【男性心理】男性が女性を抱きしめるのは何故?抱きしめ方に隠された7つの男性心理!
こんにちは、管理人の凛です。
今回も皆さんから寄せられた体験談を元にしたテクニックや知識をまとめ、記事にしましたのでシェアさせて頂きます。
「壁ドン・あごクイ」なんて言葉がありますが、女性であればキュンキュンして萌えてしまうのが、それに並ぶ「後ハグ」ですよね。後ろから手を回され、思いきり抱き締められたら、もうドキドキは止まらないはずです。ですがどうして、前から抱きしめるのではなく、わざわざ後ろから抱きしめてくる男性が増えているのでしょうか?今回はそんな、男性心理に迫って抱きしめ方に隠された内面的な部分をお話していきたいと思います。
男性が女性を抱きしめるのは何故?男性心理に徹底的に迫る!
男女に限った話ではなく、人が人を抱きしめるというのは、何かしらの好意があるからに違いありません。好意のない相手に対し、わざわざ自ら身体を触れるなんてことはしないですよね。
苦手だと思っている人、嫌いだと思っている人に対して、わざわざ自分から近付こうともしないでしょうし、増してや抱きしめるなんてことは絶対に有り得ません。好きといった以上の感情がそこにあるからこそ、人は人に触れたいと思うようになるわけです。そしてそれ自体が、抱きしめるといった行為になっているのです。
人の加齢に伴う発達的変化を研究する心理学の分野に、発達心理学といったものがあります。更には教育の世界でも、愛情・愛着といったアタッチメント”といった言葉も存在し、日本ではこのアタッチメントを、特定の人物に対する心理的な結び付き(乳児が母親との接触を求めるような行動)をさします。生まれたばかりの乳児は、周りの大人達とのふれあいを通じて、心と身体を発達させていくのです。母親はもちろん、母親以外の大人達とのスキンシップを通じて、不安なことや心配なことを軽減させたり、自分はみんなから愛されている価値ある人間なのだと、自然と脳が認識するようになるのです。
このスキンシップやボディタッチといった他者と触れ合う行為は、生まれたばかりの乳児だけに限ったことではありません。
大人になるにつれ、ただ他者とのスキンシップやボディタッチをはかるアタッチメントだけではなく、キスや性行為といった関係も含めて、誰かと身体と身体を触れ合おうとすることは、生まれたばかりの乳児と同じように、とても重要なことだと言われています。
要するに、男性が女性を抱きしめる行為ということ自体、「他者とスキンシップやボディタッチを行って愛着行動をしたい」といった人間としての心理がそこにあると言えるのです。
誰かとハグをすると、ストレスの三分の一が緩和されると言われている通り、抱きしめるといった行動は心身共に癒されると考えられます。
男性が女性を抱きしめるときの男性心理9つ
それではもう少しだけ、男性が女性を抱きしめるのは何故なのか、男性心理に基づいて細かく見ていきましょう。
(1)相手のことが好き過ぎてどうしようもない
好きな相手だからこそ、傍にいたい。身体と身体を触れ合わせたい。そう思うのは、女性であっても同じ気持ちだと思います。「抱きしめる」行為というのは、先にもお話したアタッチメント行動のひとつです。それは言葉を使うのではなく、身体で相手に対して、自分自身の気持ち(好意)を伝えることが出来る、もっとも手っ取り早く最適なコミュニケーションの手段とも言えます。
(2)自分だけのものにしたいという独占欲
好きな人、愛する人、自分にとって凄く大切なものや価値のあるもの、そして自分自身にとってかけがえのない存在というものは、何があっても失いたくはありませんよね。誰かに盗まれてしまうかも知れないといった恐怖や、「手放したくない!」と思う気持ちが全面的に出てしまった時に、抱きしめるといった行為に発展します。女性からしてみれば嬉しい気持ちもあるけれど、スキンシップやボディタッチがあまりにも多すぎると、少しだけわずらわしさを感じてしまう場合もあるかも知れないですね。
(3)守りたいと思える存在
