーを不安にさせます。

愛されている実感はある。だけどもう少し自由も欲しい。そんな気持ちからチェイサーの感情が負担になり、「今は会いたくない」と判断します。チェイサーには束縛しているつもりがなくても、ランナーの受け取り方によって逃避行動を誘発させるのです。

何故現実から目を逸らしてしまうのか、その理由をご説明します。

チェイサーと過ごすうちに直面する自分の弱さと向き合えないため

ランナーからすれば、チェイサーとの関係は自分の弱さと向き合っている状態です。頑張っても難しい。どうしても克服出来ない。そんな苦手意識を働かせながら、目の前の出来事に対応する自分を見ている状態でしょう。

チェイサーに落ち度はありません。むしろ一生懸命に頑張り、失敗しながらも経験を積み重ねようと必死になっているでしょう。ただ、ツインソウルは映し鏡のような存在です。チェイサーと一緒に過ごしているうちに、苦手な事を直視しなければならなくなり、それに立ち向かえない自分を受け入れられなくなるのです。

やらなければならないと理解していても、実際の行動となれば話は別です。弱点のレベルにも個人差はありますが、苦手な事に取り組まなければならない状態は苦しいものでしょう。

向き合えていない弱さには、次のような例があります。

  • 自分のミスを素直に謝れない(内面の弱さを隠したい)
  • 寂しくても意地を張ってしまう(本心を見抜かれたくない)
  • 知らない情報も知っているフリをする(馬鹿にされたくない)
  • 苦手な事を人に頼めない(能力が低いと思われたくない)

自分の短所や弱点と向き合うのは辛い作業です。向き合ったからといって、必ず乗り越えられるとは限りません。逃げても解決しない事はランナーも分かっているでしょう。分かっているからこそ自分を抑えられなくなり、回避行動を選びます。人によってはチェイサーと出会った衝撃が大き過ぎて、その説明の出来ない感覚に恐れを抱いたという場合もあります。

関係性を続ける事が苦しくなるため

考え込む男性

無償の愛を注いでくれるチェイサーに心地良さを感じながらも、長く続けば飽きる事もあります。誰にも話しかけられたくない。新鮮さが欲しい。そう思って、自分を優先させる時期があったかもしれません。それでも変わらず愛してくれるチェイサーに対し、「こんな自分で良いのだろうか…」と自信を失くす事で逃避するようになります。

一般的な倦怠期と少し似ているかもしれません。人は手に入れた物への関心が薄くなりがちです。もちろん「変わらない状態が好き」と言う人もいますが、新しい刺激を求める傾向が強く現れる場合もあります。

馴れ合いが続けば別の要求も生まれ、これまでチェイサーへ向けていた気持ちの優先度も低くなります。普通ならそこで別れを突き付けられる事もありますが、チェイサーからは一途な愛が注がれるでしょう。そうなればランナーに罪悪感が芽生えます。

  • 相手に何もしてあげられず、自分だけが得をしている
  • 相手を振り回してしまうので、他の人と付き合った方が幸せかも
  • 相手を都合良く利用しているだけかもしれない

このように様々な心理状態に置かれ、チェイサーとお付き合いを続ける事に苦しみを感じるようになります。例えチェイサーが「大丈夫だから」と言っても、ランナーに罪悪感があれば、楽になりたくて逃げ出すでしょう。

相手を幸せに出来ない事実は、ランナーにとって大きな問題です。幸せの基準はそれぞれでも、ツインソウルだからこそ苦しみを抱きやすいのかもしれません。

女性側がなりやすい「チェイサー」の特徴と追いかける理由

チェイサーは女性側がなる傾向にあります。チェイサーはランナーへの愛を求め行動します。もっと自分を愛して欲しい。時間を割いてもらいたい。相手に対する純粋な感情が、追いかける形となり現実に表れるのです。

チェイサーは女性的であるがゆえに、愛情を示して欲しくて何度も連絡するし、相手の事が頭から離れなくてランナーを追いかけます。感情表現の苦手なランナーに対し、気持ちを表してもらいたくて駆け引きする場合もあるでしょう。

それが相手にとって良い悪いではなく、チェイサーの気持ちを表す役割となります。でも、追いかけ回している自覚はありません。悪意もなく、感情の盛り上がりに従っているだけなのです。

ランナーの気持ちを確認したいから

連絡を待つ女性

ランナーからの愛を信じて疑わないチェイサーは、愛情表現で関係性を安定させようとします。ランナーが逃げ出す気配を感じ深く傷付きますが、何故逃げ出したのか理由は分かりません。避けられているかもしれない。もう会ってもらえないのでは…。そんな悲しみに突き落とされているからこそ、ランナーを追いかけて気持ちを確かめたくなるのかもしれません。

例えば、ランナーの次のような行動に強い不安を覚えるでしょう。

  • 連絡が途絶えがち
  • 相手からの返事が遅い
  • 約束をキャンセルされる
  • 言葉にして気持ちを伝えてもらえない
  • 他の異性とばかり楽しそうにしている

