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【不成就日とは?】天赦日との関係や意味、仏滅との違いを分かりやすく解説!

仏滅

こんにちは、管理人の凛です。

人生に関わるような、結婚式や事業の立ち上げ等をお考えの方は、これからご紹介する「不成就日」「天赦日」「仏滅」といった日柄について覚えておくと良いでしょう。

これらの日柄の違いを知っておけば、暦に凶日があっても怖くありません。イベントを適切にスケジューリング出来るようになりますよ!

今回は不成就日と天赦日、仏滅、大安、一粒万倍日との関係についてご紹介します。

目次

不成就日とは何をしても悪い結果になる日

不成就日とは選日(※1)の1つで、何をしても悪い結果になってしまう日の事です。ですので、物事を始めるのに適さないと言われています。

この事から、結婚、引っ越し、契約、開店、子供への命名、建築関係、目標を立てるといった事が避けられています。

不成就日は別名「不浄日」とも言われる程の凶日です。慎重に過ごしたり重要なイベントは別日にしたりするのが良いでしょう。

※1 選日とは、吉凶を十干十二支の組み合わせによって占う方法の総称です。選日には不成就日以外にも、八専や三伏、十方暮等の吉凶を表す日があります。

新しい事を始めるのに最適の吉日「天赦日」との関係性

結婚 神前式
天赦日とは、最上の吉日の事です。100の神様が天に上るので、罪が許される日とされています。このような特徴がある為、新しい事をスタートさせたり挑戦したりするにはピッタリの日です。

特に、結婚や入籍、引っ越し、契約、開店、出生届の提出、建築関係、神社へお参り、目標を立てるといった事に向いています。
天赦日は1年に5日程しかなく「レア」な事からも、お祝い事にはよく選ばれていますよ。

不成就日と天赦日が重なる日は吉日の力が薄れるとされている

不成就日と天赦日は重なる事があり、1年に2回前後被ります。
不成就日特有の強い凶が影響すると考えられているので、天赦日の「吉日」のパワーはかなり薄れてしまうでしょう。
ですので、お祝い事を行う際には別日にするのが無難です。

お祝い事を避けたい凶日「仏滅」との関係性

仏滅とは六曜(※2)の1つで、「仏も滅するような」凶日の事です。
この日は何事も上手くいかないと言われているので、結婚式やお祝い事は避けられています。一方で、法事や葬式には問題無いでしょう。
凶のイメージが重なる事から、この日に体調を悪くすると治るまでに時間が掛かるとも言われています。

不成就日は選日にカテゴリーされ、吉凶を主に十干十二支の組み合わせで占いますが、六曜は太陰太陽暦がベースになっているので、選日にカテゴリーされません。不成就日は旧暦における十二支と五行の組み合わせを元に割り出しているため1ヶ月に4日程、一方六曜は6つの曜がローテーションする形で順番に巡って来るため1ヶ月に5回前後巡って来ます。

※2 六曜は太陰太陽暦に基づいており、暦注(暦に記されているその日の運勢)の1つです。六曜は大安、仏滅、友引、赤口、先勝、先負の6つで構成されています。六曜は主に冠婚葬祭における日取りを決める際に用いられる事が多いようです。

仏滅と不成就日が重なる日は大凶日

仏滅と天赦日が重なる日は大凶日であると言われています。仏滅と不成就日が表す凶のイメージが重なる事からも納得ですね。
仏滅に結婚式や納車、事業開始等は控えた方が良いとされていますが、不成就日が重なる日は特に避けると良いでしょう。

仏滅は天赦日にはマイナスの影響を与えにくいとされている

天赦日は「最高の吉日」である事から、仏滅の凶のイメージを打ち消すとされています。ですので、天赦日が仏滅と重なってもでも影響は受けにくいので、吉日の意味合いは残るでしょう。
ただし、他の六曜よりも仏滅は「吉日」の効果が薄れる可能性があります。

六曜の中で一番の吉日「大安」との関係性

大安は六曜の1つで、六曜の中で1番の吉日です。万事が吉という特徴がある事から、結婚式や入籍の日として選ばれています。
不成就日や天赦日が重なる事によって、吉日の度合いが多少変わります。

大安の日と不成就日が重なると凶の影響が強くなる

大安は六曜の1つで、「万事に吉」とされています。
ですが、大安と不成就日が重なると、不成就日の凶の影響が強くなるそうです。祝い事や事業の開始等は避けた方が安心出来るでしょう。

大安と天赦日が重なるとさらに運気アップ!

天赦日と大安が重なる日は、吉日としての要素が強くなるとされています。ですので、祝い事や事業を始める方はこの日を選んでも良いでしょう。
また、重なる日も1年に1回程であるので貴重な日となっていますよ。

物事を“増やす”のに縁起が良い日「一粒万倍日」との関係性

財布
選日における吉日として、一粒万倍日があります。この日はとても縁起が良い日とされています。

一粒万倍日には、1粒のお米が万に実るという豊かなイメージがあります。万にお米が実るとあるように、物事を増やす事に深く関係しているのです。
種蒔きや事業の開始、入籍、引っ越したり財布を買ったりする事等に向いています。

ですが、増えるという意味合いがある事から、苦労やトラブルがあると増幅しやすいので注意が必要です。この日のローン組みや諍い、散財には気を付けましょう。

一粒万倍日は、1ヶ月に5回前後巡ってきます。

一粒万倍日は凶日と吉日の意味合いを強める

不成就日、天赦日、仏滅とご紹介してきましたが、一粒万倍日の存在も忘れてはなりません。一粒万倍日が重なると、それらの意味合いを強めます。

不成就日と仏滅であれば凶日、天赦日であれば吉日の要素を増大させます。
特に一粒万倍日と不成就日の組み合わせには注意が必要です。事業等をこの日に立ち上げると、望むような結果を得られない事があります。

イベント事の日取りを決める際には凶日を意識しましょう

何かイベント事の日取りを決める際には、凶日の要素が強い、不成就日や仏滅などを意識する事をおすすめします。

とは言え、凶日を気にし過ぎているとストレスを感じ易くなります。それが続いていると行動が雁字搦めになり、凶日が表すような悪い結果に繋がってしまう時がありますので、結婚式や事業の立ち上げといった人生の転機の際に、特に気をつけてみると良いでしょう。

また、向いている事・向いていない事として挙げてきた例はほとんどその日の内に決めて出来る事ではありません。
六曜はカレンダーに、不成就日等はインターネットで検索すれば簡単に調べられるので、凶日は事前に避けられますよ。

まとめ

新しい事を始める際には、吉日を選んではいかがでしょうか。凶日という不安要素を取り除いておけば、安心して物事をスタートさせられます。

日常生活では不成就日や仏滅等といった凶日は気にし過ぎないようにし、人生の転機となるような大きな出来事の日取りを決める際に視野に入れると良いでしょう。
日柄の良し悪しを事前に知っておけば、当日になって不安になるような事はありませんよ。

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