女性に比べると男性は、支配したい気持ちと養護したい気持ちが非常に強いと、一般的には言われています。支配したい気持ちというのは、独占したいと思う気持ちに凄くよく似ていて、これは相手を自分の思うがままにテリトリー内に置いておきたいという欲求のひとつです。
養護したい気持ちというのは、特別な保護をして相手を“守りたい”と思う欲求のひとつとなります。最近では、良い意味で色んなことにおいて男女の差がなくなってきました。男性よりも女性の方が、養護欲求が強くなっている傾向にあると言われており、一概にどちらがこの欲求を強く持っているとは言えない時代となってきています。
しかし身体の大きさや体力面からみても、やはり女性よりも男性の方がそういった意味では強い生き物とされています。生物や動物も同じ、力だけでいうと女性は男性に勝てません。そして女性には妊娠して出産するといった大事な繁殖の役割を持っている為、男性が女性を守らなければ!といった、人が本来持つ本能が関わってくるのです。
(4)甘えさせてほしい
生まれたばかりの乳児が、母親や周りの大人達に触れ合おうとするのと、少しだけ似ているかも知れません。生まれたばかりの乳児というのは、大人達に甘えることによって、ワタシ(ボク)を守って!と、守って貰おうと自然としているのです。
大人になっても同じように、仕事やプライベートなどで何かしらの不安や心配事を抱えていたり、日常のストレスを感じていたり、そこから逃げたい!癒されたい!と思う心境から、自然と女性を抱きしめて甘えています。
もちろんこれは自分が抱きしめるだけではなく、誰かから抱きしめられたいと思う気持ちにも共通して言えることで、甘えたくて抱きしめているのに女性からうっとうしそうにされてしまうと、「僕のことなんてどうでもいいのかな」とか、「僕はこの人から必要とされていないんだ」なんてマイナス思考が生まれ、もっともっと落ち込んでしまうので注意するべきとも言えます。
(5)甘えられたい
上とは逆で、自分が甘えたいだけではなく、女性から甘えられたいと思った時にも、男性は抱きしめたくなる傾向にあります。
女性が落ち込んでいるような素振りを見せた時や、悲しそうな表情をした時、泣いている時など、守りたいから抱きしめたいのと同じように、抱きしめることで落ち込んで泣いている女性の心の支えになってあげたいと思っているからなのです。
本当に落ち込んでいる時って、色んな言葉をかけられるよりも、誰かがただ傍にいてくれるだけでも気持ちが落ち着いたりするかと思います。
「100万回の愛してるなんかよりも、一度ギュッと抱きしめた方が早いだろう」なんて歌詞がありますが、時にはどんな言葉よりも抱きしめるといった行動の方が効果はあると、本能的が備わった行動と言えるのです。
(6)可愛くてたまらない
これは男性だけに限ったことではないのですが、女性でも赤ちゃんや犬や猫や小動物など、可愛いと思ったものを見た時に抱きしめたくなりますよね。それと同じと言えば同じなのですが、男性の場合は女性らしい可愛さを感じた時にも、相手を抱きしめたいといった衝動にかられます。
例えばいつもはパンツ姿が多いのに、自分と会う時にスカートを履いてきてくれたり、いつもは下ろしている髪の毛を束ねてきてなんだか印象が違ったり。そういった女性らしい可愛さを垣間見た時にも、抱きしめたくなるといった心理があります。
(7)自分が安心感を得たい
甘えたい時に抱きしめたくなるのと少し似ていますが、男性が女性を抱きしめる時は、自分が安心したいから…といった心理もあります。
同時に、ツライことがあった時や悩んでいる時なんかに相談に乗ってあげると、「僕の悩みを聞いてくれた」とか、「ツライ時に傍にいて励ましてくれた」などといった感情も混ざり、そんな一緒に居て落ち着ける女性を更なる安心感を得るために抱きしめたくなるのです。
安心感でいうと、女性特有の柔らかさや温かさや匂いなども感じることが出来て、より一層安心感が増すからだと考えられます。
(8)会いたかった!もう離したくない!