相手の気持ちが分からなければ不安も増します。ランナーを信じるための証拠を探し、2人の関係だけに目を向けてしまうでしょう。相手が離れようとすればする程、追いかけます。

追いかける立場になれば、冷静に立ち止まって考える事が出来ません。もしかしたら疲れて寝ているだけかもしれない。仕事上のトラブルで忙しくしているだけかもしれない。推測すればいくつも仮説を立てられますが、チェイサーとしての本能に目覚めたら、追いかけるしか出来なくなります。

追いかける事が苦しくなったら相手への執着を手放す

本を読む女性

ランナーの態度や行動ばかりを追いかけていれば、自分の気持ちも見失いやすくなります。何も考えられなくなり、自分の役割である行動に苦しくなるでしょう。追いかければ追いかける程、ランナーはチェイサーから遠く離れます。追いかける事が苦しくなったら、相手への執着を手放して下さい。

具体的な行動としては、以下の例が挙げられます。

  • 連絡が来るまで待つ
  • 相手の気持ちを試さない
  • 恋愛以外の事に没頭する
  • 自分の幸せを相手に託さない
  • 追いかける自分を許す

特に心がけて欲しいのは、自分の幸せを相手に託さない事です。ランナーの言動に幸せを感じるのは自由ですが、幸せになれるかどうかは自分次第です。お互いに相手を想っていても、ランナーの考える幸せが自分の理想と違う場合、相手の行動に反応して「〇〇をしてもらえない」と感じるようになります。

例えば、ランナーが「チェイサーと旅行へ行く」という幸せのために仕事を頑張っても、「日常的にベッタリする」事が幸せというチェイサーからすれば「いつも放置されている」と感じるかもしれません。

そうなれば「ランナーに構ってもらえないから幸せじゃない」と思うようになり、自分が幸せを感じられない状態をランナーのせいにします。すると相手を追いかけるようになり、幸せを手に入れるため、ランナーへ依存してしまいます。依存が加速すれば執着へと変わり、相手ばかりに焦点を当てる状態から簡単に抜け出せなくなります。

自分の幸せをランナーに託すのではなく、望む方向性を自分で作って下さい。相手からしてもらえる事だけを幸せに含めるのではなく、現実に起きている事実を丁寧に見ましょう。事実に感情を乗せず、2人の間で起きた現象を記録します。事実に感情を乗せると客観的な解釈が出来ません。

例えば、2人だけの甘い時間を過ごせたとします。でも、ランナーは忙しくてあまり時間を割けませんでした。事実に感情を乗せたら「寂しい」と感じやすいですが、甘い時間を過ごせた事は間違いありません。客観的に見れば羨ましい状態でも、チェイサーからすれば物足りなくて幸せを感じられない事もあるでしょう。

この場合は「寂しい」と感じる部分にだけ焦点を当て、甘い時間を過ごせた事実を認められておらず、幸せを感じられないのです。実際に起きた事実のみを見れば、甘い時間を過ごせた事は幸せな状態です。人によって幸せの範囲は違っても、事実のみを記録すれば、振り返った時に自分がどれだけの愛を与えられていたか分かるようになります。

結ばれるにはお互いの課題を克服し魂の向上を果たさなければならない

見つめ合う

ランナーとチェイサーが結ばれるには、お互いの課題を克服する必要があります。魂の成長に欠かせない試練を乗り越えれば、ツインソウルとして更なるレベルアップを期待出来るでしょう。

サイレント期間を経て魂を成長させ、そこでようやく1つに融合します。出会ってから融合まで早いツインソウルもいれば、1年以上かかる事もあります。

様々な危機を乗り越え自然な形で結ばれますが、魂の向上を果たさなければなりません。

離れている事実を受け入れる事も魂のレベルを向上させる

サイレント期間には、後悔の念や、喪失感、孤独感、「もう二度と恋愛出来ないかもしれない」といった不安が押し寄せてくるかもしれません。

人によって味わう感情は違いますが、魂が新しいステージへ進むためには一時的に負の感情が湧いてくるものです。お互いに納得した別れでも、込み上げてくる感情の揺らぎは抑えられません。ただ、次へ進むための通過点なので、そう長くは続かないでしょう。ツインソウルとの別離を受け入れて自立心を磨く事も、魂を成長させるステップなのです。

離れている事実を受け入れ、魂を成長させる段階を乗り切れたなら、今度こそ強く結ばれるでしょう。

まとめ

今回は、ランナーとチェイサーの役割や特徴などをご紹介しました。これらを理解して、お互いの関係に役立てて下さい。ツインソウルの絆は深い部分で繋がっています。別れを経験しても、それは新しいステージへの進展のためなので心配ありません。魂を向上させれば幸せに辿り着ける事を信じて、現実に起こっている出来事を受け止めましょう。

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