なにかしらの理由があって直ぐに会える距離ではない場合、会えない期間が長かった時など、もう会えると分かった段階から、「会った時にいっぱい抱きしめてやる!」と、男性は考えているものです。
中々会えないという何らかの障害があると、愛おしさというものは増すもの。そしてようやく会えた時、「会いたかった!」とか、「もう離したくない!離れたくない!」といった心理から、抱きしめたくなると考えられます。
会えない時間が長かったりすると心配になりますが、その分会えた時に燃え上がっていつも以上にアツいハグをしたくなるのでしょう。
(9)性欲が抑えられない
ここまでは、男性の優しさや強さ、心境などからくる女性を抱きしめたいと思う男性心理をお話してきましたが、その他にも実は、ただ少しムラムラしてしまって女性を抱きしめたくなる…といったことも考えられます。相手にもスイッチを入れる為に、イチャイチャすることからスタートさせようと、抱きしめるというものです。
抱きしめている内にいつの間にかキスをしていて、気が付けば最後まで発展している…なんてことは、男性とお付き合いしたことがある人であれば、大体経験されているはずですよね。抱きしめた行為のその先を期待し、女性を抱きしめる男性は決して少なくはないのです。
抱きしめられていた彼氏の手が腰の辺りやお尻に軽く触れてきたりすれば、それは彼氏の性的欲求が抑えきれずに女性を抱きしめたという可能性が高いです。
性欲は三大欲求と言われる内のひとつですから、本能的に仕方のないことではあります。特に男性というのは女性よりも、ムラムラしやすい生き物なのです。
性欲だけで抱きしめられたのか…と思うと少し寂しい気持ちになるかも知れないですが、冒頭でもお伝えした通り、嫌いな相手や苦手な相手であれば、いくら性欲がマックスであっても抱きしめることなんて絶対にしないでしょう。
男性が女性を抱きしめるときの抱きしめ方に隠された7つの男性心理
さてさて、一概に抱きしめるとは言っても、その抱きしめ方というのは実に色々な方法があります。それぞれ抱きしめ方によって、意味は違ってくるのでしょうか。答えは「イエス」です。それでは、抱きしめ方に隠された男性心理を見ていきましょう。
(1)向かい合った状態で抱きしめてくる
一般的に抱きしめる・ハグと聞けば、真っ先にこれが思い浮かぶかと思います。お互いに向かい合って、真正面からギューっと抱きしめ合うものです。お互いの目を見つめながら抱きしめ合ったり、目を見た後に抱きしめ合ったりしますよね。
この抱きしめ方は、相手に対して信用や安心、信頼なんかをしている時に行う抱きしめ方となります。ただただ純粋に、相手を愛おしく思って相手の温もりを感じたい時に行うものと言えます。
女性のほとんどが男性よりも下の位置に頭がくる為、男性の心臓辺りに耳を置くことが多く、その心音を聞いてリラックス状態に陥ります。そのリラックス状態に陥った女性を抱きしめている男性にもそれが伝わり、同じように男性も落ち着いて癒されると思うようになるのかも知れません。
(2)後ろから抱きしめてくる
(1)の向かい合った状態で抱きしめるのとは反対で、女性の後ろに男性が立ってギュッとされる抱きしめ方です。冒頭でもお話した「壁ドン・あごクイ」なんかと同様、これは不意打ちであればあるほど、ドキドキしたりキュンキュンしたりしますよね。
抱きしめている相手を自分だけのものにしたいといった独占欲や、守ってやりたいと思う養護欲求が表れた時の抱きしめ方となります。と言いますのも、抱きしめられた相手…つまり女性からしてみれば、後ろからギュッと抱きしめられているわけですから、当然身動きが取れなくなってしまいますよね。彼氏や好きな相手などにこうした後ろから抱きしめるという行動を取られると、「男らしくてドキドキしちゃう!」なんて思うかも知れないですが、何とも思っていないただの男性からそんなことをされても、怖いと思う気持ちが芽生えてしまう可能性もあります。
彼氏や好きな相手だからこそ許せる抱きしめ方が、身動きを取れなくさせられてしまう後ろからのハグだと言えるでしょう。
(3)腰やお尻の辺りに手を触れて抱きしめてくる
普通ならば誰かを抱きしめるとき、手は背中の上部分や首や肩の辺りに置くことが多いかと思います。それが下半身に近ければ近いほど、エロスを感じるわけです。
昔ある知人男性が言っていたのですが、「ナンパした女性や酔っ払った女性を抱きしめた時に腰やお尻の辺りに手を置き、その時に嫌がらなければその女性は大体お持ち帰り出来る」と聞いたことがあります。女性のデリケートな部分に近い腰やお尻に手を置く男性というのは、抱きしめている最中も頭の中はエッチなことでいっぱいなのかも知れません。
先の内容で、性欲から抱きしめたい衝動にかられてしまうという男性心理をお話しましたが、抱きしめた時に回す男性の手の位置なんかでも、今どのような心理状態にあるのかを知ることも出来るのです。
身体の上の方であれば、相手を愛おしく思っていたり自分が癒されたかったり安心感が欲しかったり。身体の下の方であれば、性的欲求が抑えきれずにいたり。
抱きしめられながらそんなことを考えているとふと笑ってしまいそうですが、本能のままに抱きしめられているのかと思うと、何だか少しだけ可愛らしく思えてきますよね。
(4)頭をヨシヨシしながら抱きしめてくる
「よ~しよし、良い子だね~」なんて大袈裟な撫で方までいかなくとも、髪の毛に指を絡めたり、髪の毛を撫でるように頭をヨシヨシしたりポンポンと軽く手を置きながら抱きしめてくるパターンもあります。小さな子供や動物なんかをヨシヨシしてあげるのと、少し似ていると言っていいでしょう。
女性がこういった、頭をヨシヨシしながら誰かを抱きしめる仕草というのは、母性本能からくる場合がほとんどです。「この子を守ってあげなきゃ!」とか、「私がこの子の支えになってあげなきゃ!」といった心理がはたらくように、男性も誰かに対して「愛おしい」といった感情を抱くものです。その愛おしさから、相手を「僕が守ってやらなければ」といった心理になります。
(2)でお話した、後ろからギュッと抱きしめる抱きしめ方というのは、相手を自分の思うがままにしたいといった独占欲が最も強いと言えるのですが、頭をヨシヨシしながら抱きしめてくるのは、独占欲といった心理は弱い状態にあり、代わりに守ってやらなくてはといった欲求が一番強い時だと言えます。
(5)女性よりも男性の頭の方が下に来ている抱きしめ方
抱きしめ方だけで言うと、背丈の関係もあって、一般的に女性の頭よりも男性の頭の方が上に来ている場合が多いです。女性が男性の胸に顔を埋める形ですね。
しかし男性の頭が女性の頭よりも下にあり、言うなれば女性の胸を借りている状態の抱きしめ方の場合、もっと抱きしめて欲しいという男性のおねだりにあります。ツライことがあったり、ストレスが溜まっていて癒しが欲しい時、普段は男らしい男性であっても、たまには女性に甘えてみたくなるもの。
先に紹介した、頭をヨシヨシされながら抱きしめられたい、自分を包み込んで欲しいといった、甘えモードの心理が動いている場合がほとんどです。女性だけではなく、男性だって時には子供のように、誰かに思いきり甘えたくなる時があるのでしょう。
(6)身体を引き寄せて力強くギューッと抱きしめてくる
「離れたくない・離したくない」…相手のことをそんな風に思う気持ちが、相手の身体を引き寄せて力強く抱きしめるといった行為になっています。
例えばデートが終わって帰る前や、次会えるまでまた長い期間待たなければいけない場合など、帰りたくないのに帰らなければならない時などに、よく行われる抱きしめ方となります。
「僕にとってあなたがどれほど大事な人なのか」とか、「あなたとどれほど一緒にいたいと思っているか」とか、「僕はこんなにも離れたくないんだよ」といった感情をそのまま、アピールするかのように抱きしめているのです。
こうした、少し強引で力強い抱きしめ方ではあるけれど、愛が込められた抱きしめ方というのは、本当にあなたのことが好き過ぎてどうしようもないという表れなのです。この時は甘えモードのスイッチが入っている場合が多い為、逆に女性の方が頭をヨシヨシしてあげたり、ポンポンしてあげたり、ギューッと力強く抱きしめ返してみたりするだけで、男性は安心感を得て凄く幸せな気持ちになるはずです。
息が止まってしまいそうなほど、あなたの胸に男性の顔を押し付ける形で思いきり抱き締めてあげると、大袈裟ですが「もうこのまま死んでも構わない」と思えるほどにまで、男性は幸せの絶頂を得ることが出来るのです。
(7)両手を前に出して「こっちにおいで」と言って抱きしめてくる
男性が両手を前に出して開いたまま、「こっちにおいで」と女性を呼び寄せて抱きしめるのは、自分も甘えたいし女性にも甘えさせてあげたいといった、謂わばイチャイチャモードのスイッチを入れる為にあります。
性的欲求で抱きしめる時にも、イチャイチャモードのスイッチを入れようと抱きしめる人はいますが、この女性を呼び寄せて抱きしめる抱きしめ方というのは、それとはまた少し違ってきます。簡単に言うと、母親が自分の子供に対して行う仕草に近いものがあり、「自分の傍に来て欲しい」といったワガママや甘え、「僕の傍から離れないで!」といった独占したい気持ちもどこかにあると言えるのです。
例えば自分の彼女が、男女問わずに自分以外の人と楽しそうに喋っていた時や、構って欲しいのに構ってくれない時、テレビや本など、自分以外のことに集中している場合、ヤキモチなどの感情から、「今すぐこっちに来て!僕だけを見て!」といった、独占欲と甘えとワガママといった心理があると言えます。
3:彼女じゃない相手を抱きしめるときの男性心理とは
(1)性欲からくるムラムラを抑えきれずに抱きしめる
先にもお話しましたが、、「ナンパした女性や酔っ払った女性を抱きしめた時に腰やお尻の辺りに手を置き、その時に嫌がらなければその女性は大体お持ち帰り出来る」といった、性欲がはたらく男性心理です。それで本当に「お持ち帰り出来る」かどうかは分からないですが、エロイ雰囲気に持っていきたいとか、ムラムラする気持ちから女性に触りたいといったことが理由で、唐突に抱きしめてくる男性もいます。
(2)自分は男らしいんだというところを女性に見せたいから抱きしめる
本能的に男性というものは、女性に比べて「相手を自分の思うがままにしたい」といった独占欲や、「相手を守りたい」といった養護欲といったものを持っているものです。反対に女性というのは、「誰かから守ってもらいたい」といった欲求が、男性に比べて強く持っていると言われております。
そのために、相手を抱きしめることで、自分が持っている「相手を自分の思うがままにしたい」という独占欲や、「相手を守りたい」といった養護欲という欲求を満たす意味でも、女性を抱きしめることで自分は男らしいんだというのを見せようとする男性が多いのです。
(3)自分が好意や気持ちを相手に伝えたいから抱きしめる
既にお話しましたが、「100万回の愛してるなんかよりも、一度ギュッと抱きしめた方が早いだろう」といった歌詞があるように、人と人とのコミュニケーションで大切なのは、時に言葉よりも行動だったり態度だったりが重要視される場面も非常に多いのです。声に出して「好きです」と相手に言うことももちろん大切ですし、その言葉を聞くだけで安心する女性も多いでしょう。しかし行動や態度でその気持ちを表した方が、どれだけ相手が自分のことを好きだと思ってくれているか…また、どれほどの好意を持ってくれているのか、より伝わる場面もあります。
そうしたことで、抱きしめるといった行為を行うことで、「僕はこんなにもあなたを愛しているんだよ」といった気持ちを伝えようとしていると考えられるのです。
(4)脈ありかどうか様子を探るために抱きしめる
もしもあなたが何とも思っていない男性、興味の欠片もない男性からいきなり抱きしめられると、「何するの?やめてよ気持ち悪い!」なんて思い、怒りや嫌悪感を覚えるのではないでしょうか。人によっては、男性の頬に平手打ちをお見舞いする人もいるかも知れないですね。
しかしあなたも男性に対して少しでも興味や好意があれば、驚くことはあったとしても、怒りや嫌悪感を覚えることはないかと思います。それが好きな男性だったとすれば、ドキドキやキュンキュンが止まらなくて、あなたも男性に手を回して抱きしめられているといった現実を受け入れるのではないですか?
男性が女性を抱きしめるというのは、好意を持っている女性が自分をどう思っているのか、脈ありかどうかを確かめようとしている可能性も考えられます。
(5)感情のままに女性を抱きしめる
例えば試合に勝った時、試験や面接に受かった時、みんなでボーリングをしていて同じチームになり、ストライクを出した時など、その場のテンションで女性を抱きしめる人もいます。
反対に、女性が悩んでいたり泣いていたりすると、慰める意味で抱きしめてくる男性も。目の前で泣いている女性を放っておけないけれど、自分はどんな言葉をかけてあげればいいのか分からない…といった時に、抱きしめるといった行為になる人もいるのです。
もちろんこれら全て、嫌いな相手や苦手な相手だとしたら、いくらテンションがマックスであったとしても、いくら女性が目の前で泣いていようとも、抱きしめたりはしません。そこに何かしらの好意があるからこそ、感情のままに…と言いますか、「チャンス!」と男性の中でとっさに思い、嬉しさや慰めるといった感情を口実に、抱きしめるといったものと考えられます。
(6)単なるスキンシップのひとつとして抱きしめる
日本ではあまり馴染みはないかも知れないですが、外国では挨拶としてハグやキスをすることが当たり前となっています。恋人だけではなく、家族や友達なんかにでも抱きしめ、親愛の気持ちを表しているのです。
ここは日本ですが、外国と同じように挨拶代わりの軽いスキンシップとして抱きしめてくる男性も中にはいます。こうした男性にとって、女性を抱きしめるといった行為にあまり深い意味がない場合もあります。
海外に住んでいたことがあったり、外国の方に憧れていたりすると、こうしたスキンシップ代わりに抱きしめる人も日本では稀にですが、確かに存在するのです。
こうした単なるスキンシップのひとつとして誰かを抱きしめる男性は、同性である男性にも挨拶代わりに抱きしめたりしているので、逆にただのスキンシップかどうかは見極めやすいかも知れないですね。
まとめ
いかがだったでしょうか?
男性が女性を抱きしめるといった行為の裏に、様々な理由や意味が隠されていることはお分かり頂けたかと思います。もちろん、女性が望まぬ理由で抱きしめる男性がいることも事実です。
大切なのは、あなた自身が不快や嫌悪感を覚えるかどうかということ。もしも男性から抱きしめられて嫌な気持ちになったのなら、変な期待を持たせないようにハッキリキッパリと相手に気持ちを伝えましょう。
「こいついけるかも」とか、酔った勢いや女性なら誰でもいいから抱きしめるといったチャラい男性もいますし、その辺りは気を付けなければいけません。
最近は食事が欧米化していると言われている時代ですが、こうしたハグやキスといった行為を恥ずかしいと感じることなくやってのけてしまう行動の欧米化も、増えているのが現状です。草食男子が増えたと言われていますが、まだまだ肉食系男子は沢山います。
今回ご紹介した、抱きしめ方による男性心理や抱きしめるときの男性心理など、男性は言葉数が女性に比べて少ないぶん、こうした行動によって自分自身の気持ちを相手に伝えようとするものなのです。
女性が、「どうしてなのかな?」と思うような男性の行動には、実は深い理由があったり、本人にしか分からないような心理状態も隠されていると言えます。
男性心理を知り、それを見極め、好意があってあなたを抱きしめてくる男性がいるなら、その気持ちに気付いてあげるといいかも知れないですね。